« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月27日 (木)

サイホウチョウに新種!?

Dsc_0229

ノドグロサイホウチョウ (Dark-necked Tailorbird / Orthotomus atrogularis )





まずはこれ。


http://www.cnn.co.jp/fringe/35033936.html



なんと新種のサイホウチョウがカンボジアで発見されたという。かなりの驚きですね・・・。


ハナドリみたいに樹冠部で生活するような種は発見されづらいが、東南アジアに生息するサイホウチョウの仲間はキバラサイホウチョウを除いて開けた場所、それも低い位置に出てくるのでかなり観察はしやすい。5種ほどいますが、そんなわけですべて観察したことあります。

サイホウチョウ類はたいていは山肌の荒地や、林縁に出てきます。大きさはミソサザイより少し大きいくらいで同じようにネズミみたいに動きまわる印象です。英名のTailor、和名の裁縫というように、器用に巣を作る可愛らしい鳥です。


そんなサイホウチョウの仲間に新種とはかなりのニュースなわけです。カンボジアサイホウチョウも開けた場所に生息しているみたいですが、今までなぜか注目されなかったみたいですね。

私のぱっと見の印象はこのノドグロサイホウチョウに似てるなあ、というものでした。確かによく見ると背中は暗色で、喉まで黒いので、相当暗い色をしているサイホウチョウですね。

ただし普通の人ならノドグロサイホウチョウやオナガサイホウチョウにしては変だけど、まさか新種じゃないよなあ。という程度で終わる可能性は高いと思います。それほどありふれた鳥と言えます。



カンボジアは行ったことないし、都市近くの平地のようですのでいつかお目にかかりたいものですね。



ちなみにこのノドグロサイホウチョウは昨年マレーシアの山地で撮影しました。



パアーっと海外に鳥見に行きたい今日このごろ・・・。もう少しの辛抱だ。。




2013年6月25日 (火)

生存報告。

Dsc_2992

オオコノハズク (Japanese Scops Owl / Otus semitorques)



長らく更新が滞っておりました。決して鳥見に行ってたわけではありません^^;社会に出る前はいろいろと忙しいのです。

そんなこんなで結局6月は良い季節にもかかわらず、鳥見らしい鳥見はできてませんでしたが、先日ちょいと山に行ったらハヤブサ、アオゲラ、オオアカゲラ、オオルリ、コサメビタキ、コルリs、クロツグミ、ツツドリs、アオバトなどを確認できたのが嬉しかったですね。ツキノワグマの幼獣にも遭遇したのでびっくりしましたが。家の近くでゲンジボタルやオオタカの食事も観察できて満足。



オオコノハズクはGWに別の場所で撮影したもの。場所的に亜種や鳴き声が気になりましたが、まあおそらくこれで良かろうかと。鳴き声も典型的でした。やはりフクロウ類は夜に限りますな。大好きな仲間です。


2013年6月 7日 (金)

大海原の冒険者

Dsc_4260

オオミズナギドリ (Streaked Shearwater / Calonectris leucomelas



なんとなく青っぽい画を載せてみたかったので引っ張って来ました。一ヶ月ほど前に撮影したものです。


オオミズナギドリは何回も載せていますが、やはり日本人であるならば愛さなければいけない鳥であることには変わらないでしょう。というわけでついつい撮影してしまいます。


オオミズナギドリといえば薮内正幸氏が表紙を描いた『冒険者たち』がなんといっても印象的です。実は読んだことはないので、機会があれば読んでみたい。



時間があればフェリーにでも乗って旬の海鳥でも見に行きたいですが、なかなか・・・。



2013年6月 2日 (日)

Garnet Pittaとの邂逅

Garnetpitta_resized_2


ムラサキヤイロチョウ ( Garnet Pitta / Erythropitta granatina coccinea




さて、もう早くも6月で春の渡りも終わりですね。夏鳥たちは繁殖地で忙しいころでしょう。そんななか、まさに今が旬といえばそう、ヤイロチョウ。

日本のヤイロチョウは残念ながらまだ観察できていない。個人的には向こう数年の課題のひとつです。まだまだ国内にも楽しみがあります。20代にして国内での楽しみがほぼない、というのも寂しい話ですからね。楽しみは取っておくものです。

海外では今のところ4種。海外もまだまだ楽しみがあります。ヤイロの類が近くに多く生息しているのはアジア人の特権でしょう。



今春のマレー半島では数種確認したが、満足して観察できたのはこのムラサキヤイロのみ。Pittaの仲間はどれもこれも相当なSkulkerなので、鳴き声だけのことがほとんど。ただ、色彩は極めて美しく、体型はタマゴ型で比較的大型で、見つけた時の興奮といったら言葉では言い表せない。一度その姿を見ると一気に虜になる。この森の中にこんな生物がいたのか!と驚愕すること間違いなしです。





マレーシア初日、手始めに最も近くのトレイルに入っていく。すでに夕方なのであまり期待できないが、久しぶりの熱帯雨林に自然と気持ちが高揚する。遠くではセグロカッコウやオウチュウカッコウの鳴き声が聞こえる。相変わらず鳥はほとんど見られないが、前方をガビチョウのようなシルエットが横切った。んん?と思いながらシャッターを切ろうとするが、一瞬で消えてしまった。

それにしてもこんな低地にガビチョウ類なんていたっけな、なんて思ってると、同行者が「今のクイナチメドリだよね・・・」という。

ええ?確かに!くそう、やっちまった・・・。あんな感じの鳥なんだ。と思う頃にはすでに手遅れ。。ジャングル入ってまともに見た初めの鳥がクイナチメドリとはなんてクレイジーなんだろう。気持ちの準備ができてない状態で出てもらっても困るったりゃありゃしない。初っ端から衝撃と悔しさが入り混じる。クイナチメドリは東南アジアで探鳥する者にとってはヤイロいやそれ以上の価値がある鳥だ。シャッター切っていたら・・・。




なんなんだ、と思いながらもまた少し歩を進めると今度は比較的近くから若干尻上がりの口笛のような声が聞こえてきた。間違いない、ガーネットだ!



私も口笛を吹いたりして呼び寄せる。ひたすら辛抱。



いったい何分経っただろうか、もうかなり近くで鳴いている。これはもう見られるんじゃないかと、木々の間を見透かすと・・



20mほど離れている場所で黒っぽい物体が枝に止まって鳴いているではないか!やった、正真正銘のガーネットピッタ!


ひたすらシャッター切りたいところだが、同行者に場所を伝えられない。木々が茂った中で距離感が様々な状況では意外にも自分以外に場所を伝えるのは難しい。しばらく経ったところでやっとわかってくれて一安心。このときほどポインターが欲しいと思ったことはなかった。



このときすでに18:30。暗い暗い。それでも向こうからもこちらの姿が見えにくいのか、ずっと鳴いている。かれこれ20分観察できた。最後はトレイルを横切って、美しい背面を見せてくれた。



シャッターチャンスは半分くらいしか活かせなかったので残念だが、20分も見られたのは奇跡に近い。クイナチメドリもほとんど同じ場所で見ていることを思うとおそろしい・・・。我々はその場所を「聖地」と呼ぶことにした。

そのトレイルはよくいるとされる場所では全くなく、かなり予想外だった。このクイナチメドリとムラサキヤイロチョウはタマンネガラのTarget birdのなかでも難しい存在。この2種を押さえるためのトレイルもあるが、船を使わないといけなかったりする。


ちなみにクイナチメドリとムラサキヤイロチョウは鳴き声も似ており、過去の観察記録を読んでも、いる場所が共通している気がする。もしかしたら互いに何か意識しあっているのかもしれない。この謎がわかったらどんなに面白いだろう・・。



それにしてもこの鳥と「会話」をしている時が今年一番印象に残っている。自分自身で見ることができたというのも至高の喜びだった。これがピッタを自分で見つけることの楽しさなのか・・・。これほど見つけ甲斐のある鳥もいないだろう。





というわけで、最近はすっかり小鳥、それもSkulkerかつ宝石のように美しい鳥にハマってしまっている。猛禽や水鳥も以前と変わらず好きだが、探すのが難しい鳥の魅力を知ってしまった。鳥の世界は深い・・。


« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

ご注意

  • Copyrightⓒ2009-2017 Y.YAMAZAKI “Hitaki”All Rights Reserved.
  • お問い合わせ
    本ブログに掲載されている画像の著作権は全て“ひたき(Hitaki)”に帰属します。画像を使用・転載されたいとき、ご意見・ご感想は記事中コメントまたはPCメールにてご連絡ください。 ⇒p1nkfloyd926◎yahoo.co.jp (◎を@に)

機材

  • 【カメラ】
    PanasonicFZ30(-2009.8.借り物),FZ50(2009.9.-2011.5.),S5100,NikonD7000(2011.6.-),D500(2016.6.―)
  • 【レンズ】
    SIGMA50‐500mm(2011.6.-)、Nikon Micro Nikkor 55mm(2011.12.-)、SIGMA 17-70mm(2015.7.―)、Nikon 200-500mm(2017.6.―)
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ