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2016年12月 6日 (火)

summer'16 / insects etc.

また一段落です。そしてまた忙しい。いろいろ思うところありますが、自分なりに頑張っていくしかないですね。他人と比較してもしょうがないし。つらいですけど。

この季節は一年で見た生き物とかの自慢がひどくなりがちな季節ですが、私もメモ。鳥屋として集中してやっていくべきだろうなと思いつつ、若さも自由度も失われつつあるので、私はほかの方面からも多面的にアプローチするほうが性に合ってるかなと思う・・。

そんなわけで初夏から。


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ダイセンニシキマイマイ / Euhadra sandai daisenica


雨上がりの林道で出会った大型美麗腫。D500の野外撮影での初めてのいきものとなりました。なぜか今まで出会えなかった。





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フジミドリシジミ / Sibataniozephyrus fujisanus

今年はまとまった時間がこの時期に取れたので、シーズン初めから追いかけることができました。6/4の撮影。午前10時すぎにひらひらと舞い降りて地面で吸水していく雄。ルリシジミ?と思いつつも、期待しながらよく見るとフジ。出会い方はいつも控えめ。そんなフジミドリがゼフシーズンの幕開け。混じりけのない水色がブナ林に映えますね。




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モートンイトトンボ / Mortonagrion selenion

実は本種も今年やっと観察できた。昨年は時期を逃してしまったので、今年はしっかり押さえてきました。いるところにはいますが、局地的。ヒヌマに近縁であるのは頷けました。




Dsc_1783

ウラジロミドリシジミ / Favonius saphirinus

自宅からほど近い場所のナラガシワ。この時期になると早朝は早起きがてら何度か訪れる。なかなかどうして撮影となると難しいが、今年はなんとか間近で見ることができた。

ウラジロといえば、幼いころ読んだ手塚治虫の『ゼフィルス』に登場する種類で、ながらく憧れだった。学生の頃からは想像できないが、私の今住んでいるエリアでは比較的見られる。




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ヒロオビミドリシジミ / Favonius cognatus

ウラジロと並んで、ナラガシワに発生する中国地方を代表する種。朝、日が差して活動を始めるヒロオビの雄はなんともいえない美しさがある。ナラガシワの葉っぱに止まって、スッと翅を開いた時には思わず声を上げてしまう。

今年は一度、足元で開翅したときがあったが、カメラを車中に置きっぱなしで、戻ってきたときにはロストした苦い思い出も。また来年以降の課題。




Dsc_2161

オオミドリシジミ / Favonius orientalis

場所を移動し、オオミドリがテリ張りする空間へ。せわしなく飛翔し、時折卍を切り、間近に静止すると思わず見とれてしまう。

学生の頃は大学構内で授業中に見られると聞いたことがあるような、ありふれた種類だったが、関西ではやはり多くはない。




Dsc_2399

ウラキンシジミ / Ussuriana stygiana

この種はなかなか狙ってみることができないので、出会えるとうれしい。吸蜜していたのを飛ばしてしまった。意外な場所でも見ることができるが、出会いはいつも運任せ。




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キマダラルリツバメ / Spindasis takanonis

今年もやはり会いたくて何度か通いました。不思議な魅力があるチョウで、全く飽きない。青が広いタイプも素晴らしいが、このくらいのものも渋くてよいです。




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ヒサマツミドリシジミ / Chrysozephyrus hisamatsusanus

今年は豊作の年でした。ただ、なかなか時間が取れなくなってきたので、ベストの日には立ち会えなかった。それでも改めてこの種の魅力を感じたし、やはり唯一無二の存在。またいつの日かじっくり観察したい。




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ジムグリ / Euprepiophis conspicillatus

さて、雨の日は開けた場所にでも行くしかない。梅雨時の天気は気まぐれ。ぶらぶら時間をつぶしているとジムグリ幼蛇に出会った。傘も放り出して夢中になって追いかけていた。




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オオツノトンボ / Protidricerus japonicus


たまには違う場所へ、ということで、マダニが多そうなカシワ林へ。予想に反して手入れがされるようになって、以前の風景と違っていて驚いた。

出始めのハヤシミドリシジミを観察し、このオオツノトンボに出会う。昨年は近くでウメガサソウに出会ったが、たまに来ると面白い場所だなと思う。キバネツノトンボは今年は見なかったが、オオツノトンボもなかなかいいなあと思いました。





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ハッチョウトンボ / Nannophya pygmaea


今年はじっくりみたかったので、ずっとカレンダーにマークしてました。このトンボも幼いころ憧れていた種類。今では数か所見ることができるところを知っているが、いつまでもこのナイーブな環境で生きるトンボが暮らせるようにしなければならないなと、思う。雄も美しいが、雌が私は好き。





Dsc_4483

ジョウザンミドリシジミ / Favonius taxila


7月に入り、標高を上げて、ゼフを追う。普段足を運ばないような遠い山へ。実は今年初めてこの時期に来たが、素晴らしかった。アカショウビンが鳴き、林道のカーブに作られたいくつもの空間に、アイノやジョウザンが舞う。

この日のジョウザンはなぜか緑が強く見えた。湿度が高く、鱗粉の状態がそうさせたのかもしれない。





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メスアカミドリシジミ / Chrysozephyrus smaragdinus


峠を越え、小さな川の欄干へ。お昼前の暑くなる時間、メスアカの谷を訪れる。

独特の輝きを最大限に見ることは叶わなかったが、間近でテリ張りが見られて満足した。





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クロシジミ / Niphanda fusca


時は矢のように過ぎ去り、高原に本格的な夏がやってきた。

そんなときもうかうかしていられない。クロシジミの季節だ。

この日は♂♀ともに数個体ほど見られ、林縁部に止まる個体も見つけることができ、♂の翅表の鈍い輝きをも目に焼き付けることができた。






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グンバイトンボ / Platycnemis foliacea sasakii


ある日、無性にグンバイトンボが見たくなった。しかし、MFに分布していない。いろいろ所用の合間を縫って、ポイントを訪れてみた。ヒルに這い上がられながらも、初めて見るその姿に感動した。

モノサシトンボは重そうにそのへんによく止まるのに、このグンバイトンボはいったん飛ぶと、徐々に高度を上げて林の中へ消えて行って、なんともうらめしいものだと思った。






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アサギマダラ / Parantica sita


夏も盛りを過ぎたが、山のほうへ出かけた。時期がいかにも怪しい、とある鳥の目撃情報を頼りに。

予想通り、鳥は坊主だったが、夏らしい光景に遭遇したので、やはり山はいいのである。





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ヒヌマイトトンボ / Mortonagrion hirosei


今年も見に行きたくなった。昨年はシーズン終わりに♂を見ただけだったので、今年は♀も。

蝉の声を聴きながら、一人汗だくになりながらヨシの揺れる風音に紛れる。そんな情景が目に浮かぶ、かけがえのないいきもの。






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スナアカネ / Sympetrum fonscolombii


前にも書いたが、この種にも出会えた。もう8月の終わりだった。今シーズンは全国的に多かったみたい。

肘に砂がめり込みながら、長時間撮影してたので、そのあと一週間以上、肘関節に違和感が残ったのはいい思い出。





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ルリモンハナバチ / Thyreus decorus


何を目的に歩きにいったか忘れたが、お気に入りのMFで。今年になって初めて出会って、思わず声を上げた。忙しそうに飛び回っていた。






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カワラハンミョウ / Chaetodera laetescripta



ある日、思い立って、一人で砂丘に行きました。

何気に初めて観察するカワラハンミョウの色や形の美しさにほれぼれしながら、汗だくになって、砂の上をひたすら歩いてました。





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スジボソヤマキチョウ / Gonepteryx aspasia



ヤマハッカが咲き誇り、スジボソヤマキチョウが舞う季節がやってきて、秋の深まりを感じました。今年は台風が多く、天気も悪く、9月下旬~10月上旬はなかなか晴れませんでした。

やっと天気が持つようになるころには、少しシミが目立つ個体も出始めるころ。


それでも、すこしの晴れ間に一斉に10頭ほどが吸蜜しにくる光景はすばらしいもので、寝転がりながら、心行くまで堪能。。








こんな感じで、今年もよく出歩きました。



失意、戸惑い、寂寥、諦観、いろいろあって、いろいろ乗り越えましたが、まだまだこれからだなと思います。

でも、そんな年にも、周りに埋もれることなく、自分を保ち続け、高めることに注力した自分をほめたい。でも、とりあえず今は休もう。


来年も変わらず歩み続けたいから、今を一生懸命生きます。


次回は今年の鳥を振り返ります。





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