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2011年9月20日 (火)

台湾 8/18前編

諸事情により海外計画潰えました・・・。まあ休んだら若干ばちが当たりそうなイベントを休んでいく予定だったのでまあいっかと思ってますが。前期の成績いつも通りで安心したし。次の海外は来年になりそうです。

そんな感じであるのと、意外にも暇人であることがわかったので久々の島に行くかもしれません。そして超久々の船に乗るかもしれませぬ。個体数多い時期らしいので目標が見れなくても「3万ドブに捨てたわ(´Д⊂グスン」にはならないと思う、たぶん。今ならコアホウばっちり写真でもだいぶ嬉しい気持ちになれる自信がある。海鳥欠乏症になって久しい・・・


てなわけで今年の残りは日本で鳥見ようと思います。もうすでに一ヶ月くらいカメラ触れてませんが。





さて、台湾。帰ってきてからの方がすごいなあと思っております。鳥もそうですが、他の生き物の日本との違いがありすぎて感動する。東南アジアの最北端にあたるような土地が日本からわずかな距離にあるのが驚き。毎年行きたい勢いだ。




8/18は祝山に御来光を見に行こうということで暗い中出発。阿里山鉄道が不通なので徒歩でしか行けなかった。4時半ごろ出ていく。


おもしろげなフクロウ類とかいないかなと探しますが、なにもいない。それよりも私たちの他にも結構な人が歩いていたのにはびっくりした。まあ確かに普通の人にしてみたら鉄道もサクラもないのに、御来光も見ないで帰るのは何しに来たかわかりませんからね。そういう観光地らしいです。





で、5:40ごろ日の出。雲海も若干あった。なかなかきれい。




Dsc_3498_01

富士山からの御来光を見るということに感覚的には似ているのだろう。





付近は灯りが若干あり、ヤブドリはガを食いに来ていた。




御来光も無事に拝めたので私は鳥見。ホテルまで遠回りコースで下ります。誰もいない。



Dsc_3504_01

ヤマハハコ属の一種?


同定する気はあまりない。すまん。






途中チメドリ(ただチメドリ。ただアジサシ的な。ややこしい。)を見たりするも写真暗すぎて撮れず。双眼鏡で捉えるのがやっとだった。地鳴きからも間違いないと思われるが。キンバネホイビイやウチダウソ、タカサゴマシコなども見られた。


かなり歩いたが、目新しいのがいなかった。で、途中左にそれる林道があったので入ってみる。あまり鳥屋は来ないだろう、こんなとこ。ホテルからも超遠いし。


で、歩くとキンバネホイビイが走り回ってたりして楽しい。鳥はそこそこいそうだ。




Dsc_3517_01 ミヤマウグイス。


確かcallはチョウセンウグイス的だった。下面に黄色味もある。





Dsc_3536_01 アリサンヒタキ♂。

見れたはいいが、アングルもピンも残念。若干マシな写真翌日撮りましたが、まあへちょい。


この時点で警戒心が強く、シャイで、朝ぐらいしか開けたところには出てこない個体数も控え目な鳥なんだと気付いた。あまりにも有名なんで、行く前はもっとアホみたいに見れるんやろと思ってたが、どうもそうではないらしい。時期にもよるかもしれないが。冬なら割合に見やすいのかもしれない。





Dsc_3586_01 シマドリ。


近縁種が東南アジアやヒマラヤに分布するが、本種は台湾固有種。英名もそのまんまTaiwan Barwing。行動はLaughingthrush と Babbler の中間のような印象を受けたが、おとなしめ。あ、いたわって感じだった。




ヅィッ、ヅィッというボルネオで聞いたようなcallがしたと思ったら、






Dsc_3601_01 ハナドリ♂。


これは何気に嬉しかった。あまり見たという人を聞かなかったもんで。台湾以外にも分布しますが、台湾亜種Dicaeum ignipectum formosum の♂は喉の赤が他の亜種よりも上までいってる。♀はアオハナドリとの識別が怪しいですが、♂ならすぐにわかる。地鳴きはハナドリ類っぽい典型的な感じ。一度聞いたら忘れない。

胸の黒い線がチャームポイント。ぎりぎりわかるかな。





Dsc_3615_01


ド逆光&木立の中だったのであまり考えずに撮ったら、ひどいことになってた・・。補正かけまくってこれ。これでもだいぶ不自然。


もう、もどかしいのでストロボかましたほうがいいんだろうなと思うが、まだ外部は買わない。そのうち買うような気もします。


補正して識別できるのならまあセーフなんですが、色とかちゃんと残したいです。



2羽ぐらいいたような気もするが、いずれにせよこのとき以外見ることはなかった。変な道入った甲斐があった。





Dsc_3634_01 ミヤマウグイス(おそらく)

これがムジセッカみたいなcallを発してたので、もしや?と思ったのだが、タイワンコウグイスではないだろう。むしろcallだけならミヤマウグイスのほうが近い。

口角付近が黄色なので幼鳥かもしれない。幼鳥だからすこし違った鳴き方をしていた可能性もある。あとで載せますが、似たシチュエーションがあった。






Dsc_3643_01

よくわからないリス。同定してみてもいいですよ。


Sundasciurus属か?と思ったが、まあわからん。ボルネオに似たようなのいた気がする。


それにしても、ホントに日本と違う種がいすぎる。感動する。東南アジアの最北端、ヒマラヤ~中国の山脈の最東端なのだ。そんでもって日本との共通種もいる。やばいでしょ、台湾。フォルモサとはよく言ったものだ。






Dsc_3647_01 メジロチメドリ。


図鑑よりはかわいい。案外騒がしい鋭い声で鳴く。低山地にも分布します。






Dsc_3678_01 ズアカチメドリ。

これも、よくある分布様式だが、台湾亜種Stachyris ruficeps praecognita はヒマラヤなんかの亜種よりも黄色とオレンジが鮮やかでコントラストが明瞭で、かんたんな話、きれい。

そこまで多くは見かけなかった。沼平公園でも一回見たが少ない。大体混群に入ってた。動きが素早く、これこそ一眼じゃないと追うのは難しいと思われる。






Dsc_3688_01 アリサンヒタキ。


あまりにも悪条件だったんでコントラスト下げてます。

翌日は同じような羽衣の個体をもっといい条件で撮ったのでそのときでもいいんですが、今でもいいや。

当初♀だと思ってたんですが、はっきりいってあまりわからない。♂の幼鳥の可能性もあります。ただキクチヒタキではないと思います。





大体いる鳥は見れたような気がしたので戻ることに。朝の採餌の時間と重なったみたいでいろいろ見れて良かった。





もとの暗い、針葉樹の道に戻ると特には何もおらず、ヤブドリやニイタカキクイタダキくらい。終盤にさしかかったころ、変なcallに遭遇。

タカサゴミソサザイに声の調子は似ているが、声質が若干異なる。言葉では表現できないし、忘れたが、とにかく昨日聞いたタカサゴミソサザイとは違った。


で、ちょこまか動く影が見えたので真っ暗だが、とりあえず撮影。


帰って補正すると、




Dsc_3703_01


むむむ、これはタカサゴミソサザイ幼鳥くさい。例の図鑑にはPigmyの幼鳥しか載ってないが、まあ似たようなもんだろう。体色は一様な感じでコントラストなし、斑なし。




ストロボ焚けばもうすこし見れる画像が得られただろうが、これまたぎり識別にはセーフ。補正の限界もFZのときとは比べ物にならない。


この一件があって、幼鳥ならcallが若干違うんだろうなとわかったわけです。まあ日本でも経験することもありますが。







さて、宿舎とかが見えて、林道終わり。まだまだ見れてない種も多いが、成果もあった。で、なんかの宿舎的な横を通ると、その壁に・・・おお、なんと!

ってことでいい感じのとこに移動してもらってと。





Dsc_3746_01_2 ハグルマヤママユ(Loepa katinka formosensis)。


やりました!ついに。憧れだったんですよ。長年の。あとはクロウスタビガを見たひ。


マクロレンズ持ってなかったのが残念ですが、長玉でがんばりました。日本亜種L. k. sakaei とは内横線の内側が紅色な点で明確に区別できる(赤い歯車模様のところが日本産亜種では黒い。日本の方が形態的には珍しいのだ。)。他の亜種も全部そうなのかな?


東南アジアに広く分布し、いつかは見てみたいなあと思ってました。いつか日本でも見てみたい。


そのうち翅をばたつかせて体温上げてどっか飛んでいっちゃいました。


他にもアングル変えて撮りましたが、レンズがまあアレなんで大したことはない。こんなもんで勘弁してくだされ。いやあマクロとストロボやっぱ欲しい。




ハグルマヤママユに満足して、るんるん気分でホテルへ。食べないでいいやと思ってたが、一服入れるために朝食を食べに行った。素朴な粥と薬味とお茶だが、こういうのが朝はいいし、体もあったまる。鳥見ばかりしてると忘れるが、飯もやはり旅には欠かせない。



さっさと食べ終えて、また鳥見。




ホテル前の電線にあらま。




Dsc_3798_01 キンバネホイビイ成鳥。




近くには



Dsc_3809_01 キンバネホイビイ幼鳥。


なんで幼鳥とわかったかはまた次回。図鑑には特に記述もイラストもないが、幼鳥は成鳥とは明瞭に異なる。雨覆付近の模様が違うほか、眉斑と顎線が白色ではなくバフ色。


この写真は顔のアングルはわざと可愛くないのを選んでるが(失礼)、何気に気に入ってる。思うにシグマレンズで、キタ!ってときの描写はこんな感じの発色をすると思う。きらいではない。




Dsc_3813_01

別カット拡大。


最初のが500mmノートリ。まあだいぶ近かった。

しかしまあ、この解像度・・・。純正レンズには劣るのは仕方ないが、決まったときはいい仕事してくれます。これからの課題はこういう写真を確実におさえることですね。結果識別材料にもなる。






さて、時間も経ってしまったので、朝の活発さは無くなってしまった。明日の朝はホテル周辺にしよう。まだ見ていない鳥がいる。



で、東屋で休憩しながらも梅園のほうへ。




Dsc_3880_01 ミヤマビタキ(幼鳥、成鳥)。


時期的なものなのかこんな光景がいくつか。巣立ってあまり時間は経ってないようで、餌は親鳥任せ。





Dsc_3882_01 ミヤマビタキ成鳥。


撮影チャンスは多いが、いい感じの光のところにはあまり来ない。サメビタキにやはり似てる。色はまあとんでもなくきれいですが。





Dsc_3891_01 ヒガラ。

台湾亜種Periparus ater ptilosus は冠羽がとんでもないことになってるのだが、あいにくわかるカットは撮れず。うーん残念。





暇なんでミヤマビタキが給餌する決定的瞬間を狙おうとするが、なかなか来ない。そのうちワンコが来た。


Dsc_3896_01

私が何をそんなに真剣に見ているのか気になるご様子の女の子のワンちゃん。



まあさっきから付いてきてたのですが、あまりに私がかまってくれないのが不満なのか、ミヤマビタキを蹴散らしてくれた(A;´・ω・)アセアセ



まあかわいいし、毛並みもちゃんとしてるし、飼われているのは明白だし、病気も大丈夫でしょうけど、なんかあまりいい子いい子する気になれず・・。はあ、知識が中途半端にあると悲しいです。それを超えるぐらいのものが欲しい。次行ったときまだ生きてたら可愛がってあげようと思う。




このいぬは下の方のレストランで大事に飼われていて、昼間はひとりで散歩して誰かに付いていくのが日課なようです。寂しいのかなと思いきや、この日の夜にレストラン入ったらいて、ああそういうことかいなと納得しました(笑)



一応、イヌも好きですよ。ネコもね。命あるものみな好きです。







で、結局ミヤマビタキのひなひなはこんなカットしか。



Dsc_3900_01

はあ、眠い・・・。ってな感じ。





Dsc_3907_01 ヒメヒオウギズイセン(かと)



たぶんジギタリスと同じくヨーロッパ→日本→台湾のルートで来た元園芸種かと思います。いたるところで花を咲かせていました。けっこうきれいですよね。




中途半端ですが、ここで切ります。後編に続く。

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