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2012年3月

2012年3月27日 (火)

春の海

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ウトウねぇ…。綺麗な顔になって、群れになってどこへ行くんだろうか。。





というわけで、体調がすぐれないです。風邪引いた。というか引かせてもらってる。けだるさに浸ってます。


久々の航路は大変でした。なかなか思うように見れず。春のこの時期に載るのは久々で、4,5年前のあの頃はまだ10代だった。



二つの大きな転換期に乗った名古屋苫小牧航路。


とりあえず双眼鏡一つ持って往復5日間の船旅に行ってみた。情報も鳥友も皆無だったあの頃、航路ならお手軽な旅ができると思った。


ウミオウムの当たり年だったあの年、確かに私も気仙沼沖で2羽のそれを見た。今だったらばっちりな写真が撮れたぐらいの距離にいたウミオウムの記憶がなんとも懐かしい。


そんななかエトロフウミスズメとコウミスズメの2種はなんともしっくりこない感じだった。どちらも「それっぽい」ものを見たに過ぎず、コウミスズメに至ってはおそらくはっきり見ていたと思うのに、買ったばかりのハンディ図鑑にあった明瞭な白い肩の白線がないというだけで、「ウミスズメsp.」にせざるをえなかった。後日、白線が明瞭に出ないときもあると知ったが、なんとも腑に落ちない気分だった…。






この時期になるとその苦い記憶がよみがえってきたものだが、南西諸島に行ったりしてなかなか時間的・金銭的余裕がないまま数年が経過。

そして今年。もし今年も乗らなかったら、たぶんしばらくは乗れないような気がしたので、けっこう前からその気ではいた。





昨年の混乱から一年が過ぎていろいろ思うところはあるが、東北の雪山と灯台をバックに群れ飛ぶエトロフウミスズメは震災前と変わらぬ春の海の情景を垣間見た気がして、嬉しかった。


残念ながらそういう趣のある写真は撮れなかったので、自分の頭の中に記憶としてとどめておきます。






ウトウもそうですけど、ウミスズメ類が群れで忙しく翼をばたつかせて海上を飛んでいく姿というのは独特の風情がある。写真ではなかなか表現できない。




2012年3月22日 (木)

LACEWING

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ベニハレギチョウ Malay Lacewing / Cethosia hypsea hypsina




腫瘍というのは深い。学ぶべきことはまだまだ。入り口にさえ至ってない。今年一年で少しは成長したいと思う。




とまあ、相変わらず充実した春休みを送っているわけですが、もうすぐ春休みも終わり。というわけで、そろそろ休憩。一ヶ月ぶりの鳥見です。一回ごとの鳥見がいちいちディープすぎますが、まあ僕もそういう段階なのだろう。



今日はちょうちょ。


もちろんマレーシアの。日本はまだ早い。

ベニハレギチョウというのは昨年ボルネオで基亜種を見逃していたので、見たかった種。まあ普通種ですが、美しい。ツマグロヒョウモンのような飛び方をするが、吸蜜のために止まると、そのド派手な模様にため息が出るだろう。

まあ、晴れ着とはよく言ったもんですね。



今回のマレーシアではシジミタテハ類、ワモン類、キシタアゲハ類、デリアス、ルリモンアゲハ?、オビモンアゲハ?などいくつかちょうちょも見たが、ほとんどまともに見れなかった。鳥に忙しかったというのが主な理由ですが、いつかのんびりちょうちょでも追っかけたいですね。こういう思いはどこへ行っても感じるのだが、まあ将来的にも無理なんだろうなと思う。おじいさんになって望遠レンズが持てなくなってからやっと出来る可能性が生まれそう・・・。

でも鳥の次に好きなので、余裕があればもちろん見ます。日本もコツバメとかが羽化するのが待ち遠しいですね。




2012年3月17日 (土)

時間が経つのが早い・・

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Poisonous Rock Frog / Odorrana hosii




頭痛いのはキシレンの吸い過ぎ?絶対良くないよなあ。世の中危険な薬品が多い。

暇よりも忙しい方がいいに決まってますが、なかなかうまく事が運ばないこともある。今日は狙い通りに組織が染まったから良しとしようか・・・。



まあ、研究室が忙しくて、なかなか・・。昨夜は木星と金星がきれいでしたが、それぐらい。天気よくてもずっと室内。体に良くないのはわかるが、仕方がない。


様々な化学薬品を使いながら病気を診断することにやっと面白さを感じるようになったが、たまには息抜きしないとね。一週間後とんぼ返りします。誰か乗ってないかなあ。それまではがんばろう。結果を待ってる人もいると思うと責任感じます。





ってなわけで、マレーシアのカエル。渓流にいた、10cmほどの大型のラナ系。美しい。種名はさっきわかりました。東南アジア一帯に分布するようです。毒あるんだろうね。へえ。



ある程度水の流れが写るように低シャッタースピードで撮った。感度は1000。一眼ならこういうのも楽に撮れるのはありがたい。



熱帯帰りたい・・・

2012年3月13日 (火)

夢のなかの木

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最近は減ったんですが、一時期鳥見に全然行けてなかった時、よく夢のなかで鳥見してました。


大体夢というのは支離滅裂で、夢のなかにいるときはかなり興奮してても、起きると「なんだ、今の??」ってなる。


例えば、ある一本の枯れ木にクマゲラとヤマショウビンとかが止まってて、みんなが騒いでる夢を見たことがあるんですが、まあ見たい鳥が一気に出ちゃうんでしょうね(笑)

で、やったーライフリスト4○○種目!さあて、フィールドノートに記録でも書くかってとこで目が覚める。





だいたいこんなもんですよ。みなさんも見たことありませんか?とんでもない鳥が同時に出ちゃってる夢。





で、そういうのに一歩でも近づくようにするためにはやはり海外に行かないといけないだろう。日本の珍鳥が普通に平和に暮らしているさまを見るのもいいもんである。


半島マレーシアではそういう「夢のような木」をいくつか見たが、組み合わせとしては日本の鳥屋さんに受けがいいのは今回載せた写真だと思う。あえて種名は書きませんが、なかなかいい木だと思いませんか?背中が紫のやつは全部で25±、全身テカってるやつは10±ぐらいはいて、一緒に行動してました。すばらすぃー混群。冬季限定ですが。



この木は実は大都会のど真ん中にあります。



コウライウグイスが呑気に巣材運びしてたり、アオショウビンが木のてっぺんで鳴いてたりする中、この光景が一番面白かった。そして最後に撮った鳥の写真でした。





はあ、もうすでに夏の海外遠征についていろいろ調べてるおいら、末期ですね・・・。予後不良。


2012年3月11日 (日)

緑青

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ロクショウヒタキ(Verditer Flycatcher / Eumyias thalassina




マレーシアから帰ってきてから10日ほど経ちましたが、相変わらずどこにも行けてません。大学に行ったら行ったでやることがあるもんで、ちょくちょく週末鳥見なんてのも最近はままならない。まあ、行くときは行く、行かないときは行かないというスタンスも悪くはないとは思いますが、こうなるとイヤーリストなんてのはとてもじゃないですけど数えられませんね。。個人的に今まで数えたことはないんですが、数えたら今年は国内はたぶん30種ぐらいなんじゃないすかね(笑)?ははは。それぐらい国内では鳥見してない。



銚子とか行きたいなあと思ってたりもしますが、なかなか。マイカーが欲しいっすね。だれか連れてってください^^;


最近はレンタカーを大学の近くで借りて何人かでどこかへ行くというようなことがなくなってしまったので、なかなか本州で鳥見ができない。私がそこそこ忙しくなったのに加え、一緒に行けるような人が減ってしまったのも一因。寂しいですが、時が経つにつれ、そういうのは変化するのでしょうがないかなあ。




ってなわけで、定期的に海外や離島に行くしかないわけで、今回もマレーシアに行ってきた。



トップ画像は日本の鳥屋さん垂涎のロクショウヒタキ。近年石垣島で記録されたので知ってる方も多いはず。まあ、海外では割りと普通種で、ヒマラヤ~インドシナにかけて広く分布してます。似ている種類にウスヒメアオヒタキがいますが、こちらは腹が白いし、なんとなくの印象が違う。色合いも若干違う。




この個体を見つけたときはウスヒメアオヒタキかな?とみんなで言ってましたが、おそらくロクショウヒタキの♀でいいかと思います。下尾筒の白い鱗模様は出るときもあるが、出ない時もあるみたい。ロクショウヒタキといえば、目の周りが黒いというイメージがあると思いますが、それはたぶん♂。こちらを参照。


♂ももちろん数個体観察しました。フレイザーズヒルでの観察頻度は季節により違うのだろうが、今回はそこまで多くなく、一箇所だけ数個体見られたところがありましたが、それ以外では別の場所で♂一個体のみ。多いという印象はなかった。数年前ポイントであったゴミ捨て場は消滅しているので、ひたすら歩いて探すしかないかも。バードウェーブに混じることはなかった。まあテレコムループがいいんじゃないかと。



私が行った時期は擦れてなくて綺麗な羽衣でした。たぶん繁殖期前~繁殖期がいいかと。秋~冬だと擦れているかもしれない。




にしてもこの写真を撮影した朝はかなり霧で、写真は??なものが多い。まあほぼ壊滅。このロクショウの写真ぐらいしかまともなものはないかも。


でも、今回は観察メインの同行者だった(お世話になりました。ありがとう!)ので、種数はかなり稼げたと思う。日本人の平均レベルは軽く超え、外国のとんでもない鳥屋さんの記録に少しは迫るぐらいの勢いだったと自負している。フレイザーズヒルだけで90種超。キテた。



鳥見って楽しいですね。そういうことを改めて思った旅でした。

2012年3月 4日 (日)

大洗~苫小牧航路 11/5後編

さて、今回のマレーシアや年末の台湾、さらには一年前のボルネオなどネタはふんだんにありすぎて困るぐらいなのですが、どうしてどうしてヤル気がない・・・。鳥見にはまり始めた頃から付けていたフィールドノートも書き込みがだいぶ前から止まっている。。


なかなか鳥見が終わってからの作業が億劫な今日この頃です。それに加えてこの天気。鬱陶しいったらありゃしない。




まあそんなことを言いつつも、昨年の大苫の最後の記事でも。復路の苫小牧→大洗の後編。






まだ朝の7:30。断続的に鳥は見られる状況。






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フルマカモメ。


近いがなかなかピントが来にくい鳥なのです。






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オオミズナギドリ。



ぼろぼろ。





そろそろ一段落。9時。






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今ココ。小川原湖沖のピークは過ぎ去った。






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おお、綺麗なM字斑!





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というわけでオオミズナギドリ。かなり綺麗な羽衣ですね。幼鳥でしょうか?





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よく見るとミナミオナガとの違いは一目瞭然ですが、遠かったり、ミナミオナガを想い続けていると、誤認するおそれはあると思います。気をつけましょう。







暇な海域が続き、もう11:30。






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漁船の横にはクロアシアホウドリの小群。






ブイの上にトウゾク系が止まっていたのでカメラを構えると、飛んだ。






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クロトウゾクカモメ。


おそらく成鳥。これなら私でも余裕で識別できます。船の上にいるときに確実にクロトウとわかったのはこの個体だけでした(´・ω・`)ショボーン








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飛び去る後ろ姿も少しスマート?







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今ココ。11:55。まさに被災地沖。複雑な気持ちです。







12:15。海獣が姿を現す。






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コビレゴンドウ。


でしょう。タッパナガ型だろうか。






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結構背びれの後ろ白いですね。





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尾びれ。





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こちらの個体は台形に近い形。






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かなり白い斑紋が目立つ。タッパナガでいいでしょう。







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結構な個体数いました。わかるだけでも5頭。ベタ凪だとイルカ・クジラは観察しやすいですね。







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なかなか見応えありました。このへんの海域では結構見るような気がします。









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写真が不鮮明で、どうしようもないですが、バランス的にクロトウか?と思っている。






12:40。まだそこそこの鳥がいる。






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フルマカモメ。


淡色型ぐらいか?なかなか存在感のある鳥です。飛び方はあまり特徴ないですが。








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ハイイロミズナギドリ。




こんなのも飛んでます。





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翼下面。典型的な感じか。







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幼鳥だろうか。かなりきれいな感じ。






まあ混じっていると言ってもかなり割合は少ないわけで。一応ボソナギやアカアシナギも確認しましたが、わかったのは各1羽ずつ。このグループ見るのはやはり6月がいいでしょう。









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なかなかかわいい。

ずんぐりむっくり。






お昼食べて2時過ぎ。鳥も少なく甲板でうつらうつらしていると。





聞き覚えのある鳴き声。





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タヒバリ。



こんな所で出会うとは。大変そうですね。







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このタヒバリ、何回も船に向かってくるが、降りたような雰囲気はなかった。降りたくても、甲板上空の空気の流れが早すぎて、うまく着地できなかったのかもしれない。と思った。私の存在を警戒していたのかもしれないが・・。








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10羽いました。






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クロアシアホウドリ。


たまにこういう鳥が通過するも数はかなり少なくなってきた。






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スズガモの群れ。




ここで14:30。薄いもやのような霧のようなものが海面を覆いだしたので、鳥見も終了。



というわけで福島沖はあまり見ていない。まあ真剣に見ても今まで出ていた鳥しかいなかっただろう。





いつもどおり、復路は締まりのない感じで終了。これが大苫。久々に乗って楽しかった。近々また乗ろうかと思っています。








2012年3月 3日 (土)

TROGON

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ズアカキヌバネドリ(Red-headed Trogon / Harpactes erythrocephalus




ちょっと贅沢なビールを呑んでいい気持ち。ふわふわしたときに聴くザ・スミスはさらによい。



特に忙しくはないが、やることはある今日この頃。さっきマレーシアでのリストをまとめたら確実に姿を見て同定できたのは186種でした。これに声のみ(10種)や同定できないが見た種(7±種)を含めると、だいたい200種前後はいきました。今までの遠征のなかで鳥的に最も濃かったと思う。同行者に恵まれたのも大きいと思う。ありがとうございました。




いろいろな経験をした9日間でした。やはり熱帯で鳥を見るのは刺激にもなるし、「鳥力」も付くと思う。バードウェーブ一つとっても日本とは種数が違うし、一箇所に生息する分類群も多い。こういうときに3人ぐらいで行動すると漏れも少なくなるのでいいことだと実感した。



ガイドは一日だけお願いしましたが、やはり実力のあるガイドは違うなあ・・と思いました。耳も目も比べ物にならないぐらい良い。ガイドの力がなければあと20種は少なかっただろう。







そんな中で自分たちだけで(事前に調べたり、現地で探したり)見つけれたもののなかで一番印象的だったのはなんといっても上のTrogonだ。





フレイザーズヒルの有名なトレイルで時間帯も若干計算しながら、ゆっくり歩き始めると「ピョ、ピョ、ピョ、ピョ」という声がしていた方向から大きめの真紅の鳥が動いた。




いたいた!



少しあっけなかったが、30分ほどの間に数個体観察・撮影できた。裏ワザも効果的であることがわかった。




ズアカキヌバネドリは広域分布種で最も普通にいるキヌバネドリの一種だが、私にとっての初Trogon。うれしさと感動を噛み締めながらシャッターを切った。





今回はいろいろあってPittaはまたお預けとなってしまったが、近いうちに初Pittaを拝みたいと思う。






暗い林床をうろちょろするBabblerを必死に見るのもいいが、やはりこういう美しくて大きい鳥の方が感動は大きいのは誰しもそうだろう。




今回の旅で少しは「本物の熱帯の鳥見」に近づけたと思う。今後もっと究めていきたい。






【28/Feb/2012, Fraser's Hill, Pahang, MALAYSIA】

2012年3月 2日 (金)

マレーシア行ってきました

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しばらくの間海外遠征に行ってました。放置してしまい申し訳ありませんでした。ぼちぼち再開していきます。



シカが電車に衝突しただの、人が転落しただのでひやひやしながらも終電で無事家にたどり着きました・・・。


最寄り駅を降りたら雪が路端に残っていて驚いたり。。まだまだ寒いんですね。地震も多いとか。熱帯から帰るといつもこんな感覚です。日本って・・(略)




今回は半島マレーシアに行きました。昨年ボルネオに行っていたのでそこまで新鮮味は感じませんでしたが、鳥は結構違っていて面白かったです。



昨年は予習0で挑んで、見事に大敗しましたが、今回は若干の予習をしていったので少しはマシでした。でもまだまだだと思いましたね。日本の鳥見が楽すぎるんだ。





写真はアオショウビン。道路脇のアブラヤシプランテーションの水路の杭に50m間隔でいるような普通種ですが、これだけ多くのショウビンが生息できるのはそれだけ多くの餌となる生き物が生息している証拠。近代化された環境にも熱帯の自然の豊かさを感じました。

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