甲信越/Kohshinetsu

2013年9月 5日 (木)

夏は涼しく~後編~

さて、秋雨が続いていてあんまり気分も乗りませんが、まあいいでしょう。健康なのはもちろんいいことですが、思い通りにならないと頭痛くなりますよね。そんな日々です。精神的にあまり元気はありません。治療法はありますが、年を追うごとに耐性ができてきて、治療費やリスクはかさむばかり。ってな。





さて、前回の続き。7/28の午後。



大移動の結果、やって来たるは白馬。もうすでに13時くらいで、雨もぽつぽつ降ってきてましたが、まあ晴れたらいいなという感じでリフトに乗ります。



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さて、目的地の栂池自然園には13時半前に到着。雨の影響か、かなりの人がもう下った後だったので、人出は少ない。初めての場所では快適に過ごしたいので嬉しいです。

トイレの前でホトトギスらしきトケンが飛ぶのを見たりしながら歩き始めると、そのうち空が明るくなってきました。やったね。





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イワイチョウ。


湿原には多くの花が。ニッコウキスゲとコバイケイソウの群落には目を奪われるばかりだが、足元の可憐な花もいいですね。





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アオジ。


鳥は少なめだが、時期が早いともう少し面白いかも。ただ、標高1900m前後なので、それなりの鳥になりますね。






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エゾシオガマ。



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オオヒョウタンボク。


今頃は赤い実をつけているころでしょうか。





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キヌガサソウ。



キヌガサソウも比較的多く見られ、花も割合新鮮でした。見応えのある花です。




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モミジカラマツ。



カラマツソウの仲間も多く、どれもこれもきれい。葉を見ればすぐにわかります。




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カラマツソウ。



花の形も微妙に違いますが、葉を見るのが手っ取り早いですね。





メボソが近くで鳴いていたのでピッシングしてみた。





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メボソムシクイ。



これからの季節、なにかと話題に上りそうなメボソ3兄弟ですが、今で言うメボソムシクイを確実に撮影するにはそれなりの場所に行かなければいけないので、ちゃんと撮影できて素直に嬉しかった。離島で秋に見ても、なんかすっきりしないし、予想以上にオオムシクイが多いのではないかというわけで。

メボソムシクイの囀りの拍子は3だったり4だったりしますが、個人的に今年の夏に聴いたかぎりでは「銭取り、銭取り」とは聞こえにくいおそらく3拍子が多かったかも。でもオオムシクイとは声質が明らかに異なるので、まあ耳が普通に良い鳥屋さんなら囀りで迷うことはないでしょうな。声紋で視覚的に見ても明らかに違う。姿での識別は私は諦めています。




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ベニバナイチゴ。




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ミズバショウ。


まだ花もありました。雪解けが遅かったんでしょうね。




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マイヅルソウ。



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ゴゼンタチバナ。




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ヒオウギアヤメ。


高層湿原なので、こういう花もあっておもしろい。午前中に見たアヤメとは形が違います。





かなり太陽が出てきてくれたので虫たちも動き出す。





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カオジロトンボ。



実は本州で見たのは初めてだったかもしれない。高2のときに行った立山・弥陀ヶ原で見たかったが、見られず、大学3年のときに行った旭岳で初めて見た。


限られた環境にしか住まないトンボなのに、やっぱりいくらネイチャー系の人でも花がメインらしく、注目してるのは私ぐらいだった。まあいいんですけど。





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よく見ると鮮やかできれいです。トンボ特有のメタリックな美しさや、鮮やかな緑とかではないが、シックな色合いと生き方が魅力的です。





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タテヤマリンドウ。


ミヤマリンドウはここでは見かけませんでした。環境が違いますね。





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モウセンゴケ。



場所によっては目立ちました。




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チングルマ。


すでに果穂です。





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コバイケイソウ。


今年は当たり年らしく、壮観でした。





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シナノキンバイ。





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サンカヨウ。


実をつけているのがほとんどでしたが、一株だけ花を見つけました。場所によって雪解けの時期が違ってくるので色々見られておもしろい。透き通るような純白の花がなんともいえません。






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エンレイソウ。


これもほとんど実でしたが、里では早春の植物なので、なかなかうれしい。




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コイワカガミ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ツマトリソウなど。




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ミヤマツボスミレ?


かなと思いましたが、単なるツボスミレでもいいのかも。詳しく確認しなかったので、なんとも言えません。





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チングルマ。


まだ花もありました。




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ツマトリソウ。


今回初めて見たかもしれない。小さいキヌガサソウみたいな形で気に入りました。





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こんな感じで色んな花が咲いていて、人も少ない、穏やかな午後を過ごせました。移動してきて正解でした。局地的に晴れていたのかもしれない。





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オオチャバネセセリ?

かと思います。





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来年あたりは白馬連峰で高山植物を楽しみたいもんです。





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ワタスゲとニッコウキスゲ。


湿原らしい風景です。





一番奥まで行きたかったが、のんびり行ってると時間的に厳しくなるので引き返すことに・・。



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イブキトラノオ。




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湿原の風景。





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オオバミゾホオズキ。



溝というように小さな流れ沿いに生えることが多いみたい。確かにそうでした。





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シラネアオイ。



時期的に95%以上が葉のみでしたが、ここだけ花がありました。実は初めて見たのでうれしかったです。こういう多雪地帯の植物はなかなか関東や関西に住んでると見に行くのが大変ですが、なんともいえない魅力がありますね。1科1属1種、日本固有種の変わった花。






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シリアゲムシの一種。


真剣に文献にあたったわけではないので、調べきれませんでした。見かけからして山地性かなと思うわけですが・・。




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ミヤマキンポウゲ。


メタリックな美しさがある花ですが、いい写真は撮ってませんでした。






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クルマユリ。



クルマユリもちょうど見頃って感じでした。下に写ってるのはモミジカラマツかなあ。





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ウラジロナナカマド。



さぞ紅葉が素晴らしいことだろうと思います。






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マイヅルソウの群落。


なかなか見応えありました。





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オオバタケシマラン。


かと思います。





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ビジターセンターの方を望む。


そろそろ雲が出てきましたが、十分楽しめました。





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何気なく撮った写真ですが、帰って見てみると左上にタカネサギソウが写ってた・・・。撮っているときは気づかず。





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ハクサンチドリ。





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こんなにたくさんの花が一度で見られたのは運が良かったです。こういう時期も一瞬で過ぎ去ってしまうんだろうなあ。






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オタカラコウ。





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ニッコウイワナなのかヤマトイワナなのかぱっと見ではわかりませんが、さすがにここは放流とかはなさそうな気がします・・・。


白斑は目立たないのでヤマトなのだろうか?





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ハナニガナ。





というわけで、最終便の一つ前くらいので降ります。短時間でしたが、人も少なく、花も多く、楽しめました。



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近い将来、白馬連峰にぜひ登りに行きたいですね。北アルプスでも高山植物をベースに考えるとやはり白馬は特別なところ。


翌日もこの辺で過ごす予定でしたが、天気予報は見事に当たり、雨雨雨・・。おとなしくのんびり車を走らせて自宅に帰りました。たった一日でしたが、夏を感じることができた濃い日でした。


今回は登山はしませんでしたが、今年の夏も登山はしてきたので、その記事はそのうち。


2013年8月30日 (金)

夏は涼しく~前編~

さて、やろうやろうと思ってましたが、もう一ヶ月ほど経ってしまったので重い腰を上げて書くことにします。

何年か前までの日記形式はあまりにも負担が大きいため、最近はほとんどやめましたが、信州とかに限ってはなんとなく書くことにしてます。それでもしんどいわけですが・・。ブログはつぶやき程度が一番長続きするわけです。



今年の7/28の話です。



前日までに信州入りし、夜は佐久市内に宿泊。

朝起きると曇りだが、日中は少し晴れ間も見えるということでさっさと出発です。



車を走らせること一時間ほど、目的地に到着。まだ人は少ない。



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ニッコウキスゲ



ちょうどいい時期に来ました。もしかしたらこんなのは初めてかもしれない。





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はい、長野県と群馬県の県境の湯の丸にやってきました。実質初めて。いきなり2000m超えた世界です。涼しくていいですね。



目的はあるといえばあるが、次の日の天気が悪いことが確定していたので、まあ天気を見つつ行きます。朝方は湿原がいいので池の平で。




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ハクサンフウロとキスジホソマダラ。




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ヤマオダマキ。



なかなか近場では見られないので嬉しいですね。




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ヤマブキショウマ。





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クルマユリ。




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ヤマオダマキ。


赤めの花もありました。まだ湿原への途中ですが、花が多いです。





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シモツケソウ。


かなと思います。アカバナシモツケソウともいうのかもしれませんが。





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ニッコウキスゲとワレモコウとか。


湿原は花でいっぱいでした。





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イワオトギリ。


かと。シナノオトギリとなかなか難しいときもありますが、これはイワオトギリで。




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ホソバノキソチドリとワレモコウ。



ランの仲間はいつでも美しいですね。





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テガタチドリとか。



種類も多いです。





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レンゲツツジ。



まだ一株だけ咲いてました。






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コヒョウモン。




ちょうちょはまだ活動できません。





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シャジクソウ。




せっかくなので見晴岳あたりまで登ってみることに。







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アヤメ。



内側の花びらが立ってるので、これは単なるアヤメ。






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イブキジャコウソウ。



いやほんとに山地~亜高山帯の様々な花が咲いてますね。これだけの種類が一箇所で見られるのはまあ普通ではない。





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ビンズイ。



ビンズイの囀りは慣れていないので、いつもなんだっけなあ・・と思いますが、ちゃんと聞けば特徴的ですね。






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バイケイソウ。



どれもこれも新鮮な花を咲かせていて嬉しいかぎり。






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ヤツボシハナカミキリ?


変異が多い本種かなと思いましたが、ちゃんと観察したわけではないので、あくまで推定ということで。





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マルバダケブキ。



この時期の定番かもしれませんね。






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ウツボグサ。




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シュロソウ。




ここみたいに山地性、亜高山帯~高山帯の花がかなり狭い範囲で生える場所では変種まで考えると私のような素人にはよくわからなくなってくるんですが、ここではタカネではなくシュロソウとしときます。伊吹山なんかに生えるシュロソウに比べると丈が低かったような気もしますが。。


まあ、シュロソウというのはアップで見ると意外にきれいな花なんですよ。







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少し登りました。湿原が見えます。





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シナノオトギリ?


かなあと思いますが、確実ではない。結局なんだか中間的な特徴を持ったものも多くて。


どうでもいいですが、私の専攻ではオトギリソウというのは有名でして、私の友達の誰に聞いても知ってます。生き物屋の友達じゃないですが。牛が食べると皮膚に光線過敏症が起きてあら大変ってなやつですな。

一般に有毒とされる植物はすべて知っておかないといけないので、他にはバイケイソウとかも有名だったり。まあ私みたいに実物を見たことある人なんてどうせ1000人に1人(たぶん全国の同級生でも私ぐらいな気がする^^;)ぐらいでしょうから、みんな覚えるの苦労してます。



植物はこんな小話もありますが、見て楽しむのが一番。





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ウスユキソウかミネウスユキソウ。



これも違いがよくわからなくて。花の柄って言われても・・。前、ウスユキソウって掲載しましたが、ミネウスユキソウな気がしてきました。

いつか違いが明確にわかるようになる日が来るのを祈ります。


地味にウスユキソウの仲間は初めてな気がするので、嬉しかった。もっとふさふさな種類も見たいので、近い将来中央アルプスとか他の山も行きたいですね。






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ツマグロヒョウモン。



なんとまあこんな場所にまで。おそろしいですな。





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キシタギンウワバ。


結構な数が発生してました。カトカラ的な模様がきれいですね。







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カラカネハナカミキリ。



個人的によく見かける種ですが、いつ見てもいいもんです。現地で識別できる数少ないハナカミキリ。





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アオハムシダマシ類(左)、ホンドアオバホソハナカミキリ(右)とか。




黒いのはたぶんそう。真ん中はピドニアかね、って思って調べてたんですが、よく見ると触覚がなんかカミキリっぽくない。種不明のコウチュウとしかいいようがない。

左はアオハムシダマシでしょ、って思ってたけど、最近細分化してるんですね・・・。もう鳥屋の限界超えてるんで諦める。十分がんばった。





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ツリガネニンジンで吸蜜するキシタギンウワバ。





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なんかこう丸みのあるものもあるんですが、たぶんこれは種には関係なさそう。


いつか明らかに高山!ってとこでミネウスユキソウ見たい。






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コマクサ。



2000mちょっとなのに、こんな感じでコマクサ生えてたり・・・。コマクサって苦労して2500m以上の場所で見るもんじゃなかったっけ?戦後に移植した、というサイトもありましたが、まあそうなのかも。でもなんだか、これだけいろいろあると確かに人の手が入ってるのかな。。と考えてしまう。植物だもんね。


こういう植物の分布とかを深く知るためには地質学や気象学もわかっておかないといけないでしょうが、さすがにそこまで手が回らないので素直に諦める。

ここのコマクサは北アルプスで見たものよりはずいぶん小型でした。




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マツムシソウ。



かなと思いましたが、丈はそこまで高くなかったのでタカネマツムシソウかもしれない。環境は稜線近くだったのでタカネでも良さそうだが。


植物は変種だの品種だのいろいろ忙しいです。






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ヤナギラン。


かなり咲いていました。きれいです。





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ホシガラス。




これにはやっぱり少し驚いた。いるのかよ・・と。さすがに鳥は移植とかないから、まあ少なくとも亜高山帯以上の標高に生きるような生き物が住んでるんですよね。仮にも2000mあるし。あまりにもお手軽すぎるのがいけないんでしょうね。





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カオジロトンボ。



これにも驚いた。湿原では全く見なかったのに、稜線で出会うとは。湿原で発生しているのだと思うが、多くはないみたい。





そろそろ下りることにします。





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ミヤマモンキチョウ  /  Colias palaeno aias  (浅間山系亜種)



そうです、これが有名なんです。もちろん保護されております。これは♀。




これで日本にいる2亜種はどっちも見たことになりますが、ここにいるのがつくづく不思議に思います。浅間山系はあまり馴染みがないですが、特異な場所なんですかね。


北アルプスに比べるとありえないくらい楽ちんに見れちゃいますが、まあそれもよし。苦労して登った後に見た亜種C. p. sugitanii も感動しましたが、ここみたいに平和にふわふわ飛んでいるのを眺めているのも乙ですよ。





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ハクサンフウロで吸蜜する♂。


♂を中心に5、6頭見られました。





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シバカワトゲシリアゲ。なのだろうか・・・。






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ヒメキマダラヒカゲ。


一番多いチョウ。亜高山帯の定番。





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ノハナショウブ。



もありました。アヤメとは形も模様も違います。





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コチャバネセセリ、キシタギンウワバ、コヒョウモン。




みんな吸蜜に忙しい。





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ウソ。



鳴き声はよく聞きましたが、姿は遠い一回きり。けち。





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エルタテハ。



いいですね、こういう場所、季節。





さて、11時前に散策は終わりましたが、翌日はかなり雨らしいので、明日行こうとしていた場所に無理やり午後に行くことに。結果的に良かったんですが、もう一種見たかった生き物はなくなく諦めるという形に・・。また来年以降かなあ。


というわけでこの日の午後は後編で。またそのうち更新します。夏山も今年中には(A;´・ω・)アセアセ



2012年9月24日 (月)

上高地から北アルプスへ~8/2~

少し疲れ気味ですが、なんとか元気です。長かった夏休みも終わり、これから後期。6年間も長いですね・・・。もうすぐ歳を取りますが、もう嬉しくはないお年頃。

今年の夏休みは充実していました。4~6月の不調を相殺できた感じです。よかよか。



てなわけで、夏の北アルプス最終日。8/2のお話。天気はいいですが、もう下界に下らないといけない。いつかは何日か2500mの世界にいたいものだが、山小屋泊まりだとお金がかかって仕方がない。山小屋バイトとか憧れます。





4:30過ぎには外も明るくなり始めていたので御来光でも見に外へ出てみます。





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4:54撮影。綺麗な御来光でした。下の方は安曇野。



当たり前だが、寒い。涼しいってもんじゃない。このとき下界は暑かったみたいで贅沢な限りですが。





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4:56撮影。モルゲンロートの中の槍穂高。美しい。上の景色の反対側。

広角レンズで写したらもっといいんでしょうけど、十分雰囲気はわかりますね。右手に見えるのは蝶ヶ岳ヒュッテからすぐの瞑想の丘です。




いやあ、こういうの経験すると山やめられなくなるわけですね。わかります。



景色を堪能して5:30頃朝食。なかなかおいしかったです。



少し準備などしながら6:15すぎに出発。この日は常念へ縦走しても申し分ないような天気でしたが、下りないといけない。横尾まで下る道の分岐点はヒュッテから20分強くらいだろうか。




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槍ヶ岳。





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チシマギキョウとオンタデ。バックは穂高連峰。



少し登って、まもなくちょっとした人だかり。見ると、





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ライチョウ♀。



おお、久しぶりのご対面です。おそらく7年ぶり。しかも♀は初めて。





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ヒナ。


5羽いたうちの1羽。ヒナも初めて見ました。


親子で稜線に出てきていて、餌探ししているようでした。ほほえましい。







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久しぶりに見ましたが、やはり結構小さいですね。出会いは気まぐれですが、いるときは探さなくてもいるっていうのがライチョウ。





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ヒナも間近で見られて可愛かった。いいですね~。





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お母さんはヒナの事が気がかり。ヒナは自由にその辺を歩き回ります。







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時々、プウプウあるいはクックックッみたいな感じで鳴きます。ヒナを呼んでいるんでしょうか。ミカドキジのつぶやきみたいな鳴き声に似ていた。





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ライチョウ歩き。




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光が強くて難しい条件だったが、なんとか背景を考えてがんばる。





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ライチョウ♂。



お父さんもいました。お父さんは少し離れた所で気ままに餌探し。



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背面はこんな感じでだいぶ褐色がかっている。


おそらく3回中2回目の換羽中。終了しているかどうかは僕にはわからない。





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それはそうとヒナがすごい近くまで来るんですよ。かわいすぎて。





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逞しい脚ですね。




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完璧なシチュエーション・・。



ライチョウといえば立山の写真ばかりで、こういうのはあんまりないはず。

初めて見たのが立山でしたが、いつかはこうやって北アルプスの稜線上で出会ってみたいと思っていた。まあ、別に構わないんですが、登山者は他でも見るのに、鳥屋は立山で比較的楽して見て終わりってのがほとんどなわけで。

自然好きを名乗る以上、やはり立山以外でも見たいところ。





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これまた、背景がここならでは。


しかし、結論ですが、高山に50-500はいらない。ライチョウがいたら絶対に200mmぐらいで足りる。500mmが必要な距離にいても普通はハイマツに隠れていて確認できないですよ。この写真は若干トリミングしているが95mm。

だから70-300あたりがベストですね。サンヨンは長い。たいてい登山者が近くで写メを撮るので、下がるとその人達が写ってしまう。

だれか70-300使わない方で安く譲ってくださる方いらっしゃいましたらご連絡ください(笑)




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ヒナが散らばってしまったので呼んでます。





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お父さんは相変わらず、気ままに散歩。






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しまいには砂浴びまで。




じっくり観察。




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砂嚢に貯めるためなのか小石を食べてました。




20分ほど観察させてもらった。もっと見たかったが、下ってからも時間が欲しいので仕方なく7:00すぎに下りる。行く道を遮る形で砂浴びしていたので申し訳なかったが、中断してもらう。

結局ライチョウを見た場所は横尾への分岐付近だった。




ガレ場もあっという間に終わり、樹林帯。ひたすら下り。途中沢みたいな場所もあったが、道に迷うことはない。ただこれは登りはキツイように思えた。ウソ、メボソムシクイ、ルリビタキ、ホシガラスの鳴き声なんかを聞きながら下り続ける。




そんなこんなで8:15ごろ、槍ヶ岳が木々の間から見える場所で休憩。槍見台にしては貧相だなと言っていると9:00前にちゃんと槍見台に到着。なるほど槍が見える。


そこからはササ帯が主体となり、コマドリの鳴き声がいっぱい。近くに沢があるようで、いかにもな環境。そんななか1個体やけによく聞こえるのがいたので、おもむろに横を見ると遠いが双眼鏡で見える距離でさえずっている。





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コマドリ♂。



デジスコならもっといい写真が撮れたに違いないが、まあ十分か。


しばらく囀りを堪能したあと、どこかへ行ってしまった。それにしてもコマドリが多いところだ。



そんなこんなで9:30に横尾到着。槍ヶ岳へ行く人達でいっぱいだ。若者も多いっすね。




バスが14:30ごろ出発するのでまたひたすら歩き。





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センジュガンピ。


ナデシコの仲間です。


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ソバナ。




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クガイソウで吸蜜するコヒョウモン。





途中こんな感じでいろいろいるので飽きない。上高地だけでも満足できる理由がよくわかった。






途中歩いていると、真横でコマドリの囀り!登山者いっぱい通っているのに。





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残念写真だが、この時期でも余裕で見れるのにはびっくらこいた。

今まで秘密のポイントを一ヶ所知っていたが、ココはそれに匹敵するかも。まるで興味を示す人がいないが。



10:50ごろ徳沢到着。






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ウラギンヒョウモン。





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ミヤマカラスアゲハ。


夏型なんであれですが、きれいですね。尾状突起欠けてるけど。




11:00ごろ徳沢園で少し早めの昼食を食べて再び出発。お昼はカレーとビール。最高すぎた・・・。





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オシドリ。


まあ♀かな。ヒナは見なかった。





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ヤチトリカブト。


だと思うが、まじめに調べたわけではない・・・。





その後、オオイチモンジを狙っていると、徳沢ロッヂの近くで林内を飛翔する♀を発見。ただ、見とれてしまい、撮影はできず・・・。帰ってきてから分かりましたが、時期が遅いんですね。見られただけでもマシか。いつかもっと早い時期にチャレンジしたい。しかし、雄大な飛翔だった。感動。






その後、オオイチを狙っていろいろ見てみるが、全てコムラサキ。やっぱ時期かな。



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こんなのも。




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シータテハ。





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ヤマキマダラヒカゲ。




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コムラサキ。



かなり綺麗なチョウですが、オオイチモンジを狙ってたもんで・・。





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こういう光景はいくつか。





途中ミスジチョウなんかもいたが、やはりオオイチはおらず。まあ今回はいろいろツイてたから、オオイチはまた今度ということで諦めがついていた。





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ホンドザル。12:30撮影。



明神で休憩したりしながらBTまで急ぐ。明神からは右岸側を歩くことに。






すたすた歩いていると、なんとイイ感じの小川が流れていることか。人も多いけど、生き物も多そう。またじっくり来たいものだ。途中カッコウの鳴き声も。






そんなこんなで13:40ごろには初日に通過した岳沢湿原に。





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センブリ類。


クロセンブリなのか?





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アオジ♂。


この時期に囀りを聞くとどきりとする。また冬に会おう。







なんとか人のごったがえす河童橋を越えて、BTへ。バスには間に合った。チーズケーキソフトを最後にいただく。濃厚でやっぱり美味しかった。



バスの窓にはハンノアオカミキリがくっついてた。久々に見たが、外だったのでろくに撮影できず。



無事に京都駅経由で奈良の実家に帰還。




今回はお天気にも恵まれ、景色も生き物も堪能できました。またどこか登りたいものです。




2012年9月18日 (火)

上高地から北アルプスへ~8/1~

なんだかんだで更新が空いてしまいましたが、普通に過ごしています。忘れぬうちにさっさと書きます。


2日目の8/1は蝶ヶ岳を目指します。長塀尾根からのコースで、ひたすら樹林帯を急登する予定。


朝ご飯を6時半ごろ食べ、7時過ぎには出発します。かなり明け方からアカハラの鳴き声が響いてましたが、今日は無視。天気は最高です。



徳沢園の脇の登山道から入ります。


かなり長い道のりなんだろうなとは初めのほうで悟ったが、ほんとにそうだった。途中まではササが生い茂り、そこかしこでコマドリやミソサザイが囀る。頑張ったら姿も見られるだろう。


ササ帯が終わっても、ひたすら登りで展望もきかない。


途中何度か休憩。登山者は少ないです。




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コゲラ。


ピッシングしたらカラ類の混群がやってきました。癒されます。これを撮影したのが10時半ごろ。


この間、ひたすら樹林帯の登りで、カニコウモリやゴゼンタチバナなどの亜高山帯の植物を見ながらなんとか歩を進めます。




どこが長塀山の山頂なのかよくわからないまま、勝手にさっきのところが山頂だったのでは?と言ってると、やっと11:45に山頂。徳沢から4.4kmだが、ずっと急なのでかなり疲れる。アキアカネぐらいしかいないし・・・。


これから1.8kmでやっと蝶ヶ岳。途中、妖精の池(クルマユリ、キアゲハ、アキアカネなど見ました)およびその類似品をいくつか見ながら歩いていると12時半ごろやっと槍ヶ岳が見えました。




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手前にはハクサンイチゲが生えてました。




もう蝶ヶ岳山頂も近いはず!って思ってると、いきなりハイマツに。こんな感じの植生の移行もあるんですね。南側斜面だからだろうか。シラビソとかの亜高山帯の針葉樹からいきなりハイマツは新鮮でした。蝶ヶ岳でも他の西側斜面などはガレ場だったので、おそらくこの長塀尾根から東側斜面の一部だけなのかも。




だからなんか心の準備も大してしないまま高山帯へ。




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蝶ヶ岳山頂から見た蝶ヶ岳ヒュッテ。左に槍も見えますね。ここで13時。





宿泊申し込んだり、荷物置いたりして、しばらくしたら常念方面の稜線を歩いてみる。




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クジャクチョウ。


ヒュッテ近くにいた気がします。この一回だけでした。





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コマクサ。


高山植物の女王もここでは数株しか見なかった。久々に見ました。






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オンタデ。


バックは穂高連峰です。景色が最高ですね、やはり。






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槍ヶ岳がなんとも綺麗にそびえています。




なんかまったく稜線上には生き物の気配がなかったので、朝徳沢ロッヂで受け取ったお弁当を食べて、ヒュッテ周辺に引き返すことに。ヒュッテ近くのほうがお花畑があったりする。




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チシマギキョウ。


この横でお弁当をいただきました。おいしかったです。




この時点で14時ごろ。まだまだ天気は持ちそう。運がいいです。





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イワツメクサ。


なんとも可愛らしい花で、高山帯に来たんだなあと実感。





ヒュッテに戻り、大滝山方面のお花畑に行こうとすると、偶然にも蝶屋さんに出会い、いろいろお話を伺うことができました。やはりミヤマモンキは一昔前に比べ減ってるようで、蝶ヶ岳でも見られるが、多くはないとのこと。


その方が昨日見たという場所に行ってみてしばらく待ちます・・・。





するとだいぶ下の方でそれっぽいチョウがちらちらしてます。





Dsc_7450


いた、ミヤマモンキ!♀ですね。


こんな証拠写真しか撮れない。





Dsc_7460

同一個体。




雲が上を覆って、少し日が陰った。だからこんな感じでしばらくクルマユリでじっとしてた。



日差しが戻ると、近くに飛んできた!





Dsc_7464


今度は♂。




Dsc_7475

ミヤマモンキチョウ♂。



ウサギギクで吸蜜中。やっとそこそこの写真が撮れた・・・。北アルプス亜種Colias palaeno sugitanii です・・!



いやはや素晴らしい。可憐なちょうちょですね。2年前の燕岳ではそれっぽいのをチラ見したにすぎないので、やっとまともに見れました。




Dsc_7495

クルマユリの花粉がついちゃってますが、これもまた生態写真らしいということで。たぶん同じように止まってたんですね。






Dsc_7507

スジグロシロチョウ?


エゾなのかヤマトなのかはわかりません・・・。



結構吹き上がってきている種もいます。







Dsc_7509

カヤクグリ。


蝶ヶ岳山頂付近はなぜかイワヒバリは見なかった。大きな岩がないかもしれない。もしかしたらいたかもしれないが、それほどのやる気は残念ながらなかった。鳴き声は全てカヤクグリしか聞かなかったので、まあいないとは思うが。




蝶屋さんに大滝山への分岐付近のお花畑もいいと教わったので、行ってみることに。感謝感謝です。






Dsc_7515

キヌガサソウ。



日本固有種で見られる場所が少ないみたいですね。恥ずかしながら調べてみて初めて知りました・・・。

Paris japonica という学名がなかなか変わっていて面白い。






Dsc_7519

ミヤマキンポゲとカラマツソウ。


カラマツソウの類って何種かあるんですね。これは托葉があったのでカラマツソウか。





Dsc_7522


アオノツガザクラ。




Dsc_7523


コイワカガミとミツバオウレン。





Dsc_7525

ベニバナイチゴ。





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アオノツガザクラ、コイワカガミ、ミツバオウレン。



いろいろ可愛らしい花ですね。





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コイワカガミ。


ハチのおしりが気になるんです。

コイワカガミは多かった。







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モンキチョウ。



ただのモンキチョウも吹き上がってきてるのでいます。





Dsc_7544

アキアカネ。





そろそろ16時で、特にちょうちょはいないから戻ろうかなと思ってると、上の方からスーッと黒っぽいのが降りてきた。どちらかわからないのでとりあえず追いかける。





Dsc_7564



やりました!慎重に近づきます。




Dsc_7569


クモマベニヒカゲ。


表だと白いレース模様しか白い部分は見えませんが、紛れも無いクモマベニ。憧れでした。




Dsc_7585


少しミヤマキンポウゲがかぶってしまいましたが、裏も。




いやはやこれも素晴らしい。高山蝶はいいですね、やっぱり。


とても敏感だったので、少し撮らせてもらって終わり。これっきりでした。






Dsc_7589

チングルマ。




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シナノキンバイ。




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ハクサンコザクラ。





Dsc_7593

カラマツソウ?


葉が写ってないのでなんとも・・・。



大体お花畑で目についた花は撮りました。やはりお花畑はいいですね。人は全然いなかった。興味ないんですかね。






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これがあった周辺のお花畑でいろいろ見ました。大滝山との分岐。



そろそろ戻ります。クモマベニヒカゲも運が良かった。







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槍が見えたのでぱちり。向こうの方にヒュッテがあるはず。






Dsc_7596

常念岳方面。



お花畑、ミヤマモンキともに有名なのでいつかは行ってみたい。





Dsc_7600

今日はずっと天気が良くてよかった。槍穂高連峰が美しい。





18時くらいになると雲がどんどん東側斜面から登ってきた。そちらを見ると、





Dsc_7610

ブロッケン現象。



初めて体験しました。なかなか感動ものですね。いっぱい人が集まってました。






Dsc_7619

アマツバメ。




鳥は少ない。明日の朝に期待しようかな。






P8010147

蝶ヶ岳ヒュッテ。



雰囲気がいい山小屋でした。



蝶ヶ岳自体はそれほど山容が素晴らしいとかはないかもしれませんが、景色がすごいいいですね。晴れた時に槍穂高を望むと最高だと思います。




晩御飯を早めに食べて就寝。明日は早いうちに下ってしまいます。ライチョウ見れるかな。




2012年9月 9日 (日)

上高地から北アルプスへ~7/31~

ウォーレシアの熱気も冷めやらぬ今日この頃ですが、インドネシアに渡る前にウォーレシアにも劣ることのない日本の自然を満喫してきました。一ヶ月以上も前の話ですが、お付き合いください。



昨年は高山帯は行かず(台湾の高山には行きましたが・・・)、燕岳以来2年ぶり。今回はちょうちょとか景色も楽しみたいということで蝶ヶ岳に行って来ました。


7/30の夜、京都駅発の上高地行きの夜行バスに乗ります。シーズン真っ只中で天気も安定しているとのことで、京都駅は山行きの格好の人で溢れかえってましたね。


なんだかんだでやはり寝れずに、6時前には上高地着。かなり寒い。予想はなんとなくはしていたものの完全侮ってました^^;若者だからなんとかなりますが。


朝ご飯食べたり、コーヒー飲んだりして、今日は岳沢に行きます。目的はそうです、あのチョウ。




途中、河童橋で記念写真撮ったり、岳沢湿原でアオジ見たりしながら、登山道へ。天気は最高です。7時ごろ登山道入り口。

ギンリョウソウやコバノイチヤクソウ、ゴゼンタチバナなどを横目に見つつ、ひたすら登ります。普通な感じの登山道で、最初は樹林帯です。ミソサザイの存在が嬉しいですね。

1時間ほど登ると眺望が開けてきました。天狗沢は見えますが、まだまだ距離はありますね~。

さらに1時間登ると眺望はききづらいが、稜線上を歩いている感じ。ちょうちょも飛んでます。


そんななか、ひゅんひゅん飛んでいるセセリが止まったので、あわててカメラを取り出す。





Dsc_7027

タカネキマダラセセリ。


そうです、憧れのタカネキ。何週間か前から発生してたみたいですが、まだまだ数は多そうです。





Dsc_7035



海外では高緯度地域に広く分布しているみたいですが、日本では限られた地域にしか分布しないので、見るのに多少の苦労はする種類です。

食草のイワノガリヤスがあって、標高1800m以上なら結構ほかにも環境有りそうですが、それ以外の条件もいろいろあるんだろうなと思いました。




Dsc_7043

ハクサンシャクナゲ。


この時期の亜高山・高山帯の定番ですが、やはりきれいですね。





登り始めてから2時間半、9:30にやっと岳沢小屋(標高2170m)到着です。


今日はこれだけに費やすことはできないので早速お花畑のほうへ行ってみます。


小屋の周辺には



Dsc_7050

コヒオドシ。


高いところにやってきました・・・。





Dsc_7053


なかなか開翅してくれない。




Dsc_7056

ベニヒカゲ。


久々に見ました。まだまだ発生し始めな感じです。クモマベニヒカゲはこのときは見ませんでしたね。



第一お花畑周辺はまだまだつぼみで満足できない。せっかくなので第二お花畑まで足を伸ばします。タカネキはそのへんを飛んでました。


岩場を這いながら進む。



Dsc_7092_shibakawatogeshiriage

シバカワトゲシリアゲ。


山地性のシリアゲらしいです。もう少しまじめに撮れば良かった。





Dsc_7102_monkurokiironamishaku

モンクロキイロナミシャク。



やけに黄色いタカネキがいるなあと初め思ってたが、しばらくして昼行性のガだとわかった。なかなか素早く飛びます。あまり止まらないし。高山蛾です。




第二お花畑周辺までやってきた。




Dsc_7120

タカネキマダラセセリ。


手前の葉っぱが邪魔ですが、近くで見れました。ほんと可憐なチョウです。






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クルマユリ。


バックは天狗沢。さすがにここまで来ると見晴らしも最高です。





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天狗沢。


滑落者も多く危険みたいです。見りゃわかりますが。見るだけで十分かな。




第二お花畑はいろいろ咲いていて、チョウも吹き上がってきたのも含めてそこそこいます。




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ツマジロウラジャノメの証拠写真。



近かったときはピンぼけ・・。





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ハクサンフウロ。




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シロバナタカネグンナイフウロ。





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これもよく見たガ。名前まだ調べてません。出てきそうで出てこない。すみません。




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ビンズイ。



変な声がしたと思ったらビンズイでした。夏の山でビンズイを見たことがあまりなかった。





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ハクサンフウロで吸蜜する昼行性のガ。


二つ上の種類と微妙に違う気もするが、こっちが新鮮なだけかな。






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タカネキマダラセセリ。



一応開翅も撮れました。




11:30頃お昼を小屋で食べて、12時前には下山し始めます。




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ミヤマシシウド?には多くの昆虫が集まる。





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カラカネハナカミキリ。


なかなかの美麗種。





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ヤマホタルブクロ。




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ヒメキマダラヒカゲ。





途中、ヒメシジミが大量に集まっていた場所があったのでそこでしばらく撮影。




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コヒオドシとヒメシジミ(奥)。


ヒヨドリバナで吸蜜します。





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ヒメシジミ。



可憐なチョウですね。羽化後間もない感じです。

ヤリガタケシジミにチャレンジする時間はなかったので素直に諦める。




再び樹林帯。帰りはせっかくなのでいろいろ撮る。




Dsc_7311

ゴゼンタチバナ。




Dsc_7318

ギンリョウソウ。




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コバノイチヤクソウ。





下山は早く、14時には登山道入り口。


わけあってBTへ歩く。





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キバネセセリ。



もしかしたら初めて見たかもしれない。記憶が曖昧だが。



BT近くでソフトクリームを食べる。チーズケーキソフトってのが濃厚で美味しかった。




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上高地はハナアブ類も多い。名前はわかんないです・・。




さて、15時だが、今からわけあって徳沢まで歩かないといけない。なかなかハードだがひたすら歩く。





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コムラサキ。



食樹がいたるところにあるので上高地には多い。



明神で一休み。まだまだ。





Dsc_7361_aojyoukai

アオジョウカイ。



これも多いが、適当に撮りすぎた。






Dsc_7368

穂高連峰が綺麗に見えます。






アサギマダラも飛んでたり、ヒョウモン類もいたが、さっさと歩いてなんとか17時半前に徳沢ロッヂに到着。今晩はここに宿泊です。ロッヂ周辺はアカハラ、アオジ、コマドリがまだまだ盛んに囀っていて、びっくりした。もう8月だというのに。コマドリはもう少しのところで姿が見えそうだったが、叶わず。

さっさと御飯食べて、寝落ちして、また起きて風呂入って寝ました。翌日は一気に高度を上げます。





2012年5月 6日 (日)

フィールドに出られる悦び

Dsc_4847_2

ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi inexpecta 



念願の春の女神。ファインダーでその姿を捉えようか、それとも肉眼で穿つほどに観察するか迷うところだが、とりあえずはシャッターを切った。


ありがちな写真だが、この一枚を撮るには根気か運が必要。経験のある人はおわかりでしょうが、この光景はほんの数秒なのです。長くて十数秒。




柔らかな春の陽光のなかで繰り広げられる女神の舞・・。初めて見るその光景は安らかな感動をおぼえた。



やはり信州はすばらしいフィールドに満ち溢れている。


いいGWでした。


2011年8月 8日 (月)

ぼくの夏休み

愚痴ってばかりいても単なるアホなんで、ちょろっと盆地に行ってきました。帰りが酷い渋滞で参りましたが。これだから首都圏は・・・



事故渋滞やらで着いたのが11時だったが、まあその辺を歩いてみる。




Dsc_1753 オオムラサキ/ Sasakia charonda charonda


♂ですね。時期的にまあこれぐらいの状態が多かったです。それでもこの時期にしてはいいんじゃないかと。






Dsc_1772 オスグロトモエも。

証拠写真ですが。他にも自販機にいろいろ残ってたが、撮影せずに帰ってきてしまった。




Dsc_1804

ヒメスズメバチがガジガジやって樹液出すのを今か今かと待ってるオオムラサキたち。






Dsc_1828

♂もほぼきれいなのも中にはいるんですが、開翅した瞬間をいい状況で狙い撃ちするのは難しかった。こんな感じのFZ的な写真しか撮れず、今回は♂に関してはおもしろ良い写真はなし。





Dsc_1835 カブトムシと。


光線や抜けが良い感じの所を見つけたのだが、なかなか難しい。






Dsc_1860

♂のいい感じの写真を撮ろうと頑張ったが、暗い&遠いとこの程度。ISO1000、SS1/500、500㎜なんで仕方ないんですが、海外行ったときにジャングルでこんな状況に出くわしても証拠は余裕で撮れる状況なのはかなり嬉しい。





Dsc_1897

まあ、やはり状態がいいのは♀が多い。♀の良さは帰って写真整理していて実感した。撮ってるときはひたすら重厚感や渋さが印象的だった。開翅しているのが♀。


このレンズでこれぐらいの描写もできるんだなあと実感した一枚。こういう臨場感のある写真を連発したいのだが、なかなか今のレンズ一本ではキツイ時もある。





Dsc_1946 シルエット。








Dsc_1965

これもヒメスズメバチが頑張ってるのを見守る図。

ヒメスズメバチばかりだったのでこっちもあまり警戒しなくても済みました。


正面顔がなんともね。たぶん右上の♀の開翅を狙ってピン外したんでしょうけど結果オーライ。






Dsc_1968 ♀。


♀もストロボ焚くと軽く光沢が出るときがあった。角度によるものなのかな。ストロボ焚くと本来の見え方とは違って写りますが、私はそれほど嫌いではない。







Dsc_1969

こういう光景が自然に繰り広げられているのはすごいと思った。ガキのころに図鑑で見た風景。この森の昼間の主役は完璧にこの蝶だった。






Dsc_1971


♂にピン合ってればなあ、な写真。今回は♂に関しては残念でしたで賞しかなかったので、必ずまたいつか♂の最盛期にでも来たい。関東にいるうちに。






Dsc_1975

どうも頭側から当てると紫光沢がでるらしい。♂とは違った感じでまたいい。頭の中にあったオオムラサキのイメージに近い写真になった。この一枚前がアングル的に最高だったが、もう私はそーいうのは出しません(笑)







Dsc_1976

♀の正面アップ。やっぱ迫力ありますよねえ。500㎜で楽して撮った。鳥にも蝶にも500㎜は威力あります。







とまあこんな感じでひっじょーに短時間でしたが、そこそこの写真は撮れました。一眼やっぱり頼れる。今回は夏休みのイベント的に楽しく思い出づくりみたいな感じで行ったので、大して粘りはしませんでしたが、いつか一日いたいと思った。



こんなに多くを近くで見たのは初めてだったのでいろいろ感動したが、幹からの飛び出しの仕方や林の中を滑空するさまがほんとにかっこいいですね。堂々としていていい。


あと、オオイナズマの類(Lexias)にやっぱ似てるなあとは前から思ってましたが、オオムラサキの方が断然迫力ありますね。




久々にちょっと遠いところ行けて良かったです。ぼくの夏休みはまだまだ続く。





2010年8月 2日 (月)

北アルプスの自然 PARTⅢ

翌日の7/29はやはり悪天候で、霧&雨。予定よりも1日早く下山することに。うーん、残念。タイミング悪いなあ。

朝ご飯を食べてから燕岳、北燕岳までを往復することに。ライチョウに期待しながら。



P1260941 タカネツメクサ。


かわいらしい白い花。



30分ぐらい歩くと頂上に。


P1260952

一応登頂しました。景色全然見えませんが。。


ライチョウを探すも全然見つからない。山荘の人によるとこの頃全然姿を現さないそうで。時期が悪いかな。やはり確実に見ようと思ったら6月20日あたりなんでしょうね。でもその時期は花も蝶も少ないんだよな。どっちかですね。



せっかくなので北燕岳の東斜面のお花畑へ。



P1260967 ハクサンシャクナゲ。

ほとんどのものが終わってましたが、標高をあげるとまだ残ってました。きれいです。



P1260974 ヨツバシオガマ。

まだ開ききってませんね。



P1260982 ミヤマクワガタ。


植物にもミヤマクワガタがあるということはだいぶ前から知ってましたが、見たのは初めて。なかなかきれい。



P1260985 シナノキンバイ。

だと思います。黄色い花も素敵。



P1260987 シロバナタカネグンナイフウロ。


手前の右にある赤紫のはシュロソウでしょう。後ろにはシナノキンバイ。お花畑って感じ。




P1270001 ハクサンイチゲ。

下のセリ科はハクサンボウフウかな?葉を撮ってないのであまりよくわかりませんが。



P1270004 チングルマ。


花は初めて。いつも果穂ばかりで。




P1270011 アオノツガザクラ。


昨日もっと撮りやすい株があったんですが、忘れていたのでやむなくこれを。上から撮っても良さが伝わりませんね。。




P1270013 イワカガミ。


小さいのでコイワカガミと言う方が妥当なのかもしれませんが。




P1270017 コバイケイソウ。


だと思います。花はあまりなかった。




P1270028 コケモモ。


こういう雰囲気って大好きです。高山植物のこのような趣が魅力的。




P1270029 コマクサ群落。


ひたすら霧と雨。厳しい環境です。




P1270035 ホシガラス。


なんかの芽?を食べてます。




結局5年ぶりのライチョウとの再会は叶いませんでしたが、今まで見たことのなかった動植物を見ることができ、満足です。ライチョウ、花、蝶のすべてを同時に見ることは難しいので今後も色んな時期に来たいと思いました。


まあ、蝶や花に関してはもっと楽なとこがあるので来年この時期に高山帯に行けるとしたら、違うとこですかね。燕岳はしばらくいいや。けっこう登りも、雨の中の下りもきつかったし。下りは苦行そのものでした(笑)

北アルプスの自然 PARTⅡ

登山口の標高は約1400m、燕山荘の標高が約2700m。それを4~6時間かけて登る。着いた時の達成感はあるし、疲労感もある。ただそれを上回るのは高山に来たという興奮である。大半のおっさんは旨そうに生中を呑んでるが、私はザックをほっぽり出してその辺散策。



P1260744 コマクサ。

高山植物の女王。馬(駒)の頭に花が似てることから。



P1260751 裏銀座をバックに。

有名な野口五郎岳はもうちょっと左にあるかな。



座り込んで休んでると背後を薄いオレンジ色のチョウが飛んだ。奴だ!!ってことで、人目を構わず追っかける。



P1260782 タカネヒカゲ。


おお、憧れの高山蝶が目の前に(*´ェ`*)


北アルプスと八ヶ岳しかいないうえに、2500m以上のとこしかいないので、苦労しないと見れない。興味ない人ははどうでもいいガとしか思わないだろうが、私は超感動。裏は地味だが、表は薄いオレンジ色。渋い色です。いつかダイセツタカネヒカゲも見に行こう。




P1260787 燕岳をバックにお得意のポーズをとるタカネヒカゲ。


風が吹いたりすると体をぺたっと横倒しにする。まさにこういう写真を撮りたかったんだあ。。



チョウは他にタカネキマダラセセリぽいのやミヤマモンキチョウぽいのやヒメシロチョウ?というのもいたが、いずれも撮影できず。来年はこういうチョウを狙って上高地、蝶ヶ岳、常念岳かな。




P1260817_2 おっ、イワヒバリも近い。


やはりカヤクグリに比べるとでかいですね。いい声で鳴きます。



P1260822 チシマギキョウ。

燕岳と裏銀座をバックに。



P1260844 槍ヶ岳バックのコマクサ。


立入禁止のとこに入って撮ってるわけではないのでご安心を。それなりにきつい体勢でしたが。




P1260865 キバナノコマノツメ。

タカネスミレだと思ってましたが、葉に光沢もないし、本種かと。


E君さまよりタカネスミレの亜種クモマスミレではないかとのご指摘をいただきました。ありがとうございます(2010.8.5.)




P1260869 白いコマクサ。

白い株はこれだけしか見ませんでした。白は白できれい。



P1260878 ミヤマダイコンソウ。

と思います。槍ヶ岳、表銀座をバックに。




P1260887 ホシガラス。

いっぱいいますが、かわいい。



さっきまで晴れてたのに曇ってきた。明日は残念ながら天気悪そうなので写真は今のうち撮っておく。



P1260899 手前の稜線が表銀座。大天井岳や常念岳へと続きます。奥のマッターホルンみたいなのが槍ヶ岳。その下の右のピークが子槍。アルペン踊りの「こやり」ですね。子槍と頂上の間のが孫槍。


稜線を境にきれいに霧が分かれている。だから東斜面はお花畑ができて、西斜面はあまり花はないのだろう。




P1260903 裏銀座バックのチシマギキョウ。

既出ですが、きれいなのでもう一枚。



P1260910 ヤマハハコ。



P1260912 ハクサンフウロ。


Mukagotoranoo ムカゴトラノオ。


だと思います。イブキトラノオと似てて初心者には難しいですが。



P1260916 テガタチドリ。


ハクサンチドリもありましたが、写真撮らず。写真忘れてた花結構あるなあ。ちょっとショック。



もうそろそろ暗くなってきて、寒くなってきた。夏なのにやはり2700mあるとふつうに寒い。


暗いので近くにやってきた。


P1260930 ホシガラス。


こっち向いてるのはピント外してた。。



今日はこんな感じで。明日は天気やばそうだな・・・。まあ、今日良かったから良しとしよう。




<追加>


P1260865


クモマスミレ拡大画像。



2010年8月 1日 (日)

北アルプスの自然 PARTⅠ

今一時的に奈良に帰省中。もうすぐ北海道です。


7/27晩~7/29昼まで信州に行ってました。今回は北アルプスは燕岳に登ることに。北アルプス三大急登と言われるだけあって、軟弱でありがちな生き物屋は皆無。鳥見の世界と同じで登山者は中高年が多い。そんな中カメラをぶら下げた怪しい大学生が三脚や望遠鏡担いで登ってきましたよ。後に後悔することに。縦走もしないのに70Lはいらないし、日ごろ運動しない体に15kgはきつかった。



登山前夜は試験開けとだけあって、サーロインステーキに安曇野ワインと豪華な夕食。夕食後、散歩がてら外灯めぐり。




明るい看板があったのでその辺で探してみる。



Usuiroginmonshachihoko ウスイロギンモンシャチホコ。

横にいるカゲロウとトビケラは未同定。あまり興味なす。




Usuirokagiba ウスイロカギバ。

カギバはいつ見てもいいですね。




Usuobihimeedashaku ウスオビヒメエダシャク。


今夜は薄いの多いですね。




Kurokamikiri クロカミキリ。


なんだこいつ?と思って帰って調べてみるとまさかカミキリの仲間。こんなのいるんだ。



Hosokubitsuyumushi ホソクビツユムシ。


山地性の直翅。特徴的な声を出します。ここは多かった。




P1260465 ゴマフボクトウ。


おっとりしててよい。



P1260475 アカスジシロコケガ。

いわゆるイチゴパフェ。



P1260492 ツノアオカメムシ。

普通にいるけどきれいなカメムシです。



P1260502 カブトムシ。




P1260533 シモフリスズメ。





今夜はこんなところで。




翌朝は晴れて登山日和。本格的な登山は初めてなので気合を入れて6時20分から登り始める。



途中、青系のゼフ(オオミドリとかかな?)が飛んでるのを見るも撮影できず。基本は不毛な感じのどこにでもありそうな登山道。



P1260553_2 ヒメキマダラヒカゲ。


一番多いチョウ。



P1260560 クロヒカゲ。




Ookushihigebiroudomushi オオクシヒゲビロウドムシ?

アカハネムシの類だとは思うんですが、詳しくはわからない。この辺は擬態が多くて。



P1260606 ギンリョウソウ。

ひっそりと佇む姿がいいですね。




こんな感じでいろいろ見てるとそのうち植生が変わってくる。



P1260627 ゴゼンタチバナ。



P1260632 小鳥の巣。

ルリビタキかな?「ルリビタキだよ♪」とあちこちで囀っていたので。サルオガセで作ったお椀形のかわいらしい巣です。手前の斑点がはいった体羽がなんだかわからない。その後ろの先っちょが白くて、他は黒いのは大きさ的にイワヒバリの雨覆だと思いますが。




P1260673 アキアカネ。

いっぱい避暑に来てます。



P1260681 モミジカラマツ。




合戦小屋を超えると視界も開ける。


P1260684 ウソ♂。

鳥って遠いね。



Shirafuhigenagakamikiri シラフヒゲナガカミキリ。


と思います。



Matsushitahimehanakamikiri マツシタヒメハナカミキリ♂?


ピドニアは難しい。B紋はない気がするから本種かな?



P1260709 ウサギギク。



P1260710 まだ1.3kもあるのか・・・



しばらく歩くとやっと目的の燕山荘が見えた。




P1260718 すげー、よくあんな高いとこに建てたなあ。




もういっちょかと思ってると視界に黄色いチョウ。おお!?ミヤマモンキか?


P1260719

残念ただのモンキチョウ。


恥ずかしながら帰るまでミヤマモンキチョウじゃね?って思っていたが、全然違う。


明らかにミヤマモンキっぽいのは山頂付近で後に見ましたが、写真なし・・・。




そうこうするちに燕山荘前に到着!!長かった。目の前はすごいパノラマ。


P1260728 燕岳の山頂を望む。向こうは裏銀座の山々。


これはほんの一部で、実際はもっとすごい景色。私はふだん景色にはあまり感動せずに生き物しか見ない偏った人間だが、このときばかりは心の底から感動した。これが北アルプスか!ってな感じで。



山を絡めた写真は次回。すぐに更新します。

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