台湾’11夏/Taiwan,Aug.,2011

2011年12月19日 (月)

TAIWAN 17/Aug/2011-20/Aug/2011

今年のお盆に行った台湾のまとめ記事になります。その日に見れためぼしい生き物も書いているので、気になる生き物の名前があれば各日付をクリックしてください。その日の記事に飛べます。



8/17前編 [ベニバト、リュウキュウツバメ、カヤノボリ、ゴシキドリ、ホッポアゲハ、ウチダウソ、タイワンザル、キンバネホイビイ、ミヤマウグイス、タカサゴマシコ、イワヤマヒカゲ]


8/17後編 [キクチヒタキ、タカサゴミソサザイ、カワビタキ、ヤブドリ、カンムリチメドリ、キバラシジュウカラ、ミヤマビタキ、ニイタカキクイタダキ、バンコロヒキガエル]


8/18前編 [ミヤマウグイス、シマドリ、ハナドリ、メジロチメドリ、ズアカチメドリ、ハグルマヤママユ、キンバネホイビイ、ミヤマビタキ、ヒガラ]


8/18後編 [キンバネホイビイ、タイワンリス、チャバラオオルリ、ミカドキジ、ミヤマシロオビヒカゲ、ヒメアマツバメ、アリサンヒタキ]


8/19前編 [ハシブトガラス、カケス、アリサンヒタキ、シマドリ、ズアカチメドリ、ミミジロチメドリ、タカサゴモズ、オウチュウ、ベニバト]


8/19中編 [クロヒヨドリ、タイワンオナガ、クロエリヒタキ、ズグロミゾゴイ、ゴシキドリ、メジロ、ミドリカラスモドキ]


8/19後編 [キジバト、オウチュウ、ジャワハッカ、ヨシゴイ、タカサゴクロサギ、アフリカクロトキ、マミハウチワドリ、ダルマエナガ、シロガシラ]


8/20 [タイワンオナガ、ズグロミゾゴイ、ルリチョウ、タイワンヤツボシハンミョウ]







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【17/Aug/2011-20/Aug/2011, Nikon D7000 & Sigma 50-500mm F4.5-6.3 APO DG OS , North & Central TAIWAN】



2011年12月15日 (木)

台湾 8/20

今日(もう昨日か・・)はとても運のよい日でした。まさに年に一回クラスのたなぼた。






・・・マクロレンズ入手しちゃいました(*≧m≦*)




Micro NIKKOR 55mm F3.5という40年前に発売されたレンズ。




なぜ私の手元に来たかというのは内緒にしますが、まあ日ごろの行いがいいからでしょう。お財布の中身が減ることなく手に入りました。



なんせニコンF2時代の年代物なんで、もちろんマニュアルフォーカスの非CPUレンズですが、状態はかなりよく、描写力もいいです。まだ野外での撮影はしてませんが、カリっとした写りらしく、楽しみであります。


ただ、非Aiレンズなために私の持っているD7000にはAi改造しないとつかない。


・・らしいが、ぎりぎりつくんですけど。絞り環むちゃくちゃ重いけど。でも不安なんでお金できたらちゃんとしたところでAi改造してもらうことにします。さすがに自分でやる気にはなりません・・・。





マクロはずっと前からTAMRON 90mmを狙っていて、うーんぎりぎり出そうと思えば出せる価格だけど、なんかなあ、一回船乗れるしなぁ、といった感じで躊躇してたんですよ。


そんな状況でのたなぼただったんで、相当嬉しかったわけです。使いたい場所へも近々行くんで(ひみつ)( ´・ω・`)





まあ、今の時代のレンズにくらべ不自由な点もいくつかありますが、結構いいレンズなんで使いこなせるように頑張りたいです。









ってなわけで台湾最終日の話。




この日は朝の10時すぎぐらいまでにはホテルに戻ってこないといけないが、早起きすれば数時間は鳥を見れる。


植物園や關渡は昨日行ってそこそこの成果は上げたので、思い切って陽明山に行くことに。



5:30くらいにホテル前からタクシーで向かう。一時間弱で、運賃はいくらか忘れたが、そこそこ行ってたような気がする。まあ時は金なりということで。




ポイントは知っていたが、タクシーから降ろされた場所はどうやら全然見当違いな場所らしく、やべーと思いながらもポイントを探す。





途中には






Dsc_4911 タイワンオナガ。


ぶれてますが・・。目的の鳥は混じってなかった。





Dsc_4912 コシアカツバメ?あるいはオオコシアカツバメ?

さて、写りが悪いですが、台湾ではなんだコシアカかと済ませないのです。


なぜなら日本未記録種(たぶん)のオオコシアカツバメが留鳥として普通に分布するからです。コシアカツバメとの違いは

・肩から後頸への赤褐色の帯が、コシアカでは太く明瞭で、オオコシアカでは細くて色が薄い。

・オオコシアカは腰に縦斑がある。

・下雨覆がオオコシアカでは赤褐色。ただコシアカでも亜種C. d. dauricaは同じような色合い。

・下面の縦斑は明瞭だが、コシアカでも亜種C. d. dauricaは不明瞭なのに対し、亜種C. d. japonicaはこれらの中間ぐらいの太さや明瞭さ。





という感じでいろいろとややこしいのですが、やはり頸の上面を見ないとなかなかわからないっぽい。


台湾でのコシアカツバメの分布はあまりよくわかってないらしく、旅鳥なのかその他なのか、どの亜種が見られるのかもよくわかってない感じ。





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うーむ、下雨覆はそこまで濃くは見えない。





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後頸のあたりの赤は結構広い気がするなあ・・・。よく見えないのであくまでも推測ですが。





こんな感じなのでどちらかというとコシアカツバメに近い気がいたします。一応渡りの時期には入ってるのでコシアカがいてもおかしくはないと思います。




次機会があればなんとしてでもオオコシアカを・・・。








そんなこんなで結構な時間と距離を歩くが、なぜかもう少しで目的地というところまで来てたどり着かない・・。案内用の地図が全く使い物にならないんですよね。現実に則してないというか。






途中ヒメマルハシを見たりもしたが、写真は撮れなかった。じっくり歩けば面白そうなところであると思いました。






Dsc_4928 ズグロミゾゴイ若鳥。



ここにも普通に歩いてました。







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おお、あれは。黒いけど。






Dsc_4948 ルリチョウ。


補正していてあまりいい写真ではないですが、証拠には。



台湾固有種になります。赤い虹彩と肩の青が特徴的。キナバルにいたボルネオルリチョウと近い仲間です。日本にはいないのでイメージが湧きづらいが、どちらかというとツグミ類に近い。ただ、まあ全然雰囲気違うんですけど。







まだ右往左往する。こんなに地理がわからなくなるのは初めてかもしれない。自分でも不思議でした。






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不明種。オスグロトモエとかに近いのだろうか。






Dsc_4953 Indian Forest Skink (Sphenomorphus indicus)


スキンクも結構いましたが、撮影していたのは本種だけだった。









Dsc_4959_2 マルバネルリマダラ?



かなあと思いました。候補としてはホリシャルリマダラ、ルリマダラあたりもいますが、なんかしっくりとこない。自分の中でマルバネの♀か?という結論に。



チョウはほかにもいたような気がしますが、それどころでなくて。








で、さんざん迷った挙句、一時間後にやっと目的のポイントに着いた。予想通り、なんてことはない所。


でも、休日で、すでに多くの人であふれており、とても鳥見できそうな雰囲気ではなく、目的の鳥の気配はない・・・。



とりあえずタイムリミットまで他の生き物でお茶を濁す。





Dsc_4970 タイワンヤツボシハンミョウ。


西表島に帰化していますが、国内では見たことないです。


サイズはハンミョウよりも若干小さいくらい。






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不明種。



酷い写真だが、とりあえず貼っておきます。結構メリハリ効いててきれいなんですが。雰囲気的になにかの♀な気がするが。






こんなことしてるうちに時間は無情にも過ぎ去っていき、時間切れ。



まあ、いつでも挑戦できそうな鳥なんでそこまでダメージありませんでしたが、最後がすこし微妙な感じで終わってしまいました・・。てなわけでヤマムスメは次回までお預けです。まあそれもまたよし。感動は増えます。



もうポイントや周辺の地理はわかったので、また陽明山に来ても良いが、時間があるならやはり烏来かなあと思う。陽明山もじっくり回ればいろいろいそうで楽しそうですが。一日かけたいですね。




帰りはバスとタクシーでホテルまで戻り、家族と一緒に遅めの朝食を摂ります。

旅程の9割以上を私のために割いてくれた家族に感謝です・・。どうもありがとうございました。





こんな感じで夏休みの鳥見は終わり。十分充電されました。さて、今度の冬休みはどこへ!?それはお楽しみということで(^^;




次は今回の台湾のまとめ記事でも書いておきます。





2011年12月 9日 (金)

台湾 8/19後編

毎日なにかと忙しく、寒いこともあって風邪引いてしまったりで、またしばらくフィールドとは御無沙汰。今週はキャンパス内でツグミも見ました。冬鳥は少ないみたいですがこれから増えるでしょうか。


さて、台湾の話。台北。植物園のあとは關渡に移動。MRTでたしか30~40分くらいだったか。値段は格安ですが。乗り換えも漢字読めれば余裕です。

關渡駅から降りてとりあえず自然公園のほうへ歩く。少しばかり歩いたら到着したが、なんとあと40分で閉園(17時)だという。なにー、でもそんなの関係ねーってことで構わず入る。ここでの目的はマミハウチワドリ。と願わくはアオハウチワドリ。




とりあえずヨシ原が見えそうな場所へ行く。途中樹林帯ではタイワンオナガの声が聞こえた。どこにでもいるんですね。




Dsc_4583 キジバト(亜種Streptopelia orientalis orii)。

亜種名はわからなかったが、付けるとしたらタイワンキジバトかオリイキジバトでしょうか。何気に台湾にしか分布しないようです。


うーむ、まあはっきり言って基亜種キジバトと変わらん気がするが・・。


カノコバトのほうが多いと聞いていたが、まあまあキジバトも見かけたのでそこまで感じなかった。カノコバトの写真撮り忘れたくらい。





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まだ調べてません・・・。絶対わかる気がする・・・!

次機会があれば絶対に台湾のトンボのポケット図鑑買ってこよう。存在は知ってるので。





Dsc_4610 オウチュウ。


ここにも普通にいました。ド普通種。たぶん一日で飽きます。八重山で見てみたいですが。






さて、ヨシが見えるような場所に到着したが、なんかスズメしかいない。



あとは



Dsc_4629 ジャワハッカ。


とか。





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こんな感じで。

インドハッカが多いという話を聞いていたが、見なかった。ジャワハッカぐらいしか。クビワムクドリも見かけなかった。時期か時間によるものかも。まあ全て移入種ですが。





こんな感じでベニバト、シロハラクイナ、イソシギ、アマサギ、ダルマエナガ(あとで判明)などを追加するもハウチワドリ系はいない。閉園も迫っているので、ふらふら水辺でも歩きながら帰る。木道を歩いていると、






Dsc_4696 ヨシゴイ。


80mmぐらいでとりあえず証拠を撮っただけなので、酷いですが。大トリ。数個体飛びだした。

この辺では留鳥みたいです。リュウキュウヨシゴイも留鳥らしいが見なかった。やっぱ田んぼかね。




久しぶりに見たヨシゴイに若干の喜びを感じつつ歩いていると、前方のヨシかヒメガマの株からでかめの黒い鳥が飛びだした!



おおっ、マジで!?∑(=゚ω゚=;)

と興奮しつつ、ひたすらシャッターを切る。すぐにどっか行ってしまったが、十分撮影はできた。







Dsc_4713 タカサゴクロサギ。



てなわけで、こいつですよ。黒っぽいのでおそらく♂成鳥かと。


タカサゴと付いてますが、実は台湾でも日本並みの迷鳥。誰かに教えてあげたかったが、誰もバーダーはおらず、帰国後も台湾の野鳥学会とかに報告とかしようかなとも思ったが、結局やってないです。。閉園ぎりぎりだったのでビジターセンターにも寄れなかったし。





Dsc_4717


うほー、縦斑がぁ・・(*´д`*)




けっこう大きく感じました。前方にいるのに気付いたら止まってる写真も撮れたのになあと悔しく思いますが、まあこれでも十分です。一眼の威力を再認識した。



最近ゴーヨンが欲しくてたまらないんですが(現実的にはどう頑張ってもあと数年は無理・・)、今のレンズでも証拠は十分撮れるので、そこは助かる。表現力はうーむ(苦笑)って感じですが。近いと結構いいんですけどね。





まあ、そんな感じでにやにやしながら滑り込みで門を出る。




さて、まだ日没までは時間があるってことで、公園の中から見えていた、少し遠くにあるサイクリングロードへ向かうことにする。ヨシ原も近そうだ。




自然公園からは割と歩いたが、しばらくすると起点に着いた。關渡宮の向かいからサイクリングロードが始まってるらしい。下流へ向かって歩いてみる。






Dsc_4738 アフリカクロトキ。



少し残念な日本人のバーダーさんのなかにはクロトキといってwebに載せてる方居ますが、飛翔見たら一目瞭然ってやつです。風切先端全て黒いって斬新ですね。






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結構個体数は多く、15羽以上は少なくとも見た。台湾に移入されてから割と経つらしいですが、淡水河に適応しているように感じました。すっかり名物的な。






さて、ヨシに目を凝らすと、何やら怪しげなものが動く。





Dsc_4763 マミハウチワドリ。


おお、やっぱりいましたね。見えにくいですが。





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なかなかいい写真は撮れなかったが、まあ見れたので良しとします。ヨシキリ類に行動は似ていました。


亜種はPrinia inornata flavirostrisで、固有亜種。台湾にしかいないんですね。







さて、あとはアオハウチワドリかと、待つが、なかなか鳥が続かない。



お、あれは?と思ったら






Dsc_4795 ダルマエナガ。


顔が写ってないので残念ですが、証拠には。


数羽で鳴きながら動いてました。ピーウィーウィーウィーと特徴的。台湾初日に見たキンイロダルマエナガも似たような声出してました。


一応、高校の時に修学旅行で行った韓国で見てはいますが、写真は初めて。亜種は違いますが。高2の春だから5年ぶりか・・・。懐かしい。コウライキジやチョウセンオオタカとかも見ましたねぇ、確か。


台湾に分布するのは亜種Paradoxornis webbianus bulomachus。ダルマエナガは亜種によって色彩が割と異なるので面白い。台湾亜種は台湾にしかいないらしいので、亜種屋は要チェックかも。亜種名はタイワンダルマエナガあたりかな。





Dsc_4811 ウチワヤンマ?


台湾にあってもタイワンウチワヤンマにあらず。これいかに。

ウチワヤンマだと思うが、台湾に分布するかどうかは確認していないので一応、?で。







Dsc_4818 ツバメ。



タイワンショウドウツバメとか結構飛んでたら嬉しいなと思っていたが、あまりそういう嬉しいことはないみたい。たぶんちょっとしたポイントとかがあるんでしょうね。見たいなあ。タイワンヒバリもそんな感じ。







Dsc_4821 ジャワハッカとツバメ。



ムクドリはいません。カラスもいません。ヒヨドリもいません。



スズメはいます。








Dsc_4832 アフリカクロトキとサギ類。


静止時も後ろの方が黒くなります。Sacred Ibis(聖なるトキ)というすごい名前ついてます。





もう日も陰り始め、アオハウチワドリをしぶとく待つが、気配がない。近年見たという情報を見つけられなかったのだが、もしかしたらいないのかな。まあ環境が違うのだと思うが。





Dsc_4853 マミハウチワドリ。


感度上げてるのでざらざら。チーチーチーみたいな声で鳴いてたような鳴いてなかったような。記憶が曖昧・・。


アジアマミハウチワドリという別名もあるみたいですが、まあいいでしょう。






Dsc_4875 亜種タイワンシロガシラ幼鳥。



おほっ!?って感じで連写しちゃいましたが、冷静に見るとあんたかいってことで、またしてもアオハウチワじゃない。


本家本元のタイワンシロガシラ。ヒヨドリみたいにいっぱいいます。






もう日が暮れかけているので撤退し始め。



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アフリカでこの光景をいつか見てみたいですね。夕暮れに飛ぶ水鳥・・。憧れます・・。








Guandu

關渡宮。


まあ寺です。台湾にはこういうのがいたるとこにある。鳥屋さんはこれを目印にしてここに来ましょう。






暗くなってから駅に到着し、家族の待ってるホテルへタクシーを使ったりしながら、なんとか帰る。夕食は豪勢にアヒルまるごと食べちゃいました。さすが、台湾、美味しかったです。





翌日は最終日で、朝が少しだけ時間がある。




次の記事が最終回。




2011年12月 1日 (木)

台湾 8/19中編

年内にボルネオの記事は終わらないですね・・・。たぶん。台湾は終わると思いますけど。今年も残すところあと一ヶ月となりましたが、相変わらず鳥中心な一年でした。

僕の人生において小学校→適応・遊び・お受験、中学校→反抗、高校→苦悩・怠惰、浪人→受験勉強、大学→勉強・鳥って感じなんだろうなあと思います・・。社会に出てからはもうすこし色々とバランスを取りたいものだが、どうなるやらね。





さて、どうでもよい話はおいといて、台湾のお話でもしましょう。




8/19。嘉義から新幹線で台北まで北上して、すぐにホテルに行って荷物を置いて、お昼。牛肉麺と小龍包、しじみをいただきました。なかなか美味しかったです。



私以外の家族は台北観光。お昼を食べたお店の前で別れて、私は単独で鳥でも見に行くことに。携帯も通じない中、家族と離れるのは少々心もとないが、まあこういうのも面白い。この時点で13:30。


限られた時間で植物園と關渡のどちらに行こうか、日本に行くときからだいぶ迷っていたが、欲張りなんでどっちも行くことにした。正直な話、どちらも朝方の方が良い。ただ、ターゲットの鳥の習性を考えると、ベストではないにしてもどちらも午後からでも十分観察は可能と考えた。植物園は小鳥、關渡は湿地性鳥類。そんなら關渡は自動的に日没前ですね。真昼間は休んでいる小鳥を狙うために植物園。





というわけで、植物園だが、行き方はMRTとタクシーの2通りがある。MRTはうまい棒数本程度の値段で済むが、タクシーもアホみたいに安い。せっかくだし、タクシーで。黄色い車はいたるところにいるので、適当なのを拾って、植物園まで行ってもらうことに。


なんか知らんけど始め二二八和平公園に連れて行かれたが、違うってば!とアピールするとなんとか目的地にたどり着いた。


さて、よくわからずに歩くが、歩き始めてすぐに、あ、あの黒いのは!っていうのを見つけたので追ってみる。てな感じでよさげな樹林帯に。この時点で14時。





Dsc_4426 クロヒヨドリ。


さっそく第一目標クリアです(◎´∀`)ノ


大陸系の鳥で、台湾には亜種Hypsipetes leucocephalus nigerrimusが低地~山地に分布します。一応日本にも記録はあるようですが、写真はなさそうですよね。


亜種タイワンヒヨドリというのが与那国にいますが、この亜種は台湾本土にはおらず、おそらく与那国だけにしか分布しない(のではないかと思う、調べたかぎり)。で、台湾はというと、蘭嶼やほかの離島に亜種H. a. hartertiが分布するほかは、本土では迷鳥なんすよね。なんじゃそりゃって話ですが、そういうわけで、ヒヨドリの代わりは本種。代わりっていうのもなんか変ですが。





Dsc_4428 タイワンオナガ。


目標2つめ。まあ楽勝ですね。


かなり大きな鳴き声を出します。図鑑に書いてる、kerLINK!!という鳴き声が印象に残りやすい。最初聞くとビビります。これも大陸系の鳥で、台湾には低地から山地に分布する。かなりの普通種のように感じた。





真昼間なので、はっきり言ってあまり鳥見には向かないが、それでも汗だくになりがら探すと・・





Dsc_4434 クロエリヒタキ。


おそらく色合いからして若い♂だと思われる。昼間はキツイかなと思ってましたが、なんとか1羽確認。♂成鳥を見たかったが、またの機会ですね。目標3つ目クリアでした。


たぶん朝方ならかなり見やすいと思いますが、昼間はこの程度。日本でも例によって与那国で記録ありますね。

いやはや、市街地の公園でこんだけ見れるってどんだけ!?与那国から見える距離なのに、与那国の留鳥といったら・・・(苦笑)



このクロエリヒタキも大陸系の鳥で、台湾亜種はHypothymis azurea oberholseri







Dsc_4442 ズグロミゾゴイ。


この種も台北の公園ではよく見られる。昼間でも突っ立ってました。


このぐらいの生息密度なら運悪く八重山で外した人でも絶対に見れますね、たぶん。しかも警戒心ほとんどなし。



これだけの数がいる台湾と、そこまで多くは見かけない八重山の違いってなんだろう・・・?とふと思ってしまいました。






Dsc_4463 ゴシキドリ。



そんなこんなで、樹林帯の上の方を見るといました。これで見たい種はだいたい見れました。あとはタイワンオオタカがいることもあるらしく、最後まで探したが、見れず。。


このゴシキドリ(Taiwan Barbet/Megalaima nuchalis)は台湾固有種で、割と普通に見られる。まあ、台湾初日の阿里山へ登る途中で見れたことは見れたんですが、写真は今回の方がいい。


カエルのような鳴き声が印象的な鳥です。ピョロロロロロ・・という声や、コココココ・・・というヤエヤマハラブチガエルに似た声も出す。ゴシキドリの仲間は大体似たような声を出すので、熱帯で昼間に樹冠のほうからこういう声が聞こえたらゴシキドリ類かもです。



この写真で口を開けているのは、鳴いているのではなく、暑いからなんですが。。





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こんな感じで木のウロや穴にキツツキ類のように営巣します。

ここの植物園はいたるところにゴシキドリ用の大型の巣箱を懸けている。





Dsc_4490 メジロ。


亜種はヒメメジロ(Zosterops japonicus simplex)で、よくメジロの密猟や輸入などの問題のときによく聞く亜種となります。大陸には広く分布し、亜種ハイナンメジロに次いで小型の亜種です。


やはり小さくて、下面が白っぽいのが印象的でした。ぱっと見でもかなり印象は異なると思います。籠の中ではどう見えるかわかりませんが。





Dsc_4495


クロヒヨドリがやはりここでは目立つ種類ですが、時期的に換羽中の個体が多く、そこまできれいなのは見れませんでした・・。ただ、なかなか美しい鳥ですね。







Dsc_4504 ミドリカラスモドキ幼鳥。



これはなんでいたのか謎。へ?ここボルネオじゃないよね?と思ったが、図鑑を見ても台湾は迷鳥と書いてある。

ただ、ハッカチョウ類なども大量に帰化している状況を考えるとやはり帰化種と考えるのが良さそう。この個体しか見れませんでしたが。

なかなかいい感じの写真が撮れたからまあいいか。






Dsc_4507 オウチュウ。


あまり植物園にいるという話は聞かなかったが、まあいてもおかしくはないと思います。

おそらく若鳥あるいは幼鳥なために下尾筒付近が白い。すこし怪しい気もしますが、他に思い当たるような種もいないので。尾羽も長くはない。

変な雰囲気の個体でしたが、まあオウチュウでしょう。






Dsc_4524 バン。






Dsc_4526 ナイルティラピア??


ティラピアなのは確かですが、種まではよくわからない。





Dsc_4532 ズグロミゾゴイ。

暑そうですね。ぼーっと立ってて、不気味な鳥かも。






Dsc_4535 タイワンオナガ。


なかなかいいアングルで撮れない・・・。この時間だと全て見上げる感じですね。でも昼過ぎなのにこれだけ見れるのはすごいじゃないですか。

尾羽が素敵ですね。






Dsc_4538 クロヒヨドリ幼鳥。

なんだか気味が悪いっすね(A;´・ω・)






Dsc_4543 クロヒヨドリ。

年齢はよくわかりませんが、すこし禿げ気味。。夏は仕方ないですねぇ。







Dsc_4558 タイワンオナガ幼鳥。



やっと横顔が撮れたと思ったら幼鳥でした。成鳥に比べて、体表の滑らかさが感じられないので少し物足りない。







Dsc_4562 亜種ヒメメジロ幼鳥。


もう幼鳥ばっかりだ・・・。



まあ、ある意味貴重な時期なんですけどね。マニアックだし。






てな感じでタイワンオオタカはなかなか見つからず、いい時間になってきたのでそろそろ撤退し始め。またここは朝にでも来たいですね。昼間も楽しいですが。ホテルで昼寝するならここで鳥見でしょう。






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調べればわかりそうですが、まだわかりません。結構いました。







Dsc_4575 ゴイサギ。


眠い・・。







こんな感じで、15時には撤退。この後は關渡へ向かいます。さすがに遠いのでMRTで。次回は關渡から。





2011年11月27日 (日)

台湾 8/19前編

更新が滞ってしまいすみませんでした・・。何かあったってわけではないのですが。噂のカモは今週見に行ってきました。


さて、航路やカモのことを書いてもいいんですが、久しぶりに台湾のことでも書こうかと。訳が分からなくなっていると思うので、全て終わったらまとめ記事を書いておきます。そこから各日付に飛んでください。




8/19の話です。この日は朝の9時前まで阿里山で探鳥して、それからは下界に下って一気に台北まで帰ろうという予定です。というわけで阿里山は最終日。残っている種ははたして見れるだろうかということでこの日も早朝から。



昨日は御来光を拝みに行っていたので、ホテル周辺はだいぶ日が昇ってからしか見れなかったので、今日ははじめからホテル周辺で。





Dsc_4190 ハシブトガラス(亜種タイワンハシブトガラス)。


朝早すぎて無理やり補正しているので色が変ですが、形態はなんとなくはわかるかと。亜種リュウキュウハシブトガラスに雰囲気は似てるかと思います。台湾ではカラスは少なく、本種は山あいの方に生息していて、あまり人目に付くところには出てこない感じ。朝夕は結構見られましたが、昼間は見た記憶がない。



台湾の亜種Corvus macrorhynchos colonorum は中国にも分布し、どちらかというと大陸系に近いので、将来的には日本のハシブトガラスとは別種になるかもしれません。すなわち、亜種ハシブト(japonensis)・リュウキュウハシブト(connectens)・オサハシブト(osai)をJapanese Crow(Corvus japonensis)に、亜種チョウセン(mandschuricus)・タイワン(colonorum)・macrorhynchosをLarge-billed Crow(Corvus macrorynchos)にスプリットしようということです。こうなったら、対馬のハシブトも別種になりますけどね。




Dsc_4196 カケス。

怖く写ってしまいましたが、かわいく見える時もあります・・。


このカケスも亜種Garrulus glandarius taivanusで、日本とは別の亜種で、時にHimalayan Jay(Garrulus bispecularis)の亜種G. b. taivanusとされることも。

カケスの場合は将来ヒマラヤ系、日本系、中国・ロシア系の3種にスプリットされるかもしれませんね。そうなると、北海道のミヤマカケスは本州・佐渡・九州・屋久島のものとは別種になります。





Dsc_4226 アリサンヒタキ。


おそらく♀だと思いますが、♀タイプというとこでとどめておいた方が無難かもしれません。






Dsc_4227

背面はこんな感じです。ううん難しい。





なんかあまり鳥いないなあと思いながら、歩く。ホテルの前まで来ると






Dsc_4263 アリサンヒタキ♂。


夜灯りに来ていた蛾でも食べに来たのかな。かなり綺麗な鳥ですね。なかなか写真は厳しいですが、見れて良かった。




Dsc_4270


多くのカメラマンが思うような、いい感じのところにはあまり止まらない・・



台湾にはヒマラヤとの共通種も多いですが、この鳥は台湾固有種。





来る前はうじゃうじゃいるかと思ってましたが、そんなことはなく、運が悪かったら見れないかもしれないぐらいの数しか見なかった。季節にも依るのだろう。





残りの見てない種を探すべく歩きまわるが、なかなか気配がない。






Dsc_4305 シマドリ。







Dsc_4313 ズアカチメドリ。







Dsc_4319 メジロチメドリ。





うーむ、この混群にもアリサンチメドリは混じってなかったか・・・。時期なのか運なのか、よくわからないが、他の方の話を聞く限り、時期な気がする。




結局ホテル周辺ではアリサンチメドリ、タカサゴウソ、シロクロヒタキなどの話に聞いていた種は見られなかった。8月はこんな感じなのかもしれない。普通の人は来ませんからね。




昨日撮影できなかったミミジロチメドリでも。



Dsc_4335 ミミジロチメドリ。


結局イマイチ写真しか撮れんかった。かなりけたたましい声で鳴きます。この場所でしか見かけなかった。こういうことがあると他の種もポイントがあるのかもしれませんが、なかなか数日の日程では厳しいです・・。5日あればかなり潰せる気がするが。







急いでホテルに戻って、最後にちょろっと。





Dsc_4354 カンムリチメドリ。






結局狙っていたアリサンチメドリ、シロクロヒタキは見れませんでした。その他もいろいろ落としてますが、この2種は話に聞いてたんで、やっぱりくやしいなあ。まあまたの機会ですね。





てなわけで、タクシーで一気に高鐵嘉義駅まで下る。途中の記憶はほぼないが、あまり寝てはなかったような気がする。




嘉義に着いたのは10時半過ぎくらい。で、高鐵嘉義駅の前には開発を免れた(というか、どう開発しようか迷って、とりあえず放置してる感じ。将来的には駐車場とかになるのかもしれないが)広場があって、そこそこ鳥がいる。フェンスで囲まれた湿地はあまり見れなかったが、街路樹が生えている広場だけでも基本種はいる。





Dsc_4364 ベニバト♂。



まあここではキジバトよりも多い。台湾の農耕地や郊外ではキジバト<ベニバトなのかも。






Dsc_4380 タカサゴモズ。


西表島で初見したときはかなり興奮していたのが懐かしいが、ここではかなり近くで撮らせてくれる。ただ、台北周辺では見なかった。






Dsc_4392 オウチュウ。


どういう年齢なのかとかはわからないが、たぶん最外側尾羽が旧羽で、他の内側尾羽が伸展中。こういう換羽中のオウチュウは結構見かけたが、イメージが違ってたりするので一瞬なんだ??と思うことも。



てか、でかい。30cmですからね。国内では恥ずかしながら見ていないので、この時が初見だったわけですが、もっと小さいと思っていた。タクシーの中から田んぼの電線に止まったり、飛び立ったりしているのを見たときは一体なんの鳥なんだ!?と思った。オナガに動きは若干似ている。やはりカラスに近いんでしょうね。







Dsc_4398 オウチュウ。


こんな感じで何羽も。しかも近い。






Dsc_4406

けたたましく鳴きます。タイワンオナガには負けますが・・。






Dsc_4412 スズメ幼鳥とベニバト幼鳥。



ベニバトの幼鳥が可愛すぎ。なんじゃこりゃ。




こんな感じで楽しい場所です。30分くらい余裕があればベスト。電車の発車時刻までの暇つぶしにどうぞ。




次回は台北。



2011年9月25日 (日)

台湾 8/18後編

おとといは久しぶりに国内で初見でした。5ヶ月ぶり。いやはやなかなか増えませんな。今八重山行くといくつか増えそうだが・・・。日本産なら結構増えてるような気がしますが、国内となると。。

検索ワードも昨日あたりから増えてきて、まだまだアツイのでまだ記事にはしませんが、おいおい。写真はそこそこですが、腐っちゃうほど存在する単なるカメラマンブログとの差別化を図るために、少しは鳥屋っぽく書こうかな。



さて世の中は秋の渡りに突入してますが、台湾のはなしでも。




8/18のまだ午前中@阿里山。



朝の採餌のピークは過ぎたが、まだ歩きまわる。ホテル近くでやけに鳥が多いところを見つけた。ヤブドリの巣窟みたい。




Dsc_3912_01 ヤブドリ(Liocichla steerii / Steere's Liocichla)

暇なので学名、英名書いてみましたが、英名がそのまんますぎてね。






Dsc_3917_01 キンバネホイビイ(Garrulax morrisonianus / White-whiskered Laughingthrush)


学名とか書くと確実に海外からのアクセス増えるんですが、なかなか変換するのめんどくて。


一緒に採餌などしているようだ。座って見ていると近くまで寄ってくる。かわいい。この正面顔は成鳥。





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こっち向いてるのが幼鳥。幼鳥とわかった経緯はあとで。

まあ、この画像からも餌をねだって翼を震わして親鳥に促しているのがわかると思います。そのために翼が若干開閉してます。






Dsc_3947_01 キンバネホイビイ幼鳥。


近すぎた。これはピント合ってて欲しかったが、ダメだった。わざと出してるわけでは無くて、これしか撮れなかった。


この個体は前回の記事の幼鳥よりも換羽がすすんでいるのか灰色味が出てきている。幼羽→第一回冬羽なのかも。成鳥は雌雄同色だろうという前提で話を進めてますが、まあ違うなら図鑑にもそう書いてるだろう、たぶん。




幼・成ではいろいろと違いますが、幼鳥は頭頂のごま塩斑が弱く、脇~下腹の灰色味がなく、雨覆も灰色ではなく、眉斑や顎線はバフ色で、要するに茶色っぽい。それだけ。






Dsc_3954_01 成鳥。


成鳥の方がお上品な感じ。





Dsc_3958_01 タイワンリス。


低地~山地まで幅広く分布してるみたいです。

動きは素早く、撮影は意外と難しい。ゲコゲコという声はよく聞きますが。






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近くまで寄ってきたが、この後シャッター音に驚いて逃げてしまった。オレはこのシャッター音割と好きなんだが、どうもよくないみたい。


鳥よりも哺乳類の方がシャッター音に敏感な気がする。昨日もイタチの幼獣がすぐそばまで来たのにシャッター音で逃げちゃった。公開はできませんが。






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これがその写真。このあと左の個体が餌もらってた。求愛給餌ではないような気がしたので親子だと判断した。まあたぶん合ってる。







さて、観光客が大量にいるなか、林内の散策路を歩く。鳥は基本的にあまりいない。怪しい鳥がいたと思ったらヤブドリだったりとか。




池のほとりの木道を歩いていると上の方から「テュルリ、テュルリ」みたいな鳴き声。





Dsc_3988_01 チャバラオオルリ幼鳥。


図鑑には載ってなかったが、この体型の鳥を台湾で見たならチャバラオオルリで間違いないだろう。




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同じく。


♀成鳥らしき個体も見たのだが、撮影はできなかった。鳴いていたのはこの幼鳥では無くて、







Dsc_4003_01 チャバラオオルリ(Niltava vivida / Vivid Niltava)♂成鳥。


補正かけまくってますが、なんとか青いのはわかるかな。青がわかるのはあとで。



調べてて思ったんですが、これ図鑑通りに同定したらコチャバラオオルリ(Niltava sundara / Rufous-bellied Niltava)ですって!!

画像検索かけてみたら台湾のやつはどの写真もこのタイプですが、決定的に違うはずの喉の色が図鑑と全然違う。




そもそもNiltavaの仲間で腹がオレンジなのはフーキェンアオヒタキ(N. davidi / Fujian Niltava)、コチャバラオオルリ(N. sundara / Rufous-bellied Niltava)、スマトラアオヒタキ(N. sumatrana / Rufous-vented Niltava)、チャバラオオルリ(N. vivida / Vivid Niltava)あたりがいる。どの種もぱっと見では同じ種にしか見えないが、若干違うそう。


で、台湾にはチャバラオオルリの基亜種N. v. vividaが分布するとされ、Taiwan Niltavaとされることもある。




でもですね、図鑑のイラストはチャバラは喉までオレンジが行くのに対して、台湾で実際に撮影されている個体はどれも黒っぽい。フーキェンの喉は黒ですが、下腹が白っぽいので削除できる。


となると、喉が黒い他の種はスマトラかコチャバラになるわけですが、台湾で撮影されている個体は水色のショルダーパッチが写っているのがネットにあった。じゃあ、コチャバラですよ、やはり(笑)





この辺のはなしに詳しい方がいればぜひともお話を聞きたいところです。ほんと謎ですよ。






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東南アジアで幼鳥なんか見つけても同定は無理っすね・・





Dsc_4045_01 チャバラオオルリ♂成鳥。


遠いですが、さっきの写真よりはわかりやすい。なかなかきれいな種で、日本でも記録があるようだが、識別は慎重にしたいところ。






で、池の水面を覗いて、なんかいないかなあ~と見てみると・・




Dsc_4051_01 ミカドキジ♀(成鳥?)



どひゃー、やっぱいることはいるんだ( Д) ゚ ゚


しかしまあ生きてるのと死んでいるのでは全く気分が違いますよ。生きてたらなあ。。いつ死んだんだろ。ずっと粘ってたら様子見に♂とか来ないかなあなんて思ってもみましたが、なかなか。霧の中歩きまくれば見れるかも知れませんが、今回は霧はほぼなかった。


少しだけ頂戴したいものがありましたが、あまりにも観光客が多かったので。しかしまあだれも気付いていない。



いつか的を絞って生体に会いに行きたい。そのうち行こう。






ほんと人が多いので少なそうな所へ行くことに。



途中の池には




Dsc_4071_01 ルリボシヤンマの類?


まだ同定していません。やろうと思えばできる気がしなくもない。図鑑はないのでネットで。






Dsc_4090_01 ヤゴ。

たぶん同じ種のヤゴだと思う。魚みたいに泳いでた。





もう少しいい飛翔写真撮りたかったが、あまりにも多くの人の視線がイタイので、やむなく撤退・・。



普通の観光地なんです、ここは。避暑地。国内からも大陸からも来るみたい。上高地的な。







Dsc_4099_01 ミヤマシロオビヒカゲ(Lethe insana formosana) ♂。


ヒマラヤ~中国にかけて帯状に広く分布するらしく、台湾では1200~3000mぐらいの標高に産するらしい。高山蝶といってもいいらしいです。

池の対岸だったので写真が酷いですが、同定はできた。






沼平へ。ここはツアーのコースにはなってないらしく、そこまで人は多くない。いることはいますが。





Dsc_4110_01 ヤブドリ。


ヒメヒオウギズイセンが若干下ならもう少しよかったんですけど。鳴いてます。






Dsc_4115_01 ヒメアマツバメ。


低地にも山地にもいるらしい。クロビタイハリオアマツバメはさすがにいなかった。ひそかに狙ってたが・・





Dsc_4126_01 アリサンヒタキ?幼鳥。


幼鳥なのでなんとも言えないですが、アリサンヒタキかなと思いました。




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幼鳥というのはなかなか難しいです。図鑑に載ってないのでJizzしか当てにならないが、海外だとなかなか。






Dsc_4135_01 カンムリチメドリ。


なんかIOCのリストではメジロ科に移行とか・・。

もう別にどうでもよろしい。悪いがぼくは毎年のように変わることに付いていくほど暇ではないのだ。DNAだけでなく形態も軽視すべきではないと思う。AGCTだけとか味気ないよ。生き物屋のやる仕事じゃないっすよね。





このあと、昼ごはん食べて、一休みしたら急に疲れをおぼえて、寝た。天気は昨日の方が酷かったので出歩けばさらにいろいろ見れたかもしれないが。




17時ごろまた外に出た。




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スジクワガタ?

真剣に調べてないのでなんとも。





このあと少し鳥を見るが、新しいのはいない。もう見やすいのは全部見てしまったのかも。明日は阿里山最終日で、8時30分までしか見れない。あと見たいのはアリサンチメドリ、シロクロヒタキだが見れるかなあ。って感じでこの日は終了。





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きれいな夕日でした。



台湾はあと2日。記事はあと3件くらいで終わり。

2011年9月20日 (火)

台湾 8/18前編

諸事情により海外計画潰えました・・・。まあ休んだら若干ばちが当たりそうなイベントを休んでいく予定だったのでまあいっかと思ってますが。前期の成績いつも通りで安心したし。次の海外は来年になりそうです。

そんな感じであるのと、意外にも暇人であることがわかったので久々の島に行くかもしれません。そして超久々の船に乗るかもしれませぬ。個体数多い時期らしいので目標が見れなくても「3万ドブに捨てたわ(´Д⊂グスン」にはならないと思う、たぶん。今ならコアホウばっちり写真でもだいぶ嬉しい気持ちになれる自信がある。海鳥欠乏症になって久しい・・・


てなわけで今年の残りは日本で鳥見ようと思います。もうすでに一ヶ月くらいカメラ触れてませんが。





さて、台湾。帰ってきてからの方がすごいなあと思っております。鳥もそうですが、他の生き物の日本との違いがありすぎて感動する。東南アジアの最北端にあたるような土地が日本からわずかな距離にあるのが驚き。毎年行きたい勢いだ。




8/18は祝山に御来光を見に行こうということで暗い中出発。阿里山鉄道が不通なので徒歩でしか行けなかった。4時半ごろ出ていく。


おもしろげなフクロウ類とかいないかなと探しますが、なにもいない。それよりも私たちの他にも結構な人が歩いていたのにはびっくりした。まあ確かに普通の人にしてみたら鉄道もサクラもないのに、御来光も見ないで帰るのは何しに来たかわかりませんからね。そういう観光地らしいです。





で、5:40ごろ日の出。雲海も若干あった。なかなかきれい。




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富士山からの御来光を見るということに感覚的には似ているのだろう。





付近は灯りが若干あり、ヤブドリはガを食いに来ていた。




御来光も無事に拝めたので私は鳥見。ホテルまで遠回りコースで下ります。誰もいない。



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ヤマハハコ属の一種?


同定する気はあまりない。すまん。






途中チメドリ(ただチメドリ。ただアジサシ的な。ややこしい。)を見たりするも写真暗すぎて撮れず。双眼鏡で捉えるのがやっとだった。地鳴きからも間違いないと思われるが。キンバネホイビイやウチダウソ、タカサゴマシコなども見られた。


かなり歩いたが、目新しいのがいなかった。で、途中左にそれる林道があったので入ってみる。あまり鳥屋は来ないだろう、こんなとこ。ホテルからも超遠いし。


で、歩くとキンバネホイビイが走り回ってたりして楽しい。鳥はそこそこいそうだ。




Dsc_3517_01 ミヤマウグイス。


確かcallはチョウセンウグイス的だった。下面に黄色味もある。





Dsc_3536_01 アリサンヒタキ♂。

見れたはいいが、アングルもピンも残念。若干マシな写真翌日撮りましたが、まあへちょい。


この時点で警戒心が強く、シャイで、朝ぐらいしか開けたところには出てこない個体数も控え目な鳥なんだと気付いた。あまりにも有名なんで、行く前はもっとアホみたいに見れるんやろと思ってたが、どうもそうではないらしい。時期にもよるかもしれないが。冬なら割合に見やすいのかもしれない。





Dsc_3586_01 シマドリ。


近縁種が東南アジアやヒマラヤに分布するが、本種は台湾固有種。英名もそのまんまTaiwan Barwing。行動はLaughingthrush と Babbler の中間のような印象を受けたが、おとなしめ。あ、いたわって感じだった。




ヅィッ、ヅィッというボルネオで聞いたようなcallがしたと思ったら、






Dsc_3601_01 ハナドリ♂。


これは何気に嬉しかった。あまり見たという人を聞かなかったもんで。台湾以外にも分布しますが、台湾亜種Dicaeum ignipectum formosum の♂は喉の赤が他の亜種よりも上までいってる。♀はアオハナドリとの識別が怪しいですが、♂ならすぐにわかる。地鳴きはハナドリ類っぽい典型的な感じ。一度聞いたら忘れない。

胸の黒い線がチャームポイント。ぎりぎりわかるかな。





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ド逆光&木立の中だったのであまり考えずに撮ったら、ひどいことになってた・・。補正かけまくってこれ。これでもだいぶ不自然。


もう、もどかしいのでストロボかましたほうがいいんだろうなと思うが、まだ外部は買わない。そのうち買うような気もします。


補正して識別できるのならまあセーフなんですが、色とかちゃんと残したいです。



2羽ぐらいいたような気もするが、いずれにせよこのとき以外見ることはなかった。変な道入った甲斐があった。





Dsc_3634_01 ミヤマウグイス(おそらく)

これがムジセッカみたいなcallを発してたので、もしや?と思ったのだが、タイワンコウグイスではないだろう。むしろcallだけならミヤマウグイスのほうが近い。

口角付近が黄色なので幼鳥かもしれない。幼鳥だからすこし違った鳴き方をしていた可能性もある。あとで載せますが、似たシチュエーションがあった。






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よくわからないリス。同定してみてもいいですよ。


Sundasciurus属か?と思ったが、まあわからん。ボルネオに似たようなのいた気がする。


それにしても、ホントに日本と違う種がいすぎる。感動する。東南アジアの最北端、ヒマラヤ~中国の山脈の最東端なのだ。そんでもって日本との共通種もいる。やばいでしょ、台湾。フォルモサとはよく言ったものだ。






Dsc_3647_01 メジロチメドリ。


図鑑よりはかわいい。案外騒がしい鋭い声で鳴く。低山地にも分布します。






Dsc_3678_01 ズアカチメドリ。

これも、よくある分布様式だが、台湾亜種Stachyris ruficeps praecognita はヒマラヤなんかの亜種よりも黄色とオレンジが鮮やかでコントラストが明瞭で、かんたんな話、きれい。

そこまで多くは見かけなかった。沼平公園でも一回見たが少ない。大体混群に入ってた。動きが素早く、これこそ一眼じゃないと追うのは難しいと思われる。






Dsc_3688_01 アリサンヒタキ。


あまりにも悪条件だったんでコントラスト下げてます。

翌日は同じような羽衣の個体をもっといい条件で撮ったのでそのときでもいいんですが、今でもいいや。

当初♀だと思ってたんですが、はっきりいってあまりわからない。♂の幼鳥の可能性もあります。ただキクチヒタキではないと思います。





大体いる鳥は見れたような気がしたので戻ることに。朝の採餌の時間と重なったみたいでいろいろ見れて良かった。





もとの暗い、針葉樹の道に戻ると特には何もおらず、ヤブドリやニイタカキクイタダキくらい。終盤にさしかかったころ、変なcallに遭遇。

タカサゴミソサザイに声の調子は似ているが、声質が若干異なる。言葉では表現できないし、忘れたが、とにかく昨日聞いたタカサゴミソサザイとは違った。


で、ちょこまか動く影が見えたので真っ暗だが、とりあえず撮影。


帰って補正すると、




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むむむ、これはタカサゴミソサザイ幼鳥くさい。例の図鑑にはPigmyの幼鳥しか載ってないが、まあ似たようなもんだろう。体色は一様な感じでコントラストなし、斑なし。




ストロボ焚けばもうすこし見れる画像が得られただろうが、これまたぎり識別にはセーフ。補正の限界もFZのときとは比べ物にならない。


この一件があって、幼鳥ならcallが若干違うんだろうなとわかったわけです。まあ日本でも経験することもありますが。







さて、宿舎とかが見えて、林道終わり。まだまだ見れてない種も多いが、成果もあった。で、なんかの宿舎的な横を通ると、その壁に・・・おお、なんと!

ってことでいい感じのとこに移動してもらってと。





Dsc_3746_01_2 ハグルマヤママユ(Loepa katinka formosensis)。


やりました!ついに。憧れだったんですよ。長年の。あとはクロウスタビガを見たひ。


マクロレンズ持ってなかったのが残念ですが、長玉でがんばりました。日本亜種L. k. sakaei とは内横線の内側が紅色な点で明確に区別できる(赤い歯車模様のところが日本産亜種では黒い。日本の方が形態的には珍しいのだ。)。他の亜種も全部そうなのかな?


東南アジアに広く分布し、いつかは見てみたいなあと思ってました。いつか日本でも見てみたい。


そのうち翅をばたつかせて体温上げてどっか飛んでいっちゃいました。


他にもアングル変えて撮りましたが、レンズがまあアレなんで大したことはない。こんなもんで勘弁してくだされ。いやあマクロとストロボやっぱ欲しい。




ハグルマヤママユに満足して、るんるん気分でホテルへ。食べないでいいやと思ってたが、一服入れるために朝食を食べに行った。素朴な粥と薬味とお茶だが、こういうのが朝はいいし、体もあったまる。鳥見ばかりしてると忘れるが、飯もやはり旅には欠かせない。



さっさと食べ終えて、また鳥見。




ホテル前の電線にあらま。




Dsc_3798_01 キンバネホイビイ成鳥。




近くには



Dsc_3809_01 キンバネホイビイ幼鳥。


なんで幼鳥とわかったかはまた次回。図鑑には特に記述もイラストもないが、幼鳥は成鳥とは明瞭に異なる。雨覆付近の模様が違うほか、眉斑と顎線が白色ではなくバフ色。


この写真は顔のアングルはわざと可愛くないのを選んでるが(失礼)、何気に気に入ってる。思うにシグマレンズで、キタ!ってときの描写はこんな感じの発色をすると思う。きらいではない。




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別カット拡大。


最初のが500mmノートリ。まあだいぶ近かった。

しかしまあ、この解像度・・・。純正レンズには劣るのは仕方ないが、決まったときはいい仕事してくれます。これからの課題はこういう写真を確実におさえることですね。結果識別材料にもなる。






さて、時間も経ってしまったので、朝の活発さは無くなってしまった。明日の朝はホテル周辺にしよう。まだ見ていない鳥がいる。



で、東屋で休憩しながらも梅園のほうへ。




Dsc_3880_01 ミヤマビタキ(幼鳥、成鳥)。


時期的なものなのかこんな光景がいくつか。巣立ってあまり時間は経ってないようで、餌は親鳥任せ。





Dsc_3882_01 ミヤマビタキ成鳥。


撮影チャンスは多いが、いい感じの光のところにはあまり来ない。サメビタキにやはり似てる。色はまあとんでもなくきれいですが。





Dsc_3891_01 ヒガラ。

台湾亜種Periparus ater ptilosus は冠羽がとんでもないことになってるのだが、あいにくわかるカットは撮れず。うーん残念。





暇なんでミヤマビタキが給餌する決定的瞬間を狙おうとするが、なかなか来ない。そのうちワンコが来た。


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私が何をそんなに真剣に見ているのか気になるご様子の女の子のワンちゃん。



まあさっきから付いてきてたのですが、あまりに私がかまってくれないのが不満なのか、ミヤマビタキを蹴散らしてくれた(A;´・ω・)アセアセ



まあかわいいし、毛並みもちゃんとしてるし、飼われているのは明白だし、病気も大丈夫でしょうけど、なんかあまりいい子いい子する気になれず・・。はあ、知識が中途半端にあると悲しいです。それを超えるぐらいのものが欲しい。次行ったときまだ生きてたら可愛がってあげようと思う。




このいぬは下の方のレストランで大事に飼われていて、昼間はひとりで散歩して誰かに付いていくのが日課なようです。寂しいのかなと思いきや、この日の夜にレストラン入ったらいて、ああそういうことかいなと納得しました(笑)



一応、イヌも好きですよ。ネコもね。命あるものみな好きです。







で、結局ミヤマビタキのひなひなはこんなカットしか。



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はあ、眠い・・・。ってな感じ。





Dsc_3907_01 ヒメヒオウギズイセン(かと)



たぶんジギタリスと同じくヨーロッパ→日本→台湾のルートで来た元園芸種かと思います。いたるところで花を咲かせていました。けっこうきれいですよね。




中途半端ですが、ここで切ります。後編に続く。

2011年9月 8日 (木)

台湾 8/17後編

さて、早くも次の海外逃亡計画を立てた。気付いたらハジロナギとかミナミオナガとかまあいいかなと思ってるワタクシ・・・。水戸まで電車乗るのダルいんだよね、ぶっちゃけ。秋に向けての日本の鳥は・・・、久しぶりにサシバとハチクマの渡りが見たいなあ。そんな感じっす。でも行けたとしても1日だけかなあ。飛島も行きたいのは山々なんですが、今期は例の3連休が2連休しかないので欠航とかを考えると足が遠のいてしまう。。飛島は来年のGWには行きたいが、まあ海外にハマりだすとわからないというのが正直なところ。


今は燃油サーチャージとかが以前に比べ高いんで、資金はそこまで安くはあがりませんが、英語&パスポートOKなひとなら、ぜってー海外の方がいいから!いろんな経験できるし。


すっかり海外かぶれしてますが、日常生活がクソみたいにつまらん私にはこれっきゃ活力源がないのです。こうなってしまった自分を情けなく思う時もありますが、そんなこと思ってくよくよしてる暇あったら自分専用のやり方で元気出した方がまだいいというもの。




そんなわけで台湾実質初日の後編。場所はまだ玉山塔塔加。




帰ろうとすると最後の鳥に出会った。



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素敵な感じのところにいますが、うーん、これはどっちだろ?





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どっちっていうのはアリサンヒタキかキクチヒタキのどっちだろうって話。callは発しなかった。




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眉斑は結構長い。そして背面は青味がかっている。





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喉は黄色味がかり、眉斑は比較的幅広く、目先からスタートしている。下面は一様に黄色味があり、尻周辺は白っぽい。



ぼくは今のところキクチヒタキ♂幼鳥(若鳥?)が濃厚かなとおもっていますが、いかがでしょうか?私はこう思いますけどというコメント頂けると嬉しいです。



似た羽衣をしたアリサンヒタキ♀成鳥は背面に青色味があることと、眉斑が太いことから違うかなあと。アリサンヒタキ♂幼鳥なら喉がもう少し暗色で、下面の黄色味は胸周辺に限局するのではないかと思いました。


ただ、尻周辺が白っぽいのは引っかかる点ではあります。。

やはり決め手は背面の青色味な感じなんですが、どこまで通用するのか不明。




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白いのがやはり気になるが、まあそこまで絶対というものでもないような気がする。


そのうちさよならしてしまった。むむむ、いつかばりばりのキクチヒタキ♂成鳥を見てみたいもんだ。





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ヒロバネヒナバッタに近い種だろうか。





さて帰る。



Dsc_3263_01 玉山(3952m)。

かつての新高山。ニイタカヤマノボレ。頂上付近はガレ場っぽくなっているのが見えるがどうなんだろう。






阿里山のほうへ戻ると昼食を食べた。魯肉飯とかビーフンとかなんかの麺とか。まあやはり美味い。昼食後、いったんホテルに戻るが、すでにあたりは雨模様。


すこし休んだのち、今日は一応雨の中歩くことにする。



Dsc_3281_01 ゴジュウカラ(亜種Sitta europaea sinensis)


きわめて酷い、まさに証拠写真ですが、台湾のゴジュウカラはこんなに色が濃い。上面も下面も濃い。




沼平公園がイマイチなんで、木蓮園まで足を伸ばす。途中ヤエヤマアオガエルみたいな鳴き声が池から聞こえた。モルトレヒトアオガエルだろうか。残念ながら見つけられそうになさそうなとこから聞こえた。あの声を聞くと八重山に行きたくなってしまう。そういう人は多いだろう。





階段を降り終えると「ジューーー」と一声。お、いたか!と思うが、暗い・・・。




Dsc_3283_01 タカサゴミソサザイ。



補正をだいぶかけたらこんな感じ。まあ撮れただけいいが、これじゃあねえ(笑)

今回は著者が著名なスプリッターである、BIRDS OF EAST ASIAを使用しているので、本種はTaiwan Wren-Babblerとなるが、その場合台湾固有種となる。従来はPygmy Wren-Babblerの亜種だった。


この図鑑は英語だし、入手もしやすく安価でそこそこ使えるんですが、リュウキビやイシガキシジュウカラまでもスプリットされているのでそこは留意しておくほうがいいかも。なにかにつけこの図鑑を話題にするひとがいますが、私は一つの説であると考えたい。今後リュウキビなどが種に格上げされる可能性ももちろんあるので彼の説を基本的に尊重したいと思いますが。

台湾の図鑑は数種類入手できますが、中国語であったり、高かったり。一番掲載種数が多い図鑑なんかきわめて間違いが多く(この図鑑のシリーズはどれもそうな気がする)、コスズガモ♂Adをスズガモといって載せてる始末・・・。マニアが見れば間違いがぼろぼろ出てくるシロモノです。騙されないように!!



そんなわけで英語が問題なくわかるなら私は台湾用の図鑑はBIRDS OF EAST ASIAをお勧めします。何気に台湾で記録されたのは全部載ってる。最近記録されたような迷鳥は知りませんが。




話が脱線しましたんで戻します。




Dsc_3311_01 カワビタキ。


台湾亜種Rhyacornis fuliginosa affinisは♀成鳥は大雨覆・中雨覆の先端の白斑は見られないらしいので、この個体は♀若鳥だろうか。基亜種なら成鳥としてOKだろう。


何年か前に下関に出たのが懐かしいですが、なんで来たんだか。

♂は今回縁がなかった。また次回。





Dsc_3338_01 ヤブドリ。


台湾固有種。たしかに藪が好きだったかも。他の種も大抵好きだが。

行く前はどんな種がどれくらい見れるのかわからなかったが、この鳥だけはいっぱいいた。ただ、鳴き声が多彩なので、慣れるのに時間がかかった。とんでもないきちゃないcallを発するかと思えば、すごく美しいsongも聴くことができた。なんだこのきれいな囀りはと思ったら本種だったことが数回(笑)。

基本的に動きも姿もかわいらしい鳥です。






ミミジロチメドリやキンバネホイビイもいたが、写真撮れず。キンバネホイビイここにもいますね・・・。まあ時期とかあるんでしょう。





Probably_rana_sauteri Rana sauteri 

Rana longicrusとだいぶ悩みましたが、結局良く分からず。勘で・・・。

なんか明確な同定ポイントないような気がするんだが。まあどちらも普通に見られるっぽいが。標高もあまり関係ないみたい。本種なら和名はタイワンアカガエルあたりが妥当でしょうね。こんな2300mもあるところにもアカガエルがいるんですね。







ホテル付近に戻る。雨はあがった。




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あらかわいい。




Dsc_3372_01 カンムリチメドリ。


これも台湾固有種。Taiwan Yuhinaというが、Yuhinaというのはたぶん囀りに由来してると思うのだが。「ユーヒーナー」みたい。図鑑には「tswee sit seeyou!」と書いてて若干違うけど。callはじゅるじゅるみたいな感じだったような。大体群れでいて、これもヤブドリと同じくらい目にした。が、リンク先のタロさんのときは少なかったらしい。よくわからんですね。






Dsc_3378_01 キバラシジュウカラ。

前回載せましたが、これは固有亜種。鳴き声はあまり印象に残ってない。タイワンシジュウカラは見れなかった。時期なのか場所なのか。





Dsc_3388_01 ミヤマビタキ。


近い。同じ所にずっと同じ個体(と思われる)がいた。台湾では夏鳥。感覚的には日本のコサメビタキか。それぐらい普通に見た。






Dsc_3411_01 ニイタカキクイタダキ。

これも逆光&夕方で厳しい条件のなか補正しまくってます。


台湾固有種。数は多いが、なかなか撮影しにくい。




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なかなかかわいいんですが、♂のあのFlamecrestの所以となった頭頂部の赤い羽毛が見たかったが叶わなかった。






Dsc_3430_01 さっきのミヤマビタキ。


こんなに観察しやすいとは・・・。



僕の中では中3ぐらいの時に見た、550のインハンドの写真のテカった初列とかが妙に印象に残ってて、ちょっと異質な雰囲気を持った鳥なのかなと思ってましたが、べつに全然そういうことないですね。もう日本で見てもビビらん。





こんな感じで鳥見終わり。晩御飯を食べたのち、しばらくして周辺を散策。




Epobeidia_lucifera_extranigricans Epobeidia lucifera extranigricans


キベリゴマフエダシャクに近縁らしく、大型。撒旦豹紋尺蛾というらしく、そのまんまな名前。数は多かった。




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不明種。アツバ、クチバあたりを見当つけて探してみたが見当たらなかった。



しかし、夜のマクロ域では今のレンズよりもFZのほうがいいな・・・。ガは撮りにくすぎる。粘らなかったものあるが。でもさっさとマクロレンズ入手しよう。




あとはミクロガばかりだったので諦めた。






Dsc_3456_01 バンコロヒキガエル(Bufo bankorensis


なかなか見つかりませんでしたが、なんとか見つけた。体色はバリエーションがあり、もっとバフ色が強い個体が多かったが、この個体は赤味がかっている。



そこまで感動はないかも(笑)ヘリグロヒキガエルのほうが見てみたいかな。






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ああ、マクロレンズと外部ストロボが欲しい・・・。でかいレンズ持って低い姿勢でこんなの撮ってると手首がおかしくなってしまう。





もう少し暗闇の中を突き進んでも良かったが、なんか気乗りしなかったし、明日の朝もあるのでやめといた。



意外に寒い・・・





2011年9月 3日 (土)

台湾 8/17前編

台湾早く!っていう要望があったので、書きます。



あと、先に言っときますが、一眼レフに変えたといって劇的に写真の質が向上しているわけではありません。そりゃあ、証拠をゲットできる確率や記録の精度は上がりましたが、「いい写真」を撮ることはまた別の話です。

「いい写真」を撮るには被写体と真摯に向き合い、じっくりと時間をかけて構図や設定などを考えないと不可能だ。でも困ったことに、時間があまりない状況では、限られた時間の中で最大限の成果(ぼくの場合は鳥の確認種数。鳥屋のフィールディングなんてゲームみたいなもんです)を上げるために、次から次へとターゲットを変えていかなければならない。そのことが吉と出ることもあるし、凶と出ることもあるが、異国の地では何もかもが新しいので、様々なものに目移りしてしまうのが自然だと思う。


とまあこんな理由で、写真が下手なのを言い訳してみます(汗)。まだまだ修行が足りんですね。暗いところがダメダメですわ。やはり外部ストロボ買おうかな。内蔵では1/250までしか上がんないし、フードにかぶってしまう。






8/16の昼過ぎの関空発、桃園空港着のジェットスターに乗る。今回は家族旅行です。ジェットスターって機内食お金払うんだね。知らなかった。。オーストラリア行くときはパンかなんか持ってこ。


18時半くらいに台湾着。時差は一時間。与那国は時差ないのに、台湾はあるなんて少し微妙。






この日はすぐに嘉義に移動しなければならない。高鐵桃園駅までバス、駅からは高鐵(新幹線)で嘉義駅まで。所要時間は一時間弱。意外にも人は多い。通勤にも使われているみたい。高鐵嘉義駅からホテルまではタクシー。スリルのある運転でした。日本でもあれぐらい飛ばせたら気持ちいいだろうね。

ホテルに着いたのは22時前くらい。その辺をぶらぶらして、超絶うまい飲み物(鮮百香果QQ青茶)と普通なタピオカミルクティーを飲む。前者を考えた人は天才だと思った。あとはグータ的なカップラーメン食べたり、鶏の空揚げ(副腎付いてた・・)食べたり。新幹線とかは日本とあまり変わらなかったが、町を歩いてみて、ああ外国に来たんだなあと思いました。





興奮してあまり眠れないながらも一時半くらいには就寝。




で、翌17日の朝は5時半くらいには目を覚ますが、まだ眠いのでむにゃむにゃ言ってた。



6時になったらベランダに出て、外でも眺めてみる。したらあら久しぶり。






Dsc_2880_01 ベニバト♀と卵。


もう写真としては失格ですが、記録には。しっかし、粗末な巣だねこりゃ(笑)場所はなんかの広告の上のコーナー。風吹いたらどうすんの!?





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そんな心配もよそに抱卵し始めた。まあいいんでしょうね。


街中にいるハトの大半がベニバトというのも素晴らしいね。ベニバトであることでより一層平和な感じがします。


2009年八重山で見て以来。たしか。





こんなのも。



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アブラコウモリ?


台湾にも分布してるらしいので。耳介はとくに違和感はない。


他にはジャワハッカやヒメアマツバメ、メジロも飛んでた。






Dsc_2926_01 ホオジロハクセキレイ。

意外にも、この時しか見ていなかった。






Dsc_2952_01 ベニバト♂。


与那国島から100kmぐらいしか離れてないのに、いる生き物がまるで違うのは本当に興味深い。まさにFORMOSAです。






さて、朝食を早めに食べて、7時過ぎに予約してたタクシーに乗り込む。阿里山までの往復。帰りは数日後。前日に玉山の塔塔加に行きたくなったので、交渉して行ってもらうことにした。





普通のタクシーなので、鳥がいたからといって軽々しく「あっ!!」なんて言えないのがもどかしいが、まあしょうがない。


途中、シロガシラやタイワンオナガらしき影を見る。標高が上がってきたとき、枯れ木にタイワンジュズカケバト一羽がいい感じで止まっていたのだが、止めてもらうタイミングをなぜだか逃してしまった・・・。ゆるやかなカーブで右車線側だから止まれたのに・・。うう。惜しすぎる。あまりに唐突すぎて見入ってしまったんだろうなあ。






標高1000m?ぐらいで、途中トイレ休憩に道沿いのホテルに。トイレは別にしたくなかったので、その辺を散歩して中標高の鳥でも狙うことに。




Dsc_2964_01 リュウキュウツバメ幼鳥。


亜種は日本と同じらしい。





逆光だが、鳥の生る木があったので、見てみると。





Dsc_2987_01 カヤノボリ。

証拠写真もいいところですが、ぜひとも見ておきたい鳥だった。上に上がりすぎるといない。1500m以下らしい。ヒヨドリのなかま。




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2羽いましたが、なんでだか後ピンになってた。もう完全にMFで撮ってるんで、AFのせいにはしません。

あ、AFはとっくに見捨てました(^ ^;鳥の撮影にはこのシステムでのAFは全く期待できません。

finchbillと言われる嘴をもっとはっきり撮りたかったが、残念。





Dsc_3028_01 キバラシジュウカラ。


いつだか舳倉島に来たキバラガラに似てますが、キバラガラはヒガラを黄色くしたと考えるなら、こちらはシジュウカラを黄色くした感じ。





Dsc_3049_01 ゴシキドリ。


これも台湾固有種。鳴き声が特徴的。もう少しマシな写真をあとで撮ったのでそのときに期待してください。






再び車に乗るが、途中工事中とかでいったん車が山道の途中で止まる。


だから降りる。




Dsc_3078_01 ダイミョウセセリ。

台湾亜種なので、日本産とは印象が違う。





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酷い写真が続きますが、たぶんモンキアゲハだと思う。タイワンモンキアゲハは見なかったなあ。この写真は普通に設定ミスってた。


あとはベニモンアゲハ(だと思う)とか飛んでましたが、全く止まらないので撮影はできなかった。






そんなこんなで10時前くらいに阿里山の駐車場に到着。早めに阿里山閣大飯店にチェックインして、荷物を置いて、玉山のほうへ。






駐車場へ戻る途中、原住民の儀式的なのを紹介してる看板になにやらパピリオが。





Dsc_3081_01 ホッポアゲハ♀。


最初はなんだろ、カラスアゲハかなと思ってましたが、蝶屋氏に見せると、ホッポとのこと。確かに言われてみればそうだなってことで、帰国後判明。♂ほどの鮮烈な印象はないが、なかなかに美しい。


一枚だけ辛うじて裏が見える写真が撮れていたが、あの鮮やかな紅色の痕跡は写ってました。台湾特産種で、山地性なのでぜひとも見たいと思っていた。高2のとき図鑑で見て以来、特徴的な名前がずっと頭に残ってたチョウです。


看板の鮮やかな色に惹かれてかしばらくホバ(?)ってたので連写して証拠は押さえれたが、もっとばっちり撮りたかったなあ・・・






Dsc_3096_01 ウチダウソ(チャイロウソ)。


チャイロウソの亜種ウチダウソといった方が正しいのかな。学名的に。尾羽の軸斑もおさえた。






さて、待たせといたタクシーで玉山国家公園内の塔塔加(現地での発音はタータチャだった。英語表記はtataka。紛らわしいったらありゃしない!!)へ。鞍部と言われる、玉山登山口にいくと、あんな鳥やこんな鳥が近くに・・・ってことで行くことにしたのだ。




阿里山の駐車場からはひたすら山道で、一時間くらいかかったと思う。霧ならあんな鳥が期待できるが、今日は晴れ。まあ晴れの方が気持ちはいいですが。あんな鳥はいつか別の場所で。




Dsc_3108_01 タイワンザル。


もうなんか、日本版ウィキ見ると酷いね・・・。もうちょっといい解説ねえのかよ。世界でここだけの固有種だってのに。Formosan Rock Macaqueってちょーかっこいい英名じゃないすか。尻尾長いし、体色微妙にニホンザルと違うし、素晴らしいです!






で、なんか知らんが、イレギュラーな事態が起こったらしく、派出所的な所(塔塔加警察小隊)で車が足止めを食らってしまった。ゲートが開いてない。なんでだろ。普通は行けると思うのだが。



てなわけで、鞍部までは1.5kmほど林道があり、行けるところまで徒歩で行ってみることに。タクシーの運ちゃんはさっさと嘉義まで客を乗せて帰りたいらしく、制限時間は1時間と言われた。もうちょっといたいのに。。




Dsc_3110_01 ホシガラス。


亜種は台湾亜種N. c. owstoni で、星が少ないが、残念写真しか撮らせてもらえなかった。






林道を歩き始めると、派出所周辺に鳥が多い。閉鎖されている影響か、観光客ゼロ。11時回っていたが、鳥見には素晴らしい条件。





Dsc_3132_01 キンバネホイビイ。


この鳥を見るためにここまで来ました。後にあれれ??と思うことになりますが、阿里山よりも確実に見れるらしい。阿里山では見られなかったということを事前に聞いてたもんで。まあ、ここはたしかに見やすかった。






Dsc_3143_01 キンバネホイビイ成鳥。


道路にいるのがよろしくないですが、すっきり写せました。


タイワンキンバネガビチョウという和名もありますが、使ってる人あまりいないですよね。台湾では「金翼白眉」といい、それに近いキンバネホイビイの方がやっぱりいいです。


これがなかなかいい鳥で、動作も面白く(すたたたたーと走ったりもする)、全長26-28cmとけっこう大きく(ヤツガシラと同じくらい)、顔つきもかわいく、羽根もきれいで、鳴き声も美しい。しかも台湾固有種ときたもんだ。



キンバネホイビイを見て僕の中のチメドリ類のイメージががらりと変わりました。




思えば日本人のチメドリ類に対する偏見は世界的に見ても特異的なものだと思う。欧米人は「とてもオリエンタルな香りがするぜ、いえー」と思っているらしく、あのガビチョウでさえ英名は他にMelodious Laughingthrushというのがあるくらいだ。

ガビチョウは騒がしく、可愛くなく、ソウシチョウも可愛いけどやっぱ騒がしい。どっちも外来種。そんでもって潜行性結構強い。鳴き声は大きいくせに。ダルマエナガとヒゲガラはレアすぎる(これは余計かな?)。これが大半の日本人の考えでしょう。


僕もかつてはチメドリ大嫌い人間を公言してましたが、あのころのぼくが愚かでした。すみませんと言いたい。



これからはチメドリ積極的に見ていこうと思います。

あー、でもBabblerはやっぱ手強いと思うと付け加えときます・・(じゃあ、ほとんどダメじゃん)







キンバネホイビイを愛でていると、前方にフィンチのcall。





Dsc_3160_01 タカサゴマシコ♀。

callはオオマシコのかすかなスィーに似ていたが、微妙に違ってた、気がする。






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これが問題の鳥さん。かわゆいね。

まあ、下面が黄色っぽいからミヤマウグイスだと思う。

翌日もこういうCettiaを何回か撮影したのだが、地鳴きが一回だけ違ったように聞こえた。大体、チョウセンウグイスのように「ジリッ、ジリッ」というふうに鳴いている個体が多かったが、一回だけ「タッ、タッ」というムジセッカ的なcallを発した個体に遭遇した。


で、図鑑を見ると、台湾亜種のタイワンコウグイスがチョウセンウグイスに似た地鳴き、ミヤマウグイスがヤブサメに似た地鳴きや他にもいろいろみたいなことを書いている。


でも、個体の特徴はどれもミヤマウグイスに見える。じゃあ、ミヤマなんだろうね、たぶん。タイワンコウグイス見たいなあ。





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そんな悩ましい思いをしてるぼくをよそにミヤマウグイスちゃんはちょこまかと動き、ぼくを翻弄したのちどこかへ行ってしまった。


明るさ補正をかなりかけてますが、一応見れる。








Dsc_3194_01_2 タカサゴマシコ♂。


先に言っておきますが、これが旅行中のベストショット。これ以降は期待できません・・

綺麗に撮れたので一応クレジット入れときますね。


名前的に固有種かと思いきや、別亜種がヒマラヤと中国西部にいるみたい。




台湾の鳥は固有種ももちろん多いが、別亜種が遠く離れた中国やヒマラヤの高地にいるという種も多いような気がする。たぶん大昔は大陸の山脈と陸続きで、高地に適応した鳥がその山脈に生息していて、海ができてからは台湾だけ離れて別亜種になったという考えが正しいんでしょうが、恥ずかしながら地学的な知識は頭にないので、確信が持てない。


まあ、でも与那国島と島のでき方は異なることは確かだったと思う。


台湾の生物相の特異さ、素晴らしさはこういったことに起因しているのは間違いないだろう。これからも攻め続けたい非常に魅力的な土地だ。








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上面はこんな感じ。美しすぎる・・・。完璧な♂成鳥のようだ。Vinaceous Rosefinchの名の通り赤ワイン色が素晴らしい。


地衣類とともに写せたのも良かった。いいアクセントになってるような気がする。







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Digitalis purpurea


なんで、ジギタリスがあんの?と思いましたが、昔日本から持ち込まれ、阿里山などの高地で栽培されていて、のちに野生化したみたいです(台湾のサイトによると)。



薬理学でよく取り上げられるジゴキシン(強心配糖体)を含むことで非常に有名。毒にも薬にもなりますね。





なんかレアそうな蝶が止まった!




Dsc_3217_01 イワヤマヒカゲ。


やりました!台湾固有種の高山蝶。学名もLethe niitakanaの名を冠するまさに玉山(旧新高山)を代表するような蝶。


撮影時はもちろん種名はわかりませんでしたが、毛がいっぱい生えてるし、こりゃあ珍しい高山蝶だろうなと予想してました。予想が当たった。





これを見た後、30分経過してしまったので、戻ることに・・・。鞍部まであと500mだったのに。行ってみたかったなあ。鞍部までじゃなくても、この辺は一日中いても飽きないだろう。素晴らしい自然だった。台湾では1500m(だっけ?)あたりからやっと日本のような温帯林になるらしく、この辺(たしか2700mぐらい?)で針葉樹が優占の、やっと高山らしくなってきたかなという感じ。日本なら森林限界付近のタカネヒカゲ飛んでるようなガレ場なんですけどね。いやはや興味深い土地だ、ここは。





後編に続く。




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