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2013年1月

2013年1月24日 (木)

Surfin' Diver

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アビ (Red-throated Diver / Gavia stellata)



このまえ波乗りしていたアビです。人間もそういえば波乗りしてました。寒いのに。たまたま寄った場所でしたが、思いがけず見られて嬉しかったですね。最終目的地はぱっとしなさすぎて涙ちょちょぎれそうでしたが。楽しい時を知ってるとつい、ね。まあ同行者の方々、おつかれさんでした。


けっこうたくさんのアビがいるところで、なかなか楽しかったです。それよりも近くにいたアルコール入ったひとたちに絡まれたのがウケたわけですが・・。


なんかまあ、鳥見る人って傍から見て怪しいというか、話しかけづらそうなオーラ放ってる(何撮ってんの?飛行機?てかカメラでか・・みたいな)と思うんですが、いきなりイイ感じのテンションで話しかけてこられたんで、不意をつかれたというか。クロガモ見せてあげたら感動してもらえました( ̄▽ ̄)

まあ自分たちと同じくらいの年の人たちがおもむろに近くにやってきて海のほう見だしたら焦るわな^^;





アビというと最後に見たのがいつだったか思い出すのが困難なくらい個人的に縁のない鳥なんです。人生でたぶん2回くらいしか見たことありません。5年くらい前の名古屋~苫小牧航路で見たのが最初だと思いますが、オオハムとかシロエリオオハムのほうが見てる気がします。離島の航路でなんだかんだ言って見れますからね。



ウミウかカワウだろ、どうせ・・と思いながら、双眼鏡覗いてアビ類だったときのテンションの上がり具合半端ないっすよね(笑)


アビ類には不思議と人々を嬉しい気持ちにさせてくれる魅力があります。





関係ないですけど、ABBA久しぶりに聴きながらこれ書いてるんですが、いいすね。たまには。アビとアバ。アビバ。



さて、ふざけるのもこのへんにしようか・・・





2013年1月22日 (火)

宙飛雑感

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チュウヒ (Eastern Marsh Harrier / Circus spilonotus)




さて、今回はチュウヒです。


チュウヒはアシ原があれば割合どこでも見られるような鳥ですが、変異が大きいので見ていて飽きない鳥ですね。

日中でもよく飛ぶし、飛ぶのもゆったりしていて、アシ原上空をすーっと飛んでいくさまはなかなかいいもんです。冬の枯野の風物詩的な鳥ではないかと。



上の写真は例によって年始に山陰で撮影したもの。ホバッたあとにすとんと下に落ちました。狩りをしたのかどうかは知りませんが、翼がきれいに写りました。



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同一個体の上面。



なかなか美しい個体で、かなり頻繁に飛んでくれたので、そこそこ撮影もすることができました。



おそらく国内型の♂だと思いますが、まあ詳しくはわかりません。外側初列や内側次列は暗色で、上尾筒の先は白く、中央尾羽が灰色。


この手の個体は中間型や大陸型♀とかと個人的にはややこしいと思ってるんですが、たぶん♂で、特徴が国内型に当てはまるのでそう思いました。


ものの本によるとチュウヒは♂が♀に比べ翼の長さが88%とのことで、たぶん見た目も違って見えるはずなんじゃないかと思う。そういうことを考えるとこの個体は現場では♂に思えました。



話は変わりますが、最近出た猛禽の本をかなりの期待を抱きながらこの間本屋に見に行ったんですが、残念ながら食指が動くことはありませんでした。一つにはこのチュウヒの項目がとくに新しい感じがしなかったのが・・・。はっきりいって、今や国内型とか大陸型とか中間型とか議論するのはナンセンスなのかもしれないですが、素人の僕にはもうちょい目新しい情報が欲しかった。なぜそう判断したかの理由がないとなんだかなあと。こう思うのは僕だけではないと思うんですが、いかがでしょうかね。まあ僕はターゲットとする読者じゃなかったのかなあと思って慰めていますが。


図鑑の話をするとキリがないんですが、洋書に手を出すようになってから、和書はよっぽどの魅力がなければ最近は手を出さないようにしてます。貧乏なもんで。今や数千円で世界の図鑑が手に入る時代なんで、ある程度和書を揃えたらどうしても洋書に行ってしまう。同じ鳥でも図鑑によってイラストの感じが違うのを見比べるのが楽しいですね。特に未見の鳥なんか想像をかきたてられるわけで。



2013年1月18日 (金)

めんどり狩り

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ハイイロチュウヒ (Hen Harrier / Circus cyaneus cyaneus)




いろいろとありますが、元気にやってます。大雪がまだ残ってます。チャリ置き場にあって危ない。だれか掃除してくれないものだろうか。



さて、あたまんなかは海の外なわけですが、今年は日本国内でも十分楽しいですね。新年に行った山陰で出会ったハイチュウでも。

このときはマガンの群れを見ていたところ、アクロバティックに飛ぶ猛禽が車のそばにやってきて、双眼鏡越しに鮮やかな翼下面の縞模様と腰の白を見た瞬間にカメラを構えて激写したなかの一枚。

ハイイロチュウヒの魅力はなんといってもチュウヒよりもコンパクトな体型を活かしたアクロバティックな飛行ですよね。♀タイプの場合、翼を翻した瞬間に見える初列の鷹斑がたまらんのです。これが肉眼でも鮮やかなんだ。


この♀タイプが魅力的だからHenと名付けたのかなと思いきや、イギリスの方では放し飼いのめんどりを狩っていたことに由来するそうですね。そういうのを嫌って狩猟されているためか数が減ってるみたいですね。今は知りません。



ハイイロチュウヒはもちろん♂がきれいなんですが、♂を初めて見たのはたしか大学1年の年末に行った蕪栗沼だった気がする。あの時はかなり暗くなってから2羽くらいの♂のハイチュウが近くを飛び回って、ねぐら入りした。あの時の光景は今でも忘れられない。ハイチュウ自体の初見はいつだったか思い出せないが、僕の中でハイチュウの思い出といったら約4年前の蕪栗沼なのだ。もしかしたらこの時が初見かもしれないが・・・。



そんな一瞬の出会いや暗い中の出会いが多い、ハイイロチュウヒ。♂成鳥の写真は未だにまともなものを持っていない。実はそういう鳥が多いわけですが。観察メインで長年やってきた人間にとっては撮影種数となるとなかなか厳しい。



2013年1月12日 (土)

田鳧

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タゲリ(Northern Lapwing / Vanellus cinereus



相変わらず寒いですね。なんか、個人的なんですが、春休みと勘違いするほど年末年始のんびりしすぎて、こっち帰ってきたら、もういよいよ春だな~、今年度も頑張るか、なんてよくわからん感覚な毎日です。変ですね、真冬なのに。



さて、タゲリでも。普通種なわけですが、いるところいないところはっきりしている鳥でして、初めて見たときはなかなか嬉しかった。実家周辺はケリはくさるほどいたんですが、タゲリはいなかったんだよなあ。こちらでも広大な田園地帯がないといないですね、やはり。

いつも思うんですが、この微妙そうな顔つきがなんともいえませんね。悲しいんだか、困ってるんだか、怒ってるんだか、よくわからない表情。鳴き声も好きな鳥であります。宍道湖畔ではケリはいませんでしたが、タゲリはいっぱいいました。ひさしぶりに見て、写真も撮れて満足したわけです。



そういえば、年末の写真羅列にクレジット、キャプション付けときましたので、種名や場所が気になる方はどうぞまた御覧ください。いっぱいいる鳥、レアな鳥、綺麗な鳥、地味な鳥、いろいろいますが、1万枚くらい(たぶん・・)の写真のなかからそれぞれの輝いている瞬間を選び抜きました。



2013年1月 7日 (月)

雁の群れを観るよろこび

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マガン ( Greater White-fronted Goose / Anser albifrons



今年の初鳥見は宍道湖畔でした。冬の同所は初めてでして、長らく憧れでした。今年はいろいろと珍しい種類もいるようで、遠征に踏み切ったわけです。成果はまずまずでした。人並みには(笑)



中でもマガンの群れを久しぶりに観察できたのが本当に嬉しかったです。マガンの群れは大学一年の年末に行った伊豆沼以来で、それ以降は琵琶湖などで小規模な群れしか見ていなかった。


マガンの群れというのはやはり視覚的にも聴覚的にも日本人の心に強く訴えかけるものがある。哀愁漂うあの鳴き声とともに冬枯れの田んぼに群れで舞い降りたり、上空を旋回するさまは言葉で言い表しがたい感動を覚えるし、魅力に溢れている。

鳥屋ならその群れの中から珍ガンを探すのが常であるが、私も例に漏れずひと通り探しだしてから、撮影会をやってました^^;しかし、伊豆沼や蕪栗沼に比べると小規模なので見つけやすいですね~。一安心しました。


午前11時ごろ太陽が比較的高くのぼる頃、前夜に降り積もった雪と山陰特有の冬の曇り空が絶好の条件を生み出した。雪が天然のレフ板となって、まるでストロボを焚いたかのように被写体を際立たせてくれた。双眼鏡で見るとひたすら溜息ものの美しさである。こんなに美しいものなのかと思ってしまった。

今所有しているレンズはf値が8または9あたりから目に見えてキレが良くなり始めるので、それを意識しながら感度とシャッター速度をいじりながら頑張ってると単焦点並みの写真が撮れた!と自負しております。やっぱり僕はいじり甲斐があって、伸び縮みするこのレンズ好きです。


まあ写真うんぬんはいいとして、右下の個体が最高にかわいく見えると思うのです。マガンの舞い降りるときの正面姿には癒されます・・・。




2013年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます

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ハギマシコ (Asian Rosy Finch / Leucosticte arctoa)



新しい年が明けました。昨年は不定期更新な本ブログをご覧いただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨日はすみませんでした。実家に帰省するまではぎりぎりまで研究(という名の仕事・・)に追われ、実家に帰省した瞬間にぷつりと緊張の糸が切れて、だらだらとぐうたらな日々を送っておりました。それで色々用事もあって、こなしているうちにすぐに年末になって写真整理を始めてもあまりの多さに閉口してしまいまして・・。

気づいたらあと年が変わるまで一時間に迫ってしまい、やみくもに載っけてしまった次第であります^^;ノリでやってしまったことなんで、少し削除した写真もありますし、そのうち公開を減らすかもしれません。すみません。


まあ、そんなこんなで2012年も終わりましたが、私にしてみれば一年の大半が研究室に籠って実験していた日々だったので、意外にも多くの鳥に出会っていたことに今更ながら驚きを隠せなかったわけで(笑)

遠征に行っても、帰国の翌日からはいなかった分の埋め合わせやいろんなひとのお世話に追われ、写真整理どころでなかったので噛み締める暇がなかったというか・・(A;´・ω・)


てなわけで2012年はいいこともわるいこともあって充実しておりました。一言で表すと孤軍奮闘ですかね。ははは。おかげで成長しましたわい。




2013年は就活、卒論、国家試験勉強など盛り沢山で、はっきりいって鳥見やmigrationどころではありましぇん・・。たぶんこのブログもスポンサーサイトが出る直前か、出た後に近況報告程度の記事しか書けません。今から言っておきます(u_u。)

しょうがないですね。どんな鳥屋にも山はあるし谷もありますよ。今すごい人でも何年か後にはどうなっているかもわかりませんからね。ちゃんと生きていくためにこの一年は鳥は程々にします。。



今年度中は少しは行くと思います。それを糧にしてやっていこうかと。



ハギマシコは最近また借りた『ザ・ビッグイヤー』にも登場する鳥で、年によって渡来数の変動がある。だから当たり年は嬉しいし、観察しなければもったいない。そんなわけで年末に行って来ました。

バラの花びらのような一枚一枚の羽毛が弱い光に当たって本当に美しい。

波状飛行しながら木々に舞い降りる翼の長い渡り鳥を見ていると、寒い山にいても気持ちは暖まってくる。周辺のシチュエーションは決して良くはないが、まあ文句は言えない(笑)


今年の初鳥見はそのうちテキトーに楽しんできます。


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