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2011年10月 1日 (土)

おおちどり

もう10月になってしまい今年も残すところ3か月ですね。いつのまにか私もまた一つ歳を取り、免許の更新もありました。だいぶ秋めいてきて、今朝は家を出るとキンモクセイの香りが。モズも里に戻ってきてます。あと三週間後にはジョウビタキも来るかなあ。



相変わらず数年前のようなアクティブな鳥見はしてませんが、一週間前にいい鳥見てきました。情報がなくてわかりませんが、もうたぶんいなくなっていると思うのでアップしておきます。





最近日本の珍鳥はどれもこれもタイミングが悪くて見れていませんでしたが、今回はかなりいいタイミングだった。素晴らしすぎる。




ってなわけで、ポイントに行ってみると。






Dsc_5406_01 オオチドリ。


距離はかなりあるが、見れて嬉しかった。これを見たいがために春の与那国に2年連続で行ったんですが、ダメだったんです。いつか南牧場で夏羽を見たかったが、自衛隊うんぬんがあるので見れるとき来るのかなあ・・。




前日は10数羽いたそうだが、私の行ったときは成鳥5、幼鳥5(だと思う)でした。






Dsc_5418_01

ミミズゲットしますた(・ω・ )




Dsc_5422_01

んん、これは・・




Dsc_5423_01

ウマー(◎´∀`)


ってな感じでいろいろ食ってました。ケラとか直翅類(イナゴ系?)とか。手頃な大きさの餌はとりあえず手を出していたんじゃないかと思う。







Dsc_5752_01 コチドリとのツーショット。

距離があり、なかなか大きさの把握は難しかったが、コチドリに比べるとだいぶ大きい。

成鳥と思われる個体の中でも個体によって羽衣が違っていた。この個体は胸のバンドが若干残っている。






Dsc_5864_01

おそらく一番バンドが残っていた個体。






Dsc_5892_01 オオチドリ成鳥夏羽→冬羽。


上と同一個体。一番近くまで来た。これでもトリミングしてますが。


オオチドリ自体は条件によってはかなり寄れる鳥らしいですが、今回のように多くの人がいるとなかなか近くまでは来ない。餌を取るためにこちらの方へ来たいのだろうなとはわかるのですが、やはりこちらのカメラマン50人の威圧感は半端ないのだろう。度胸のある個体しか寄ってこない。



かなりスマートでかっこいい鳥だが、顔はなかなかかわいらしい。たまに鳴き声も聞こえた。人により違うと思いますが、私は図鑑通りの「チプ、チプ、チプ・・・」と聞こえました。なんというかヒヨコ(ニワトリの)の鳴き声を弱めたかのような感じ。一緒に観察した方のなかには「ピョッ、ピョッ、ピョッ・・・」というミサゴを弱めたかのような声だと表現されていた方も。要するにけっこうかわいらしい鳴き声ということですね(笑)







Dsc_5940_01 オオチドリ幼鳥。


コバシチドリに似てるなあ・・と思っていましたが、同属とされることもあるんですね。知りませんでした。どうりで似てるわけだ。この個体の顔はコモンシギに若干似ている。


幼鳥は体上面の羽縁がはっきりしていて、色合いもいかにも幼羽って感じです。







Dsc_5981_01 オオチドリ成鳥冬羽。


おそらくほぼ冬羽と思われる。眉斑も明瞭で、胸のバンドも消失。




ここまでが500㎜をつけた一眼レフで撮影。基本的に遠いのでデジスコも用意していた。デジスコでの画像もせっかくなので。



たまに「S5100デジスコ」という検索ワードが来ますが、以下数枚がED82+S5100という組み合わせで撮影した画像です。参考になるかわかりませんが、曇り、距離遠い、コントラスト弱いという条件下での撮影です。トリミングや撮影時のカメラ側でのズームはしています。






Dscn8231_01 幼鳥と成鳥。


基本的にざらざらしているが、焦点距離が長いので場合によっては一眼よりも証拠を残せることもあるかもしれない。





Dscn8244_01 幼鳥。


今までならかなり満足画像ですが、今となっては色の再現性に??が付いてしまう。ほんとにわずかな差なんだが、一眼で撮った画像の方が自然に見える。






Dscn8252_01

光線状態によるものか、撮影機材によるものか、露出によるものかわからないが、成鳥の上面がオリーブ色味を帯びて写っている。要するにコントラストが強いのかな。じゃあカメラの設定か?






Dscn8258_01

幼鳥でも姿勢やアングルによって印象が異なる。




Dscn8272_01

あぼーん。やはりこういう条件下では立体的になるだけでも写り方が違ってくる。






私のデジスコ装備では所詮証拠程度の画像しか得られませんが、某社の部品でコーディネートするとかなりシャープに写るようですし、やはりお金をかけると違うんじゃないでしょうか。カメラのズームなしでケラレない組み合わせだと、比較的安価でいい画質を得られるのもあると思います。スコープとカメラの相性もあるでしょうね。

私のでは2段階ぐらいズームしないとケラレるので、どうしても暗い、遠い条件だと画質が荒れてしまう。



デジスコの方も一眼顔負けの写真を撮られている方もおられますが、私はやはり一眼レフのほうが数倍撮影チャンスがあり、モノにできる確率も数倍高い、機動性もあるということで水辺での探鳥時以外はもう三脚は担がないことにしました。先日一眼+デジスコで数時間歩きまわりましたが、かなりきつかったっす・・・。




はい、デジスコ画像終わり。参考になりましたでしょうか。







で、何の拍子か知らないが、飛んでしまった。決定的瞬間は逃した。くそー。





Dsc_6001_01

翼帯はこの写真では明瞭に見えるが、これはブレによるもの。





Dsc_6002_01

とりあえず、翼下面の証拠はおさえた。これでニシオオチドリ(Caspian Plover / Charadrius asiaticus)は否定できる。


本種(Oriental Plover / Charadrius veredus)の翼下面はこの通り淡い黒褐色。図鑑などのイラストでは一面黒褐色で描かれることが多いが、この通り脇羽や下大雨覆、下小雨覆付近が黒褐色で、下中雨覆付近は淡色であるとわかった。まあ個体によるものかもしれないし、離れていたら一様に見えるかもしれないが。


で、ニシオオチドリはこの部分がきれいに白になるらしい。

ってなわけで、やはりキチガイ鳥屋を自称しているならば翼下面の確認は不可欠なわけです。それ以外にも大きさ、脚の長さおよび色、体型、顔、地鳴き等も違うようですが。





Dsc_6003_01

この写真からはもう一つのポイントも。

2枚上の写真では翼帯が明瞭に出ていたが、本来はこの程度。ああ、翼帯一応あるんですねーってな感じ。

それに対し、ニシオオチドリではP1~P5あたりの基部の白が広く、明瞭に翼帯が見えるらしい。



それにしても尾羽先端の白斑がきれいですねえ。ああ、この辺ピン合ってたらなあ・・。





Dsc_6011_01

ああ、下面見事な灰色だわ( ´・ω・`)。あと、尾羽から足指が出てるのがわかりますね。





Dsc_6025_01

あららあんな遠くに。合焦したのはこんなに離れてから・・・








Dsc_6025__01

上の拡大。一眼すばらすぃーね。早く航路やりたい。


こんだけ撮れたらニシオオチドリとの識別も完璧ですよ。ってか、下面白だったら超目立つでしょうね。見てみたいものだ。







さて、今回はやる気のある方達と御一緒だったのでさっそく降りた地点へ。





Dsc_6074_01

うへー遠い。




Dsc_6094_01 間接頭掻き掻き。


縮こまっているせいかさっきとだいぶ印象が違う。それにしても似たような環境に降り立った所を見ると、やはりこんな場所が好きなんだろう。すこし勉強になった。繁殖地のステップや礫砂漠や低茎草地はこんな感じなんだろうか。モンゴル行きたいなあ。







粘ったら近くまで寄ってきてうはうはになるやろって感じで待つが、そのうち後ろの車のひとがしびれを切らして出てきてしまった。そらないでー、おばちゃーん!( ´;ω;`)という心の声も空しく、また飛んだ。さいならー。





Dsc_6116__01

またしても飛び立ちはゲットできず、しばらくしてからピン来てた・・



さっきの写真からはわからなかったが、最外側初列風切の羽軸が白いので目立っている。タシギ的な。タシギ以外でもあるかな。



初めの場所に戻ったみたいだが、もう条件は変わらないだろうということで撤退。いろいろ勉強にもなったし、なにより久々の国内ライファーでした。めでたい。




お世話になったMさん、Hさん、Oさんありがとうございましたヽ(´▽`)/



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