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2011年9月25日 (日)

台湾 8/18後編

おとといは久しぶりに国内で初見でした。5ヶ月ぶり。いやはやなかなか増えませんな。今八重山行くといくつか増えそうだが・・・。日本産なら結構増えてるような気がしますが、国内となると。。

検索ワードも昨日あたりから増えてきて、まだまだアツイのでまだ記事にはしませんが、おいおい。写真はそこそこですが、腐っちゃうほど存在する単なるカメラマンブログとの差別化を図るために、少しは鳥屋っぽく書こうかな。



さて世の中は秋の渡りに突入してますが、台湾のはなしでも。




8/18のまだ午前中@阿里山。



朝の採餌のピークは過ぎたが、まだ歩きまわる。ホテル近くでやけに鳥が多いところを見つけた。ヤブドリの巣窟みたい。




Dsc_3912_01 ヤブドリ(Liocichla steerii / Steere's Liocichla)

暇なので学名、英名書いてみましたが、英名がそのまんますぎてね。






Dsc_3917_01 キンバネホイビイ(Garrulax morrisonianus / White-whiskered Laughingthrush)


学名とか書くと確実に海外からのアクセス増えるんですが、なかなか変換するのめんどくて。


一緒に採餌などしているようだ。座って見ていると近くまで寄ってくる。かわいい。この正面顔は成鳥。





Dsc_3929_01

こっち向いてるのが幼鳥。幼鳥とわかった経緯はあとで。

まあ、この画像からも餌をねだって翼を震わして親鳥に促しているのがわかると思います。そのために翼が若干開閉してます。






Dsc_3947_01 キンバネホイビイ幼鳥。


近すぎた。これはピント合ってて欲しかったが、ダメだった。わざと出してるわけでは無くて、これしか撮れなかった。


この個体は前回の記事の幼鳥よりも換羽がすすんでいるのか灰色味が出てきている。幼羽→第一回冬羽なのかも。成鳥は雌雄同色だろうという前提で話を進めてますが、まあ違うなら図鑑にもそう書いてるだろう、たぶん。




幼・成ではいろいろと違いますが、幼鳥は頭頂のごま塩斑が弱く、脇~下腹の灰色味がなく、雨覆も灰色ではなく、眉斑や顎線はバフ色で、要するに茶色っぽい。それだけ。






Dsc_3954_01 成鳥。


成鳥の方がお上品な感じ。





Dsc_3958_01 タイワンリス。


低地~山地まで幅広く分布してるみたいです。

動きは素早く、撮影は意外と難しい。ゲコゲコという声はよく聞きますが。






Dsc_3961_01

近くまで寄ってきたが、この後シャッター音に驚いて逃げてしまった。オレはこのシャッター音割と好きなんだが、どうもよくないみたい。


鳥よりも哺乳類の方がシャッター音に敏感な気がする。昨日もイタチの幼獣がすぐそばまで来たのにシャッター音で逃げちゃった。公開はできませんが。






Dsc_3967_01


これがその写真。このあと左の個体が餌もらってた。求愛給餌ではないような気がしたので親子だと判断した。まあたぶん合ってる。







さて、観光客が大量にいるなか、林内の散策路を歩く。鳥は基本的にあまりいない。怪しい鳥がいたと思ったらヤブドリだったりとか。




池のほとりの木道を歩いていると上の方から「テュルリ、テュルリ」みたいな鳴き声。





Dsc_3988_01 チャバラオオルリ幼鳥。


図鑑には載ってなかったが、この体型の鳥を台湾で見たならチャバラオオルリで間違いないだろう。




Dsc_3998_01

同じく。


♀成鳥らしき個体も見たのだが、撮影はできなかった。鳴いていたのはこの幼鳥では無くて、







Dsc_4003_01 チャバラオオルリ(Niltava vivida / Vivid Niltava)♂成鳥。


補正かけまくってますが、なんとか青いのはわかるかな。青がわかるのはあとで。



調べてて思ったんですが、これ図鑑通りに同定したらコチャバラオオルリ(Niltava sundara / Rufous-bellied Niltava)ですって!!

画像検索かけてみたら台湾のやつはどの写真もこのタイプですが、決定的に違うはずの喉の色が図鑑と全然違う。




そもそもNiltavaの仲間で腹がオレンジなのはフーキェンアオヒタキ(N. davidi / Fujian Niltava)、コチャバラオオルリ(N. sundara / Rufous-bellied Niltava)、スマトラアオヒタキ(N. sumatrana / Rufous-vented Niltava)、チャバラオオルリ(N. vivida / Vivid Niltava)あたりがいる。どの種もぱっと見では同じ種にしか見えないが、若干違うそう。


で、台湾にはチャバラオオルリの基亜種N. v. vividaが分布するとされ、Taiwan Niltavaとされることもある。




でもですね、図鑑のイラストはチャバラは喉までオレンジが行くのに対して、台湾で実際に撮影されている個体はどれも黒っぽい。フーキェンの喉は黒ですが、下腹が白っぽいので削除できる。


となると、喉が黒い他の種はスマトラかコチャバラになるわけですが、台湾で撮影されている個体は水色のショルダーパッチが写っているのがネットにあった。じゃあ、コチャバラですよ、やはり(笑)





この辺のはなしに詳しい方がいればぜひともお話を聞きたいところです。ほんと謎ですよ。






Dsc_4023_01

東南アジアで幼鳥なんか見つけても同定は無理っすね・・





Dsc_4045_01 チャバラオオルリ♂成鳥。


遠いですが、さっきの写真よりはわかりやすい。なかなかきれいな種で、日本でも記録があるようだが、識別は慎重にしたいところ。






で、池の水面を覗いて、なんかいないかなあ~と見てみると・・




Dsc_4051_01 ミカドキジ♀(成鳥?)



どひゃー、やっぱいることはいるんだ( Д) ゚ ゚


しかしまあ生きてるのと死んでいるのでは全く気分が違いますよ。生きてたらなあ。。いつ死んだんだろ。ずっと粘ってたら様子見に♂とか来ないかなあなんて思ってもみましたが、なかなか。霧の中歩きまくれば見れるかも知れませんが、今回は霧はほぼなかった。


少しだけ頂戴したいものがありましたが、あまりにも観光客が多かったので。しかしまあだれも気付いていない。



いつか的を絞って生体に会いに行きたい。そのうち行こう。






ほんと人が多いので少なそうな所へ行くことに。



途中の池には




Dsc_4071_01 ルリボシヤンマの類?


まだ同定していません。やろうと思えばできる気がしなくもない。図鑑はないのでネットで。






Dsc_4090_01 ヤゴ。

たぶん同じ種のヤゴだと思う。魚みたいに泳いでた。





もう少しいい飛翔写真撮りたかったが、あまりにも多くの人の視線がイタイので、やむなく撤退・・。



普通の観光地なんです、ここは。避暑地。国内からも大陸からも来るみたい。上高地的な。







Dsc_4099_01 ミヤマシロオビヒカゲ(Lethe insana formosana) ♂。


ヒマラヤ~中国にかけて帯状に広く分布するらしく、台湾では1200~3000mぐらいの標高に産するらしい。高山蝶といってもいいらしいです。

池の対岸だったので写真が酷いですが、同定はできた。






沼平へ。ここはツアーのコースにはなってないらしく、そこまで人は多くない。いることはいますが。





Dsc_4110_01 ヤブドリ。


ヒメヒオウギズイセンが若干下ならもう少しよかったんですけど。鳴いてます。






Dsc_4115_01 ヒメアマツバメ。


低地にも山地にもいるらしい。クロビタイハリオアマツバメはさすがにいなかった。ひそかに狙ってたが・・





Dsc_4126_01 アリサンヒタキ?幼鳥。


幼鳥なのでなんとも言えないですが、アリサンヒタキかなと思いました。




Dsc_4128_01

幼鳥というのはなかなか難しいです。図鑑に載ってないのでJizzしか当てにならないが、海外だとなかなか。






Dsc_4135_01 カンムリチメドリ。


なんかIOCのリストではメジロ科に移行とか・・。

もう別にどうでもよろしい。悪いがぼくは毎年のように変わることに付いていくほど暇ではないのだ。DNAだけでなく形態も軽視すべきではないと思う。AGCTだけとか味気ないよ。生き物屋のやる仕事じゃないっすよね。





このあと、昼ごはん食べて、一休みしたら急に疲れをおぼえて、寝た。天気は昨日の方が酷かったので出歩けばさらにいろいろ見れたかもしれないが。




17時ごろまた外に出た。




Dsc_4154_01

スジクワガタ?

真剣に調べてないのでなんとも。





このあと少し鳥を見るが、新しいのはいない。もう見やすいのは全部見てしまったのかも。明日は阿里山最終日で、8時30分までしか見れない。あと見たいのはアリサンチメドリ、シロクロヒタキだが見れるかなあ。って感じでこの日は終了。





Dsc_4174_01

きれいな夕日でした。



台湾はあと2日。記事はあと3件くらいで終わり。

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