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2013年9月 5日 (木)

夏は涼しく~後編~

さて、秋雨が続いていてあんまり気分も乗りませんが、まあいいでしょう。健康なのはもちろんいいことですが、思い通りにならないと頭痛くなりますよね。そんな日々です。精神的にあまり元気はありません。治療法はありますが、年を追うごとに耐性ができてきて、治療費やリスクはかさむばかり。ってな。





さて、前回の続き。7/28の午後。



大移動の結果、やって来たるは白馬。もうすでに13時くらいで、雨もぽつぽつ降ってきてましたが、まあ晴れたらいいなという感じでリフトに乗ります。



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さて、目的地の栂池自然園には13時半前に到着。雨の影響か、かなりの人がもう下った後だったので、人出は少ない。初めての場所では快適に過ごしたいので嬉しいです。

トイレの前でホトトギスらしきトケンが飛ぶのを見たりしながら歩き始めると、そのうち空が明るくなってきました。やったね。





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イワイチョウ。


湿原には多くの花が。ニッコウキスゲとコバイケイソウの群落には目を奪われるばかりだが、足元の可憐な花もいいですね。





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アオジ。


鳥は少なめだが、時期が早いともう少し面白いかも。ただ、標高1900m前後なので、それなりの鳥になりますね。






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エゾシオガマ。



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オオヒョウタンボク。


今頃は赤い実をつけているころでしょうか。





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キヌガサソウ。



キヌガサソウも比較的多く見られ、花も割合新鮮でした。見応えのある花です。




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モミジカラマツ。



カラマツソウの仲間も多く、どれもこれもきれい。葉を見ればすぐにわかります。




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カラマツソウ。



花の形も微妙に違いますが、葉を見るのが手っ取り早いですね。





メボソが近くで鳴いていたのでピッシングしてみた。





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メボソムシクイ。



これからの季節、なにかと話題に上りそうなメボソ3兄弟ですが、今で言うメボソムシクイを確実に撮影するにはそれなりの場所に行かなければいけないので、ちゃんと撮影できて素直に嬉しかった。離島で秋に見ても、なんかすっきりしないし、予想以上にオオムシクイが多いのではないかというわけで。

メボソムシクイの囀りの拍子は3だったり4だったりしますが、個人的に今年の夏に聴いたかぎりでは「銭取り、銭取り」とは聞こえにくいおそらく3拍子が多かったかも。でもオオムシクイとは声質が明らかに異なるので、まあ耳が普通に良い鳥屋さんなら囀りで迷うことはないでしょうな。声紋で視覚的に見ても明らかに違う。姿での識別は私は諦めています。




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ベニバナイチゴ。




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ミズバショウ。


まだ花もありました。雪解けが遅かったんでしょうね。




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マイヅルソウ。



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ゴゼンタチバナ。




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ヒオウギアヤメ。


高層湿原なので、こういう花もあっておもしろい。午前中に見たアヤメとは形が違います。





かなり太陽が出てきてくれたので虫たちも動き出す。





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カオジロトンボ。



実は本州で見たのは初めてだったかもしれない。高2のときに行った立山・弥陀ヶ原で見たかったが、見られず、大学3年のときに行った旭岳で初めて見た。


限られた環境にしか住まないトンボなのに、やっぱりいくらネイチャー系の人でも花がメインらしく、注目してるのは私ぐらいだった。まあいいんですけど。





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よく見ると鮮やかできれいです。トンボ特有のメタリックな美しさや、鮮やかな緑とかではないが、シックな色合いと生き方が魅力的です。





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タテヤマリンドウ。


ミヤマリンドウはここでは見かけませんでした。環境が違いますね。





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モウセンゴケ。



場所によっては目立ちました。




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チングルマ。


すでに果穂です。





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コバイケイソウ。


今年は当たり年らしく、壮観でした。





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シナノキンバイ。





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サンカヨウ。


実をつけているのがほとんどでしたが、一株だけ花を見つけました。場所によって雪解けの時期が違ってくるので色々見られておもしろい。透き通るような純白の花がなんともいえません。






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エンレイソウ。


これもほとんど実でしたが、里では早春の植物なので、なかなかうれしい。




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コイワカガミ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ツマトリソウなど。




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ミヤマツボスミレ?


かなと思いましたが、単なるツボスミレでもいいのかも。詳しく確認しなかったので、なんとも言えません。





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チングルマ。


まだ花もありました。




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ツマトリソウ。


今回初めて見たかもしれない。小さいキヌガサソウみたいな形で気に入りました。





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こんな感じで色んな花が咲いていて、人も少ない、穏やかな午後を過ごせました。移動してきて正解でした。局地的に晴れていたのかもしれない。





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オオチャバネセセリ?

かと思います。





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来年あたりは白馬連峰で高山植物を楽しみたいもんです。





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ワタスゲとニッコウキスゲ。


湿原らしい風景です。





一番奥まで行きたかったが、のんびり行ってると時間的に厳しくなるので引き返すことに・・。



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イブキトラノオ。




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湿原の風景。





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オオバミゾホオズキ。



溝というように小さな流れ沿いに生えることが多いみたい。確かにそうでした。





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シラネアオイ。



時期的に95%以上が葉のみでしたが、ここだけ花がありました。実は初めて見たのでうれしかったです。こういう多雪地帯の植物はなかなか関東や関西に住んでると見に行くのが大変ですが、なんともいえない魅力がありますね。1科1属1種、日本固有種の変わった花。






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シリアゲムシの一種。


真剣に文献にあたったわけではないので、調べきれませんでした。見かけからして山地性かなと思うわけですが・・。




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ミヤマキンポウゲ。


メタリックな美しさがある花ですが、いい写真は撮ってませんでした。






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クルマユリ。



クルマユリもちょうど見頃って感じでした。下に写ってるのはモミジカラマツかなあ。





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ウラジロナナカマド。



さぞ紅葉が素晴らしいことだろうと思います。






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マイヅルソウの群落。


なかなか見応えありました。





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オオバタケシマラン。


かと思います。





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ビジターセンターの方を望む。


そろそろ雲が出てきましたが、十分楽しめました。





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何気なく撮った写真ですが、帰って見てみると左上にタカネサギソウが写ってた・・・。撮っているときは気づかず。





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ハクサンチドリ。





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こんなにたくさんの花が一度で見られたのは運が良かったです。こういう時期も一瞬で過ぎ去ってしまうんだろうなあ。






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オタカラコウ。





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ニッコウイワナなのかヤマトイワナなのかぱっと見ではわかりませんが、さすがにここは放流とかはなさそうな気がします・・・。


白斑は目立たないのでヤマトなのだろうか?





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ハナニガナ。





というわけで、最終便の一つ前くらいので降ります。短時間でしたが、人も少なく、花も多く、楽しめました。



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近い将来、白馬連峰にぜひ登りに行きたいですね。北アルプスでも高山植物をベースに考えるとやはり白馬は特別なところ。


翌日もこの辺で過ごす予定でしたが、天気予報は見事に当たり、雨雨雨・・。おとなしくのんびり車を走らせて自宅に帰りました。たった一日でしたが、夏を感じることができた濃い日でした。


今回は登山はしませんでしたが、今年の夏も登山はしてきたので、その記事はそのうち。


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