関東/Kantoh

2016年9月 3日 (土)

生存報告がてらトリでも

ご無沙汰です。更新止まりすぎでした。すみません。いろいろあって、いつの間にやら9月ですね・・。おかげさまでそこそこ元気にやっています。

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ヨシゴイ Yellow Bittern

思えば、このブログをまじめに更新していたのは学生の頃ですが、もはや日常生活はいい意味でも悪い意味でも、変わり果てた。


でも、こうやって記事を書いていると、確かに私は悩みながらも一生懸命学生時代を過ごしていたのだな、と思う。大して考えもせず、行動も起こさず、今と全く変わらないが、勉学は人並み以上に取り組んでいたし、日々しっかり生きていた。おそらく現在の自分にも繋がっているのだろうし、それは実感している。好きなことをこうして深めることができた、実に尊く貴重な時間だった。二度と戻れはしないが。



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ハシボソミズナギドリ Short-tailed Shearwater


いま、また自分を見つめなおすタイミング。苦しいことだし、いつになっても変わらない己に辟易する毎日だが、やっとまともな人間として歩み始める準備ができたのだなと捉えることにした。



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アオバズク Northern Boobook


そろそろ身体がいうことを聞かなくなる年齢も見えてきましたが、常にアンテナを張って、頭を回転させながら、一人の生き物屋としてフィールドに出ています。




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オオメダイチドリ Greater Sand Plover


懐かしい場所にも行き、時の流れや、変わらぬものを見てきた。やりたい放題だった学生時代だが、あれはあれでなかなかよかったのかもなあ、と多少ほろ苦い思いも抱いた。




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コノハズク Oriental Scops Owl



前が全く見えなかった過去の自分を懐かしんだが、結局は今も同じじゃないかと開き直ることも多い。だが、確実に今のほうが進歩はしている。それだけでも、まあ生きている意味はあるかな。。



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ヒマラヤハゲワシ Himalayan Griffon


自分の好きなこと、渇望していることも、実現できた。すべてが揃わないと、実現まではこぎつけないし、そういったときに自分は一人ではないと改めてよくわかったりする。



そんなわけで、今年の夏はちょっとばかり過去の自分をなぞる旅をいくつかしてきた。そのときの写真も上にいくつか。珍しく鳥だけ。5年の時を経て、カメラを新調したので、サクサク・じっくり撮れるようになりました。

しかし、最近のカメラ・レンズ事情は進化をとどまるところを知らず、もう嫌になってしまうほどだ。こんな世の中で、双眼鏡と望遠鏡のみで勝負し、猫背になりながらひたすら望遠鏡にかじりつくような、昔気質で、静かだが熱い情熱を持った、ちょっと不器用な鳥屋ってほんといなくなるのではないかと、思ったり。昔の自分を押し付けるのもどうかと思うが、少しさみしいかもしれない。


一瞬を切り取って、決定的な証拠をクールな感じで提示して、いくつかポイントを挙げて同定する、というのはいかにも現代的だなと思う。でも、私は写真一枚では写しきれないような、その種の持つ一種のオーラを即座に感じ取ってこそ、「語れる」レベルなのではと感じる。いわゆるジズというのは、数えきれないような細かな要素が形作るものであって、こういうのは人間の脳でないと今のところ処理できない。これを鍛えるためにはいろんな感覚を使って訓練しないと無理だ。


あまりにも機械に頼りすぎてないか?と、そこそこ鳥見てる若い人が集まっている場で思うことがたまにある。まあ、人それぞれだとは思いますが。


久しぶりに更新と思ったら、いらんことくっちゃべって・・。これだからおっさんは(;;;´Д`)

おっさんはとりあえず自分のことをコントロールするようにします。。ちゃんと生きよう。



















2012年10月30日 (火)

Scenery of Tokyo Bay

昨日とかは鳥でも見に行きたかったんですが、風邪気味で結局断念。先週は風邪っぽくなったし、酸化剤入れすぎてPTAH派手にミスったし、(´・ω・`)ショボーンな週だった。元気出して鳥でも見たいもんである。


インドネシアから帰国してちょっとしてから久しぶりに干潟でも行こうかということで9/15に東京湾に行った。結果から言うと、こんなに鳥少なかったっけ?と思うような感じだったが、まあ写真はそこそこ撮影していたのでせっかくなので掲載しようかと。しかし数年前の9月だとキリアイとかぐちゃぐちゃいた気がするんだけどなあ…。






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ハジロコチドリ。




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メダイチドリ。




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ウミネコ。



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風景#1。




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トウネン。



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風景#2。




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オバシギ。



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オオソリハシシギ。




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オオソリハシシギ。





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オオソリハシシギ。




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ダイゼン。





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ミヤコドリ。





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ダイゼンとウミネコ。





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風景の中のダイゼン、ミユビシギ。






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ウミネコ。





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ダイゼン。





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ダイゼンとオオソリハシシギ。




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あ、上のコシジロオオソリハシシギな気がした。





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ミユビシギ。





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ハマシギ。




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Running Sandering






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シロチドリ。





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食われたタイワンガザミ。





最近ゴーヨン買った勇者な方とお別れして場所移動。






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セイタカシギとアオアシシギ。





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アオアシシギ。




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アオアシシギ。

まあ成鳥夏羽→冬羽かねえ。





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ソリハシシギ。





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アオサギ。



ボラ的ななにかを捕まえてた。






そういえばジョウビタキはやっと日曜日の夕方に部屋から見ました。例年通りの♂だった。



2011年12月19日 (月)

冬のはしり

さて、そろそろツグミもよく見かけるようになり、冬っぽくなってきましたね。ここ一ヶ月のことでもつらつらと。




Dsc_2128 コウライアイサ♂。



見れば見るほど龍に似ていると思った。鱗模様はもちろんのこと、冠羽は角を連想するし、目つきも爬虫類っぽい。私ならDragon Merganser (Mergus draco)と間違いなく命名したと思う。和名はなかなかいいと思います。


わりと飛翔は撮れて、いつかまた行こうと思ってたら、最近いつもの場所に居なくなってしまったみたいで・・・。残念です。






Dsc_2174 ハイタカ。


いつ見てもかっこいいですね。一眼はやはり撮りやすいです。





Dsc_2413 ハイタカ。


別の場所で。今冬はハイタカばかりでまだ他はまともに見ていない。渡良瀬や利根川あたり行きたいが、なかなかね。






Dsc_2523 チュウダイサギ。



逆光もなかなかいいものだなと思うようになりました。






また別の場所。



Dsc_2904 クイナ。

おそらく成鳥だと思うが、なかなかきれい。



昔、鳥を見始めたころはけっこうレアな鳥だと思っていたが、関東に来てからはそうも思わなくなった。自分のレベルが上がったのか、関東に多いのか。


冬でも長時間鳴くんですね。結構びびりますが、クイナはクイナです。絶対ヒメクイナも近くにいるとは思うんですけどねぇ。自分で見つけたい。昔々に見て以来、かんなり御無沙汰。







さて、Micro Nikkor 55mm f/3.5 も試写しました。結論から言うと、使えます!!これは。







Dsc_3007 コゲラ♂(長野県産)の翼標本。


むー、なかなかの解像感・・・。




シャッター音ってレンズによって変わるもんなのか(知らなかったんですが)、「カシャンッ」という音が昔っぽくてイイ。





外にも出てみた。






Dsc_3121 ムラサキシジミ。



さすがに55mmは少し短いなあと思いましたが、35mmとかに比べるとチョウも撮りやすいのは間違いないだろう。90mmあるとチョウにはやはりベストな気がする。時と場合によるが。


ついつい大きく撮りたくなるが、引いてみてもいいなと思った。








Dsc_3130 ジョロウグモ。


やっぱいいっすね。いきいきとして見えます。40年前のレンズと最新の機種の組み合わせも悪くはない。ニコンは昔のレンズが今でも使えるのが素晴らしい。







Dsc_3136 ナミテントウ?

ナナホシテントウではないのは確かだが、ナミテントウでいいのかなあ。





Dsc_3191 ムラサキツバメ。


基本、開放で撮りましたが、やっぱり結構ぼけますね・・。環境を入れたいときは少し引いて、絞るのがいいなと思いました。





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ムラサキツバメの翅裏も角度によっては渋い色出ますね。なんともいえない。





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ただ、ボケ方結構特徴あるような気がします。開放でしか撮ってなかったですが、今後いろいろ試してみます。






Dsc_3246 ムラサキツバメの越冬群。



ひっそりとしていたのを発見。内蔵フラッシュ使用してます。







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まあでもなんだかんだいって、55mmというのはAPS-Cでは使いやすい。



結構今の60mmクラスのモデルは値段しますしねえ。このレンズも当時は結構したんでしょうね。かなりコンパクトな作りですが、現代にも通用する設計には伝統を感じさせます。末永く使っていきたいですね。






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なかなかこれからの季節は、私の興味のある被写体が少なくなってきますが、近々発動させる機会があるので、ほんとにタイミングよかったです。




コンパクトなので常に携帯しておいて、最初の証拠は50-500で撮って、もし近寄れそうなら55mmでじっくりというスタイルが基本になりそうです。夜のフィールディングは基本55mmで、カエルやガを撮りたいですね~。



なかなかいい機材が手に入りました。これでやっとこさマクロデビューです。しかも純正。





2011年10月 7日 (金)

秋という季節

私はここんとこ数年秋になると精神的に不安定になる。今年は大丈夫かなと思っていた矢先、数日前に感じるようになってしまった。理由はなんとなくはわかっているが、もうどうしようもない。今の置かれている環境が自分に合わないってのが大まかな理由だろうけど、あと2年ちょいは我慢しなければいけない。なんか我慢ばかりしてるような気がするが、はあ・・。人生ってなんなんだろね。まあ別に死のうとは思わないけどさ。もう少し好き勝手に、ポジティブに、アホに、悩まずに、あっけらかんと生きてみたい。受身な生き方は生まれ持ってのものなのか、成長過程で身に付いてしまったのかはわからないが、そんな自分がひたすらにうらめしい。変えれると人は言うかもしれないが、それが本当ならこの世はもっと明るくなっていたことだろうと思う。




秋という季節はもともと好きだが、近年こうなる自分が悲しい。どこで道を誤ってしまったのだろう・・・。それがどこかもわからないから、やり直したいという気持ちも起らない。






己はどうしようもない状態だが、自然界は着実に秋を進行中なわけで。






Dsc_5027_01 ナカグロクチバ。

実は生きたのを見たのは初めてだったりする。秋らしいといえるかどうかは疑問だが、発生中らしく多く見かけた。







Dsc_5057_01 ヒメアカタテハ。


裏を見る機会は意外に少ない。





Dsc_5071_01 ウラナミシジミ。


この時期普通に見かけますが、見るとああ秋だなあと思う。







Dsc_5080_01 ノシメトンボ。


多いとこには多い。




Dsc_5135_01 マイコアカネ♂。

はっきり見たのは初めてかもしれない。なかなか美しい。





Dsc_5141_01 ツチイナゴ。

幼虫は成虫とは全く違いますね。





Dsc_5145_01 ヒメジャノメ。


ああ、色調が暗い・・





Dsc_5237_01 トノサマバッタ。

たまに鳥と間違えます。






Dsc_5244_01 ヒメアカタテハ。

まさに秋色。




Dsc_5253_01 ノシメトンボ。






Dsc_6317_01 ウラナミシジミ。


裏もいいですが、表もかなりの美しさ。





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ゼフィルスみたいな美しさはないですが、秋に似合う美しさだと思う。






Dsc_6537_01 ショウリョウバッタモドキ。

これもいるところには割といる。






鳥もね。



Dsc_6745_01 ハチクマ。


初めての場所でのタカ観察。今年は小規模だが体験できた。







Dsc_6790_01 サシバ。



しかし基本的に遠い・・。やはり伊良湖や白樺峠のようにはいかないか。







Dsc_7063_01 エゾビタキ。




でも、アサギマダラ飛んでたり、エゾビタキいたりで少しは秋のタカの渡りのポイントらしい雰囲気を味わえた。





将来住むなら伊良湖か白樺峠に近いところがいいなあ、やはり。この季節は空を見上げないとなんかこう落ち着かない。





うーむ、今月海外行きたかったなあ、やっぱ。この調子じゃさらに病むよ。




2011年10月 1日 (土)

おおちどり

もう10月になってしまい今年も残すところ3か月ですね。いつのまにか私もまた一つ歳を取り、免許の更新もありました。だいぶ秋めいてきて、今朝は家を出るとキンモクセイの香りが。モズも里に戻ってきてます。あと三週間後にはジョウビタキも来るかなあ。



相変わらず数年前のようなアクティブな鳥見はしてませんが、一週間前にいい鳥見てきました。情報がなくてわかりませんが、もうたぶんいなくなっていると思うのでアップしておきます。





最近日本の珍鳥はどれもこれもタイミングが悪くて見れていませんでしたが、今回はかなりいいタイミングだった。素晴らしすぎる。




ってなわけで、ポイントに行ってみると。






Dsc_5406_01 オオチドリ。


距離はかなりあるが、見れて嬉しかった。これを見たいがために春の与那国に2年連続で行ったんですが、ダメだったんです。いつか南牧場で夏羽を見たかったが、自衛隊うんぬんがあるので見れるとき来るのかなあ・・。




前日は10数羽いたそうだが、私の行ったときは成鳥5、幼鳥5(だと思う)でした。






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ミミズゲットしますた(・ω・ )




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んん、これは・・




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ウマー(◎´∀`)


ってな感じでいろいろ食ってました。ケラとか直翅類(イナゴ系?)とか。手頃な大きさの餌はとりあえず手を出していたんじゃないかと思う。







Dsc_5752_01 コチドリとのツーショット。

距離があり、なかなか大きさの把握は難しかったが、コチドリに比べるとだいぶ大きい。

成鳥と思われる個体の中でも個体によって羽衣が違っていた。この個体は胸のバンドが若干残っている。






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おそらく一番バンドが残っていた個体。






Dsc_5892_01 オオチドリ成鳥夏羽→冬羽。


上と同一個体。一番近くまで来た。これでもトリミングしてますが。


オオチドリ自体は条件によってはかなり寄れる鳥らしいですが、今回のように多くの人がいるとなかなか近くまでは来ない。餌を取るためにこちらの方へ来たいのだろうなとはわかるのですが、やはりこちらのカメラマン50人の威圧感は半端ないのだろう。度胸のある個体しか寄ってこない。



かなりスマートでかっこいい鳥だが、顔はなかなかかわいらしい。たまに鳴き声も聞こえた。人により違うと思いますが、私は図鑑通りの「チプ、チプ、チプ・・・」と聞こえました。なんというかヒヨコ(ニワトリの)の鳴き声を弱めたかのような感じ。一緒に観察した方のなかには「ピョッ、ピョッ、ピョッ・・・」というミサゴを弱めたかのような声だと表現されていた方も。要するにけっこうかわいらしい鳴き声ということですね(笑)







Dsc_5940_01 オオチドリ幼鳥。


コバシチドリに似てるなあ・・と思っていましたが、同属とされることもあるんですね。知りませんでした。どうりで似てるわけだ。この個体の顔はコモンシギに若干似ている。


幼鳥は体上面の羽縁がはっきりしていて、色合いもいかにも幼羽って感じです。







Dsc_5981_01 オオチドリ成鳥冬羽。


おそらくほぼ冬羽と思われる。眉斑も明瞭で、胸のバンドも消失。




ここまでが500㎜をつけた一眼レフで撮影。基本的に遠いのでデジスコも用意していた。デジスコでの画像もせっかくなので。



たまに「S5100デジスコ」という検索ワードが来ますが、以下数枚がED82+S5100という組み合わせで撮影した画像です。参考になるかわかりませんが、曇り、距離遠い、コントラスト弱いという条件下での撮影です。トリミングや撮影時のカメラ側でのズームはしています。






Dscn8231_01 幼鳥と成鳥。


基本的にざらざらしているが、焦点距離が長いので場合によっては一眼よりも証拠を残せることもあるかもしれない。





Dscn8244_01 幼鳥。


今までならかなり満足画像ですが、今となっては色の再現性に??が付いてしまう。ほんとにわずかな差なんだが、一眼で撮った画像の方が自然に見える。






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光線状態によるものか、撮影機材によるものか、露出によるものかわからないが、成鳥の上面がオリーブ色味を帯びて写っている。要するにコントラストが強いのかな。じゃあカメラの設定か?






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幼鳥でも姿勢やアングルによって印象が異なる。




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あぼーん。やはりこういう条件下では立体的になるだけでも写り方が違ってくる。






私のデジスコ装備では所詮証拠程度の画像しか得られませんが、某社の部品でコーディネートするとかなりシャープに写るようですし、やはりお金をかけると違うんじゃないでしょうか。カメラのズームなしでケラレない組み合わせだと、比較的安価でいい画質を得られるのもあると思います。スコープとカメラの相性もあるでしょうね。

私のでは2段階ぐらいズームしないとケラレるので、どうしても暗い、遠い条件だと画質が荒れてしまう。



デジスコの方も一眼顔負けの写真を撮られている方もおられますが、私はやはり一眼レフのほうが数倍撮影チャンスがあり、モノにできる確率も数倍高い、機動性もあるということで水辺での探鳥時以外はもう三脚は担がないことにしました。先日一眼+デジスコで数時間歩きまわりましたが、かなりきつかったっす・・・。




はい、デジスコ画像終わり。参考になりましたでしょうか。







で、何の拍子か知らないが、飛んでしまった。決定的瞬間は逃した。くそー。





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翼帯はこの写真では明瞭に見えるが、これはブレによるもの。





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とりあえず、翼下面の証拠はおさえた。これでニシオオチドリ(Caspian Plover / Charadrius asiaticus)は否定できる。


本種(Oriental Plover / Charadrius veredus)の翼下面はこの通り淡い黒褐色。図鑑などのイラストでは一面黒褐色で描かれることが多いが、この通り脇羽や下大雨覆、下小雨覆付近が黒褐色で、下中雨覆付近は淡色であるとわかった。まあ個体によるものかもしれないし、離れていたら一様に見えるかもしれないが。


で、ニシオオチドリはこの部分がきれいに白になるらしい。

ってなわけで、やはりキチガイ鳥屋を自称しているならば翼下面の確認は不可欠なわけです。それ以外にも大きさ、脚の長さおよび色、体型、顔、地鳴き等も違うようですが。





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この写真からはもう一つのポイントも。

2枚上の写真では翼帯が明瞭に出ていたが、本来はこの程度。ああ、翼帯一応あるんですねーってな感じ。

それに対し、ニシオオチドリではP1~P5あたりの基部の白が広く、明瞭に翼帯が見えるらしい。



それにしても尾羽先端の白斑がきれいですねえ。ああ、この辺ピン合ってたらなあ・・。





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ああ、下面見事な灰色だわ( ´・ω・`)。あと、尾羽から足指が出てるのがわかりますね。





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あららあんな遠くに。合焦したのはこんなに離れてから・・・








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上の拡大。一眼すばらすぃーね。早く航路やりたい。


こんだけ撮れたらニシオオチドリとの識別も完璧ですよ。ってか、下面白だったら超目立つでしょうね。見てみたいものだ。







さて、今回はやる気のある方達と御一緒だったのでさっそく降りた地点へ。





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うへー遠い。




Dsc_6094_01 間接頭掻き掻き。


縮こまっているせいかさっきとだいぶ印象が違う。それにしても似たような環境に降り立った所を見ると、やはりこんな場所が好きなんだろう。すこし勉強になった。繁殖地のステップや礫砂漠や低茎草地はこんな感じなんだろうか。モンゴル行きたいなあ。







粘ったら近くまで寄ってきてうはうはになるやろって感じで待つが、そのうち後ろの車のひとがしびれを切らして出てきてしまった。そらないでー、おばちゃーん!( ´;ω;`)という心の声も空しく、また飛んだ。さいならー。





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またしても飛び立ちはゲットできず、しばらくしてからピン来てた・・



さっきの写真からはわからなかったが、最外側初列風切の羽軸が白いので目立っている。タシギ的な。タシギ以外でもあるかな。



初めの場所に戻ったみたいだが、もう条件は変わらないだろうということで撤退。いろいろ勉強にもなったし、なにより久々の国内ライファーでした。めでたい。




お世話になったMさん、Hさん、Oさんありがとうございましたヽ(´▽`)/



2011年1月18日 (火)

ここんとこ一ヶ月のとり

  おひさしぶりです、こんばんは。元気にお勉強してます。センター試験も終わりましたね。最後に受けてから3年、時が過ぎるのは早いもんですが、未だにいろいろ思うところがあります。。

さて、きせいちゅう、びょうり、やくりが終わり、あと9こ。まあ全部単位いただいちゃいますよ。





毎日一定数の方がご訪問してくださっているにも関わらず、一ヶ月放置ってのも失礼な気がいたしますので、更新しときます。やくり終わったので少し息抜き。


去年の関東のことでも。





とある日、河原にいた。



P1340855 ノスリとハシボソガラス?




P1340871 ミサゴ。


♀っぽいっすね。次列の感じは成鳥かな。




P1340874 おんなじ個体。

オスプレー大好き。私の持ってるザックもOSPREY AETHER70。






結局目的のは見れず、3回目の河原。




Dscn7219_2 コウライアイサ。


やっと見れました。いろいろ感動しました。



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右がコウライ。辛うじて次列大雨覆先端の黒線もゲット。









さて、また別の日は違うとこにいた。




誰も構えてないのでいないのかなと思ったが、着いてすぐに遠くにいるのを確認。鳥屋が群がってるのを見ないと、自分で見つけられないひとたちを置いといて、先陣を切って近づかせてもらう。まあ若者だし、許されるでしょう。




P1350025 サバクヒタキ♂1w。




サバクヒタキ系は恥ずかしながら初めてだったのでだいぶ興奮した。





P1350043 タゲリもいました。







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時々ぐぜりのような感じで声を出してました。覚えてませんが。




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いや、しかしすばらしい。尾羽や下雨覆などはばっちり撮れませんでしたが、満足です。






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こういうところが好きみたいです。






楽しいお話もできたし、満足したので、場所移動。





P1350223 アメリカコハクチョウ。




久しぶりに来ましたが、相変わらず平和な感じですね。




P1350225 あ、逃げた。






P1350243 と思ったらもう1羽いた。


こちらの方が黄色が小さい。







P1350246 コハクチョウ。


ほげげ。






P1350250 オオハクチョウも。


実はここで初見でした。何年前かなあ。5か6ぐらい?






P1350262 コハクチョウ幼鳥。





P1350264 また逃げた。


初列風切と次列風切の境目がわかりやすいですね。





P1350282 アメリカコハクチョウ成鳥。


なかなかきれい。近いですし。






P1350288 ハシビロガモ♂。



ぶふーって目つき。






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右はアメリカコハクチョウ、左は微妙な感じ。もしかしたらコハクチョウ×アメリカコハクチョウかもしれない。黄色部だけで判断してもいいのなら。





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このタイプはよく「アメコもどき」とか「交雑?」と言われることが多々あるが、一言申したい。


このタイプはぎりぎり純粋と言ってよいアメリカコハクチョウです!!これを超えたら交雑の可能性を疑ってみるもよしって感じです。


まじで?と思われる方は The SIBLEY Guide to Birds の73ページを見てみてください。ちゃんと、このレベルの黄色部を“with maximum yellow”と書いています。本場アメリカで一番いい図鑑にそう書いているのだから 間違いないでしょう。繁殖地まで行って調べているはずです。




どうでもいいことかもしれないが、あまりにも適当に発言している回数の多い掲示板があるのでちょっと文句を書いてみました( ´・ω・`)







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割とゆっくり飛ぶので撮れますが、やはり今のカメラではいまいち。





Dscn7484 コハクチョウ幼鳥。


ふぁあってなってました。





Dscn7499 ヒシクイ。



一羽だけ。割と近い。







まだまだ時間があるので、やる気のみなぎっている私は同行者に若干のひんしゅくを買いながらも?場所移動。いやあ、ここまで来て見ずに帰るのはもったいないでしょ。






到着してすぐに大きな群れがいたのでとりあえず見てみる。




Dscn7500 ホシムクドリ3、ムクドリ多。



意外と簡単に見つかりましたが、撮影しにくい。こんなのしか撮れなかった。




付近は人家のセンダンをチェックする怪しい人種が数組いましたが、見れてない人が多かったみたい。まあ運も必要ですね。






P1350390_2 タカブシギとれんこん。


この時期に見るとは思いませんでした。







Dscn7509 エリマキシギとオオハシシギ。


こういう光景うれしい。





P1350394 シルエットクイズ。



さあなんでしょう?わかる人にはなめんなよって怒られるでしょうが、意外にわからない人も多いかも。普段見方違うでしょうからね。そう思って載せてみました。







Dscn7519 オオハシシギ。


アメリカはいなかったです、たぶん。。






Dscn7568 ヨーロッパトウネンJ→1w。


いかにもヨロネン!って感じ。略していかよろ。







Dscn7593 2羽いました。


割と換羽遅いですね。今はもっと進んでるでしょうが。





P1350473 コアオアシシギとアカウキクサの類。


結構いい感じの雰囲気になりました。大好きなシギ。







この日は久々に鳥見らしい鳥見をして満足してました。帰り首都高が空いてるだろうと思って乗ったら、とんでもなくすごい渋滞で焦りましたが。尿意をもよおしていたので辛かった・・・。




写真ばーって載せちゃいましたが、またしばらく更新はなしです。やべ、もうこんなに時間が経ってしまった!勉強しないと。じゃあ、また、2月初めにでも。




2010年8月31日 (火)

珍2種

いつのまにか8月も今日で終わりということで、この夏に見た珍鳥でも。北海道は例によって写真整理が面倒なので、もう少ししてからです。


7/22の話。一つ目の重い試験が終わって、図書館で翌日の試験勉強を仕方なくしてると、とんでもない魅力的なメールが!3分迷って、図書館出て、家に帰って、電車に。この手の鳥はいつ抜けるかわからない。週末になればカメラマン大量発生するだろうし。。


汗だくのなか現地に着くと、それらしいのがとまってる。あれか・・・。




P1260184 てなわけで、キョクアジサシ。英名もArctic Tern。しかも成鳥夏羽・・・

うーん、しかしありえない状況ですね。私が行った時点でもう数日滞在してるということでしたし、距離は近いし、ほぼ同じとこにいるし、テトラの上になんか止まっちゃてるし。。



Dscn4726 デジスコには近すぎます。

それにしても嘴と脚が短い。それでこの頭の形。すごい。




この鳥に関して多少の予備知識があるなら、ぜひ押さえておきたいのが飛翔なわけで。定期的に餌採りのために飛ぶので、チャンスはそこそこある。



P1260266 ちょっと遠いですが、翼下面。もう少しいいのは以前に載せたので割愛。


それにしても初列先端の黒線ってこんなにも潔いんですね。細く、シュッとしてて素晴らしい。実際見るとやはり感動します。


P1260284 内側初列だけでなく、外側初列も下から見ると透けて見えるというが・・・、これよりも上の写真の方がわかるかな。





P1260291 アオバトとキョクアジサシの奇跡の出会い。

このツーショットが撮れるのはかなり稀だろう。世界的に見ても。合成じゃないですよ(笑)




P1260297 こうやってとまってるときに翼下面を見ても、黒線があまりはっきりしないのは某図鑑でも確認できますね。

体下面はやはり若干濃い。



P1260329 大半の時間はこんな風にテトラポッドにパーチ。



P1260382 一応翼上面。

あまり水を弾いてなかったので、弱ってるっぽかったですが、無事旅立ったようで。多くの人に興奮を与えてくれた。



P1260406 尾端が翼端を超えていることも確認。



知っている野外識別点の全てを確認でき、心の底から満足。

飛ぶときはひらひらと華麗に飛んで、頭上(捕まえられそうなぐらいの高さ)を通過するので、見ていて飽きなかった。警戒心がもともとないのか、弱っていてそれどころじゃなかったのか、よくわかりませんがとにかく近かった。


情報をくださったHさん、ありがとうございましたm(_ _)m






 

   ところ変わって内陸の休耕田。北海道前の話。



Dscn4809 ツバメチドリ成鳥夏羽。


何気にとまっている夏羽を撮ったのは初めて。変な話だが、今まで飛んでるのばかりだった。


他には同じとこにヒバリシギやムナグロも。




で、ポイントに着くと。いました、いました。




Dscn4853 シベリアオオハシシギ幼鳥。

きれいですね~。前にいるのはコチドリ。



2008年の東京港のときはサークルの合宿が終わってから直行して、なんとか初見した記憶がありますが、そのときはまだ観察専門の鳥屋だったので写真はなかった。というわけでめでたい初撮り。



Dscn4854 翼上面。ボケてるし、不完全ですが。。



Dscn4884 翼下面。というより脇羽が目立ってる。。またまた中途半端になった。

ほとんど白色なのはわかるかと。横の2羽はキアシシギ。




Dscn4917 畔にて休憩。馬面な顔が実によい。



Dscn4963 晴れたり曇ったり忙しいですが、堪能できました。成鳥夏羽もいつか見てみたいもんです。




Dscn5003 アオアシシギが入ってきた。




Dscn5005 畔で休んでるとき以外はずっとこうして美味しそうに餌食べてばかりでした。


情報くださった方、お世話になった方々に感謝します(^ ^)




2010年7月 9日 (金)

ちばらき鳥見

そろそろ世の大学生は期末試験なわけで。普通の人たちよりも必修の科目が多くて(というか全部)いつも通りな気分。まあ試験後には長い夏休みがあるので、これ書いたら薬理でもやろう。というわけで更新はまばらになります。



珍鳥情報をいただいたので行ってきました。一番にポイントに着くも気配なし。


あたりを見てみると、


Dscn4479 これはΣ(;・∀・)


まあわかる人にはわかる状況(笑)

私はさっさとあきらめて痕跡探し。その甲斐あってT3かT4ゲットしましたとさ。




なんか珍鳥追っかけのバカバカしさを再認識しながら移動。ダメなときはとことんダメなんだよな。




Dscn4508 コジュリン。

のびのび。



Dscn4523 さえずり。ホオジロに似るが、もう少しのんびりした感じ。



Dscn4526

今は車を少し走らせばすぐに会いに行けますが、将来関東を離れるとまた遠い鳥になってしまうんだろうな。



Dscn4532 オオセッカ。



ここは知ってる人には知ってるのかもしれないが、オオセッカとコヨシキリがかなり近いポイント。あまり教えたくないが、コヨシキリをしきりに見たいという方がいたので特別に。



Dscn4536 ひたすら囀る。



Dscn4547 さすがに今頃になると擦れてくるのかちょっと疲れた感じに見える。

まあ貴重な鳥です。ここの環境が末永く残りますように。




しょうがないので海岸にでも行ってみる。


素晴らしく霧でなんも見えない。仮眠をとって晴れるのを待つ。


Dscn4566 コアジサシ。



P1260081 オバシギ。

越夏してた模様。



P1260071 さよなら~



P1260092 アジサシとコアジサシ。


アジサシ類もダメダメで、もうどうにでもなれって気分。鳥見じゃなくてドライブだな、こりゃ。運がないときはとことんない。もうそろそろ鳥見から手を引こうかなと考えてみたり。それもありなんじゃないかと思う今日この頃。



最後にまた移動。



Dscn4574 またまたコアジサシ。

場所柄、リング付きが多い。



Dscn4661 直接頭掻き。



P1260133 海の色がきれいですね、夏は。



P1260158

結局コアジサシに癒されて終わり。



この日は平日にも関わらず鳥見人が多くてびっくり。学生も暇ですが、サンデー毎日なひとにはかないませんわ。



人が多い関東の鳥見にはうんざりなので、さっさと夏休みになってほしい。一ヶ月後にはヒグマと多包条虫とシェルツェマダニにびくびくしながら、蟲でも見ながら鳥を探したい。そういう生き物探しこそがホントに楽しい。


じゃあそろそろ勉強でもしよう。


2010年6月28日 (月)

近場で鳥見

試験も近づき、6月最後の更新になると思います。6月はなかなか楽しい月ではありますが、今年は2008年から2年連続で行っていた印旛~笹川~波崎の黄金コースをサークルのメンバーで回るという素晴らしい鳥見をしなかったのでちょい残念でしたが、まあ仕方ないですね。


前回のウミツバメ類以外に6月に見た鳥でも。




中旬には大磯に。



Dscn4338 アオバト。

肩がワインレッドのは♂。♀は緑。



Dscn4336 ごくごく。


海水飲みに丹沢あたりから群れでやってきます。ミネラル補給のためとか言われてます。




P1240869 飛びもの。


なかなか美しさを表現できないのは残念。




Dscn4351 翼下面は一様な黒灰色。




P1240878 尾浸け行動。尾羽が海水に浸ってます。わざわざホバリングしながら浸すのでなんか意味があるんでしょうが、詳しくはわかってないみたいです。




P1240938ハシボソミズナギドリ。


風が割とあったのでかなり近くにも1羽飛んできました。沖合を見渡すと多数のオオミズナギドリとハシボソミズナギドリがいました。



P1240887 海バックで。



P1240960 まあきれいな鳥ですね。

夏に海水飲みに来るとき以外はなかなか見つけられないです。実家の近くの森でもおそらく繁殖していましたが、森の中では鳴き声だけのことが多い。一回だけ真上で鳴いてるのを見てびっくりしたことがありましたが。



汗だくになりながらもアオバトに癒されたので良かった。





また別の日。


なぜだか無性にガでも探したくなって深夜に近くの谷戸に行くことに。



ガは不発で、なんかいないかなとスギの木を照らしてると・・・


P1240992 コジュケイ。


仲良く寝てます。たぶん番でしょう。雛はいませんでしたが。



最初このアングルから見つけたわけではなく、胸しか見えない角度だったのでなんか変な巨大なキノコでも枝にくっついてるのだと思ってしまった。キノコよりも数倍嬉しい。



P1250005 ちょっと拡大。こんな近くで見たのは初めて。ちゃんと蹴爪も見えますね。そういえば関西人なのに兵庫のタイワンコジュケイ見たことありません。




暇なので田んぼの生き物でも。


P1250017 サワガニ。


近くに湧水が流れてるであろう小川があるのでそこから来たみたい。夜間は田んぼでこうやって餌採ってるんでしょう。実家周辺では赤紫色のタイプしか見たことなかったので、この水色タイプはこっち来てから初めて見ました。



P1250025 ツチガエル。



P1250028 ニホンアマガエル。

げこげこ。



P1250060


身近な生き物でもよく見てみると良いもんです。最近そういうこと忘れがちですが。



結局ガは特に見つけられず。。でっかい水色のとか見たかったんですが、羽化のピーク過ぎたかな?深夜でも鳥を見てる私はなんだかんだ言ってもやはり鳥屋のようです。

2010年6月24日 (木)

ウィルソン君と松平ちゃん

最近いろいろとつまらないので憂さ晴らしに過去のネタ放出。タイトルはいまどきを意識してみました( ^ω^ )



昨年乗れなかった無念を晴らすべく、今年こそはと行ってきましたよ。去年はまあ仕方ないですね、マダラシロハラ見たんだもの。運使い果たした。



天気もいいし、1日前にウミツバメ3種出てることを確認してるのでこれはいける!と確信していざ乗船。



港内にすでに大量のボソナギが飛んでます。



P1240646 ハシボソミズナギドリ(Puffinus tenuirostris)。

いいフォルムですね~。



P1240683 おなじく。

わざわざ南半球から飛んでくるのだからすごいですね。初夏の海の風物詩です。




P1240726 脚は通常尾端を越えると図鑑には記述されてますが、もちろん個体差あります。この個体は結構出てる。




P1240734 ハイイロミズナギドリ(Puffinus griseus)。


ハシボソミズナギドリとの識別で額がどうのこうのとか言われるときありますが、要は頭全体と嘴とのバランスです。嘴が明らかに太く長いのがハイイロ。あと個人的にハシボソのほうが可愛く見える。



P1240740 同じく。



とか偉そうなこと言っておきながら目視ではなかなかわからないですけどね(汗

目視でわかる人はすごいと思います。私は海鳥に関しては眼の鍛錬をするよりも最近は撮影技術を向上させたほうがいいという結論に達しました。証拠という面でも。




P1240745 オオミズナギドリ(Calonectris leucomelas)の群れに混じるアカアシミズナギドリ(Puffinus carneipes)。


一番左がアカアシ。見つけると得した気分になれます。これもパソコンに取り込んでから気づきました(;´д`)。目視で見つけることは素直にあきらめることにしました。




こんなことやってるうちにだいぶ沖に。セグロイワシ漁?の漁船も多くなる。太平洋フェリーも見ました。懐かしいなぁ。そういえばこの時間にこの辺通過するんだった。太平洋フェリーにも私と同じことを考えていた鳥屋さんも乗っておられたようです。





そのうちに視界をひらひらと横切るちっちゃな海鳥を発見。腰白い!!でもでも腰白いのは他にも何種かいるからひとまず撮影。それにしても猛烈に撮影しにくい・・・。こんなに揺れるとは。何枚か撮影してると、手ごたえあり!っていうのがあったので確認してみると。。




P1240760 アシナガウミツバメ(Oceanites oceanicus)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


英名はWilson's Storm-petrel。親しみをこめてウィルソン君と呼んであげよう。


明らかに脚が尾端を超えている。。。感動します( ´;ω;`)ブワッ





え?上面?仕方ないですね。



P1240761 これじゃ不十分かも。でも蹼(水かき)が黄色い気がしません?ちょっと淡色に見える。画素数がもっとあったらばっちり確認できるんだろうなぁ。





翼帯見えないじゃんかよーっておっしゃる人のためにもう一枚。



P1240766 これでどうじゃ!


これなら誰も文句は言えませんね。証拠写真以上のものは撮れませんでしたが、私は満足です。お腹いっぱい。


それにしても白い翼帯ですね。腰の白色部も潔すぎ。


あとよく言われてますが、この時期のアシナガウミツバメは換羽中で、初列風切が旧羽のためにでっかく見える。カザノワシ的な。1枚目と2枚目がわかりやすいですね。これもこの時期&海域では他種との識別に有効かも。




結局私は5+ほど確認。もっといたと思います。翌日は大群が見れたそうで。。





P1240779 ハシボソミズナギドリ。


今年も各地で多数打ち上がったみたいですが、事情を知らない人は異常気象!?とかなんとかおっしゃってますね。そりゃこれだけの数が渡っていて、大海原をとんでもない距離移動するんですから餌が獲れなくなったときや天候が荒れたときにはいくらかは死んじゃうのは当たり前。しかも生まれて数か月の幼鳥が多いんですから。自然は厳しい。それを見ているとほんとに感動するんです。






とかまあこんなこと思ってるうちに遠くでなんか羽ばたいてこちらに向かってくる鳥発見。黒い。羽ばたきは深く、アジサシ的。ウミツバメだがでかい。双眼鏡で見ると上面でなにやらチラチラ光ってる。


!!!



奴に違いないと悟った私はとりあえず撮影。かなり長い間(45秒ぐらい)左舷側を飛んでくれたので一眼ならかなりの枚数撮影できただろうが、私はまあ数枚。で、確認してみると・・・




P1240788 クロウミツバメ(Oceanodroma matsudairae)。


松平さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


Σ⊆(・∀・⊂⌒つ



おまけ程度に見れたらいいなぁと思ってたもんで、まさか見れるとは。やっちゃいました。まあ、常連さんとかなら別にちょっと嬉しい程度でシロハラアカアシミズナギドリぐらい出ないと興奮しないんでしょうが、私のような初心者には鼻血モンです。


何度この華麗なフラッシュが夢に出てきたことか・・・。おがさわら丸に春に乗らずにすんだ。まあ乗りたいけど。


英名はMatsudaira's Storm-petrelなわけで親しみを込めて松平さんと言う鳥屋さんは多いはず。日本の鳥類学者、松平頼孝(1876-1945)が発見したので英名、学名ともに彼の名が付けられた。




P1240789 上面。


ボケボケですが、このカットでは翼帯も見える。


ヒメクロウミツバメもわずかなフラッシュがありますが、ここまで明瞭ではなく、尾の感じなんかもこれとは違うのでクロウミツバメに間違いない。



この時期にこの海域で見れることは割と有名になった感がありますが、まだまだマニアックな鳥だけに知名度は低いかも。非繁殖個体群がうろちょろしてんのか、北硫黄や南硫黄で繁殖を終えた個体がインド洋やソマリア沖まで行く前に、とりあえず太陽に背を向けて本州近海の好漁場にやってくるのか?謎は尽きませんね。海鳥の醍醐味の一つです。






P1240806 アカアシミズナギドリ。

派手に換羽中。成鳥かな。揺れに揺れるのでこんな写真が大半。




カマイルカも何頭か見れたので良かったです。アホウドリ系はクロアシアホウドリが1羽と寂しいかぎり。



そのうち大雨が降って来たので船室に避難。港に帰るまでのんびりと。





無事上陸したあとは近くを回ることに。


アジサシ類はいなかったがこんなのが。



P1240809 海獣の一種。体長約1.4m。


グロいの無理な方すみません(A;´・ω・)


結局なんなのか分からない。コマッコウ?ネズミイルカ?とか色々考えてみましたが。ご意見お待ちしてます。


ストランディングしてから結構日数が経ってるらしく中は腐敗してるもよう。臭いはしませんでしたが開腹するととんでもなさそう。アニサキスなんかもいるんだろうな。




移動してみるも死体ぐらいしかない。あとはこんなのとか。


Dscn4257 コアジサシ。


やっぱり学名いちいち書くの面倒なんでやめます。




また移動。移動途中、道路わきの水田でクロツラヘラサギの夏羽が頸を横に振り振りしてるのを見つけましたが後続車がいたのであえなく通過・・・





で、着いた。



P1240836 オオセッカ。


今年も会えた。癒されます。



Dscn4262 上面を撮ろうとするもなかなか。



Dscn4278 あっち向いちゃいました。きれいな三列だなぁ。




Dscn4271 コヨシキリ。


元気に囀る。ここではオオヨシキリよりも多い気がする。




こちらも。時間帯が遅かったのであまり出てくれませんでしたが。



Dscn4287 コジュリン。♂ですね。



Dscn4288 オオヨシキリ。

こちらも夏の風物詩。



最後に葦原の鳥に癒されて鳥見終了。この日が良すぎたので6月はもうあんまりフィールドに行かないことにした。フェリーにも乗りたかったが、まぁまた別の機会に。

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