八重山’10春/Yaeyama2010

2011年2月 7日 (月)

八重山’10~エピローグ~

こちらも整理しておきます。去年(もう一年経っちゃったのか・・・)は鳥的にはイマイチでしたが、他の生き物はそこそこ面白いのもあるので今思えばやっぱり楽しかったなあと思います。ああ、急にヤエヤマアオガエルの歌声と、リュウキュウコノハズクの恋の歌、にぎやかなヒメアマガエルの合唱、満天の星空が恋しくなってきた・・・。やっぱいいよ、あの辺の夜は。最高です。またいつか行こう。




初めての方は見どころとなる生き物を参考にしながら日付をクリックしてください。当時の記事にリンクを貼っているので飛べます。




プロローグ


3/11西表島 [マサキウラナミジャノメ、タテスジヒメジンガサハムシ、コモチサヨリ、ゴマフエダイ、ツムギハゼ、ミナミトビハゼ、ハイタカ、ヤツガシラ、イヌビワオオハマキモドキ、ヤエヤマサンカククチバ、イイジマウミヘビ、アオマダラウミヘビ、ヒメゴマフコヤガ]


3/12西表島 [カンムリワシ、ヤエヤマイチモンジ、ブラーミニメクラヘビ、リュウキュウコノハズク、イリオモテコブバネサビカミキリ、オオシママドボタル、ナナホシキンカメムシ、ヘリジロオニグモ、フサハラアツバ、ヤエヤマボタル]


3/13西表島 [ヒメアマガエル、タイワンクツワムシ、ミカンコエダシャク、マダラアシナガヤセバエ、ホオジロハクセキレイ、コウセンポシロノメイガ、オキナワオオアカキリバ、ベンケイガニ]


3/14西表島 [ノビタキ、ハラボソトンボ、ミナミヒメシオマネキ(新称)、フタハオサガニ、ツバメチドリ、ヤエヤマアオガエル、シロオビヒカゲ、スカシエダシャク、オガサワラヤモリ、サキシマヌマガエル、サキシママダラ、ヤエヤマイシガメ]


3/15,16西表島 [オリイコゲラ、リュウキュウウラボシシジミ、イシガキトカゲ、サキシママドボタル、サキシマキノボリトカゲ、リュウキュウヒメジャノメ、クサシギ]


3/17西表島 [ムラサキサギ、ミナミスナガニ、シロハラクイナ、ベニモンアゲハ、イリオモテモリバッタ、ヤエヤマカラスアゲハ、ノアサガオ、ツメナガセキレイ]


3/18(前編)西表島 [ヨツモンカメノコハムシ、タイワンキマダラ、ユウレイセセリ、アマミウラナミシジミ、キミスジ、ヤエヤマアシナガバチ、ホシムクドリ、アシヒダナメクジ]


3/18(後編)西表島 [タイワンオオシロエダシャク、シロスジヒトリモドキ、キイロヒトリモドキ、ナタモンアシブトクチバ、ムラサキトガリシャク、リョクモンエダシャク、シンジュサン、モンキシロノメイガ、ハグルマノメイガ、アサヒナオオエダシャク、リュウキュウフトスジエダシャク、サキシマフトメイガ、ナチアオシャチホコ、イリオモテアオシャチホコ、ソトウスキノメイガ、マルモンクチバ、アコウノメイガ、ハイイロヒトリ、イチジクカサン]


3/19,20西表島 [アメリカコムシクイ、ヤエヤマウズグモ、クロカタゾウムシ、ベニイカリモンガ、キマユムシクイ、リュウキュウキビタキ、ツルシギ、フタツメオオシロヒメシャク、ベニトンボ、キシノウエトカゲ]


3/21,22西表島 [クロハラアジサシ、ズグロミゾゴイ、クロベンケイガニ、ハマガニ、ミナミヤモリ、タカサゴシロアリ、トラツグミ]


3/22,23石垣島 [オオヒキガエル、オオウンモンクチバ、サザナミシロアオシャク、イワサキクサゼミ、イシガキモリバッタ、ヤエヤマサナエ、ミナミトンボ、ウスイロコノマチョウ、ツマキモンシロモドキ、モンシロモドキ、ハイイロチュウヒ、キムネカミキリモドキ、オオメダイチドリ]


3/24(前編)与那国島 [タイワンヒヨドリ、クロツラヘラサギ、シロガシラ、リュウキュウキジバト、ノスリ]


3/24(後編)与那国島 [ヨナグニサン、アオミオカタニシ]


3/25,26与那国島 [ホシムクドリ、ギンムクドリ、ムクドリ、カラムクドリ、カバマダラ、ムネアカタヒバリ、ヨナグニサン]


3/27与那国島 [シマアジ、コフキヒメイトトンボ、アオナガイトトンボ、アカスジベッコウトンボ、リュウキュウベニイトトンボ、ヨツモンミゾアシノミハムシ、オオミドリサルハムシ、ヨナグニシュウダ、ヨナグニモリバッタ、タメトモハゼ]


3/28与那国島 [ノゴマ、シロハラホオジロ、チョウセンウグイス、マミジロツメナガセキレイ、オオノスリ、ヒメキランソウ、ウズラシギ、キンバト、シマアカモズ、ネッタイアカセセリ、タイワンシロチョウ]


3/29与那国島 [コホオアカ、ムジセッカ、ミヤマホオジロ、チョウセンチョウゲンボウ、タイワンツチイナゴ、ハマシギ]


3/29竹富島 [シロオビアゲハ、クロボシセセリ、オキナワコアオハナムグリ、スジグロカバマダラ、アオタテハモドキ、タイワンクロボシシジミ、ルリタテハ、イシガケチョウ]






ちょっと生き物の名前書きすぎましたね。。。見にくくなってすみません。まあでもここまでなんでも屋度の高いサイトはなかなかないので見てて面白いのではないでしょうか。私の知る限りいくつかしかこれを超えるなんでも屋度の高いサイトは知りません(汗)まあ、別に自慢というわけでなく、これだけ生物多様性に富んでいるところだということですよ。八重山だけでなく、日本全体が生物多様性のホットスポットですから。まだまだこんなの序の口です。もっともっと生き物が住んでます。私が目を向けているのは比較的マクロな世界だけですので。




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(上からカンムリワシ、ヨナグニサン、ムネアカタヒバリ、シロハラクイナ)


2010年8月 5日 (木)

竹富 3/29

八重山最終回ということで北海道前に最後の更新。



ヤマザキヒタキにがっかりしながらも竹富島へ観光。3/26に宇良部で見た怪しいノビタキ系はヤマザキヒタキだったにちがいない。絶対そうだ。まあいまさら遅い。なんで俺は竹富に行くんだろう?(泣)


いろいろ考え事をしながらも上陸。初めての竹富島は観光客しかいない島だった。レンタサイクル借りて島内を回ることに。


異様にチョウが多いことに気づく。しかもシロオビアゲハがほとんど。



P1210332 シロオビアゲハ。


種数は少ないが個体数は多いという噂は本当だった。



P1210352 クロボシセセリ。



P1210376 オキナワコアオハナムグリ(アオヒメハナムグリ)。



P1210388 スジグロカバマダラ。


これも多い。天敵がいないから多いのだろうか?幸せそうにチョウたちが暮らす島である。



P1210394 飛翔。



P1210408 アオタテハモドキ♀。

青いタイプ。なかなかきれいです。




P1210433 タイワンクロボシシジミ。



P1210446 ♀をめぐる闘い。こんな光景があちこちで。



P1210456 観光客に擬態して高いところに登って撮りました。

テレビでよく見る風景。美しいといえば美しいが。




P1210477 ルリタテハ。

南のものは大型で迫力がある。



P1210496 シロオビアゲハ♀Ⅱ型。


通称ベニモン型。有毒のベニモンアゲハに擬態している。



P1210504 イシガケチョウ。


なんとも眠そうな目。。



P1210517 裏。


複雑で美しい模様です。



なかなか良い島であったが、怪しい男3人組が虫網やカメラをぶら下げながらチャリで爆走するのに適した島ではない。のんびりと恋人と一緒に来るのがいいだろう、こういうとこは。



じゃあそろそろ寝て、明日からは蝦夷地でフィールディングしてきます。当分更新はありません。あしからず。いっぱいネタ集めてきます。



2010年7月23日 (金)

与那国 3/29

与那国最終日です。昼ごろの飛行機便までちょっと鳥見。



P1210212 コホオアカ。

朝日を浴びて。



P1210232 ムジセッカ。


見にくい写真ですが、ムジセッカ。結局シベリアセンニュウは見れませんでした。




P1210253 亜種ホオジロハクセキレイ。

たぶんこれから背中が換羽して黒くなっていくんじゃないかと。



P1210281 どなんの風景。


去年はその辺にいるのは全部ヨナグニウマだと思ってましたが、今年それが違うことを初めて知った。純粋なヨナグニウマは保護されていて、その辺にいるのは確か食肉用だったかと。たぶん。




P1210285 ミヤマホオジロ。

遠いです。いつも同じとこにいました。



最後に一応空港方面へ。



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なんかとまってると思ったらやけに色が薄いチョウゲンボウ。



P1210297 亜種チョウセンチョウゲンボウ♂成鳥?



かなと思いますが、実際にチョウセンチョウゲンボウの写真すら見たことないのでなんとも言えないです。磨耗してるには不自然ですのでやはり色が薄いのだとは思いますが。






P1210311 タイワンツチイナゴ。



飛ぶと赤紫色の翅が目立つでかいバッタ。日本最大だったかな?たまに鳥と間違えます。




P1210316 ハマシギ。





こんな感じで終了。鳥的にはかなり消化不良な感じで今年も終わってしまった。やはり4月入らないと確実ではないですね。。社会人になったら有休とってベストな時期にまた行こうと思います。学生はヒマといってもベストシーズンは難しい。ましてや授業やテストサボったらやばい学科にいるので私には現時点では無理。



飛行機に乗って与那国島といよいよお別れ。さよなら~






っというわけで石垣空港着いて携帯の電源入れると、飛行機乗ってる間にメッセージが入ってた。

Mさんからだ。なんだろうと思って再生してみると・・・




「アヤミハビル館にヤマザキヒタキ出てます。。」





Σ(゚д゚;)


щ(゚Д゚щ)



つД`)・゚・。・゚゚・*:.。





もう終わったと感じた。




だから鳥見は嫌いなんだよう( ´;ω;`)



2010年7月21日 (水)

与那国 3/28

そろそろ与那国も終わりに近づきましたが、鳥はこの日を境にちょっと状況が変わってたのかなと今となっては思います。渡りが少し遅かったのかもしれない。



あまり人がいないところでずっと待ってるといろいろと藪の中から出てくる。



P1200890 ウグイス。

これは見た感じ亜種ウグイスっぽい感じですが。。



P1200899 ノゴマ。

変な声が聞こえてくると大体ノゴマです。「グウェッ」っていう感じの声とかも出してました。



P1200902 これもウグイスだと思ったんですが(地鳴きなどから)、亜種ウグイスっぽくはない。亜種カラフトウグイスあたりかなと思ってますが、カラフトウグイスの特徴をあまり知らないのでなんともいえないです。。



ウグイス科は私の苦手分野の最たるものなので、識別できずにもやもやが残るばかり。




P1200922 シロハラホオジロ。


2羽ぐらい一緒にいました。西表島でも見ましたが、シロハラホオジロってこんなに早く南から渡ってくるんですかね?GWには日本海側の島嶼を通過しますが、南西諸島ではこの時期なのかな。越冬という可能性はさすがにないか。。



その後人が少なくなった田原川に行くと、相変わらずムジセッカやチョウセンウグイスが鳴いている。



P1200931 チョウセンウグイス。


この個体は帰ってくるまでずっとムジセッカと思いこんでいたが、ちゃんと見てみると明らかにチョウセンウグイスだった。「チョッ、チョッ」と藪の中で鳴いていて、姿を現したのでムジセッカと思っていたが、たまたまチョウセンウグイスも近くにいて出てきたのだろう。

地鳴きは「ジリッ、ジリッ」で、囀りは「ホホホ~ケリョ」という感じでやる気がない。




その後ちょくちょく移動。




P1200961 ノスリ。


これは問題なくノスリ。




P1200980 亜種ツメナガセキレイ。



P1200983 亜種マミジロツメナガセキレイ。




P1210025 これはいかにもオオノスリっぽい感じ。遠目でしか観察できませんでしたが。




Himekiransou ヒメキランソウ。

確か東崎で撮影。



P1210057 ハクセキレイ。


背中の色が薄いと亜種シベリアハクセキレイとしたくなりますが、海外の図鑑とか見ると、こういうのは亜種ホオジロハクセキレイ♀となってることが多い。雨覆が黒くないとホオジロハクセキレイらしい。




P1210068 タカブシギ。



P1210088 ウズラシギ。

ウズラシギは久しぶり。夏羽は何気に初めて。



P1210097 ツーショット。




この後いつもと違う道をなんとなく行ってみることに。



そしたら車道の脇の土手になんか不自然に緑色な物体があったのが視界の片隅に入った。怪しいなと思って車をバックさせると・・


おお!



P1210113_2 キンバト!


車の真横でのんびり餌探してる~( ´・ω・`)

雨上がりでついつい森の中から出てきたのかも。近いのですが、暗くてなかなか写真はうまくいかない。




P1210119 西表では声だけに終わってしまったので見れて嬉しい限り。春はやはり見にくい。




P1210126 亜種シマアカモズ。




P1210154 ネッタイアカセセリ。

何気に初めて。なかなかきれいなセセリ。




夜はやはり行ってみるが風が強いのかアヤミハビルは見れなかった。初日がやはり運が良かったみたい。


P1210180 タイワンシロチョウ。

与那国には定着してます。寝てました。



与那国も翌日には去ることに。早いなぁ。



2010年7月18日 (日)

与那国 3/27

相変わらず試験勉強な日々。今日もまた徹夜してしまった。徹夜すると私の場合、大体はぁ~っとテンション下がるのだが、今朝は梅雨明け直後とあってきれいな青空。


夏休みが始まる前に八重山も終わらせないといけないので、更新と。



3/27はやっと晴れて、気合い十分。




P1200512 ミサゴ。

ミト池上空でホバリング。尾羽ボロボロ。




でかめの猛禽が飛んできた。


P1200522

最初オオノスリか?と思ってましたが、写真見返すとなんかオオノスリっぽくない。ノスリなのかな~。なんか釈然としない。



P1200527 上面。

これだけ見るとオオノスリっぽいといえばぽいですが。でもノスリなんだろうな、たぶん。よくわかりません。。まあButeo sp.で。


なんか与那国のオオノスリに関してはいろいろ噂を聞きますが、私にはさっぱり。趣味程度の鳥見では限界があります。




Dscn3242 シマアジ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、コガモってとこかな。



やはりあまり鳥がいないので、トンボでも見る。昨年は与那国ならではのトンボを見忘れていたので。



P1200577 コフキヒメイトトンボ♂。


本州とかにもいます。大きさは1円玉よりちょい大きいくらいで、ちっさい。ヒメイトトンボと似てますが、眼後斑がより大きく目立ち、尾部付属器の下付属器が上付属器よりも長い。




P1200586 アオナガイトトンボ♂。


これこそ日本では与那国のみに分布。海外では広く分布。水色がきれい。



P1200612 アカスジベッコウトンボ。


これも国内では与那国ぐらいしかいない。2006年から確認後、定着。今年は西表島でも見つかったようで、分布が北上しそうな気がします。



P1200619 リュウキュウベニイトトンボ。


本州のベニイトトンボに似てますがちょっと大きい。



P1200626 アカナガイトトンボ♀(おそらく)。


アオナガイトトンボと同じとこにいましたが、大きかったので本種かと。




見れるトンボは大体見れたので移動。



P1200636 アオジ。


頭頂部が褐色で、顔もなんか亜種アオジとは違う雰囲気。亜種アオジの♂1sとか換羽中とかなのかもしれないが、亜種カラアオジの可能性も。よくわかりません・・


もうなんか鳥って他の生き物とは違った難しさがある。それを突き詰めることを面白いと思うか、めんどくさいと思うかは人それぞれであろうが、私はどちらかというと後者。捕まえて遺伝子調べないとやはり断定は。




P1200645 ヨナグニサン♀の最期。

まだ死んでませんが、産卵も終えてあとは土にかえるだけ。



P1200667 クロアゲハ(無尾型)。


どの程度のものを無尾というのかあまりよくわかりませんが、これはOKっぽい。撮ってるときは気付きませんでした。。何気に初めて。




宇良部岳山頂へ。


Yotumonmizoashinomihamushi ヨツモンミゾアシノミハムシ。

長い名前・・




P1200678_2 オオミドリサルハムシ。


ちょーメタリックはむし。


シロミスジはいたが、写真撮れず。。



P1200704


なんだこの細かい縦斑のあるジョウビタキは!?と思いましたが、たぶん水浴び後なんでしょうね。近くに川とかないですが。


でもなんかやけに黒っぽいのでクロジョウビタキ♀かも。上面が写ってないし、見れませんでしたが、そんな気がしてきました。うーん、もっとよく見ておけば良かった。




鳥って難しいし、珍鳥いないし、同行者が臭蛇見たらしいのでそっちへ。



満田原をうろつくこと数十分、同行者が「おった、おった!」と。



P1200744 ヨナグニシュウダ。



やったー、これで与那国で見たかった生き物大半見れた~。鳥以外は(# ̄З ̄)


ミヤラヒメヘビは最初から諦めていたのだが、帰ってから探し方を知ったのでちょっと後悔。また次の機会ですね。




P1200796

なぜだか皮膚がごわごわしていて、あの素晴らしいオリーブ色の鱗と白い模様が全然ない。脱皮前なのか寄生虫かなんかに侵されているのか?あまりヘビの健康状態に詳しくないのでなんとも。


同行者が午前中にきれいな個体を見ていたので少々惜しいですが、まあ出会えただけでも良しとします。



P1200811

ヘビの撮影って難しい。私には無理だ。で、無理するから・・





Itee いってーー(汗)



調子乗りすぎて噛まれました(;´д`)。まあ、無毒なのを知っていて至近距離で撮ってたのが悪いんですが。シャッターを押す人差し指をガブリと(笑)


結構流血していて同行者をビビらせちゃいましたが、あまり痛くはない。針で刺すようなもんですから。大型犬に甘噛みされた時の方がよっぽど痛かった。




P1200830

怒らせてごめんよ。


悪意に満ちた眼差し。。と蛇嫌いの人は思うでしょうが、私はこの顔をなんとしてでも見たかった。だって、眼窩上隆起的な(正式な名称知りませんが)ものが発達していて、吻が突き出ていてなんだか猛禽類、特にワシに似てません?



かなり疲れさせてしまったので撮影は切り上げる。シュウダには申し訳なかったが、噛まれた後、視覚以外に痛覚も味わい、なんだかテンションが上がってしまった。触れ合ったわけではないが、同じような感覚の充実感。嬉しくてH大の蝶屋さんに噛まれた指を自慢してしまった(^ ^;  相当の変人ですね。。


またいつかきれいな個体に遭遇してみたい。




P1200844 ヨナグニモリバッタ。


小浜島や波照間島にもいるようですが、やはり与那国で見ないと。




日が暮れるまでちょくちょく移動する。





P1200861 カラムクドリ(上が♂、下が♀)




Dscn3252 どなんの風景。北牧場突端から空港方面を望む。




トンボを見たとこへまた行ってみる。




P1200866 タメトモハゼ。


日本で2番目くらいに大きいハゼ。この個体でたぶん25cmはありました。

でかかったのでホシマダラハゼかなと思いましたが、第二背鰭の縁が白いのと、胸鰭の基部が黄色だったのでタメトモハゼでしょう。なんかゴシキタメトモハゼとか同属の別種も記録されてるようなので断定できないのかもしれませんが。





この日は相変わらず鳥はいなかったが、他の生き物をよく見れたので満足。鳥屋的には面白くない島も見方を変えれば、素晴らしい生き物が息づく独特な島。


鳥以外も知っていて良かったと実感した一日だった。

2010年7月13日 (火)

与那国 3/25,26

薬理無事終わったし本格的に試験勉強やる前に更新、と。テスト終わったら鳥屋がいなさそうな高山帯とか鳥屋が少なそうな時期外れの北海道とか行くので、まあ楽しみ。


着いて翌日の与那国は雨。朝にちょっと見る。


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ユキさんちの近くの電線にはムクドリ類。カレー食べてから見てみると、ホシムクドリ、ムクドリ、ギンムクドリ(左から)。


カレーとか長命草ロールケーキとか食べて満足したし、雨だしで、ミト池にマガンがいるのを確認した後はずっとふて寝。






で、翌26日。この日もうっとうしいことに雨。鳥屋はまだなんとかなりますが、蝶屋はほんとかわいそう。


まあでも時折雨がやむので外に。


P1200354 アマサギ。

きれいな夏羽。



P1200374 カラムクドリ。


♀かな。手元の資料が少ないのでなんとも言えませんが、♂1sとかなのかもしれない。




P1200402 カバマダラ。


何気に初撮影。きれいな蝶ですね。寒さでへばってました。この後手づかみで捕獲後三角紙の中へ。。




P1200405 ダイサギとコサギ。

亜種チュウダイサギ婚姻色は左の方にいます。手前のは亜種ダイサギかな?写真だけでは難しいですね。




P1200419 ムネアカタヒバリ。

夏羽が出ててきれい。



この日は宇良部で背中が黒っぽいノビタキ系の怪しい小鳥を大雨のなか車から見たんですが、鳥の横に車を付けるとすぐに前の方に飛んで行ってしまい、そのうちロスト。後に激しく後悔することに・・・




夜は恒例のアヤミハビル探し。



P1200471 ヨナグニサン♂。


この個体は車のライトに誘引されたもの。触覚もシンジュサンと比較するとかなり大きい。




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♀の触覚はもっと幅が細い。



今年は去年のが台風の影響を受けなかったので、数が多かったらしく、行けばコンスタントに見れる状況でした。現在、第2化も羽化開始から1ヶ月ほど経ったらしく、写真のような遅めの個体の子孫は今頃羽化してるのかもしれない。またいつか会いに行きたいです。



2010年7月 4日 (日)

与那国 3/24~綾蝶

さて、初日の夜が一番興奮したんです。


事前に第1化がもう出てて、まだいることを確認してたので夕食後、さっそく山の方へ。


適当に車で林道を流してると・・・


!!!



おお、良い感じのとこにとまっとるやんけ(゚∀゚)!




P12001661 ヨナグニサン(Attacus atlas ryukyuensis /Atlas moth)♂。






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もうなんか、ただただ圧倒されてどうやって撮っていいのかわからなかった。アングルによって雰囲気も異なるし、どの程度の光量のストロボを焚けばいいのか。







P12001921 個人的にはこのアングルが一番(カッコ)いいと思ってます。なんか夜空に向かってはばたいていきそうな。


後翅のハートも妖しく浮かび上がる。



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友人たちに呆れられながらも何枚も撮影した。今ではもっと撮っておけば良かったと思っているくらいだ。将来どんなにいいカメラを買っても今宵のような撮影条件に恵まれるかなんてわからない、と考えながら何枚も。





撮影中幾度となく「ヤバイ、ヤバイ」と連呼していた(現代っ子ですんません)。それしか言葉が見つからなかった。あまりにも強烈なモノを見てしまったがために、何か言わないと気が済まなかったのかもしれない。生き物を見ていてこんな思いに駆られたのはこの時が初めてだったかも。




P12002011 前翅拡大。



この生物を表現するのにどのような単語を用いたらいいだろう?




美麗、鮮烈、巨大、妖艶、神聖・・・



あまりにも色や模様が強烈にも関わらず、彼は夜の闇の中でひたすら無言でいる。ガ特有の静溢さを放ちながら。そのギャップに私はやられたのかもしれない。





あと、写真ではなかなかわからないが、とにかく巨大なのだ。人の顔ぐらい大きいのだから。


見る前は巨大なイメージばかりが頭の中で先行していたが、いざ間近で見てみると様々なことを連想させる。



P12002021

私は神聖ささえも感じた。この与那国島の歴史や文化を全て内包しているのではないか?


島の歴史や文化はあまり詳しくはないが、この生物を眺めていると何故だか見たことのない、遠い昔を思い起こさせる。人々の衣装であったり、建造物であったり。琉球王朝の雰囲気は予想できるが、その前のサンアイ・イソバの時代はどんなふうだったのだろう?





その模様や色彩に見入っていると引き込まれそうだった。近縁種のヘラクレスサンやカエサルサンはこのヨナグニサンとは全く雰囲気が違う。ヨナグニサンには「与那国らしさ」がかなり出ているように思う。




P12002371 ちょっとブレイク。アオミオカタニシ。




P12002501

与那国では「アヤミハビル」(綾のある蝶)と呼ばれる。

前翅先端はヘビに似せて、天敵から身を守ると言われているが、どうだろう?




P12002802 裏面。


どうしても表に注目してしまうが、裏もこの通り。なんとも薄桃色が美しい・・・




♀も同じところにいたが、今回は♂だけを。♀はひたすら巨大で、模様も形も少し違う。個人的には♂のほうが気に入った。





P12002981


さすがに同行者に悪いので撮影を切り上げる。




結局、撮影はただ翻弄されて終わった感があったが、仕方のないことだった。これだけの生物を生まれて初めて生で見て、誰が冷静を保てるのであろうか?



またいつかヨナグニサンの成虫に出会いたい。



帰りの運転中もまだ「やばかった、やばかった」と繰り返す私であった・・


与那国 3/24~昼

もう気付いたら7月になってしまってたので、春の八重山も8月までには終わらせます。


今年は蝶屋の友人らと与那国に行きました。個人的にはフェリーよなくにに猛烈に乗りたかったのですが、同行者が激しく船に弱いので今年は飛行機で。飛行機は早すぎて感動。離陸してしばらくしてから着陸しちゃいました。



事前情報であまり鳥的には芳しくないことを知りつつ、今年も国境の島に降り立つ。



宿に荷物置いて、レンタカー借りて、友人を比川林道でおろす。



P1190984 亜種タイワンヒヨドリ。

去年撮り忘れたので到着早々撮っておきました。結局撮影したのはこのときだけになっちゃいましたが。日本ではここだけなのでやはり一見の価値はある。



その後のろのろと車を走らせるもムジセッカの地鳴きが聞こえたり、コホオアカが遠くにいたりと平和な感じ。



北牧場に行ってもやはり芳しくない。チュウヒバリ?っぽいのを一瞬だけ見るも写真は撮れず。



P1200046 フェリーよなくに。と見せかけてカツオドリ。


Zoom_3 コックピットの上に1羽。


船に乗れなかった悔しさからアオツラとか付いてないかなと探しましたが、全部ただのカツオドリ。あとでMさんに聞いたところ良い海域ででかい船が通過して、鳥がその船に持ってかれたそうです。変なの出なくて良かった。。



またまた移動。



P1200057 クロツラヘラサギ。

きれいな夏羽です。去年は薄汚れていたのしかいなかったので少しは絵になります。



P1200091 シロガシラ。

西表にはほとんど(全く?)いないのは不思議。何故だろう?



P1200096 アダンに止まる亜種リュウキュウキジバト。



P1200123 ノスリ。


擦れていて(?)怪しい色してますが、ただのノスリでしょう。虹彩が淡色なので幼鳥か。この辺は写真だけでは未だに一瞬悩んでしまう。実際見てみるとオオノスリは全然雰囲気違うんですが。




P1200129 翼上面。まあオオノスリじゃないです。





初日は昼はこんな感じで。夜は気分的に分けますね。

2010年6月22日 (火)

石垣 3/22,23

サークルの合宿から抜け出していざ自由の身へ、ってことで石垣港に降り立つ。いつも通りOTSでデミオ借りて空港に蝶屋の友人を迎えにいく。無事合流してオシャレなとこで夕飯食って、恒例の山へ。



P1190715 オオヒキガエル。

日本に来てしまってからはDORにされるのが運命だけど、これはこれでよく見てみるといい顔してる。



で、肝心のとこは不覚にも入り方忘れた&それほどビョーキでない人たちを暗闇の中に連れてくのは気が引けたので帰ることに。ディープな生き物探しは去年したからいいやってことで。




翌23日は蝶獲りに付き合うことに。鳥は場所の情報がイマイチよくわからなかったのであきらめる。鳥屋さんに会えば解決するんだけどあいにく会わなかった。



ちょうちょで有名な林道へ行く。




チョウ自体はいたが、なかなか獲られる前に撮るのは難しくて途中からあきらめた。オオシロモンセセリとかもいたがまともな写真なし。


Oounmonkuchiba オオウンモンクチバ。

こういうのしか撮れない。。



キオビエダシャクなんかも飛んでるんですが写真は無理。なんだかねぇ。



Sazanamishiroaoshaku サザナミシロアオシャク。



あまりいい蝶がいなかったので移動。




P1190760_2 イワサキクサゼミ。

ちっちゃなセミ。ジーって鳴きます。




ミカドの集団吸水が見られるかもしれないということであるとこに来たが、なんもいない。



P1190838 コノハチョウ。



なんか私は双眼鏡とカメラしか持ってないのに、監視員の人に「何獲ってんの?」って怪訝な目で訊かれるし。。写真しか撮りませんよーだ。あ、同行者も一応法律守ってますからね。


鳥ではこういうのがないからある意味楽かも。保護区とか入っても楽しめるしね。網屋さんは大変ね。



P1190840 イシガキモリバッタ。




また場所移動。



結構トンボが飛んでて何なのか気になるので獲ってもらう。



P1190843 ヤエヤマサナエ。

あまりこういう写真は好きじゃないんですが証拠ということで。



P1190856 ミナミトンボ。


トカラでこんなことやったらダメですが。


両種とも希少な種。もっとまともな生態写真撮りたかったですが今回はあきらめる。撮影後逃がしてやりました。




P1190870 ウスイロコノマチョウ。




この林道は蝶屋さんには有名らしいですが、初めて来ました。蝶以外にもいろいろいておもしろい。



P1190886 アオスジアゲハ。


なぜだか地面でへばってました。




Tsumakimonshiromodoki ツマキモンシロモドキ。


なかなかきれい。



Monshiromodoki モンシロモドキ。



よく見かけますがよく飛んで意外に撮影しにくい。




帰りしな



P1190915 ハイイロチュウヒ。


fingersは5枚なのでヒメハイイロチュウヒやウスハイイロチュウヒではない。ここは石垣なので一応疑ったほうがいい。



P1190922 別カット。


それにしても酷い写真。。ずっと虫ばっか撮ってたからなあ。




Kimunekamikirimodoki キムネカミキリモドキ。


モモブト~に似てます。





山を下りて海の方に。



P1190969_2 オオメダイチドリ。


いつも通りカニ食べてました。




時間があるので噂の鳥でも探しに行くがやはりいない。私の行ってた時期はなんか確認情報が途絶えてた。


P1190980 ズグロミゾゴイ。


去年と同じ場所で。もしかしたら同じ個体かもしれない。




こんな感じで石垣は終わり。いよいよ明日から与那国っていうとこです。


2010年6月20日 (日)

西表 3/21,22

梅雨ですね~。いやな季節です。鳥的な6月の目標は上旬に早々と達成したので、最近は全然フィールドに出てません。熱も冷めてるし、めんどくさいし、勉強しなきゃなんないし。まあ、夏休みになったら生き物屋再開します。




西表の記事も最終回。21日は地元の探鳥会に参加させていただく。



P1190351 ポイントに着くなり沼アジが飛んでた。




P1190361 クロハラアジサシ冬羽。


ヘッドホンもしてなければ、ショルダーパッチもないごくごく普通な沼アジ。


場所がバレバレってゆう(´ω`)





P1190391 きれいなアヤパニ。





いつのまにか探鳥会が終わったので別の所へ。参加させていただきありがとうございました。





去年見たとこへ。去年とほぼ変わらないとこに・・・




いたいた。




P1190441 ズグロミゾゴイ。♂かな。


頸を左右に振る独特な動作で怪しく餌探し。この妖しさがたまんないですな。





P1190490 ムラサキサギ。

結局角があるクイナは見つけれなかった。夏の方がいいんでしょうね。





西表最後のナイトハイク。



P1190500 クロベンケイガニ。




P1190509 ハマガニ。



どっちも目つきキツイですね。




P1190536 眠るサキシマキノボリトカゲ。




P1190540 眠るイリオモテモリバッタ。





P1190546 不明種。


クロジャノメアツバかと思ったんだけど全然違う。アツバ系だとは思うんですが、わかりません。初記録とか平気で出るような地域だけにそういう可能性も疑ってしまう。




P1190554 ミナミヤモリ。




P1190561 ミドリホソナミシャク?



個体変異が激しいらしいので?を付けときました。実際あまりわからない。コバネヒゲブトナミシャクの可能性も。




P1190579 またまた不明種。



裏はこんな。



P1190581 今夜はわからないガばかり。

ムラサキエダシャク的な雰囲気があって、シャクガの類だとは思うんですが。。





P1190585 アオミオカタニシ。



この緑・・・




P1190595 タカサゴシロアリ。


去年の写真よりはだいぶマシに撮れました。この写真では兵蟻が大半。


リュウキュウアカショウビンに巣を提供します。





こんな感じで最後のナイトハイク終了。またいつか夏にでも来て歩いてみたい。




最終日は近くをさらっと見て帰ることに。



P1190616 トラツグミ。


集落内で越冬してたみたい。西表島でトラツグミというと亜種コトラツグミ(Zoothera dauma horsfieldi )がやはり有名なわけでちょっとロマンを感じさせますが、残念ながら情報があまりにも少ないので無理です。まあ普通のトラツグミで間違いないでしょう。上尾筒もイカリ紋ではないのでオオトラツグミではありません。




P1190643 ギンムクドリ。

南西諸島では普通の光景。




そろそろ出航の時間になり、西表島を後に。



今年は色々大変なこともあったし、鳥は全然だったけどまあそこそこ楽しかったなぁ、なんて思いながら船から離れゆく島を眺めてました。


社会人になってしばらくしたら有休とって4月~GWあたりにまた行こう。その頃はオウチュウとかその辺にいるはずだから。



次回からは石垣、与那国です。

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