甲信越/Kohshinetsu

2018年9月 9日 (日)

HAKUBA Aug/11-14/2018 #2

さて、パート2です。


すでに標高は2500m以上となっており、宿舎までもうすぐといったところ。

若干歳取ったのか、少し空気が薄いのを感じる。うーむ、最近の残業と日頃の運動不足がきいてるのか・・。

一応レンズは3本持参しているが、望遠はザックの奥底。だもんで、


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イワヒバリ

手持ちの標準ズームで撮影してトリミング。タカネヨモギ、クロトウヒレン、タカネスイバ、カンチコウゾリナあたりが一緒に写ってる。まだ若い個体。近かったから普通に撮れた。




さて、ぼちぼちありそうな雰囲気だなーと思ってると



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オノエリンドウ


ありました!でも閉じてる!そういやリンドウだから天気良くないとアカンかった!


なーんかさ、三年前のお盆にハッポウタカネセンブリ見ていたときに、今向こうの方にはオノエが咲いてるんだろうな・・・。と想いを馳せてから、お盆に行くことができればいけるっしょって勝手に数年間思ってたんですが、そういや天気にうるさい花だったわ。。

そんなこんなで、次に一応期待しつつ登り続ける。次は白馬三山縦走を晴れた8月にやりたい。ふたつとも鑓のほうか。。またいつか必ず行こう。


そーんなわけで、天気は下り坂ということがわかっているので、さっさと登る。


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タカネシオガマ

普通に足元に咲いているのはここのすごいところ。ミヤマシオガマも見ましたが、花は終わっていた。ヨツバシオガマばかりの山が多くて、他の2種は少ないように感じる。



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イワギキョウ、ウサギギク

天気悪くてもイワギキョウは開いてるのね。チシマギキョウは見たはずだが、かなり少なかったように思う。ウサギギクは今までで一番多く見た。花期が若干遅い?




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チングルマ

かほー。花は翌日縦走してるときにどっかにあったが、撮影できず。



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ミヤマダイモンジソウ

やる気の感じられない写真ですが、ゆるして。。ミヤマといえば、ミヤマアケボノソウも期待してたんですが、山荘直下の群落はすべて花終わってました。見事なまでに。ざんねん。




昼前にチェックイン。空いてるとよいね。オノエを数株見つけといて、時折見える晴れ間にやきもきしながらも、少し遠くを散策することを決意。まあ、花の中は見えないけど、個体としては確認はしてるから・・






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足をのばしてみたのはマイナーなエリア。ルート不鮮明でガスったりするので危ないですが、持参したガーミンがかなり役立ちました。妻よありがとう!

雪田周辺はイワイチョウやハクサンコザクラ、ミヤマリンドウがまだきれいに咲いてる。まさに花園。



ただし、目的の花が見つからない。

ルート上が雪に覆われているし、引き返すか・・・。と足元に目をやると





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クモマグサ

やっとこさ発見。憧れ続けること3年(ずいぶん短いな)、ついに。

シコタンソウとセットで見られるような種と思っていたんですが、個人的に行った山ではそういくことはなくて、どうやったら見られるんだろうと疑問に思ってました。山域や環境が限定されてるんだろうなと思います。レッドリスト指定は長野県のみというのが、詳しく誰かにきいてみたいところ。

予想よりもずいぶん大きな花で、背丈があって、ひょろい。シコタンソウのイメージだったので、予想を裏切られました。形態は場所にもよるとは思う。




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上から。ウメバチソウやシラヒゲソウのように柱頭にかぶさって順に葯が成熟していく様がよくわかる。

いやー、やばくないすか、この美しさ。

花もいいですが、葉含め全体がフィギュア感あって、いい。風衝地で健気に咲くさまは、日本離れしている。天気が悪かったのは残念だが、この手の花はみずみずしく写るから、この天気でもいいや。


二回目の白馬にも関わらず、周りの山の展望は今回もなく、ガスワンダーですが、目標は達成されましたので、おうちに帰り始めます。




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トウヤクリンドウ

人気の花。このひとは花閉じてても絵になるからいいね。

私は秋の気配を感じる高山帯に点々と咲くこの花を見ると、なんだか天上界を思い起こさせます。蝋燭みたいだなあと。昔、山岳信仰があったころはおんなじ思いをしていた人もいたのではないかな、とか。




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イワツメクサ

すみません、初めて見たときの感動を忘れてる。証拠程度にしか写してない。



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ミヤマツメクサ

見方が適当すぎて、タカネツメクサとの違いをちゃんと写してないですが、おそらくミヤマかなと。

今回の山行は焦点を絞ったせいで、他の花がおろそかになってしまい、反省中。人生で何度でも登っていいと思ってるので、次回に活かそうと思います。






はい、そんなわけで、ウルップソウ、ミヤマクワガタなども楽しみながら、宿舎に戻る。

結局マークしてた株でも全開になることはなかった。まあ、また来るかー、と思いながらまったり室内で過ごす。

夕食をたらふく食べ(デザートまで)、おみやげも買いつつ、山小屋泊まり。




翌朝は雨!

みんな下山を渋ってたが、社畜は外界に戻るしか生きていくすべがないので、雨の中出発。今日はカメラしまう・・。




昨日、声を聞いたあたりの斜面に差し掛かると、ライチョウ♂3羽。ゴワゴワ鳴きながら、飛んだ。一応マクロで撮ったけどね。鳴き声と飛翔はなにげに初めてだったので、嬉しかったです。



そろそろ多くの鳥屋諸氏と同じく残雪期の立山などでバキバキの夏羽を激写する時期に来ているかも。立山じゃなくて、たぶん別の山に行く計画するけど。

足輪きらいなわけでないですが、学名の由来にもなってるあのモフモフな足にカラフルな輪っかが付いてるのは、ねえ。。


・・・・


一応山頂も踏みます。


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シコタンハコベ

ちゃんと咲いてました。同じく後立山連峰に入っていて、盟主とされる山で初めて見たときの感動が蘇ります。

名前も、生息環境もロマンあります・・・。




さて、さらにいくつかのピークを越えないといかんので出発。



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途中、割とライチョウに遭遇しました。やはりガス最高。雷怖いので、のんびりできないのがいたいですが。

トウヤクリンドウに囲まれて。





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ミヤマアズマギク

終盤でしたが、まだ残ってました。ミヤマムラサキも見かけた気がするが、撮影せず。常に霧雨だと、やはりしまってしまう。






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家族連れにも遭遇。




はじめてのルートでしたが、花のピークの時期ならもっと楽しいはず。クモマスミレやミヤマコゴメグサ?の群落には驚いた。





さて、植物にも目もくれず、駆け足で下っていく。途中の山小屋での休憩中も雨、雷。



これから樹林帯へ。

ぬかるみや濡れた岩に気をつけて神経使いながら下山。うーむ、下山のほうがはるかにしんどい。おっさんになったから?




そのうち標高下げると、天気が回復してきて、亜高山帯の植物を見る余裕も。





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こんな素敵生物にも遭遇。驚きました。





そんなこんなで、がくがくになりながら下山終了。温泉入って糸魚川へ。


無事帰ってこれてよかったよかった。




また行きたいなあとすぐに思うんだろう。

お盆といえば一部ではBoP遠征が目玉ですが、そこまで日程に余裕をもたせることができないのが現状。お誘いいただいてるのに参加できないのは恐縮ですが、いつか行ける日を夢見て生きてます。

それまではささやかですが、日本のアルプスへ自分の足で登ることが真夏の楽しみ。





久々に昔のスタイルで更新してみました。時間的、精神的余裕がないと書けない。今回はいろいろ諦めていたので、どっちもあった。

これから本格的な秋ですが、自然災害も多くてメンタル削られる日々なので、無理のない範囲で余暇を楽しもうと思います。






HAKUBA Aug/11-14/2018 #1

雨ですし、なんだかひきこもりな気分なので、今年の山行を記事にしようかと。

今までいくらか高山には登る機会に恵まれましたが、その中でも再訪したいと考えているのは花の名山と呼ばれるところ。

中でも2014年に初めて訪れた白馬岳周辺は個人的にすごく気に入っていて、機会を見て再訪したいと常に感じていました。

そんなこんなで、今年はお盆休みを得ることができたので、久々のアルプス。体がなまっているので、大丈夫かなあと思ってましたが、まだ大丈夫でした!



えっちらおっちら電車で白馬まで。そのあとバスと徒歩で今宵の宿まで。

途中ではサカハチチョウやアサギマダラ、ピドニアの仲間を見つつ。


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フキユキノシタ

今まで見たことがなかった花。完全に流れの中の岩場に生えていました。

やはり造形美がすばらしい。クロクモソウもまだかろうじて花残ってました。


のんびりタマガワホトトギスやミソガワソウを撮影しながら、山小屋に到着。


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山小屋というだけでテンション上がるようになったのは、仕事に疲れてる社会人だから?

ご飯も食べて、意外にもゆったり快適に過ごせて、来てよかったと早くも感じていたが、翌日の天気は微妙・・。


でも、就寝前の夜空はきれいだったなあ。天の川も。




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翌朝はガスっぽかったが、なんとか午前中はもちそう。小屋の隣のマミジロの声を聞きながら、山を仰ぎ見る。

というわけで準備をしてから、雪渓をひたすら登る。




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振り返るとこんな風景。雪渓というか、氷河ですね。



雪渓が終わると花が多くなる。急な道なので落ち着いて見ることは難しいが、目的の花を探すための準備運動を。



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ミヤマコゴメグサ

花期はほぼ終わりですが、ひっそりと。

翌日縦走中に、とある山の稜線付近でかなりの群落を見たが、あれははたしてミヤマだったのか。撮影できなかったのが残念。



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タイツリオウギ

8月上旬なら花ですが、今の時期はすでに豆果。花は他種と似てますが、こうなると一目瞭然。



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イワオウギ

こちらはまだまだ咲いてました。一番個体数が多い。絵になるわいね。



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ミヤマトリカブト

さすが、晩夏。一番目立っていた花だったかも。そういえば麓のオオレイジンソウは花はほぼなかった。



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シロウマアサツキ

こちらも忘れてはいけないが、前回に比べやはり数は少ない。数株見たに過ぎない。

但馬北部の低山地に分布しているという報告があって、私自身も見たことありますが、完全に謎。なんでまたこんな標高に生える植物が。。



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シロウマオウギ

そこそこ違うのでわかりやすい。イワオウギより可憐なイメージ。前回も確か見てます。

リシリオウギに関しては今回も見ていない。やはり難しいのかも。


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ミヤマオダマキ

前回と同じ場所で再会。ミヤマオダマキは今年は北海道でも見れました。好きな花。

スゲはアシボソスゲでしょうか。自信はあまりない。



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ヨツバシオガマ

まだ結構咲いていたので、この時期でも年によっては楽しめるのかなと。いつ来ても楽しそう。


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キバナノコマノツメ

こちらもギリギリ一輪。今年最後のスミレになりました。葉の鋸歯が荒いので、え?となりましたが、クロクモソウの葉ですね。。キバナノコマノツメの葉も2, 3枚見えます。

クモマスミレは翌日縦走時にどっかの稜線付近で群生みましたが、花は終わり。あとは下山中にミヤマスミレの葉を見たかな。




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ミヤマクワガタ

今回割と目立っていた。前回はあまり記憶がないが、比較的赤みを感じる株が多くて、地質によるものかと思ったり。北岳のミヤマクワガタは明らかに赤いですけどね。

かなり立派な株で感心してました。



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ウルップソウ

雪渓周りでまだ数株花を確認。ミヤマキンポウゲやヒメクワガタらしきのも写ってる。

すみません、スゲはわかりません。やはり現地でしっかり手にとって同定する必要ある。




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ハゴロモグサ

前回もどこかで見ていたが、今回も。場所は忘れたが、花が多くなってきていたエリアだったかな。数株見たような気がしますが、写真はこれだけ。

Lady's Mantleで有名な花。Alchemilla japonica というだけあって国内は1種のみ。




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ホソバツメクサ

あんまり他の山では見ることがない。今回もこれっきり。新鮮な花はきれいな星型で好きな花。



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クルマユリ

いやはや、割とお盆でも花残っているのね。年によりそうですが。クルマユリ見ると、アルプスのお花畑来たんだなあと実感します。



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ミヤマキンポウゲ

と思う。白馬には他に数種珍しい種があるが、今回も見なかった。意識してなかっただけかもしれないが、なぜかラナンキュラスってあまり重点的に見ていない。。

北岳の有名な種はきちんと意識して見つけたんですけどね。




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タカネセンブリ

かなあと思ってます。花終わってますが。

台地状になっているエリアで。なかなかのんびり時間をさくことができてないが、次回行くときはこのへんのお花畑でゆっくりしてもいいなと思ってる。




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ハクサンサイコ

けっこう好き。



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ハナイカリ

あまり今まで見た記憶がなかった。なぜでしょうね。不思議。




とりあえずこのへんでパート1は終わり。次回は目的の花に出会う回。








2018年8月26日 (日)

生存報告がてらトリでも ver. 2018

あっという間に8月も終わりですね。忙しい日々ですが、なんとか元気にやってます。

もうじき歳もとります。SNSを見てるともう自分も一世代違う人間なんだなと思うこともありますが、私にも確実に好き勝手やってた時代もありましたし、その時の経験が糧になってるんだろうなと。

前回の更新は6/23ということは、それから北海道に行ったり、ライファー見てたり、高山に登ったりしました。はい、休日はちゃんと遊んでます。若干夏バテ気味ですけど。



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前回の更新時にはすでに見てましたが、懐かしくなったので。

拍子抜けするほどの個体でしたが、いろいろじっくり観察できて良かったです。かっこいい鳥でした。昨シーズンのフィーバーはどれも見送った後での嬉しい出会い。




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そして7月には久々の道東へ。目的はいろいろありましたが、なんとか行って帰れてよかったです。最近は花も鳥と同じくらい好きなので、花も楽しみました。

この時期の道東は初めてだったので、鳥の密度に驚きました。特にこのオオジシギは嬉しかった。原生花園の上空をゴゴゴゴゴ・・・と飛ぶさまは何度見ても飽きません。




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船も乗りました。

エトピリカは今年は夏の後半になってから安定したみたいで、駄目。また機会あれば見に行きたいですね。

それでも久々の海はラッコとかゼニガタアザラシとかも楽しめました。




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近くにいるアオバズクもチェック。

猛暑が続きましたが、夏は過ぎていきます。。




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8月に入り、夏らしい鳥も。

今まで実は縁がなくて、初めて見れました。少なくとも50羽くらいはいました。鳥自体も多くて、なかなか楽しかったです。暑さが堪えましたが、やはり海辺もたまにはいいもの。

あとになって、いい鳥が混じってたことを知ります。。普通に狙ってスコープで真面目に見てたんですけどね。まあ、私のときはいなかったです。くやしいけど。



今年はお盆に休みを頂いたので、3年ぶりくらいにアルプスへ。山域自体は4年ぶりくらい。

目的は完全に花なんですが、天気が後半恵まれなくて、一部宿題も。それでも、ガスの稜線歩きはチャンスに恵まれて、、


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これまた何年かぶりのライチョウ。3箇所、合計9羽くらい観察。


今回初めて♂の鳴き声と飛翔も観察できました。うーむ、やはり6月にも見てみたい。

ライチョウの経験は普通の鳥好きよりも多いとは思いますが、秋羽と子連ればかりでね。。夏山シーズンは仕方ないんですけど。



こんな感じで鳥も見てました。実はね、鳥の今年の目標はすでに達成してしまったのです(国内ライファー3種)。でも、ほんと増えない。500までの道のりは果てしない。まあ死ぬまでの目標にします。数はあんまり気にしてないのですが、見たい種類はなんといってもヘラシギ。そろそろ危機感が募ります・・。



今年は花や虫も初めて見ることができた種も多いので、時間あれば次はそのネタで。でも仕事も忙しいので、正直いつの更新になるかはわかりません。あしからず。



2013年9月 5日 (木)

夏は涼しく~後編~

さて、秋雨が続いていてあんまり気分も乗りませんが、まあいいでしょう。健康なのはもちろんいいことですが、思い通りにならないと頭痛くなりますよね。そんな日々です。精神的にあまり元気はありません。治療法はありますが、年を追うごとに耐性ができてきて、治療費やリスクはかさむばかり。ってな。





さて、前回の続き。7/28の午後。



大移動の結果、やって来たるは白馬。もうすでに13時くらいで、雨もぽつぽつ降ってきてましたが、まあ晴れたらいいなという感じでリフトに乗ります。



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さて、目的地の栂池自然園には13時半前に到着。雨の影響か、かなりの人がもう下った後だったので、人出は少ない。初めての場所では快適に過ごしたいので嬉しいです。

トイレの前でホトトギスらしきトケンが飛ぶのを見たりしながら歩き始めると、そのうち空が明るくなってきました。やったね。





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イワイチョウ。


湿原には多くの花が。ニッコウキスゲとコバイケイソウの群落には目を奪われるばかりだが、足元の可憐な花もいいですね。





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アオジ。


鳥は少なめだが、時期が早いともう少し面白いかも。ただ、標高1900m前後なので、それなりの鳥になりますね。






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エゾシオガマ。



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オオヒョウタンボク。


今頃は赤い実をつけているころでしょうか。





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キヌガサソウ。



キヌガサソウも比較的多く見られ、花も割合新鮮でした。見応えのある花です。




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モミジカラマツ。



カラマツソウの仲間も多く、どれもこれもきれい。葉を見ればすぐにわかります。




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カラマツソウ。



花の形も微妙に違いますが、葉を見るのが手っ取り早いですね。





メボソが近くで鳴いていたのでピッシングしてみた。





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メボソムシクイ。



これからの季節、なにかと話題に上りそうなメボソ3兄弟ですが、今で言うメボソムシクイを確実に撮影するにはそれなりの場所に行かなければいけないので、ちゃんと撮影できて素直に嬉しかった。離島で秋に見ても、なんかすっきりしないし、予想以上にオオムシクイが多いのではないかというわけで。

メボソムシクイの囀りの拍子は3だったり4だったりしますが、個人的に今年の夏に聴いたかぎりでは「銭取り、銭取り」とは聞こえにくいおそらく3拍子が多かったかも。でもオオムシクイとは声質が明らかに異なるので、まあ耳が普通に良い鳥屋さんなら囀りで迷うことはないでしょうな。声紋で視覚的に見ても明らかに違う。姿での識別は私は諦めています。




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ベニバナイチゴ。




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ミズバショウ。


まだ花もありました。雪解けが遅かったんでしょうね。




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マイヅルソウ。



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ゴゼンタチバナ。




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ヒオウギアヤメ。


高層湿原なので、こういう花もあっておもしろい。午前中に見たアヤメとは形が違います。





かなり太陽が出てきてくれたので虫たちも動き出す。





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カオジロトンボ。



実は本州で見たのは初めてだったかもしれない。高2のときに行った立山・弥陀ヶ原で見たかったが、見られず、大学3年のときに行った旭岳で初めて見た。


限られた環境にしか住まないトンボなのに、やっぱりいくらネイチャー系の人でも花がメインらしく、注目してるのは私ぐらいだった。まあいいんですけど。





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よく見ると鮮やかできれいです。トンボ特有のメタリックな美しさや、鮮やかな緑とかではないが、シックな色合いと生き方が魅力的です。





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タテヤマリンドウ。


ミヤマリンドウはここでは見かけませんでした。環境が違いますね。





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モウセンゴケ。



場所によっては目立ちました。




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チングルマ。


すでに果穂です。





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コバイケイソウ。


今年は当たり年らしく、壮観でした。





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シナノキンバイ。





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サンカヨウ。


実をつけているのがほとんどでしたが、一株だけ花を見つけました。場所によって雪解けの時期が違ってくるので色々見られておもしろい。透き通るような純白の花がなんともいえません。






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エンレイソウ。


これもほとんど実でしたが、里では早春の植物なので、なかなかうれしい。




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コイワカガミ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ツマトリソウなど。




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ミヤマツボスミレ?


かなと思いましたが、単なるツボスミレでもいいのかも。詳しく確認しなかったので、なんとも言えません。





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チングルマ。


まだ花もありました。




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ツマトリソウ。


今回初めて見たかもしれない。小さいキヌガサソウみたいな形で気に入りました。





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こんな感じで色んな花が咲いていて、人も少ない、穏やかな午後を過ごせました。移動してきて正解でした。局地的に晴れていたのかもしれない。





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オオチャバネセセリ?

かと思います。





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来年あたりは白馬連峰で高山植物を楽しみたいもんです。





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ワタスゲとニッコウキスゲ。


湿原らしい風景です。





一番奥まで行きたかったが、のんびり行ってると時間的に厳しくなるので引き返すことに・・。



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イブキトラノオ。




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湿原の風景。





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オオバミゾホオズキ。



溝というように小さな流れ沿いに生えることが多いみたい。確かにそうでした。





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シラネアオイ。



時期的に95%以上が葉のみでしたが、ここだけ花がありました。実は初めて見たのでうれしかったです。こういう多雪地帯の植物はなかなか関東や関西に住んでると見に行くのが大変ですが、なんともいえない魅力がありますね。1科1属1種、日本固有種の変わった花。






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シリアゲムシの一種。


真剣に文献にあたったわけではないので、調べきれませんでした。見かけからして山地性かなと思うわけですが・・。




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ミヤマキンポウゲ。


メタリックな美しさがある花ですが、いい写真は撮ってませんでした。






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クルマユリ。



クルマユリもちょうど見頃って感じでした。下に写ってるのはモミジカラマツかなあ。





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ウラジロナナカマド。



さぞ紅葉が素晴らしいことだろうと思います。






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マイヅルソウの群落。


なかなか見応えありました。





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オオバタケシマラン。


かと思います。





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ビジターセンターの方を望む。


そろそろ雲が出てきましたが、十分楽しめました。





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何気なく撮った写真ですが、帰って見てみると左上にタカネサギソウが写ってた・・・。撮っているときは気づかず。





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ハクサンチドリ。





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こんなにたくさんの花が一度で見られたのは運が良かったです。こういう時期も一瞬で過ぎ去ってしまうんだろうなあ。






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オタカラコウ。





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ニッコウイワナなのかヤマトイワナなのかぱっと見ではわかりませんが、さすがにここは放流とかはなさそうな気がします・・・。


白斑は目立たないのでヤマトなのだろうか?





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ハナニガナ。





というわけで、最終便の一つ前くらいので降ります。短時間でしたが、人も少なく、花も多く、楽しめました。



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近い将来、白馬連峰にぜひ登りに行きたいですね。北アルプスでも高山植物をベースに考えるとやはり白馬は特別なところ。


翌日もこの辺で過ごす予定でしたが、天気予報は見事に当たり、雨雨雨・・。おとなしくのんびり車を走らせて自宅に帰りました。たった一日でしたが、夏を感じることができた濃い日でした。


今回は登山はしませんでしたが、今年の夏も登山はしてきたので、その記事はそのうち。


2013年8月30日 (金)

夏は涼しく~前編~

さて、やろうやろうと思ってましたが、もう一ヶ月ほど経ってしまったので重い腰を上げて書くことにします。

何年か前までの日記形式はあまりにも負担が大きいため、最近はほとんどやめましたが、信州とかに限ってはなんとなく書くことにしてます。それでもしんどいわけですが・・。ブログはつぶやき程度が一番長続きするわけです。



今年の7/28の話です。



前日までに信州入りし、夜は佐久市内に宿泊。

朝起きると曇りだが、日中は少し晴れ間も見えるということでさっさと出発です。



車を走らせること一時間ほど、目的地に到着。まだ人は少ない。



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ニッコウキスゲ



ちょうどいい時期に来ました。もしかしたらこんなのは初めてかもしれない。





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はい、長野県と群馬県の県境の湯の丸にやってきました。実質初めて。いきなり2000m超えた世界です。涼しくていいですね。



目的はあるといえばあるが、次の日の天気が悪いことが確定していたので、まあ天気を見つつ行きます。朝方は湿原がいいので池の平で。




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ハクサンフウロとキスジホソマダラ。




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ヤマオダマキ。



なかなか近場では見られないので嬉しいですね。




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ヤマブキショウマ。





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クルマユリ。




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ヤマオダマキ。


赤めの花もありました。まだ湿原への途中ですが、花が多いです。





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シモツケソウ。


かなと思います。アカバナシモツケソウともいうのかもしれませんが。





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ニッコウキスゲとワレモコウとか。


湿原は花でいっぱいでした。





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イワオトギリ。


かと。シナノオトギリとなかなか難しいときもありますが、これはイワオトギリで。




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ホソバノキソチドリとワレモコウ。



ランの仲間はいつでも美しいですね。





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テガタチドリとか。



種類も多いです。





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レンゲツツジ。



まだ一株だけ咲いてました。






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コヒョウモン。




ちょうちょはまだ活動できません。





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シャジクソウ。




せっかくなので見晴岳あたりまで登ってみることに。







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アヤメ。



内側の花びらが立ってるので、これは単なるアヤメ。






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イブキジャコウソウ。



いやほんとに山地~亜高山帯の様々な花が咲いてますね。これだけの種類が一箇所で見られるのはまあ普通ではない。





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ビンズイ。



ビンズイの囀りは慣れていないので、いつもなんだっけなあ・・と思いますが、ちゃんと聞けば特徴的ですね。






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バイケイソウ。



どれもこれも新鮮な花を咲かせていて嬉しいかぎり。






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ヤツボシハナカミキリ?


変異が多い本種かなと思いましたが、ちゃんと観察したわけではないので、あくまで推定ということで。





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マルバダケブキ。



この時期の定番かもしれませんね。






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ウツボグサ。




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シュロソウ。




ここみたいに山地性、亜高山帯~高山帯の花がかなり狭い範囲で生える場所では変種まで考えると私のような素人にはよくわからなくなってくるんですが、ここではタカネではなくシュロソウとしときます。伊吹山なんかに生えるシュロソウに比べると丈が低かったような気もしますが。。


まあ、シュロソウというのはアップで見ると意外にきれいな花なんですよ。







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少し登りました。湿原が見えます。





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シナノオトギリ?


かなあと思いますが、確実ではない。結局なんだか中間的な特徴を持ったものも多くて。


どうでもいいですが、私の専攻ではオトギリソウというのは有名でして、私の友達の誰に聞いても知ってます。生き物屋の友達じゃないですが。牛が食べると皮膚に光線過敏症が起きてあら大変ってなやつですな。

一般に有毒とされる植物はすべて知っておかないといけないので、他にはバイケイソウとかも有名だったり。まあ私みたいに実物を見たことある人なんてどうせ1000人に1人(たぶん全国の同級生でも私ぐらいな気がする^^;)ぐらいでしょうから、みんな覚えるの苦労してます。



植物はこんな小話もありますが、見て楽しむのが一番。





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ウスユキソウかミネウスユキソウ。



これも違いがよくわからなくて。花の柄って言われても・・。前、ウスユキソウって掲載しましたが、ミネウスユキソウな気がしてきました。

いつか違いが明確にわかるようになる日が来るのを祈ります。


地味にウスユキソウの仲間は初めてな気がするので、嬉しかった。もっとふさふさな種類も見たいので、近い将来中央アルプスとか他の山も行きたいですね。






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ツマグロヒョウモン。



なんとまあこんな場所にまで。おそろしいですな。





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キシタギンウワバ。


結構な数が発生してました。カトカラ的な模様がきれいですね。







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カラカネハナカミキリ。



個人的によく見かける種ですが、いつ見てもいいもんです。現地で識別できる数少ないハナカミキリ。





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アオハムシダマシ類(左)、ホンドアオバホソハナカミキリ(右)とか。




黒いのはたぶんそう。真ん中はピドニアかね、って思って調べてたんですが、よく見ると触覚がなんかカミキリっぽくない。種不明のコウチュウとしかいいようがない。

左はアオハムシダマシでしょ、って思ってたけど、最近細分化してるんですね・・・。もう鳥屋の限界超えてるんで諦める。十分がんばった。





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ツリガネニンジンで吸蜜するキシタギンウワバ。





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なんかこう丸みのあるものもあるんですが、たぶんこれは種には関係なさそう。


いつか明らかに高山!ってとこでミネウスユキソウ見たい。






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コマクサ。



2000mちょっとなのに、こんな感じでコマクサ生えてたり・・・。コマクサって苦労して2500m以上の場所で見るもんじゃなかったっけ?戦後に移植した、というサイトもありましたが、まあそうなのかも。でもなんだか、これだけいろいろあると確かに人の手が入ってるのかな。。と考えてしまう。植物だもんね。


こういう植物の分布とかを深く知るためには地質学や気象学もわかっておかないといけないでしょうが、さすがにそこまで手が回らないので素直に諦める。

ここのコマクサは北アルプスで見たものよりはずいぶん小型でした。




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マツムシソウ。



かなと思いましたが、丈はそこまで高くなかったのでタカネマツムシソウかもしれない。環境は稜線近くだったのでタカネでも良さそうだが。


植物は変種だの品種だのいろいろ忙しいです。






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ヤナギラン。


かなり咲いていました。きれいです。





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ホシガラス。




これにはやっぱり少し驚いた。いるのかよ・・と。さすがに鳥は移植とかないから、まあ少なくとも亜高山帯以上の標高に生きるような生き物が住んでるんですよね。仮にも2000mあるし。あまりにもお手軽すぎるのがいけないんでしょうね。





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カオジロトンボ。



これにも驚いた。湿原では全く見なかったのに、稜線で出会うとは。湿原で発生しているのだと思うが、多くはないみたい。





そろそろ下りることにします。





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ミヤマモンキチョウ  /  Colias palaeno aias  (浅間山系亜種)



そうです、これが有名なんです。もちろん保護されております。これは♀。




これで日本にいる2亜種はどっちも見たことになりますが、ここにいるのがつくづく不思議に思います。浅間山系はあまり馴染みがないですが、特異な場所なんですかね。


北アルプスに比べるとありえないくらい楽ちんに見れちゃいますが、まあそれもよし。苦労して登った後に見た亜種C. p. sugitanii も感動しましたが、ここみたいに平和にふわふわ飛んでいるのを眺めているのも乙ですよ。





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ハクサンフウロで吸蜜する♂。


♂を中心に5、6頭見られました。





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シバカワトゲシリアゲ。なのだろうか・・・。






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ヒメキマダラヒカゲ。


一番多いチョウ。亜高山帯の定番。





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ノハナショウブ。



もありました。アヤメとは形も模様も違います。





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コチャバネセセリ、キシタギンウワバ、コヒョウモン。




みんな吸蜜に忙しい。





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ウソ。



鳴き声はよく聞きましたが、姿は遠い一回きり。けち。





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エルタテハ。



いいですね、こういう場所、季節。





さて、11時前に散策は終わりましたが、翌日はかなり雨らしいので、明日行こうとしていた場所に無理やり午後に行くことに。結果的に良かったんですが、もう一種見たかった生き物はなくなく諦めるという形に・・。また来年以降かなあ。


というわけでこの日の午後は後編で。またそのうち更新します。夏山も今年中には(A;´・ω・)アセアセ



2012年9月24日 (月)

上高地から北アルプスへ~8/2~

少し疲れ気味ですが、なんとか元気です。長かった夏休みも終わり、これから後期。6年間も長いですね・・・。もうすぐ歳を取りますが、もう嬉しくはないお年頃。

今年の夏休みは充実していました。4~6月の不調を相殺できた感じです。よかよか。



てなわけで、夏の北アルプス最終日。8/2のお話。天気はいいですが、もう下界に下らないといけない。いつかは何日か2500mの世界にいたいものだが、山小屋泊まりだとお金がかかって仕方がない。山小屋バイトとか憧れます。





4:30過ぎには外も明るくなり始めていたので御来光でも見に外へ出てみます。





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4:54撮影。綺麗な御来光でした。下の方は安曇野。



当たり前だが、寒い。涼しいってもんじゃない。このとき下界は暑かったみたいで贅沢な限りですが。





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4:56撮影。モルゲンロートの中の槍穂高。美しい。上の景色の反対側。

広角レンズで写したらもっといいんでしょうけど、十分雰囲気はわかりますね。右手に見えるのは蝶ヶ岳ヒュッテからすぐの瞑想の丘です。




いやあ、こういうの経験すると山やめられなくなるわけですね。わかります。



景色を堪能して5:30頃朝食。なかなかおいしかったです。



少し準備などしながら6:15すぎに出発。この日は常念へ縦走しても申し分ないような天気でしたが、下りないといけない。横尾まで下る道の分岐点はヒュッテから20分強くらいだろうか。




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槍ヶ岳。





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チシマギキョウとオンタデ。バックは穂高連峰。



少し登って、まもなくちょっとした人だかり。見ると、





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ライチョウ♀。



おお、久しぶりのご対面です。おそらく7年ぶり。しかも♀は初めて。





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ヒナ。


5羽いたうちの1羽。ヒナも初めて見ました。


親子で稜線に出てきていて、餌探ししているようでした。ほほえましい。







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久しぶりに見ましたが、やはり結構小さいですね。出会いは気まぐれですが、いるときは探さなくてもいるっていうのがライチョウ。





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ヒナも間近で見られて可愛かった。いいですね~。





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お母さんはヒナの事が気がかり。ヒナは自由にその辺を歩き回ります。







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時々、プウプウあるいはクックックッみたいな感じで鳴きます。ヒナを呼んでいるんでしょうか。ミカドキジのつぶやきみたいな鳴き声に似ていた。





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ライチョウ歩き。




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光が強くて難しい条件だったが、なんとか背景を考えてがんばる。





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ライチョウ♂。



お父さんもいました。お父さんは少し離れた所で気ままに餌探し。



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背面はこんな感じでだいぶ褐色がかっている。


おそらく3回中2回目の換羽中。終了しているかどうかは僕にはわからない。





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それはそうとヒナがすごい近くまで来るんですよ。かわいすぎて。





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逞しい脚ですね。




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完璧なシチュエーション・・。



ライチョウといえば立山の写真ばかりで、こういうのはあんまりないはず。

初めて見たのが立山でしたが、いつかはこうやって北アルプスの稜線上で出会ってみたいと思っていた。まあ、別に構わないんですが、登山者は他でも見るのに、鳥屋は立山で比較的楽して見て終わりってのがほとんどなわけで。

自然好きを名乗る以上、やはり立山以外でも見たいところ。





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これまた、背景がここならでは。


しかし、結論ですが、高山に50-500はいらない。ライチョウがいたら絶対に200mmぐらいで足りる。500mmが必要な距離にいても普通はハイマツに隠れていて確認できないですよ。この写真は若干トリミングしているが95mm。

だから70-300あたりがベストですね。サンヨンは長い。たいてい登山者が近くで写メを撮るので、下がるとその人達が写ってしまう。

だれか70-300使わない方で安く譲ってくださる方いらっしゃいましたらご連絡ください(笑)




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ヒナが散らばってしまったので呼んでます。





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お父さんは相変わらず、気ままに散歩。






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しまいには砂浴びまで。




じっくり観察。




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砂嚢に貯めるためなのか小石を食べてました。




20分ほど観察させてもらった。もっと見たかったが、下ってからも時間が欲しいので仕方なく7:00すぎに下りる。行く道を遮る形で砂浴びしていたので申し訳なかったが、中断してもらう。

結局ライチョウを見た場所は横尾への分岐付近だった。




ガレ場もあっという間に終わり、樹林帯。ひたすら下り。途中沢みたいな場所もあったが、道に迷うことはない。ただこれは登りはキツイように思えた。ウソ、メボソムシクイ、ルリビタキ、ホシガラスの鳴き声なんかを聞きながら下り続ける。




そんなこんなで8:15ごろ、槍ヶ岳が木々の間から見える場所で休憩。槍見台にしては貧相だなと言っていると9:00前にちゃんと槍見台に到着。なるほど槍が見える。


そこからはササ帯が主体となり、コマドリの鳴き声がいっぱい。近くに沢があるようで、いかにもな環境。そんななか1個体やけによく聞こえるのがいたので、おもむろに横を見ると遠いが双眼鏡で見える距離でさえずっている。





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コマドリ♂。



デジスコならもっといい写真が撮れたに違いないが、まあ十分か。


しばらく囀りを堪能したあと、どこかへ行ってしまった。それにしてもコマドリが多いところだ。



そんなこんなで9:30に横尾到着。槍ヶ岳へ行く人達でいっぱいだ。若者も多いっすね。




バスが14:30ごろ出発するのでまたひたすら歩き。





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センジュガンピ。


ナデシコの仲間です。


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ソバナ。




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クガイソウで吸蜜するコヒョウモン。





途中こんな感じでいろいろいるので飽きない。上高地だけでも満足できる理由がよくわかった。






途中歩いていると、真横でコマドリの囀り!登山者いっぱい通っているのに。





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残念写真だが、この時期でも余裕で見れるのにはびっくらこいた。

今まで秘密のポイントを一ヶ所知っていたが、ココはそれに匹敵するかも。まるで興味を示す人がいないが。



10:50ごろ徳沢到着。






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ウラギンヒョウモン。





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ミヤマカラスアゲハ。


夏型なんであれですが、きれいですね。尾状突起欠けてるけど。




11:00ごろ徳沢園で少し早めの昼食を食べて再び出発。お昼はカレーとビール。最高すぎた・・・。





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オシドリ。


まあ♀かな。ヒナは見なかった。





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ヤチトリカブト。


だと思うが、まじめに調べたわけではない・・・。





その後、オオイチモンジを狙っていると、徳沢ロッヂの近くで林内を飛翔する♀を発見。ただ、見とれてしまい、撮影はできず・・・。帰ってきてから分かりましたが、時期が遅いんですね。見られただけでもマシか。いつかもっと早い時期にチャレンジしたい。しかし、雄大な飛翔だった。感動。






その後、オオイチを狙っていろいろ見てみるが、全てコムラサキ。やっぱ時期かな。



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こんなのも。




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シータテハ。





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ヤマキマダラヒカゲ。




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コムラサキ。



かなり綺麗なチョウですが、オオイチモンジを狙ってたもんで・・。





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こういう光景はいくつか。





途中ミスジチョウなんかもいたが、やはりオオイチはおらず。まあ今回はいろいろツイてたから、オオイチはまた今度ということで諦めがついていた。





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ホンドザル。12:30撮影。



明神で休憩したりしながらBTまで急ぐ。明神からは右岸側を歩くことに。






すたすた歩いていると、なんとイイ感じの小川が流れていることか。人も多いけど、生き物も多そう。またじっくり来たいものだ。途中カッコウの鳴き声も。






そんなこんなで13:40ごろには初日に通過した岳沢湿原に。





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センブリ類。


クロセンブリなのか?





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アオジ♂。


この時期に囀りを聞くとどきりとする。また冬に会おう。







なんとか人のごったがえす河童橋を越えて、BTへ。バスには間に合った。チーズケーキソフトを最後にいただく。濃厚でやっぱり美味しかった。



バスの窓にはハンノアオカミキリがくっついてた。久々に見たが、外だったのでろくに撮影できず。



無事に京都駅経由で奈良の実家に帰還。




今回はお天気にも恵まれ、景色も生き物も堪能できました。またどこか登りたいものです。




2012年9月18日 (火)

上高地から北アルプスへ~8/1~

なんだかんだで更新が空いてしまいましたが、普通に過ごしています。忘れぬうちにさっさと書きます。


2日目の8/1は蝶ヶ岳を目指します。長塀尾根からのコースで、ひたすら樹林帯を急登する予定。


朝ご飯を6時半ごろ食べ、7時過ぎには出発します。かなり明け方からアカハラの鳴き声が響いてましたが、今日は無視。天気は最高です。



徳沢園の脇の登山道から入ります。


かなり長い道のりなんだろうなとは初めのほうで悟ったが、ほんとにそうだった。途中まではササが生い茂り、そこかしこでコマドリやミソサザイが囀る。頑張ったら姿も見られるだろう。


ササ帯が終わっても、ひたすら登りで展望もきかない。


途中何度か休憩。登山者は少ないです。




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コゲラ。


ピッシングしたらカラ類の混群がやってきました。癒されます。これを撮影したのが10時半ごろ。


この間、ひたすら樹林帯の登りで、カニコウモリやゴゼンタチバナなどの亜高山帯の植物を見ながらなんとか歩を進めます。




どこが長塀山の山頂なのかよくわからないまま、勝手にさっきのところが山頂だったのでは?と言ってると、やっと11:45に山頂。徳沢から4.4kmだが、ずっと急なのでかなり疲れる。アキアカネぐらいしかいないし・・・。


これから1.8kmでやっと蝶ヶ岳。途中、妖精の池(クルマユリ、キアゲハ、アキアカネなど見ました)およびその類似品をいくつか見ながら歩いていると12時半ごろやっと槍ヶ岳が見えました。




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手前にはハクサンイチゲが生えてました。




もう蝶ヶ岳山頂も近いはず!って思ってると、いきなりハイマツに。こんな感じの植生の移行もあるんですね。南側斜面だからだろうか。シラビソとかの亜高山帯の針葉樹からいきなりハイマツは新鮮でした。蝶ヶ岳でも他の西側斜面などはガレ場だったので、おそらくこの長塀尾根から東側斜面の一部だけなのかも。




だからなんか心の準備も大してしないまま高山帯へ。




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蝶ヶ岳山頂から見た蝶ヶ岳ヒュッテ。左に槍も見えますね。ここで13時。





宿泊申し込んだり、荷物置いたりして、しばらくしたら常念方面の稜線を歩いてみる。




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クジャクチョウ。


ヒュッテ近くにいた気がします。この一回だけでした。





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コマクサ。


高山植物の女王もここでは数株しか見なかった。久々に見ました。






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オンタデ。


バックは穂高連峰です。景色が最高ですね、やはり。






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槍ヶ岳がなんとも綺麗にそびえています。




なんかまったく稜線上には生き物の気配がなかったので、朝徳沢ロッヂで受け取ったお弁当を食べて、ヒュッテ周辺に引き返すことに。ヒュッテ近くのほうがお花畑があったりする。




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チシマギキョウ。


この横でお弁当をいただきました。おいしかったです。




この時点で14時ごろ。まだまだ天気は持ちそう。運がいいです。





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イワツメクサ。


なんとも可愛らしい花で、高山帯に来たんだなあと実感。





ヒュッテに戻り、大滝山方面のお花畑に行こうとすると、偶然にも蝶屋さんに出会い、いろいろお話を伺うことができました。やはりミヤマモンキは一昔前に比べ減ってるようで、蝶ヶ岳でも見られるが、多くはないとのこと。


その方が昨日見たという場所に行ってみてしばらく待ちます・・・。





するとだいぶ下の方でそれっぽいチョウがちらちらしてます。





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いた、ミヤマモンキ!♀ですね。


こんな証拠写真しか撮れない。





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同一個体。




雲が上を覆って、少し日が陰った。だからこんな感じでしばらくクルマユリでじっとしてた。



日差しが戻ると、近くに飛んできた!





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今度は♂。




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ミヤマモンキチョウ♂。



ウサギギクで吸蜜中。やっとそこそこの写真が撮れた・・・。北アルプス亜種Colias palaeno sugitanii です・・!



いやはや素晴らしい。可憐なちょうちょですね。2年前の燕岳ではそれっぽいのをチラ見したにすぎないので、やっとまともに見れました。




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クルマユリの花粉がついちゃってますが、これもまた生態写真らしいということで。たぶん同じように止まってたんですね。






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スジグロシロチョウ?


エゾなのかヤマトなのかはわかりません・・・。



結構吹き上がってきている種もいます。







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カヤクグリ。


蝶ヶ岳山頂付近はなぜかイワヒバリは見なかった。大きな岩がないかもしれない。もしかしたらいたかもしれないが、それほどのやる気は残念ながらなかった。鳴き声は全てカヤクグリしか聞かなかったので、まあいないとは思うが。




蝶屋さんに大滝山への分岐付近のお花畑もいいと教わったので、行ってみることに。感謝感謝です。






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キヌガサソウ。



日本固有種で見られる場所が少ないみたいですね。恥ずかしながら調べてみて初めて知りました・・・。

Paris japonica という学名がなかなか変わっていて面白い。






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ミヤマキンポゲとカラマツソウ。


カラマツソウの類って何種かあるんですね。これは托葉があったのでカラマツソウか。





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アオノツガザクラ。




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コイワカガミとミツバオウレン。





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ベニバナイチゴ。





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アオノツガザクラ、コイワカガミ、ミツバオウレン。



いろいろ可愛らしい花ですね。





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コイワカガミ。


ハチのおしりが気になるんです。

コイワカガミは多かった。







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モンキチョウ。



ただのモンキチョウも吹き上がってきてるのでいます。





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アキアカネ。





そろそろ16時で、特にちょうちょはいないから戻ろうかなと思ってると、上の方からスーッと黒っぽいのが降りてきた。どちらかわからないのでとりあえず追いかける。





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やりました!慎重に近づきます。




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クモマベニヒカゲ。


表だと白いレース模様しか白い部分は見えませんが、紛れも無いクモマベニ。憧れでした。




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少しミヤマキンポウゲがかぶってしまいましたが、裏も。




いやはやこれも素晴らしい。高山蝶はいいですね、やっぱり。


とても敏感だったので、少し撮らせてもらって終わり。これっきりでした。






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チングルマ。




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シナノキンバイ。




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ハクサンコザクラ。





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カラマツソウ?


葉が写ってないのでなんとも・・・。



大体お花畑で目についた花は撮りました。やはりお花畑はいいですね。人は全然いなかった。興味ないんですかね。






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これがあった周辺のお花畑でいろいろ見ました。大滝山との分岐。



そろそろ戻ります。クモマベニヒカゲも運が良かった。







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槍が見えたのでぱちり。向こうの方にヒュッテがあるはず。






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常念岳方面。



お花畑、ミヤマモンキともに有名なのでいつかは行ってみたい。





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今日はずっと天気が良くてよかった。槍穂高連峰が美しい。





18時くらいになると雲がどんどん東側斜面から登ってきた。そちらを見ると、





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ブロッケン現象。



初めて体験しました。なかなか感動ものですね。いっぱい人が集まってました。






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アマツバメ。




鳥は少ない。明日の朝に期待しようかな。






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蝶ヶ岳ヒュッテ。



雰囲気がいい山小屋でした。



蝶ヶ岳自体はそれほど山容が素晴らしいとかはないかもしれませんが、景色がすごいいいですね。晴れた時に槍穂高を望むと最高だと思います。




晩御飯を早めに食べて就寝。明日は早いうちに下ってしまいます。ライチョウ見れるかな。




2012年9月 9日 (日)

上高地から北アルプスへ~7/31~

ウォーレシアの熱気も冷めやらぬ今日この頃ですが、インドネシアに渡る前にウォーレシアにも劣ることのない日本の自然を満喫してきました。一ヶ月以上も前の話ですが、お付き合いください。



昨年は高山帯は行かず(台湾の高山には行きましたが・・・)、燕岳以来2年ぶり。今回はちょうちょとか景色も楽しみたいということで蝶ヶ岳に行って来ました。


7/30の夜、京都駅発の上高地行きの夜行バスに乗ります。シーズン真っ只中で天気も安定しているとのことで、京都駅は山行きの格好の人で溢れかえってましたね。


なんだかんだでやはり寝れずに、6時前には上高地着。かなり寒い。予想はなんとなくはしていたものの完全侮ってました^^;若者だからなんとかなりますが。


朝ご飯食べたり、コーヒー飲んだりして、今日は岳沢に行きます。目的はそうです、あのチョウ。




途中、河童橋で記念写真撮ったり、岳沢湿原でアオジ見たりしながら、登山道へ。天気は最高です。7時ごろ登山道入り口。

ギンリョウソウやコバノイチヤクソウ、ゴゼンタチバナなどを横目に見つつ、ひたすら登ります。普通な感じの登山道で、最初は樹林帯です。ミソサザイの存在が嬉しいですね。

1時間ほど登ると眺望が開けてきました。天狗沢は見えますが、まだまだ距離はありますね~。

さらに1時間登ると眺望はききづらいが、稜線上を歩いている感じ。ちょうちょも飛んでます。


そんななか、ひゅんひゅん飛んでいるセセリが止まったので、あわててカメラを取り出す。





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タカネキマダラセセリ。


そうです、憧れのタカネキ。何週間か前から発生してたみたいですが、まだまだ数は多そうです。





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海外では高緯度地域に広く分布しているみたいですが、日本では限られた地域にしか分布しないので、見るのに多少の苦労はする種類です。

食草のイワノガリヤスがあって、標高1800m以上なら結構ほかにも環境有りそうですが、それ以外の条件もいろいろあるんだろうなと思いました。




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ハクサンシャクナゲ。


この時期の亜高山・高山帯の定番ですが、やはりきれいですね。





登り始めてから2時間半、9:30にやっと岳沢小屋(標高2170m)到着です。


今日はこれだけに費やすことはできないので早速お花畑のほうへ行ってみます。


小屋の周辺には



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コヒオドシ。


高いところにやってきました・・・。





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なかなか開翅してくれない。




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ベニヒカゲ。


久々に見ました。まだまだ発生し始めな感じです。クモマベニヒカゲはこのときは見ませんでしたね。



第一お花畑周辺はまだまだつぼみで満足できない。せっかくなので第二お花畑まで足を伸ばします。タカネキはそのへんを飛んでました。


岩場を這いながら進む。



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シバカワトゲシリアゲ。


山地性のシリアゲらしいです。もう少しまじめに撮れば良かった。





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モンクロキイロナミシャク。



やけに黄色いタカネキがいるなあと初め思ってたが、しばらくして昼行性のガだとわかった。なかなか素早く飛びます。あまり止まらないし。高山蛾です。




第二お花畑周辺までやってきた。




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タカネキマダラセセリ。


手前の葉っぱが邪魔ですが、近くで見れました。ほんと可憐なチョウです。






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クルマユリ。


バックは天狗沢。さすがにここまで来ると見晴らしも最高です。





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天狗沢。


滑落者も多く危険みたいです。見りゃわかりますが。見るだけで十分かな。




第二お花畑はいろいろ咲いていて、チョウも吹き上がってきたのも含めてそこそこいます。




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ツマジロウラジャノメの証拠写真。



近かったときはピンぼけ・・。





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ハクサンフウロ。




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シロバナタカネグンナイフウロ。





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これもよく見たガ。名前まだ調べてません。出てきそうで出てこない。すみません。




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ビンズイ。



変な声がしたと思ったらビンズイでした。夏の山でビンズイを見たことがあまりなかった。





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ハクサンフウロで吸蜜する昼行性のガ。


二つ上の種類と微妙に違う気もするが、こっちが新鮮なだけかな。






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タカネキマダラセセリ。



一応開翅も撮れました。




11:30頃お昼を小屋で食べて、12時前には下山し始めます。




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ミヤマシシウド?には多くの昆虫が集まる。





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カラカネハナカミキリ。


なかなかの美麗種。





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ヤマホタルブクロ。




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ヒメキマダラヒカゲ。





途中、ヒメシジミが大量に集まっていた場所があったのでそこでしばらく撮影。




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コヒオドシとヒメシジミ(奥)。


ヒヨドリバナで吸蜜します。





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ヒメシジミ。



可憐なチョウですね。羽化後間もない感じです。

ヤリガタケシジミにチャレンジする時間はなかったので素直に諦める。




再び樹林帯。帰りはせっかくなのでいろいろ撮る。




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ゴゼンタチバナ。




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ギンリョウソウ。




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コバノイチヤクソウ。





下山は早く、14時には登山道入り口。


わけあってBTへ歩く。





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キバネセセリ。



もしかしたら初めて見たかもしれない。記憶が曖昧だが。



BT近くでソフトクリームを食べる。チーズケーキソフトってのが濃厚で美味しかった。




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上高地はハナアブ類も多い。名前はわかんないです・・。




さて、15時だが、今からわけあって徳沢まで歩かないといけない。なかなかハードだがひたすら歩く。





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コムラサキ。



食樹がいたるところにあるので上高地には多い。



明神で一休み。まだまだ。





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アオジョウカイ。



これも多いが、適当に撮りすぎた。






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穂高連峰が綺麗に見えます。






アサギマダラも飛んでたり、ヒョウモン類もいたが、さっさと歩いてなんとか17時半前に徳沢ロッヂに到着。今晩はここに宿泊です。ロッヂ周辺はアカハラ、アオジ、コマドリがまだまだ盛んに囀っていて、びっくりした。もう8月だというのに。コマドリはもう少しのところで姿が見えそうだったが、叶わず。

さっさと御飯食べて、寝落ちして、また起きて風呂入って寝ました。翌日は一気に高度を上げます。





2012年5月 6日 (日)

フィールドに出られる悦び

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ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi inexpecta 



念願の春の女神。ファインダーでその姿を捉えようか、それとも肉眼で穿つほどに観察するか迷うところだが、とりあえずはシャッターを切った。


ありがちな写真だが、この一枚を撮るには根気か運が必要。経験のある人はおわかりでしょうが、この光景はほんの数秒なのです。長くて十数秒。




柔らかな春の陽光のなかで繰り広げられる女神の舞・・。初めて見るその光景は安らかな感動をおぼえた。



やはり信州はすばらしいフィールドに満ち溢れている。


いいGWでした。


2011年8月 8日 (月)

ぼくの夏休み

愚痴ってばかりいても単なるアホなんで、ちょろっと盆地に行ってきました。帰りが酷い渋滞で参りましたが。これだから首都圏は・・・



事故渋滞やらで着いたのが11時だったが、まあその辺を歩いてみる。




Dsc_1753 オオムラサキ/ Sasakia charonda charonda


♂ですね。時期的にまあこれぐらいの状態が多かったです。それでもこの時期にしてはいいんじゃないかと。






Dsc_1772 オスグロトモエも。

証拠写真ですが。他にも自販機にいろいろ残ってたが、撮影せずに帰ってきてしまった。




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ヒメスズメバチがガジガジやって樹液出すのを今か今かと待ってるオオムラサキたち。






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♂もほぼきれいなのも中にはいるんですが、開翅した瞬間をいい状況で狙い撃ちするのは難しかった。こんな感じのFZ的な写真しか撮れず、今回は♂に関してはおもしろ良い写真はなし。





Dsc_1835 カブトムシと。


光線や抜けが良い感じの所を見つけたのだが、なかなか難しい。






Dsc_1860

♂のいい感じの写真を撮ろうと頑張ったが、暗い&遠いとこの程度。ISO1000、SS1/500、500㎜なんで仕方ないんですが、海外行ったときにジャングルでこんな状況に出くわしても証拠は余裕で撮れる状況なのはかなり嬉しい。





Dsc_1897

まあ、やはり状態がいいのは♀が多い。♀の良さは帰って写真整理していて実感した。撮ってるときはひたすら重厚感や渋さが印象的だった。開翅しているのが♀。


このレンズでこれぐらいの描写もできるんだなあと実感した一枚。こういう臨場感のある写真を連発したいのだが、なかなか今のレンズ一本ではキツイ時もある。





Dsc_1946 シルエット。








Dsc_1965

これもヒメスズメバチが頑張ってるのを見守る図。

ヒメスズメバチばかりだったのでこっちもあまり警戒しなくても済みました。


正面顔がなんともね。たぶん右上の♀の開翅を狙ってピン外したんでしょうけど結果オーライ。






Dsc_1968 ♀。


♀もストロボ焚くと軽く光沢が出るときがあった。角度によるものなのかな。ストロボ焚くと本来の見え方とは違って写りますが、私はそれほど嫌いではない。







Dsc_1969

こういう光景が自然に繰り広げられているのはすごいと思った。ガキのころに図鑑で見た風景。この森の昼間の主役は完璧にこの蝶だった。






Dsc_1971


♂にピン合ってればなあ、な写真。今回は♂に関しては残念でしたで賞しかなかったので、必ずまたいつか♂の最盛期にでも来たい。関東にいるうちに。






Dsc_1975

どうも頭側から当てると紫光沢がでるらしい。♂とは違った感じでまたいい。頭の中にあったオオムラサキのイメージに近い写真になった。この一枚前がアングル的に最高だったが、もう私はそーいうのは出しません(笑)







Dsc_1976

♀の正面アップ。やっぱ迫力ありますよねえ。500㎜で楽して撮った。鳥にも蝶にも500㎜は威力あります。







とまあこんな感じでひっじょーに短時間でしたが、そこそこの写真は撮れました。一眼やっぱり頼れる。今回は夏休みのイベント的に楽しく思い出づくりみたいな感じで行ったので、大して粘りはしませんでしたが、いつか一日いたいと思った。



こんなに多くを近くで見たのは初めてだったのでいろいろ感動したが、幹からの飛び出しの仕方や林の中を滑空するさまがほんとにかっこいいですね。堂々としていていい。


あと、オオイナズマの類(Lexias)にやっぱ似てるなあとは前から思ってましたが、オオムラサキの方が断然迫力ありますね。




久々にちょっと遠いところ行けて良かったです。ぼくの夏休みはまだまだ続く。





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  • 【レンズ】
    SIGMA50‐500mm (2011.6.~), NIKON Micro Nikkor 55mm (2011.12.~), SIGMA 17-70mm (2015.7.~), NIKON 200-500mm (2017.6.~)
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