ボルネオ/Borneo2011

2011年9月 2日 (金)

ボルネオ 3/8後編

旅行中以外は元気がなくて、よろしくないひたきです。


学内だけでぼくを知ってる大半のひとはたぶんおとなしい、とくに主張のない、他人に合わせるタイプのどうってことない人間と思ってるんだと思いますが、旅行中やどっかに鳥見に行くときはすごーく活き活きとしてます。テンションも高め。ところが困ったことに日常生活にはまったくといっていいほど面白味を感じてないので、いつも一定のテンションを保ちながらなんとか生きてる。敷かれたレールに沿って、脱線しないように運行するのみ。近頃はそういう直線的かつ勾配のないつまらないレールの上に戻された感じ。研究?はあ。まあぼちぼちやるよ。たぶん。気が向いたらね。別にまじめに勉強して単位とりゃあそれでいいと思うんだ、ぼくは。趣味の方が何倍も情熱を傾けられる。








てなわけで、キング・クリムゾンのRedでも聴きながら更新と。


ボルネオの3/8の夜の話。この日はクンダサンでの最後の夜。雨が降っていたが、ホテルの周りの灯りを見て回る。






P1380668 アワフキムシの一種かな。

変な格好ですが、他にボルネオ行ったひとのブログとかにも登場してるので割とよく見られるんでしょうね。






Cyana_malayensis_f Cyana malayensis

の♀らしいです。アカスジシロコケガのさらに派手なバージョン。






Maybe_monobolodes_parvinigrata Monobolodes parvinigrata (maybe)


フタオガ亜科だろうが、よくわからんです。






Drapetodes_nummularia Drapetodes nummularia (probably)


たぶんそうだと思うのだが、なかなか難しい。でもきれいですねえ。







Maybe_simplicia_niphona Simplicia niphona (maybe)


本種だとしたら、オオアカマエアツバになる。一応ボルネオにも分布してるらしいので、可能性は高いと思ってます。






P1380686

ヒグラシに似た感じのセミ。種不明。なんかきちゃない背景ですが、雨粒がはねてます。







Eucyclodes_albisparsa Eucyclodes albisparsa


シロフアオシャクの近縁種。美しい。




Cyana_conclusa_f_or_maiae_m Cyana conclusa ♀ or C. maiae ♂ ?


後者のような気がしなくもない。この類も日本よりもはるかに多い。





Creatonotos_transiens Creatonotos transiens


これはハイイロヒトリ。西表島でも撮影した記憶があるが、亜種は違うんだろう。





P1380698

残念、わからなかった。きれいなんですが、なんの仲間だっけな。ある程度絞れないと同定むりぽ。






Pingasa_chlora Pingasa chlora


オオシロアヤシャクとかに近い。





Athetis_thoracica_m Athetis thoracica ♂


オスキバネヨトウ。日本でも記録があるらしい。







あ、Red終わっちゃった。これ書いてるときに聴いてる音楽のはなしね。Starlessいいっす。ジャズでもフュージョンでもない。実験的な曲もあるが。お次は太陽と戦慄でも聴こう。

だいたいぼくはクリムゾンじゃなくてピンクフロイド派(というか一番好きなバンドがフロイド)なんですが、たまには違うのを聴くのもいい。



こんな話同年代にしてもはあ?ですが、50代の読者の方ならわかるかも。







Spilosoma_groganae_m Spilosoma groganae


ボルネオのみに分布らしい。ヒトリガの仲間も案外好きだったりする。雰囲気がなんとも言えない。






Psilogramma_menephron_2 Psilogramma menephron



広域分布する大型のスズメガ。英名は Privet Hawk Moth と言うらしい。







P1380712

よくわからんけど、クロイワゼミに近縁なのだろう。キナバル山周辺では割と見られるのではないだろうか。美しい緑色のセミ。






P1380714


これもまたでかいセミ。クロテイオウゼミかとも思ったが、それならもっとでかいはずなので違う。種不明。







Mixochlora_argentifusa Mixochlora argentifusa


これまたきれいなアオシャク。他には以前載せたカギバアオシャクの近縁種など。






Arthroschista_sp Arthroschista sp.


比較的大型のノメイガの仲間。キナバル公園内でも見られたが、種の同定には至らなかった。かなり美しい。






Maybe_alcis_praevariegata Alcis praevariegata (maybe)


正直よくわかりません。エダシャクはむずい。







Hylophilodes_dubiaHylophilodes dubia


たぶん。リンガのなかま。







Gastropacha_leopoldi Gastropacha leopoldi


なかなか風変わりなカレハガの仲間。展翅した写真をウェブで見ると、こんな生態写真よりもそっちの方がかっこいい。






P1380750


コウラナメクジの仲間だかなんだかよくわかりませんが、色は派手。






Teulisna_plagiata Teulisna plagiata


ボルネオにしかいないらしいコケガの仲間。







こんなところです。ガの羅列はこれで終わり。ボルネオでもガがいっぱい見れたのはキナバル山周辺だけだった。なぜかキナバタンガンではそこまで。



今回同定で参考にしたのはThe Moths Of Borneoという、図鑑をウェブで見れるようにしたサイト。ただ、一部見れない所があったり、写真が拡大できないなどの不便はあるが、根気よく探せば、ボルネオで撮影してきたガを同定できることもある。




2011年8月26日 (金)

ボルネオ 3/8中編

早くも頭の中の80%は次の海外のこと。。


日本で鳥を最近見てないひたきです。タイミングが悪いのもある。ちょっとすねてます。



いや、日本の鳥が嫌いなわけじゃないんですよ。好きです。でもこの僕を体の芯から興奮させる、楽しませるような出会いが海を越えると果てしなく、山のようにあるんです。同時期の日本の10倍くらい。そのことに幸か不幸か気づいてしまった・・・


日本にだってまだ行ってないところはたくさんあります。でも、ベストの時期が学生の休みと合わない。4月の与那国も、GWのトカラも(これは行きにくいから)、5月中旬の対馬も、6月の北海道も、梅雨明けすぐの沖縄も、10月の与那国も。。。全部今の私には無理。

2~3月の春休み、GW、8~9月の夏休み、12~1月の冬休みに行けるとこは可能な限り行ったし、それなりの成果は上げた。つまるところ、新たなシチュエーションを国内で求めるのはもう学生の間は無理なのだ。働きだすとさらに無理になってくる。だから今、海外が自分の中でアツい。





ふだんのちょくちょく鳥見もままならなくなった今年度、そういうもろもろを爆発させるのにも海外に行くのは最適なんだと思う。鳥だけじゃなく、異文化に触れるだけでも最高に楽しい。これからもお財布と相談しながら隙を見て海外に逃亡しようと思う。人生楽しまないと体に悪い。







というわけでそう思うきっかけとなったボルネオの話の続き。鳥のハイライトはまだまだ。途中に台湾はさむ可能性もありますが。





というわけで、3/8の午後の話。昼食はポーリンの公園の門のすぐ外にある食堂でナシゴレンと100プラスだかを注文した。



蝶屋氏からうらやましい話を聞かされた私は午後は公園の外に行くことにする。鳥もどうせ期待できないからチョウに集中しようと思った。







P1380377

クロタテハモドキ。


もっとも普通に見られる。表も裏も地味そのもの。






P1380391

キゴシタイヨウチョウ。


ベニとかアカとかにすればいいのにと思いますが、そう上手くもいかんのです。






P1380393


アタマスフタオ。




蝶屋に急かされて撮った一枚。FZだとこんなもんだが、今なら急かされてもそこそこの画像はゲットできるぜい。そういえば、もうこれすでに採ってたと思うんだけど、網屋さんて同じ種でもできるだけ数を多く採りたいんですかね。雌雄差や個体変異を楽しんだり、状態違うのを集めるのに加えて、明らかに似た個体を集めてる場合も多いと思うんだけども、そこんとこの感覚が僕にはどうしてもまだ理解できない。僕はチョコエッグとかでダブるとたとえ塗装が若干違っててもくそー、158円(だっけ?)どぶに捨てたーと思ったもんだが・・・。あれ、少し違う?(笑)世にも不思議な虫屋の生態。







P1380411

アカナガイトトンボ( Pseudagrion pilidorsum

だと思われ。





Rodothemis_rufa


Rodothemis rufa

だと思う。






P1380435


Cratilla lineata



前に載せたこれと同一。






P1380488


スジグロカバマダラ。





Ideopsis_vulgaris


ブルガリスヒメゴマダラ。


リュウキュウアサギマダラに似てますが、日本にはいない。







午前中蝶屋が撒いたエビはまだ効果を発揮してるらしく、ちょくちょくチョウは来るみたいだが、少し時間を空けることにして、その辺をうろうろ。


しばらくして戻ると、戻る途中にシロチョウみたいな素早いチョウが飛んできた。そのうち草に止まった。→これ





しばらくして飛び去ると、ああ、残念と思っていたが、エビに戻ると、エビの近くに来ていた。






Dscn1563


アゲテスオナガタイマイ。

黄色いのはパンダシロチョウ(Saletana panda distanti )。種小名がパンダなだけで動物園の人気者とは関係なさそう。







P1380523


ハチの仲間は肉を持って行ってるみたいだった。





P1380570


これがアゲテスオナガタイマイの表。



この通りほぼ真っ白なので、飛んでると素早いシロチョウに見える。美しいの一言です。




横からは→こちら






とまあこんな感じで私は十分に撮影でき満足。魅力的なちょうちょでした。エビさんにも感謝。







最後に見つけたのは



P1380605


シロスソビキアゲハ。


右の尾状突起が欠損してますが、初めてのスソビキアゲハに感動した。次はアオスソビキアゲハを見たいもんです。この個体は単純に吸水に来たようだった。







わけあって、もう一回キャノピー。




P1380617


ムカシヒカゲ。



なかなかおしゃれなネーミングで、大きいし、暗い所にいることが多いので雰囲気あります。







P1380621


サメビタキ。


冬鳥らしい。多くはないらしい。



熱帯っぽい鳥が見たかったが、なぜか日本の鳥が。







もう夕方なのでラフレシア見て帰ることにする。




P1380641


Rafflesia keithii


のつぼみ。なんとも言えない雰囲気でしょ。きもいといえばきもい。






P1380655


こちらが開花してるもの。直径は50cmぐらいでした。臭いは感じませんでした。一見の価値はあると思います。






後編は夜のガとか。



2011年8月24日 (水)

ボルネオ 3/8前編

もう半年近く前の話ですが、ここぞとばかりに更新です。完璧にOFFでないとこんなめんどくさいブログなんか書く気にならないわけで。あと何日かは貴重な完全OFFの時間。今日も自宅は異常なしでした。



ってなわけで、ボルネオの続き。台湾行ってきましたと言っといてボルネオとは読者の皆様をなめてるとしかいえないですが、まあそこは大目に見てください。






3/8はクンダサンのホテルで目を覚ました。が、一面霧だったので二度寝。8時過ぎに再び目を覚ますと晴れ渡り、目の前にはキナバル山の雄姿。



この日はクンダサンからラナウを越えて、ポーリンに行くことに。温泉とキャノピーウォークウェイが一般的には有名で昔日本軍が温泉掘りました。低地~低山地の生き物が見られます。





その前に同行の蝶屋氏がGraphiumを主目的としたトラップのためにエビさんを買うと言う。shrimpじゃなくてprawnサイズです。んで、ラナウのフィッシュマーケットに寄った。



私は日本人の若者がエビだけ数百グラム買う姿をおばちゃんやおじちゃんに怪訝な目で一緒に見られるのがイヤだったので、外を散歩。





P1380214
スズメ。


今手元にボルネオの図鑑がないので詳しい書き方はできませんが、亜種が違うだけあって、色が濃いような気がする。ここでも普通にいました。





P1380221

ミドリカラスモドキ。


日本の大珍鳥、世界の普通種。

最近台湾行ってからも思ってますが、日本の珍鳥を海外で見てしまうと、別に国内で見なくてもいいような気がかなりしてくる。そりゃあ、眼と鼻の先に出てたら行くでしょうが、アホみたいな交通費や時間をかけてまで行く気にはなりませんな。精神的にも経済的にも非常にいい傾向だと私は思う。実際、見てる時は海外の方が自分だけで気分いいでしょうし。






P1380232

幼鳥。


なんかこう、お近づきになろうと思わない雰囲気・・・。こわい。







エビは買えたらしい。車ん中えびくしゃい。






そしてポーリンに到着。もうだいぶ暑いので鳥的にはほぼ期待できないが、めげずに歩くことにする。蝶屋氏は公園内には入らずに別のポイントへエビを撒き散らしにいくらしい。私はおとなしく鳥見。





P1380234

オレンジハナドリ。


キゴシハナドリモドキの方が個人的にうれしかったが、いなかった。ハナドリの類は地鳴きが特徴的でいいですね。すぐわかる。






P1380240

シロオビモンキアゲハ。



これはねぇ、裏がきれいなんすよ。したがってこれはダメダメ写真。







P1380246


キミスジの仲間でしょう。図鑑ないので詳しくはわかりません。いつか手に入れたいものですが。あ、他の学科の部屋行けばあるかもね。覚えてたら訊いてみよ。





P1380247


裏。

今ならもう少しマシな写真が撮れるんですけどね。







P1380253
イナズマチョウの一種。

これも複数個体いましたが、わからないです。なんかの♀なんですかね。






Dscn1533

シラガシキチョウ。


証拠写真もいいところですが、また一つ固有種ゲットです。







キャノピーウォークウェイに行くことにする。まだ人は少なく一番乗り。


吊り橋までは結構普通な登山道で、チョウは多いが、鳥はやはり時間的にだめ。ここは近くに宿泊して、開くのと同時に入んないとダメっぽい。




P1380268

ドウブレダイトガリバワモン(おそらく)。


ワモンチョウの類は表が素晴らしい模様のものが多いが、本種もそう。なかなか表は撮影できない。あと、大型なので雰囲気もありますね。暗い林内をでかい蝶が飛んでて、紫色とかに光ったら鳥肌モンですよね~。






吊り橋を渡ってみたが、チョウ以外はなにもいない。高所恐怖症じゃないので楽しいですが、生き物屋的にはよくない。




P1380273


美しいが、わかりません・・・。もしかしたら先ほどと同じ種でこっちが♂かもしれないですね。





あー、せっかく金払って中に入ったし、すぐ出るのも気が引けるなあ。でもそろそろ人多くなってきたなあと思いながら、登山道の途中で休んでいると、







P1380276

なんとまあミヤマビタキ!



ロープに突然止まって、数秒私に愛想を振りまいたのち、すぐに上の方へ飛んで行ってしまわれた。結局この1枚のみ。距離は1.3mぐらいだった。たまたまチョウ撮るためにテレコン外してたのでなんとか撮れた。


ここでは数少ない冬鳥らしい。なかなかいい出会いでした。一週間ぐらいまえに10羽ぐらい見ましたが(汗)


もう別に国内で見ずに死んでもいいです。見てもたぶんさほど興奮しない。







人が多くなってきてしょうがないので下ることにする。おばさんと世間話したりして。英語が通じるからいいね。台湾では顔が一緒なもんだから当然のように中国語で話しかけられて困りました^^;北京語とか広東語とかいろいろありすぎて理解や勉強する気はさらさらございませんです。






P1380291

パルダリスオオイナズマ(だと思う)♀。


触角の色だと言われますが。。。はっきり分かる程度には写ってませんでした。ディルティアの可能性も0ではない。







もう終盤にさしかかったところ、木の幹になんかちいさな生命体がいた。






P1380299

ボルネオコビトリス。(Exilisciurus exilis/ Plain Pigmy Squirrel)


ストロボ使わないと写らないぐらい暗いので使いましたが、眼がよろしくないですね。


体長は13cmらしいです。僕はヤマネを見たことないので良く分かりませんが、これよりも小さいんですね。





Dscn1545


デジスコしてみた。かわいいですね。


東南アジアはこういう感じで普通に歩いているだけでも哺乳類が多くいるのでたのしい。種類もそこそこいる。








P1380310

キオビヒメワモン。

誰かが捨てたバナナに来てた。一応ワモンチョウの仲間ですが、小型で、あっと驚くような色彩はしていない。







鳥がおらずしょうがないので、宿泊棟の周りでもうろつく。








P1380322

コゲチャキンパラ。



割といました。






P1380327


とりあえず貼っときます。ボケてますが、後で名前わかったら書き足しておきます。

あとはフチトリベッコウトンボが多かったです。








P1380338


Mabuya rudis / Rough-Scaled Brown Skink


だと思いました。ヨツジマトカゲ(Apterygodon vittatus)かとも思いましたが、模様とむっちり具合が違うような気がした。これはカナヘビっぽい。





P1380352


ミドリヒメコノハドリ。



やっと熱帯の鳥っぽい鳥見れた・・・。なんか他の方のブログやHPに出てくるような鳥は全然見れてませんが、やはり早朝+ガイド付きが理想なんですかねえ。あとはコールバックとかか。つい先日できる状況になったので試してみたいが、テスト対象が乏しいという現実。






P1380358


カオグロクマタカ。


でしょう!たぶん。あまりに遠すぎてきつかったですが、形と模様で。今の機材ならもう少しマシだったのにね。やっぱ一眼すごいです。







P1380369


イアピスヒメイナズマ。


すこしぼろいですが、きれいな個体は以前載せました。






次回は昼食後。





 

2011年7月20日 (水)

ボルネオ 3/7

ブログなんか書いてる暇あんまりないんですが、放射線学とりあえずおわったからいいっしょ。

テスト云々がきついのはもう諦めてるのでまあいいとして、そういえばフィルター買うついでに「BIRDS OF EAST ASIA」買っちゃいました。あとはインドの図鑑も。いつか行きたいね。


さて、BIRDS OF EAST ASIAなんですが、まあ数年前からにわかに洋書ちょっとかじってます(`・∞・´)的な鳥屋さんの間で、やれあれがもはや別種だの、「ばーずおぶいーすとあじあだのまーくぶらじるだの、うっせーよ(∩゚д゚)行き過ぎたスプリットなんてナンセンスだ」としか思わなかったんですが、ついに買っちゃいました。まあ購入理由は諦めたからではなく、あるところに行くのにいい図鑑がなかったからなんですが。


正直、2009年に初めて見たときの第一印象は最悪でした。なんやこの寄せ集め的なイラストは!ってげんなりしたもんです。オレがもともと持ってたいろんな図鑑のイラストが使われまくってて趣もカケラもねーじゃねーかとぼろくそ言ってたんですが、最近大学の図書館に入ってたのを見つけてちゃんと読んでみたら、内容は面白いですね。何気にこの辺の固有種や移入種は全部おさえてるし。学術的というよりはマニア的な要素が強い気がいたしますが・・・。


にしても、いくら酪農にいたからって日本の珍鳥記録抑え過ぎだろ( ^ω^)って思ってたらSpecial thanks の所にそうそうたる面々のお名前が書かれていて、納得いたしました(汗)


まだあまり暇がないのでよく読んでないですが、読んでおもしろそうな図鑑ですね。テスト終わったらちょくちょく目を通してみます。






さて、恒例の愚痴・批判はこの辺でやめといて、久々にボルネオ。大昔ですが、たまには。





3月7日のお話。この日の朝はキナバル公園での最後の滞在。早朝の街灯は諦めてたので適当にその辺をうろつく。





Dscn1446 オオルリ♂



Rock Hostelの上にいた。1w→1sなのかなあ。図鑑にはuncommonって書いてるが当てにならない。





P1370990 キナバル山の山容。


かなり印象的な山だと思いました。いつか登ってみたいが、気軽に登っていいのかと思うほど霊的な存在感を感じた。





Dscn1461


さっきのオオルリ。この子しかいないので写真でも撮ってみる。



そのうちこれって亜種チョウセンオオルリ(Cyanoptila cyanomelana cumatilis)なんじゃね?と思ったが、どうなんだろう。かなりそれっぽい気もするが、はっきりいって色合いなんて微妙。一応ボルネオの図鑑には基亜種の亜種オオルリ(C. c. cyanomelana)しか解説書いてないが、越冬してても別に不思議じゃない気が。





Dscn1464


上のよりはアンダーめに撮ってるが、それでも水色が強い気がする。


私には断定する力はないが、今の時点ではチョウセンオオルリのほうが近そうだなと思ってます。



このときのオオルリが今年最初で最後(たぶんね)のオオルリになろうとは(泣)







P1380004 シロハラアナツバメ?



ひどい写真ですが、アナツバメ類は相変わらず上空を飛んでる。これはバランスと色的にシロハラアナな気がする。






P1380006



さて、こいつが問題。まあ鮮明に写ってないので議論の余地はないかもしれませんが、私はひそかにBornean Swiftlet(Collacalia dodgei)の可能性を疑ってる。


和名もなく不明な点が多そうだが、稀な留鳥としてキナバル山の東および南東斜面の1800m以上のところなどに分布してるらしい。ということはわずかかもしれないが可能性あるんじゃね?と。


シロハラアナにしては腹部の白が広くて胸部まで行ってるような気がするし。





P1380012


この写真なんか結構怪しくないすか?(笑)




まあこんなこと言ってても半分以上の確率でシロハラアナだろうなと思ってますが・・







はあ。朝飯にでも行く。途中には




Dscn1470 ノドジロオウギビタキ。


かなりきれいな澄んだ声で鳴きます。個体数はそこそこいる。






朝飯食べた後は荷物を移動。今晩から宿泊場所を変えます。今思えばここでよかったのになあと思いますが。




Dscn1474 ハイイロオウチュウ。


予想ではもっと近かったはずなのに、すげー遠かった。まあ見れただけでも良かったですが。こちらでは普通種。





さて、荷物をKundasangのホテルに移して、Mesilau方面へ。





車に乗ってるといろいろ電線に止まってる。ほとんど無視したが、止まってもらったときも。






P1380049 タカサゴモズ??



見たときはタカサゴモズっぽい感じがしてたが、あとで図鑑を見てるとミナミオオモズかもなあと思ってみたり。いずれにせよボルネオでは珍しい。





P1380052


少々羽衣が微妙な点もありますが、タカサゴモズのほうがなんかしっくりくるような気がする。スレてミナミオオモズっぽくなっただけじゃないか?あと、向こうの鳥屋さんのブログにKundasangにタカサゴモズが住み着いてるっぽい的な記事を見た記憶があるので、いまではタカサゴじゃないかと思ってます。亜種は不明だが、頭全体が黒くはないので北ボルネオにくる稀な冬鳥の亜種L. s. nasutusではないだろう。




さて、蝶屋はどっかに行って、私はMesilau Nature Resortというところに捨てられた。ガイド氏が鳥ならここがいいと言ってくれ、じゃあそこでと言ったのだが、標高高すぎて鳥少ない・・・。ウツボカズラで有名らしく、日本人もキナバル山の難コースとして来ることもあるらしいが、観光客は皆無。スタッフしかいねえ。



ひとまずトレイルを登ってみる。


結構ガチなトレイルだったが、時間も時間でなんもいない。さっさと歩き切ってしまった。




Impatiens_kinabaluensis キナバルバルサム。



収穫はこれぐらい。固有種らしく、運よく同定できた。





拾ってくれる時間まで果てしなくあるので宿泊棟のほうでだらだらすることに。





Dscn1477 ボルネオルリチョウ。


♀ですかね。若鳥とかかもしれないですが。




Dscn1507


こちらは♂っぽいが成鳥かどうかはわからない。





P1380072 スンダウグイス。


なんか証拠にもならない写真ですが、結構潜行性強くて苦労しました。


callがジュリリッ、songがピュチュヒュ~~~イとかなり特徴的。こういう地味的な鳥はやる気がないとスルーしてしまう。





Dscn1520 マミチャジナイ。



なんとまあマミチャ。さすがにボルネオの人気のない1800m地点で出会うとは思ってなかった。そこそこ少ないっぽい。ボルネオの珍鳥でも日本の普通種じゃ、すこし物足りないが・・。


他にはムギマキ♂なんかもいた。日本を通過する小鳥は割と山地で越冬してるのかもしれないですね。






さて、昼食のためにRanauに下る。ここで食べたコーロー麺なる食べ物が忘れられない。牛肉や牛の第3胃?あたりが入ってて、独特の旨みがあった。一生のうちもう一回食べれるかなあ。






昼食後はRanauの林道などへ。



Cyrestis_nivea ニベアイシガキチョウ。




P1380117

よくわからなかった。わかったらいいな。セセリの仲間。





Notocrypta_paralysos パラリソスクロセセリ。


だと思います。たぶん。こういうのいっぱいいました。あとはアカオビセセリの類も。





P1380127 リュウキュウムラサキ。


いっぱいいますが、赤斑型とかみたいなすごい色は全くしてない。複数の型が混じってるみたいですが、なんですかね。フィリピン?





P1380134 ツマムラサキマダラ♀。


西表で撮ったって言っても違和感ないすね・・。





P1380148

この辺何気に難しい気がしますが、アカメヒヨドリかと思います。





Eurema_lacteola ラクテオラキチョウ。


な気がする!たぶん。





P1380159 異国の林。

ジャックフルーツだかドリアンだかかもしれませんね、でかい木は。でかい木が多かったです。




P1380171

わかったら加筆しておきます。たぶんわかると思う。




Catopyrops_ancyra_almora ニセウラナミシジミ。

この仲間が大量にいるんですよ、これがまた。





P1380189 マノブスシロサカハチシジミ。

尾状突起写ってないですが。このとき初めて見ました。感動した。




P1380194


表はこんな感じ。白い太い帯が走る。



蝶はあとはアンティパテスオナガタイマイ、シロオビモンキアゲハ、キシタの一種など。





そろそろホテルに戻る。道中なんか飛んでたので止まってもらった。




P1380195


これだけでは無理ですねえ。




P1380198 アカハラクマタカ。


ですね。図鑑に全く一緒の羽衣は載ってませんが、たぶん若鳥かと。

ノスリサイズだったと思う。こういうのはなかなか見ようと思っても見れないので猛禽好きには嬉しい。



P1380204

ぶれてますが、顔。まあアカハラクマタカでいいでしょう。





こんな感じでこの日は終わり。









もう7月の更新はこれで終わりかなあ。オレって生き物屋だったんだね、としみじみと思ふ。

2011年7月 4日 (月)

ボルネオ 3/6後編

ちょっとした珍鳥が出てるみたいですが、往復数千円の電車賃と電車に乗る体力を使ってまで行くほどではないなあって感じです。往復1000円以内なら考えますが。レンカクとか来ればいいのに。




もういつの間にか7月で、あれよあれよという間にまた試験期間なわけで。あと3年弱はテストの呪縛がありますが、それが終わったら一生試験というモノを受けたくはない。TOEICとか簿記とか無縁だし、まあ受けても生物分類技能検定ぐらいでしょうけど、関東から離れたらまあ受けないかな。なくてもよゆーで生きてけるし。テストなんか大っきらい!


いかんせん真面目な性格なもんで、頑張っちゃうんですよ。全く疲れる・・。






もうボルネオとかどうでもいいような気がしますが、ちょっと暇なんでとりあえず書こうかと。





前回の続きということで、ガとか。



Trabala_hantu_female Trabala hantu



アオカレハの一種。♀ですね。インパクトあります。





P1370900


なかなかキレイなクモですが、同定に関してはあいはぶのーあいでぃーあ。





Monosyntaxis_trimaculata Monosyntaxis trimaculata(probably)


たぶん。ただ後翅確認してないのでM. holmanhunti の可能性ももちろん。上の方だったらボルネオ固有らしい。ホソバのたぐいです。♀。





P1370909

うーん、わかりませんでしたね。クマゼミに近いんでしょうけど。





Ourapteryx_claretta Ourapteryx claretta


ツバメエダシャクの仲間でしょう。





Glyphodes_stolalis シロスジオオスカシノメイガ?


属まではOKでしょうが、記載されてないような近縁種が多数いるみたいなので絵合わせ同定ではここまでが限界。






Bocula_bifaria Bocula bifaria


クチバの仲間。




P1370922

わかりませんでした。シャチホコなのか別の仲間なのかがそもそもわからない。難しい。





P1370929 シロハラアナツバメ。








Trabala_irrorata_female Trabala irrorata


こちらもアオカレハの仲間。別種です。♀。





Maybe_adites_bifida Adites bifida  (maybe)


コケガの仲間で、属までは合ってそうですが、種は不明。もしかしたら記載されてないとかもありそう。






P1370939

わかると思っていたが、わからなかった。ツトガだろうとは思うのですが。





Luxiaria_amasa Luxiaria amasa

だと思う。ってか、トビカギバエダシャクって和名あって、普通に本州にもいるみたい。珍しい。





P1370945


きれいなキリギリスの仲間。同定むり。





Psilochira_lineata Psilochira lineata


マイマイガの仲間なのかなあ。





Daddala_brevicauda Daddala brevicauda


ハガタクチバに近縁らしい。なかなかに美しい。





P1370962 Bornean Forktail


このあと悪さした。






Hypochrosis_hyadaria_2 Hypochrosis hyadaria


エダシャクの仲間でしょうかね。広域分布種らしく、東南アジア一帯にいるらしい。結構数はいた。





Monodecus_capillatus Monodecus capillatus


アカジママドガ亜科に属するらしく、ウンモンマドガに似てる。ボルネオ、スマトラ、半島マレーシアにいるらしい。






Barsine_euprepia Barsine euprepia


コケガの一種。ボルネオにしかいないらしい。




Unknown

わからなかった。




わからないのもあれば、わかるのもある。ガの世界は深いです。


2011年6月19日 (日)

ボルネオ 3/6中編

マダラシロハラやアシナガウミの季節ですが、残念ながらどちらも行けない。にしても、アシナガのあれおかしいでしょ。オレ行けたとしても新機材で行けないじゃん。くそー。勝手にしやがれー。


明日あたり一眼の練習で近場に行こうかと思いますが、まだろくに撮ってないので、ボルネオのこと。



3/6はキナバル公園本部を出たのちは数か所蝶のポイントを回ったが、私は寝不足だったので大半車の中で寝てた。



Kundasangのとあるところに着いたときはその辺を一緒に歩いてみることに。





Probably_ypthima_pandocus

パンドクスウラナミジャノメ/ Ypthima pandocus(と思う)。



絶対そうだとは言い切れませんが、たぶん。それより右上のキノコが気になる。帰ってから気付いた。




Maybe_koruthaialos_sindu

シンデゥアカオビセセリ/ Koruthaialos sindu



アカオビセセリの類だとは思いますが、K. frena の可能性も。というか大きく見えたからフレナの方かな、やっぱり。





沢的なところに行くと結構チョウが飛んでいる。




Delias_eumolpe

ボルネオカザリシロチョウ/ Delias eumolpe


デリアスキターってことで、調べると固有種。嬉しいね。露出オーバーのゴミ写真ですが、それでも証拠にはなる。山地のチョウです。






P1370750 ハイイロタテハモドキ / Junonia atlites。



ぺらい蝶ですが、クロタテハモドキよりは見る機会が少なかったように思う。意外に敏感。





Maybe_orthetrum_glaucum Orthetrum glaucum ?



属は間違いないと思いますが、種類はちょっと微妙。まあシオカラトンボとかに近い。♂かなあ。




P1370754

♀かなあと思う。






P1370775 キアナウラフチベニシジミ / Heliophorus kiana


ウラフチベニシジミは広域分布種ですが、こちらはボルネオ特産種。今度の海外ではウラフチベニシジミをゲットしたいとこだが、時期と場所が微妙かな。。






Probably_mycalesis_marginata マルギナタコジャノメ / Mycalesis marginata

おそらく。ジャノメの仲間も東南アジアではこんなにきれいな種類もいます。

山地性らしい。




P1370798

裏。美しい。



チョウは他にはセマモラアトジロセセリ、リュウキュウムラサキ、リュウキュウウラボシシジミ、メダマチョウ、アカエリトリバネアゲハなど。写真は撮れなかったのが多い。



大体チョウは見たので、近くの山裾でも見てみる。


キナバル山のふもとのKundasangなどではススキ的な長茎草地が広がる山裾が広がっており、周辺は人家や畑になってることが多い。ただ、鳥目的で来ると素通りしてしまいがちな所なのでなかなかそういったところの鳥というのはわからない。





P1370806 メグロヒヨドリ。


まあ、いるのは大体普通種ですな。





ぼーっと上空のアナツバメ類でも見てると、すげー遠くの草原の上を滑空するでかい鳥が一瞬見えた。色合い的に奴しかいないだろうが、すぐに潜ってしまった。



しばらくすると、いきなり出てきて囀り始めた。




Dscn1421 バンケン。



そうです、こいつです!日本的ド珍鳥、東南アジア的普通種の一つ。

遠すぎてよく見えなかったが、雨覆の羽軸の淡色は辛うじて見える。


かなり野太い声でポッ・・、ポッ・・、ポッ・・と鳴きますが、ボルネオでは夕方によく声を聞いた。ただ、姿は運が良くないと見えないかもしれない。人里にいる鳥なので、山ばっかり行くと見れないかも。草原によくいるのだろう。個体数は多いと思う。





Dscn1431 腹側。


頸周辺はかすかに淡色の羽軸が見えますね。しかし距離は数百mはあったと思うので、荒れた画像。。離れていたのでじっくり観察できましたが。




Dscn1436

一番まともに特徴が写ってたもの。羽軸もはっきり確認できる。


実は、見たときはオオバンケンと若干迷ったんですが、いざ両方見ると全然雰囲気違いますね。オオバンケンは最終日近くになってコタキナバルの裏山で囀り&視認できたんですが、印象が全く違う。


オオバンケンはより怪しい度が強い。まじで。魔界から来たんじゃないかと思う。ホーホッホッホッて鳴くし、カラスぐらいでかいし、テカリ半端ないし。それに比べてバンケンは色がくすんで見えるし、小さい。ただ、雨覆の羽軸は条件によっては見えないこともあると思う。今回も写真では合焦してないと見えなかった。そういうときは頸のほうを見ればいいんですが。オオバンケンは直射日光下の羽軸が光りそうな条件でも薄くは見えなかった。オオバンケンの写真(ゴミにちかいですが)はまた今度。





さて、夕方なので公園本部に戻る。今夜は最後のキナバル公園での夜。



P1370811 ハイノドモリチメドリ。



夕方で薄暗かったんでストロボ堂々と焚かせてもらいましたが、海外はたとえ見られてもうるさく言われないのがよろしい。ストロボは一人のときは少しぐらいなら焚いてもそれほど悪影響はないというのが私の考え。大勢で囲んで浴びせまくるのはもちろん影響ありますのでやりません。人間だってそうでしょ。重要な記録手段になるので私は単独のときは鳥に対しても虫と同じように等しく使います。






さて、飯食ったあとはガとかでも。




Herochroma_urapteraria Herochroma urapteraria


かなりでかいアオシャク。




Avatha_heterographa Avatha heterographa


クチバの仲間はここでも美しい。




P1370844


調べきれなかった・・・。でもなかなかシンプルできれい。





P1370852

これも調べきれてない。むう。なんともいえない雰囲気ですが。




Lemyra_bornemontana Lemyra bornemontana



擦れてますがボルネオ固有種らしい。ちっちゃなヒトリガです。横のミミズク的なのも気になる。






なんか大物いないかなあと思ってると、同行者が見つけた。




P1370866

ありゃま。




P1370871

ヨナグニサン♂。



というわけで、なんと2年連続で会えちゃったわけですが、今回は天然記念物でもないのでいろいろ遊ばせてもらった。

ヨナグニサンというのはものすごく重いガなので、その辺の草に止まらせようとしても、うまく止まってくれない。木の幹なら可能かもしれないが、まだやったことはない。というわけでヤラセをしにくいガなんですよ。このときもさっさと諦めた。






P1370876

すごいハサミムシ。すげえなあ。




P1370879


残念ながらわからなかったが、きれいなシャクガ。






Maybe_dooabia_lunifera Dooabia lunifera ?



まったくもってわからない。合致するのを見つけられなかった。





P1370889

キボシカミキリ的な。図鑑ないので同定困難。





Godonela_hygies Godonela hygies


運よく同定できた。オエダシャクに近いのかな。



Maybe_kunugia_rectifascia Kunugia rectifascia 


♀で産卵中ですが、またしてもはっきりとはわからない。カレハガだとは思う。







せっかくなので残りの虫は分けます。半分ぐらい同定できてませんが・・

2011年6月13日 (月)

ボルネオ 3/6前編

    鳥を見なくても生きていけるということを学びつつある、ひたきです。たまに自分は無趣味なんだと錯覚してしまうときもありますが、まあしょうがないすね。ホトトギスの鳴き声やっと聴きましたよ。そんでもってやっとこさ一眼レフ購入しましたよ。欲しい欲しいと言い続けてから本当に長かったです。まだ届いてないので未だ購入した実感がありませんが、なんとまあ買っちゃいました。安い海外旅行2回分の出費なんでイタイですが、購入のタイミングとしては良かったと思います。


こういうのもなんですが、鳥撮るのって金かかりますね~。カメラ屋でN社のコーナーからO社のコーナーに眼を移すと「マジで!?」ってぐらいのお手頃価格(じゃないと感じてるひとすみません)でびっくらこきました。マクロ専門のひとがうらやましいです。ほんとに。


将来的にはゴーヨンとかロクヨンとか欲しいなあと思いますが、今のところは今回買った機材で十分間に合いそうです。マクロレンズもしばらくはいらないだろうと思う。






とまあ、カメラのことしか頭にない野郎と化してますが、実はこう見えてフィールド屋だったんですよ。ボルネオの続き行きます。レポートあるけど、たまにはこっちも書きます。






3/6の朝はキナバル公園内の街灯に集まってきたガを食いにくる小鳥でも見ようということで6時にはホステルを出ますが、衝撃の事実を目の当たりにする。



街灯ついてない・・・(泣)


省エネなのかねえ。夜はついてたのに。日付が変わるころ消すんだろうか。ってか、これって最近のことなのかなあ。こんな情報なかったけど。今はどうなのか知りません。





てなわけで、タンビヘキサンやカンムリオウチュウといった鳥は見れず、しょげてその辺を歩くもやはり灯りはついていない。もしかしたら事務所のほうはついていたのかもしれないが、そうこうしてるうちに明るくなってくるので諦めた。ふー要領悪い。



それでも、ミクロガを食いになんか来た。




P1370488 ハイノドモリチメドリ。



おそろしくひどい写真ですが、本種です。固有亜種なのか足輪ついてますね。



ほかはミナミムシクイも見たが、写真撮れず。





P1370495



こういういかにも熱帯なシュモクバエの仲間もいましたが、鳥がよろしくないのであまり相手する気にもなれず。。




P1370501 ズグロメジロ。



メジロ的な感じで普通にいました。山地性らしい。





P1370511_2 ボルネオモズヒタキ。


モズヒタキっていうのも微妙な仲間ですが、まあ全体的な印象はヒタキっぽいです。ちょっと嘴太く見えるとモズって付けたがるらしい。オオモズサンショウクイとかもいますね。ちなみに本種は固有種。






Probably_sundasciurus_jentinki_jent

Sundasciurus jentinki


だと思います。たぶん。これまたひどい写真。和名は知らない。リスの数は多いですね。





P1370542 ビロウドゴジュウカラ。



一番ひどい写真(笑)載せるか迷いましたが、暇なんで載せた。体上面の青しかわからない。




P1370551 ボルネオクリミミチメドリ。


固有種なので足輪付き。





P1370566_2 ヒタキサンショウクイ♂。


ひどい写真だが証拠には。




P1370581 ベニサンショウクイ♀。


なかなか美しい。




P1370594 Chestnut-hooded Laughingthrush


チャガシラガビチョウから種分化したのでまだ和名なし。固有種になりました。数はそこそこいた。





鳥が多くて楽しいが、7時45分ぐらいになってしまったので蝶屋を起こしにホステルに戻る。うう、時間が。





P1370619_2

瀕死の状態だが、なかなか見ごたえのあるコガネムシ。カブトムシの♀な気がするが、よくわからない。モーレンカンプやサイカブトかと思ったが、私には無理だった。





朝飯は豪華なのが付いてくるので、それを食べに行く。




P1370626 ベニサンショウクイ♂。


こちらが♂。群れでいました。





バイキング形式だったので食いまくって、また鳥見再開。





Dscn1388 ムギマキ。



困ったことにムギマキなんですよ。ハジロビタキも似るが、まあムギマキでしょう。越冬してます。




P1370645_2 

アイイロヒタキ。


ロクショウヒタキには負けますが、なかなか鮮やか。インディゴブルーなんでインディゴフライキャッチャー。





Dscn1389 アカエリトリバネアゲハ。



こんな高地にいるとは思いませんでしたが、意外にいました。写真が残念すぎる。






Dscn1396

またまたムギマキ。今度は♂1wかなあ。ムギマキじゃなくてハジロビタキとかムネアカヒタキとかの方が見たいんですけど。

図鑑にはUncommon って書いてるけど、むっちゃ普通にいるわー。





P1370655 ムギマキ♂成鳥。



もういいです、はい。




林縁部歩いてもいる鳥ほとんど変わらないと気付いたのはだいぶ後になってから。午前中ならトレイルを攻めた方がサプライズがあるような気がします。今となっては遅いが、次行くときはそうしよう。





P1370660 ミナミムシクイ。


なんとこの個体はムシクイにしてはありえないほどのんびり屋だったので写真撮れました。写真はダメですが、いい色の鳥ですね。




P1370663

頭央線もゲット。





川沿いでも歩くことに。



鳥はやはりいない。鳥がいいところは決まってるみたい。後で聞きましたが。





P1370683

よくわからんチョウ。図鑑があれば容易に同定できそうですが。たぶんキミスジに近い。





P1370685

ほら裏なんか特に。




P1370692 キナバルヒメイナズマ。



これは同定できました。ボルネオ固有種。数はそこそこいましたが、撮影はしにくい。





P1370706


なんとかミスジだと思うが、やはり同定できなかった。はあ、国会図書館にでも行こうかねえ。大学図書館にリクエストしても絶版だろうから無理な気がする。





昼飯食べた後は公園外に出て、チョウ採集に付き合うことに。それは次回。



鳥もガイド雇ったほうがいいでしょうね、やはり。同定はできてもポイントが全くわからん。





2011年5月29日 (日)

ボルネオ 3/5

はいお待たせしました、ボルネオの話です。今まで小出しで記事書いてましたが、長らく続けてきた形式でも書いていきます。なんだか最近書いててもむなしくなるときが多いですが、いい暇つぶし&生き物屋であることを忘れないためにもいいので、書きますね。現在フィールド屋廃業中ですが、夏休みには臨時開業する予定です。




さて、3/4の晩に羽田空港へ向かい、手続きやらをしているうちに日付は変わり、2時前に離陸。今回は羽田からのコタキナバル直行便なので楽ちんです。

周りのお客さんはキナバル山への登山をされるのであろう方が目立っておりました。



思いっきり寝る気だったが、2時半とか意味不明な時間に機内食(けっこう美味かったです。今日の弁当よりは確実に。)があったり、メインストリートのならず者聴けたり、夜行バスより狭かったりで、ほとんど寝れなかった・・・。




そんな感じで6時半にコタキナバル空港着。時差は1時間あるのでフライト時間は6時間ぐらいですかね。




滑走路わきにはアマサギがいた。飛行機から降りて空港建物に歩いていく途中でシロハラアナツバメらしきアナツバメ類を見て、ああ来たんだなあと実感。



今回雇った蝶のガイド氏(鳥はなしです・・)と無事合流して、両替したのち市内に朝飯を食いに行く。空港駐車場にすでにチョウショウバト、ヒメアマツバメ、シロハラアナツバメ、ミドリカラスモドキなどいてちょい興奮。北海道後で萎えてた気持ちはこの時点でどっかいってたと思う。にしてもチョウショウバトちっこくてかわいかった。超小鳩だわ。




初めてのナシゴレンを食べたのち、キナバル公園へ向け出発。




私が不覚にも長靴を忘れてしまったので(向こうではなかなか通じず、友人の現物を見せてわかってもらえた。ジャングルブーツと言っていた)、それを買うために途中、Tamparuliという田舎町に。長靴はなんとRM12(RM1大体30円。)でそこそこのが買えた。さすがゴムの木大国マレーシアです。



で、タンパルリにいたのが



P1370315 モリツバメ。



なんとまあこんなのが町の上空を飛んでるとは。私が「いや~日本ではすんげー珍しいんすよ」と言いながら撮ってるとやはりガイド氏は「マレーシアではべりーべりー普通種だね」とおっしゃってました。確かにそうだわな。




このタンパルリという町、なんだかすごい今でも印象に残ってます。トラックやTOYOTAのHILUXが通るたびに土煙が舞い、人々が店先で食事や休憩をしていて、犬や猫が好きなように休んでいる。小説や映画でしか知らなかった「アジアの町」を初めて体験したとこだったんですよね。なんだか体中がぞくぞくしていました。こういう感覚久々だった。





その後寝不足だったため、基本的には寝させてもらいましたが、途中猛禽が飛んでたので止まってもらった。



P1370325 ハチクマ♂。


前に同一個体載せました。今考えると日本産亜種♂成鳥でいいかと思います。キナバル山系の山々をバックに飛んでました。





道中電線にいろいろいましたが、幹線道路で80kmぐらいで飛ばしてるときに止まってもらうのもなんか申し訳ないので、ほとんど無視。




そうこうしてるうちに11時過ぎにはキナバル公園本部に到着。



同行者とともにその辺をうろつく予定だったが、あまりにも天気が良かったので同行者はガイド氏とともに公園外へチョウをキャッチしに行ってしまった。私はどちらかというと鳥屋なので、17時に落ち合うことにして予定通り公園内を散策。



事務所で準備してると




Eupterote_niassana_weberi Eupterote niassana weberi


うーん、オビガの仲間ですね。和名なしです。





さて、公園内の道を歩きます。トレイルも気になりますが、ひとまず車道沿いを攻めることに。



P1370342_2



さて、これはなんだ?コサメビタキに似てるけど、ひとまわりかそれ以上に小さく感じる。キクイタダキと同じくらい。なんだろ、ヒメアオヒタキ系の♀かなあと思うが、保留。巣材運びしてるので、付近に営巣してるんでしょうね。




P1370347 ミヤマタイヨウチョウ。


むむむ、厳しい写真ですが、なんとか証拠にはなりますかねえ。キゴシタイヨウチョウなんかも似てますが、分布的にも違うし、紅色の入り方も違いますね。キゴシは大雨覆までは紅は入らないはず。


今度行くときはもっとまともな写真をゲットしたいところです。



なんか綺麗な声で囀ってるが、よく見えない。なんか動いたとおもったら





Dscn1317 ハジロマユヒタキ♂。



おお、これが噂のはじろまゆゆですかい。ダメダメ画像ですが、今回はしょうがない。またいい写真いつか撮ります。


ここで気付いたが、さっきのちっちゃなコサメもどきはハジロマユヒタキの♀だったんですね。場所同じだし、大きさ同じだし。


見る前はキビタキぐらいの大きさだと思ってましたが、実際見ると小ささに驚いた。10cmですよ、10cm。きくちゃんと同じ大きさのヒタキとかヤヴァイ。。





すこしまた歩くと、zitzitというすんごく鋭いcallが。




P1370354 ボルネオノドアカハナドリ。



しかしまあ今度もちっこい。8cmだって。熱帯の鳥に対するイメージがどんどん変わっていきます。ヨウシュヤマゴボウちっくな実を食べてますね。やっとEndemic(固有種)きたー。





さて、川沿いのトレイルにでも入ることに。




ホイッスルを吹くような声がしたので見ると




Dscn1320 ボルネオルリチョウ。


なんともいえない感じの鳥ですね。ルリチョウっぽいというしかない。台湾にはルリチョウってのがいますよね。

これまたEndemicなんですよ。スィーみたいな声で鳴きます。その名もBornean Whistling-Thrush。固有種には足環が付けられてるみたい。ということは足環があればそこそこ珍しいんですね。




Dscn1322

なんじゃこれは?と思いましたが、足環が付いてますね。


前にも載せたBornean Forktailの幼鳥あるいは若鳥だと思います。成鳥は額が白いですが、若いとこういう感じで暗色らしい。尾羽も伸展中っぽい。エンビシキチョウからスプリットされたので和名はないですが、ボルネオエンビシキチョウとでも呼んでおけばOKな気がします。




時間が時間だけにジャングルを突き進む気にはなれず、はじろまゆポイントで休むことに。



P1370372 ハジロマユヒタキ。


ざらざらですが、腹側はこんな感じ。




気配を消して休んでるとなんか飛んできた。




P1370374 Dark Hawk-Cuckoo


これはレアそうな香りがするなあと思ってたら、そこそこ少なめらしく図鑑にはUncommonと書いてる。まああんまりこれは当てにできないですが。


和名はなく、オオジュウイチからスプリットされたらしく、マレー半島にもいるらしい。和名はマレージュウイチあたりが適当な気がするが、これを使うとMalaysian Hawk-Cuckooのほうが困りますね。まあ和名なんて海外にいるときはどうでもいいんですが。





P1370377

とんでも直翅。キリギリスの仲間だと思いますが、名前調べてません。動きが早かった。





またその辺をうろうろする。



Dscn1354_2 メジロミツリンヒタキ幼鳥。



この話は詳しくは前に書いた記事を見てください。図鑑には載ってないが、jizzを感じれば同定できたというはなし。ちょこまかしててかわいかった。





Dscn1375_2 シロハラカンムリヒヨドリ。


図鑑とだいぶ印象違いますが、おそらく本種。なんかたまたま発見できましたが、ほんとBulbulはとくに見落とし多かったと思います。チメドリもですが。




P1370430_2 ボルネオシラガオナガ。



クワってな感じで大きな声で鳴いてました。固有種。でも写真はやはりぼろぼろ。






Dscn1376

ボルネオルリチョウも頻繁に見かけます。





P1370434 キビタキ?



キビタキなのかなあと思いますが、結局よくわからず。キビタキは少ないながら越冬してるらしく、そうなのかなあと思いますが、留鳥として分布するヒタキ類の♀や幼鳥なんかを視野にいれるとよくわかんなくなります。むずい。





Dscn1381 リュウキュウツバメ。


こんなに高地ですが、いるんですね。亜種はH. t. javanica





さて、同行者と合流したら、ホステルに荷物置きに行く。最後にメジロミツリンヒタキ成鳥を見た。その後公園本部の門を出てすぐの坂の下の食堂に行く。リッチな人は公園内で食べてください。キナバル山来てまで、BGMでクラプトンのWonderful Tonightとか聴けますよ(笑)


安くてうまい飯を食べた後はライト持ちながら散策。





P1370439 シロハラアナツバメ。


寝込みを襲っちゃいました。夜はみんなで寝てます。





Metanastria_gemella Metanastria gemella?


うーむ、はたして本種なのかわかりませんが、カレハガ科ということは間違いないと思われます。♀ですかね。





P1370451


名前調べても出てきませんでした。調べ方が甘いと思うので、わかったら加筆ですかねえ。ウスバカミキリの類だとは思うのですが。かなりの美麗種。ホワイトチョコ。




Asota_plana ホシヒトリモドキ。


亜種が違うのか日本産とは斑紋が異なるが、本種でよさそう。





Limnonectes_kuhlii_2

なんとも言えない地味なカエルが池にいた。




Kuhls_creek_frog クールガエル/Limnonectes kuhlii


で良いと思うのだが。良く似た種もいるようだが、標高が高いし、水かきも割とありそうなので、クールガエルかと。間違ってる可能性ももちろんありますが。


にしても変な眼の付き方してますね。ナミエガエルに近縁らしいです。わからなくもない。

大きさはまだ若いのかトノサマの標準サイズぐらいだったような気がする。






P1370468


こちらはどうだろう?クールガエルかねえ。微妙に違うように見えますが、よくわかりません。





Dooabia_lunifera_transrufa_f Dooabia lunifera transrufa


アオシャクですね。和名はないですが、きれいですね。♀らしい。





P1370476



カラフルなヨコバイ。名前は調べたらわかりそうですが、やってません。




こんな感じで初日は終了。海外たのしいわー。最高。



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