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2012年6月

2012年6月29日 (金)

ヒル・ブルー

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ミヤマヒメアオヒタキ (Hill Blue Flycatcher / Cyornis banyumas )





世界は広いもので、ヒタキといえども本当にいろんな種類がいる。日本も魅力的なヒタキ類が渡ってくるわけですが、東南アジアにも様々な種類がいます。


その中でもヒメアオヒタキの仲間は美しいが、なかなか厄介。大体がルリビタキのような色をしているんですが、どれもよく似ていて、同じ種でも亜種により模様が違うなんてのもある。雄でさえこれだから雌はもっと難しい。



ただ、一日に観察する頻度としてはそこまで多くなく、見れると嬉しい。ハジロマユヒタキなんかの方がよっぽどよく見ます。



このミヤマヒメアオヒタキはその名の通り、山地に生息する。半島マレーシアには留鳥の亜種と、冬鳥の亜種がいるのでこの写真は亜種はよくわからない。


まあ、そこまで特筆すべきものはないっちゃあないですが、英名のヒルブルーという響きがなんだかイイ感じじゃないですか。そんだけ。




ちなみにこのミヤマヒメアオヒタキ、韓国で記録があるらしい。ということはいつか日本で記録されるかもしれない。

ただ、識別が厄介なグループなので、たとえ第一発見者になったとしても声高らかに即時に「ヒルブルーや!」ってのは言えないでしょう、たぶん。そこが少し悲しい。



2012年6月24日 (日)

ハシブトあれこれ

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ハシブトガラス (Japanese Crow / Corvus japonensis japonensis)




将来日本の図鑑でもこうして表記してあるかもしれない。まだ海外の図鑑でも提唱しているだけだが。


ハシブトガラスのいい写真を撮るのはなかなか機会がないというか、撮る気の起こる時が少ない。だから案外撮ってる数は少ない。

そんなハシブトガラス、春に奈良の高原で出会ったときはなかなかいい感じで止まってくれてちゃんと撮影することができた。よく見るとなかなか愛嬌のある顔をしていると思う。人工物が写る写真も悪くはないが、やはりこういう感じのほうが見ていて落ち着くというかなんというか(笑)もともとは山の鳥だし。



日本では普通の人からは嫌われ、鳥屋からも無視されがちだが、なかなか面白い鳥だと思う。ワタリガラスやコクマルガラスほどの魅力はないかもしれないが、種分化したならば結構狭い範囲にしかいない鳥になるかも。



昨年は台湾で亜種タイワンハシブトガラスを見たし、今春はマレーシアで今の分類での基亜種(和名は不明)を見たが、日本のハシブトガラスとは随分雰囲気が異なっていて、あまり開けたところには出てくることはなかった。

見た目も南西諸島に分布する亜種のように嘴が細い。額も低く見えた。




マレーシアでは低地と山地の熱帯雨林で見た。ミナミカンムリワシにちょっかいを出している個体も見て、日本と同じじゃんと思ったり。半島マレーシアにはスンダガラスなるのもいて、初めはそう思っていたのだが、同行者に言われて確かにハシブトガラスの特徴だと納得した。スンダガラスは静止時に翼が長く見えるので、尾羽との段差が少ない。ハシブトガラスは尾羽のほうが長く見える。換羽状況にもよるかもしれないが、だいたいこんな感じ。

昨年行ったボルネオ島にはハシブトガラスは生息しないとされているので、問題なくスンダガラスと言ってよく、実際に少数見たが、半島側では基本的にハシブトガラスのよう。


ちなみに半島マレーシアでは街中に大量のイエガラスがいて、日本でのハシブトガラス的なニッチを占めている。移入種だが、向こうの人には馴染み深い鳥だろうと思う。そこまで大きな鳥ではないので日本ほど嫌われているとは思わなかったが、昨年ボルネオで見たとき(こちら)よりも感動は薄かった。羽衣がそこまで綺麗ではなかったからだろうか。




半島マレーシアの低地の熱帯雨林で見た基亜種でも貼ることにする。





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Large-billed Crow / Corvus macrorhynchos macrorhynchos





結構トリミングしているが、まあこんな感じでジャングルのなかに暮らしてます。


うーん、日本のブトのほうが好きかな・・。




でも海外の熱帯雨林に暮らすカラスの中には見難くてレアな種もいるので、忘れずに見ようと思う。モルッカガラスとかね。

2012年6月21日 (木)

アルバトロス

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クロアシアホウドリ (Black-footed Albatross / Phoebastria nigripes)




昨日は泡盛を浴びるように呑んでしまい歩行困難、昏迷、嘔吐を呈す・・。なんか虚しくなった。




鳥でも見ている時が一番今のところ幸せな気がする。なんかもういろいろ辞めてしまいたい。人間暇になると余計なこと思いつきますね。



春に撮ったクロアシアホウドリ。シラヒゲウミスズメを撮ったあとに撮ってました。シラヒゲのほうはもう私の中では確定している。反応がないのはそういうことだろうなと。


アホウドリ類というのは文句なしに素晴らしいグループで、見ていて飽きない。あと、普通の人に何のために北海道とんぼ返りするのか説明するときも「アホウドリとか見るんだよ」って言うとなんとなくみんなわかってくれる。ウミスズメとかミズナギドリとか言ってもわけわかんないですからね。


久々に航路にでも乗りたくなってきたが、どうにも水戸まで行くのがだるい。だるすぎる。どうにかならないものか。



この個体は脚にリングが付いているが、文字はさすがに読めなかった。



今のレンズ、SIGMA 50-500mmは海鳥にはいいのかもしれない。個体差はあるかもしれないが、青空バックの猛禽よりも背景がごちゃごちゃした海鳥の方がAFがききやすい。ほとんど合ってる。こういう情報はなかなか得られないと思うので参考にどうぞ。


2012年6月18日 (月)

朝日のあたる公園

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アカガシラサギ (Chinese Pond Heron / Ardeola bacchus)




6月ももう半分以上過ぎてしまいましたね。4月は気づいたら終わってて、5月はボイコットしてたら終わってて、6月は少しがんばろうかなと思いながらも大して何も変わってない。人生そんなものか。俺は何か生産的なことをやってるのだろうと度々思うが、あまり考えないほうがいいのかも。

先々週末は神様からのご褒美をもらいましたが、先週末はご奉仕でした。生産的なことはやってない。




そんなわけでアカガシラサギ。国内じゃないですが。


都会のど真ん中にある公園に最終日の朝に行ってみたが、そこの芝生には越冬していたと思われるアカガシラサギのほかにジャワハッカ、インドハッカ、チョウショウバトなどが餌を探しに来ていた。


個人的にはあまり撮ってなかったインドハッカを重点的に撮ってたが、今思えばアカガシラサギも真剣に撮っとけばよかったなあと思ったり。インドハッカは石垣島で結局場所がよくわからなかったり、時間がなかったりで見逃していたが、マレーシアで予想通りいっぱい見た。

アカガシラサギは思っていたよりもいい感じの写真が撮れるような条件だったんだと帰ってから気づいた。全く惜しいことをした。そういえばこのとき最後のライファーがいないかどうか三人で探そうとしていたから、カメラマンになりすぎてはいけないと言ってたんだった。まあでもたまにはカメラマンしてもいいよな(笑)



朝日のあたる公園の芝を闊歩するアカガシラサギ。いい画ではないですか。こういう雰囲気が好きだ。




2012年6月11日 (月)

太陽のカケラ

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チャノドコバシタイヨウチョウ (Brown-throated Sunbird / Anthreptes malacensis)



昨日は久しぶりにいい鳥見れました。初めて見る鳥はやはり心躍る。ただ一眼レフを修理中で、100%満足な写真は撮れなかった。ただ、双眼鏡やスコープでの観察に徹したので、初心に戻ったような感じがしてよかった。なんかやっぱファインダー越しよりもはっきりと割りと広い視野で見るといいですね。心臓が自然にドキドキしてきました。これだよ、これ!鳥見ってのは。



まだ昨日の写真は早いので、マレーシアでお茶を濁す。


タイヨウチョウの仲間は何種もいて、東南アジア各国にもいます。ただ、台湾にはいないのが若干不思議な気がする。なんででしょうね。ハナドリ、ゴシキドリとかはいるのに。

タイヨウチョウ類は小さく、すばしっこく、吸蜜時以外はなかなか止まらないし、見にくい。そして撮影しにくい。光沢を写真で出すのも難しい。


そんななかマトモな写真が撮れたのが本種。どこにでもいる普通種でライファーではなかったですが、よく見るとかなり美しい。ハナドリ類とは違ってあまり派手に鳴くことはないが、気づくと時折間近に来てくれることもある。そんなときは小さな体に宝石のような色彩が鮮やかに映ってなんとも幸せな気分になれる。


移動のために立ち寄った場所で昼食後にたまたま熱帯っぽい写真が撮れて満足なのであった。



2012年6月 6日 (水)

檸檬

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キビタキ (Narcissus Flycatcher / Ficedula narcissina)




昨年はキビタキ見ずに終わってしまいましたが、今年はなんとか見られました。先週末も見た。今思うと見なかったってのはよっぽど外出なかったんだなと思う。今よりももっと病んでたのかなあ。



こちらはGWに見た♂の若い個体。第一回夏羽ですかね。昼下がりの川沿いの林道に餌探しに来てました。きれいですね。



GWはキビタキを何回も見ましたが、一回早朝に見た個体は本当に美しかった。写真は感度を上げすぎていてざらざらでよくなかったですが、改めてキビタキの美しさを実感した。羽毛の一本一本が輝いていて、なんだかすごいものに見えた。早朝の光の弱い条件も相まったのかもしれない。腹部の黄色がかなり鮮やかだった。





キビタキというのは鳥を覚え始めた頃はかなり山にいるんだろうなと思っていたが、案外低地の林にも生息していることがそのうちわかった。実家近くの林で今の時期に鳴き声を聞いたのを覚えているが、ついに繁殖してるかまではわからんかった。アオバトはしているんだろうなとは予想していたが。



ヒタキと名前の付いている鳥の中ではFicedulaがダントツに好きだ。少し背中を寝かせてとまる様もいいし、なによりも反応良く俊敏に動くのがそそられる。敵に対する反応などがアグレッシブに感じる。オオルリなんかよりも生命力を感じるというか。写真は撮りにくくても、元気のいい鳥が好き。





2012年6月 3日 (日)

月日星

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サンコウチョウ (Japanese Paradise Flycatcher / Terpsiphone atrocaudata atrocaudata )




昨日今日と立て続けに違う場所でサンコウチョウを見た。有名ポイントではなく、人のいない所で見つけると嬉しい。湘南でも何気に結構繁殖してるかもね。


昨日の♂Ad.は撮り逃したが、今日は撮れた。やはり証拠というのは欲しいもんで。


ただ、今日の個体はいろいろとわからんかった。修行が足りない。尾羽の形状からしておそらく若鳥だと思ったのだが、別カット見るとAd.っぽく見えたりも。♂1Sあたりか♀Ad.なのは確かだが。


ただ、この時期に同じとこで数時間粘って♂Ad.が見れないし、一個体からしか鳴き声が聞こえなかったのはペアリングしてないのではないか?と思ったりする。♂若の繁殖に参加しない個体なのか、あぶれた個体なのかわからない。もし今日のが♀で近くで♂が抱卵してたらいいけど。それなら結構ディスターブしてしまったかな・・・。今は♂若だとにらんでいるが。



いた環境は結構意外な所かもしれないが、同じような環境が連続してあったら十分に繁殖できそう。ただ、範囲が狭い。残りは宅地化されたんだろうね。


しかし、いつからいたんだろう。前からいたなら、うちの連中が見つけててもいいんだけどなあ。ただ鳴き声知らないとキツそうなので、いまのこたちはびみょうかなあ^^;ホイホイホイ以外は結構ヒヨドリの鳴き声に若干似てたりするからねえ。




今日は暗い場所での撮影の練習をさせてもらった。まあ結論としてはISOは800以上は保って、SSは1/100以下にしないと色が潰れそう。見上げる形なら。どうしようもなかったらもっと厳しい条件にするか、どうしても証拠が欲しいなら一発必要だろうな。日本だとそこまで機会はないが、海外の熱帯雨林だとやはりそれ相応の撮り方が必要だと前回のマレーシアで痛感した。もっと練習しよう。




それにしても今までは鳴き声だけで姿までは難しくて諦めてたことも多かったけど、姿をかなりの確率で確認できるようになったというのは私にとって大きな進歩だなと改めて思った。


2012年6月 1日 (金)

幸せなキアゲハ

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キアゲハ (Old World Swallowtail / Papilio machaon hippocrates)





最近はレッチリばかり聴いてる。そしてヤル気がない。と言ってる間に6月になってしまった。まあぼちぼちやろうかな。

暇なんだか忙しいんだかよくわからないが、疲れる。




飛島でのひとコマ。春型の美しいキアゲハの♀がネギ坊主に吸蜜に来ていた。春型は特に眩しく感じる。鳥も人も特にいない三の畑。飛島の季節は少しづつ移り変わろうとしているのが肌で感じられた。クマバチもやたらいた。




昔、小学生のころ、夏休みの宿題だかで「幸せなキアゲハ」という題名で絵を書いて出したことがある。ヒャクニチソウで吸蜜している絵だったと思う。あのころは毎年絵画コンクールに出してはなんか微妙な立ち位置の賞をもらってたような気がする。決して金賞とか特賞とかではないが、佳作とか。おそらくオリジナリティがなかったんだろうなと思う。どっかの図鑑の写真を拝借して、テキトーにアレンジしたりとかして半ば気分転換に書いてたっけな。




大学に入ってからはサークルにいろいろとアーティストがいて別に僕の絵は誰にも評価されなかったが、学科ではうまいとかリアルとか言われたこともあった。単にリアルなだけで、センスや創造性はないと自分でも思うが、今でもスケッチがそこまで嫌いでなかったりする。



ただまあそれだけ。ヘタクソって言われるよりはマシかもしれないが、別に中途半端な才能ならなくても良かったんじゃないかと思う。たまに他人にいい格好できるぐらい。他に補完すべきところが山ほどあるってのにね・・・。




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