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2020年3月

2020年3月31日 (火)

SPRING 2020

Dsc_9260

Syrmaticus soemmerringii


大変なことになってきました。

先のことを考えると不安でいっぱいですし、大学生の方は一番心待ちにしていた春休みがこんなことになろうとは想像もしていなかったでしょうし、世の中急変するときはするのだなあという印象です。

私は3.11のときに春休みがGWごろまで伸びたのですが、事情が違うのでまだ状況を注視しなければと思います。


こういうときに車で行ける範囲でマイフィールドがいくつかあると良かったと思うわけですが、なかなか叶わない人もいると思います。私も学生のときは家で鬱々としているときが多かったなと改めて思います。今の自らの環境に感謝しつつ、今年も訪れた春の様子でもいくつか。


上の写真はあまり関係はないですが、春も進むと活動的になっておりました。母衣打ちは聞けず。




Okamoto

Apochima juglansiaria


何年かぶりに出会えたのですが、なんと複数個体を何回か観察できました。狙っていた場所だったので嬉しい。3/2撮影。

あんまり正面顔見ないのですが、なんか哺乳類みたいですよね。




P3061022

Maikona jezoensis


同じ場所で。3/6撮影。こちらは一昨年辺りからポイントを把握しているが、基本的に夜だったので、昼間に観察できたのは貴重。

ミラーレス機で撮影していますが、満足しています。ちょうどいい。証拠写真もちゃちゃっと撮れるし、こだわって撮るのも面白い。





P3121972

Anas americana


ひっさしぶりに交雑していない個体を見ることができました。

いろいろ楽しめました。識別と撮影。同所的に♂幼鳥も。




P3211477

Nyssiodes lefuarius


昨年は見に行けなくて、今年は行けたんですが、ちょいと発生が早かったり、落ち着いてしまったりで苦戦。3/21撮影。

どうやら10日ほど前がよかったみたいですね。それでも♀は3個体見つけました。♂は擦れている個体が多かった印象。

ミラーレス機のテストを兼ねて行ったのですが、まあなかなか難しいですね。また来年以降の課題ということで。





P3111593

Anemone keiskeana


なんとか今年も見られました。タイミングは難しかったですが、楽しめました。

雨の翌日はいくら気温と日光があっても、全開にはならないですね。このときは前日が嵐でした。3/11撮影。




P3222375

Rhododendron reticulatum


3月も終わり頃になると山肌はこのピンクで彩られます。

ついつい撮影してしまうのですが、未だ納得の一枚は撮れていない。まあいいのです。3/22撮影。





Hida

Hynobius kimurae


また一つ夢が叶いました。今シーズンは厳しいかもしれないですが、いろんな場所で探索を続けていきたいと思います。

渓流のサファイアも観察することができました。本当に神秘的で、非日常感に浸ることができました。



もう4月ですが、体調に気をつけ、冷静になり、フィールドで元気をもらい、前を向いて進もうと思います。



2020年3月10日 (火)

異国のトンボ #2

さて、啓蟄も過ぎまして、春本番も目前でございます。

私は元気です。少しだらけています。

どうでもいいですが、今年の目標(鳥)を達成することができました。いつもありがとうございます。その話はおいおいということで。


カンボジアのトンボですが、第一弾の他にもいろいろ整理しましたのでせっかくなのでパート2。




Brachythemis-contaminata
Brachythemis contaminata / ヒメキトンボ


写真自体がきちゃなくてすみませんが、へろへろで集中できなかったのでご容赦を。前日朝から晩までぶっ続けで鳥を探していた上、当日は弾丸寺院巡りをしていたので疲労していました。


寺院巡りの最終目的地、アンコールワットです。夜明けのシルエット目当てが大半ですが、夕方も良かったですよ。

建物の反射する水面である池です。そこにいたのはヒメキトンボ。ずいぶん昔の台湾の記事に不明種として載せていましたが、今の自分なら秒でわかります。東南アジアでは普通種で、カンボジアでも普通に見られました。トンレサップ湖のボートからも無数に見られました。

見た目の印象は素敵です。小ぶりで、アカネ風の外見。日本で見たら間違いなく興奮すると思います。





Agriocnemis-minima
Agriocnemis minima


おそらく本種。外見でヒヌマやモートンに似ていたので近縁種かなと思いましたが、どうやらヒメイトトンボと同属のようです。日本未記録。

こちらも広域分布するようで、生息環境は水田。大きさはヒメイトトンボと同大かなと。撮影地はベンガルショウノガンの観察ポイントです。そんなわけで良好な環境が維持されているのではと思います。




Pseudagrion-rubriceps
Pseudagrion rubriceps


ナガイトトンボ属ですが、顔面がなんと橙色。ググってみると結構日本語記事がヒットするので、いるところにはいるのかなと思います。

生息地はシェムリアップから車で北に2時間程度の、低地熱帯雨林を流れる河川の淀み。河川は比較的水質が良さそう。トンボが多く生息していてなかなか楽しめました。



Copera-marginipes
Copera marginipes / キアシイトトンボ


見ての通りモノサシトンボと同じ仲間です。上記と同じ川にいて、日陰で縄張りを張っていました。

イトアメンボが何気に写り込んでいたのは写真整理していて気づきました…。




Libellago-lineata
Libellago lineata


ヒメハナダカトンボ属の1種です。

実は私タイミングが合ってなくて、国内でも海外でもハナダカトンボって見たことがなかったのです。なので小さいかどうかはわからないのですが、体型はたしかに小ぶりでした。こちらも同じ川にいました。

フィリピンのハナダカトンボってかなり美しいみたいで、いつか見たいです。フィリピンといえばカタゾウムシやホウセキゾウムシも見てみたい。何年か前に行ったルソン島ではあんまり森林のなかを歩く機会が少なかったので、またいつかじっくり足元にも目を凝らしながら鳥見に行きたいですね。。



ここの川ではベニトンボ、アカスジベッコウトンボ属など他にも見られました。



Rhyothemis-phyllis
Rhyothemis phyllis / スキバチョウトンボ


こちらは日本でもわずかですが記録のある種です。いやはや美しい。

同所的にオキナワチョウトンボも見られました。生息環境は低地の乾燥落葉林に点在するような池沼です。透明度は比較的高く、トンボの種も多かった。以前、底が奄美や沖縄と繋がっているのではないかと書いていた池です。そう思うほど日本との共通種が多かった。




Pseudagrion-australasiae
Pseudagrion australasiae


上述の池で見られたナガイトトンボ属の1種。

あー、これはアオナガイトトンボだわ、与那国以来ですね、久しぶり!と思っていましたが、よくよく検討してみるとおそらく本種。人為的移入を疑われている記録が神奈川県で報告されている種になります。


ここの池ではタイワンウチワヤンマ、コシブトトンボ、オキナワチョウトンボ、スキバチョウトンボ、チョウトンボの近縁種などなど。インドカンムリアマツバメやアナツバメ類(ヒマラヤアナツバメの亜種とされていたIndochinese Swiftletと同定しましたが、まあ参考程度の記録ということで。。)が水浴びに来ていましたね。あとはIndochinese spitting cobraの後ろ姿を隣の田んぼで見ました。

ここは鳥の有名なポイントで、ターゲットはオニトキ、カタジロトキになります。日本産で言いますと、うーんとロクショウヒタキ、チャバラアカゲラなんかがいました。

 


Indothemis-limbata
Indothemis limbata

こんな種もいました。

なんだシオカラ風なトンボかと思いきや、よく見るとなかなか渋い。マレーシアでの採集記録などもヒットしました。

同じ池ですが、ヨシのような植物が抽水植物が集中的に繁茂するような少し風通しが悪い環境に複数個体見られました。





Orthetrum-sabina

Orthetrum sabina / ハラボソトンボ


お久しぶりです。ご無沙汰しております。日本ではもう10年以上お会いしておりませんね。

またいつか会う日まで・・・




ほかにも小さなチョウトンボの仲間(Rhyothemis triangularis)などいたのですが、大してまともな写真撮っていなかったので割愛。





Trithemis-pallidinervis_20200310224801
Trithemis pallidinervis / アシナガトンボ


こちらは前々回の記事でネグロトンボ♀やヒメトンボの仲間がいた湿地帯に飛んでいた種です。

和名はいくつかヒットしたので書いておきましたが、英名がなかなか格好良いですね。Long-legged Marsh Gliderですよ。言い得て妙です。


カンボジアで見たトンボの中では最も印象的だったのが本種です。夕方にある鳥を待っていたときに近くの草によく止まっていました。なかなかかっこいいトンボだと思います。




今年もそろそろトンボシーズンですね。もうヨツボシトンボが確認されたらしく驚きです。今年は新しい機材で挑みたいところ。





 

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