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2011年9月 8日 (木)

台湾 8/17後編

さて、早くも次の海外逃亡計画を立てた。気付いたらハジロナギとかミナミオナガとかまあいいかなと思ってるワタクシ・・・。水戸まで電車乗るのダルいんだよね、ぶっちゃけ。秋に向けての日本の鳥は・・・、久しぶりにサシバとハチクマの渡りが見たいなあ。そんな感じっす。でも行けたとしても1日だけかなあ。飛島も行きたいのは山々なんですが、今期は例の3連休が2連休しかないので欠航とかを考えると足が遠のいてしまう。。飛島は来年のGWには行きたいが、まあ海外にハマりだすとわからないというのが正直なところ。


今は燃油サーチャージとかが以前に比べ高いんで、資金はそこまで安くはあがりませんが、英語&パスポートOKなひとなら、ぜってー海外の方がいいから!いろんな経験できるし。


すっかり海外かぶれしてますが、日常生活がクソみたいにつまらん私にはこれっきゃ活力源がないのです。こうなってしまった自分を情けなく思う時もありますが、そんなこと思ってくよくよしてる暇あったら自分専用のやり方で元気出した方がまだいいというもの。




そんなわけで台湾実質初日の後編。場所はまだ玉山塔塔加。




帰ろうとすると最後の鳥に出会った。



Dsc_3224_01

素敵な感じのところにいますが、うーん、これはどっちだろ?





Dsc_3235_01

どっちっていうのはアリサンヒタキかキクチヒタキのどっちだろうって話。callは発しなかった。




Dsc_3240_01

眉斑は結構長い。そして背面は青味がかっている。





Dsc_3247_01

喉は黄色味がかり、眉斑は比較的幅広く、目先からスタートしている。下面は一様に黄色味があり、尻周辺は白っぽい。



ぼくは今のところキクチヒタキ♂幼鳥(若鳥?)が濃厚かなとおもっていますが、いかがでしょうか?私はこう思いますけどというコメント頂けると嬉しいです。



似た羽衣をしたアリサンヒタキ♀成鳥は背面に青色味があることと、眉斑が太いことから違うかなあと。アリサンヒタキ♂幼鳥なら喉がもう少し暗色で、下面の黄色味は胸周辺に限局するのではないかと思いました。


ただ、尻周辺が白っぽいのは引っかかる点ではあります。。

やはり決め手は背面の青色味な感じなんですが、どこまで通用するのか不明。




Dsc_3252_01

白いのがやはり気になるが、まあそこまで絶対というものでもないような気がする。


そのうちさよならしてしまった。むむむ、いつかばりばりのキクチヒタキ♂成鳥を見てみたいもんだ。





Dsc_3256_01

ヒロバネヒナバッタに近い種だろうか。





さて帰る。



Dsc_3263_01 玉山(3952m)。

かつての新高山。ニイタカヤマノボレ。頂上付近はガレ場っぽくなっているのが見えるがどうなんだろう。






阿里山のほうへ戻ると昼食を食べた。魯肉飯とかビーフンとかなんかの麺とか。まあやはり美味い。昼食後、いったんホテルに戻るが、すでにあたりは雨模様。


すこし休んだのち、今日は一応雨の中歩くことにする。



Dsc_3281_01 ゴジュウカラ(亜種Sitta europaea sinensis)


きわめて酷い、まさに証拠写真ですが、台湾のゴジュウカラはこんなに色が濃い。上面も下面も濃い。




沼平公園がイマイチなんで、木蓮園まで足を伸ばす。途中ヤエヤマアオガエルみたいな鳴き声が池から聞こえた。モルトレヒトアオガエルだろうか。残念ながら見つけられそうになさそうなとこから聞こえた。あの声を聞くと八重山に行きたくなってしまう。そういう人は多いだろう。





階段を降り終えると「ジューーー」と一声。お、いたか!と思うが、暗い・・・。




Dsc_3283_01 タカサゴミソサザイ。



補正をだいぶかけたらこんな感じ。まあ撮れただけいいが、これじゃあねえ(笑)

今回は著者が著名なスプリッターである、BIRDS OF EAST ASIAを使用しているので、本種はTaiwan Wren-Babblerとなるが、その場合台湾固有種となる。従来はPygmy Wren-Babblerの亜種だった。


この図鑑は英語だし、入手もしやすく安価でそこそこ使えるんですが、リュウキビやイシガキシジュウカラまでもスプリットされているのでそこは留意しておくほうがいいかも。なにかにつけこの図鑑を話題にするひとがいますが、私は一つの説であると考えたい。今後リュウキビなどが種に格上げされる可能性ももちろんあるので彼の説を基本的に尊重したいと思いますが。

台湾の図鑑は数種類入手できますが、中国語であったり、高かったり。一番掲載種数が多い図鑑なんかきわめて間違いが多く(この図鑑のシリーズはどれもそうな気がする)、コスズガモ♂Adをスズガモといって載せてる始末・・・。マニアが見れば間違いがぼろぼろ出てくるシロモノです。騙されないように!!



そんなわけで英語が問題なくわかるなら私は台湾用の図鑑はBIRDS OF EAST ASIAをお勧めします。何気に台湾で記録されたのは全部載ってる。最近記録されたような迷鳥は知りませんが。




話が脱線しましたんで戻します。




Dsc_3311_01 カワビタキ。


台湾亜種Rhyacornis fuliginosa affinisは♀成鳥は大雨覆・中雨覆の先端の白斑は見られないらしいので、この個体は♀若鳥だろうか。基亜種なら成鳥としてOKだろう。


何年か前に下関に出たのが懐かしいですが、なんで来たんだか。

♂は今回縁がなかった。また次回。





Dsc_3338_01 ヤブドリ。


台湾固有種。たしかに藪が好きだったかも。他の種も大抵好きだが。

行く前はどんな種がどれくらい見れるのかわからなかったが、この鳥だけはいっぱいいた。ただ、鳴き声が多彩なので、慣れるのに時間がかかった。とんでもないきちゃないcallを発するかと思えば、すごく美しいsongも聴くことができた。なんだこのきれいな囀りはと思ったら本種だったことが数回(笑)。

基本的に動きも姿もかわいらしい鳥です。






ミミジロチメドリやキンバネホイビイもいたが、写真撮れず。キンバネホイビイここにもいますね・・・。まあ時期とかあるんでしょう。





Probably_rana_sauteri Rana sauteri 

Rana longicrusとだいぶ悩みましたが、結局良く分からず。勘で・・・。

なんか明確な同定ポイントないような気がするんだが。まあどちらも普通に見られるっぽいが。標高もあまり関係ないみたい。本種なら和名はタイワンアカガエルあたりが妥当でしょうね。こんな2300mもあるところにもアカガエルがいるんですね。







ホテル付近に戻る。雨はあがった。




Dsc_3349_01

あらかわいい。




Dsc_3372_01 カンムリチメドリ。


これも台湾固有種。Taiwan Yuhinaというが、Yuhinaというのはたぶん囀りに由来してると思うのだが。「ユーヒーナー」みたい。図鑑には「tswee sit seeyou!」と書いてて若干違うけど。callはじゅるじゅるみたいな感じだったような。大体群れでいて、これもヤブドリと同じくらい目にした。が、リンク先のタロさんのときは少なかったらしい。よくわからんですね。






Dsc_3378_01 キバラシジュウカラ。

前回載せましたが、これは固有亜種。鳴き声はあまり印象に残ってない。タイワンシジュウカラは見れなかった。時期なのか場所なのか。





Dsc_3388_01 ミヤマビタキ。


近い。同じ所にずっと同じ個体(と思われる)がいた。台湾では夏鳥。感覚的には日本のコサメビタキか。それぐらい普通に見た。






Dsc_3411_01 ニイタカキクイタダキ。

これも逆光&夕方で厳しい条件のなか補正しまくってます。


台湾固有種。数は多いが、なかなか撮影しにくい。




Dsc_3421_01

なかなかかわいいんですが、♂のあのFlamecrestの所以となった頭頂部の赤い羽毛が見たかったが叶わなかった。






Dsc_3430_01 さっきのミヤマビタキ。


こんなに観察しやすいとは・・・。



僕の中では中3ぐらいの時に見た、550のインハンドの写真のテカった初列とかが妙に印象に残ってて、ちょっと異質な雰囲気を持った鳥なのかなと思ってましたが、べつに全然そういうことないですね。もう日本で見てもビビらん。





こんな感じで鳥見終わり。晩御飯を食べたのち、しばらくして周辺を散策。




Epobeidia_lucifera_extranigricans Epobeidia lucifera extranigricans


キベリゴマフエダシャクに近縁らしく、大型。撒旦豹紋尺蛾というらしく、そのまんまな名前。数は多かった。




Dsc_3436_01

不明種。アツバ、クチバあたりを見当つけて探してみたが見当たらなかった。



しかし、夜のマクロ域では今のレンズよりもFZのほうがいいな・・・。ガは撮りにくすぎる。粘らなかったものあるが。でもさっさとマクロレンズ入手しよう。




あとはミクロガばかりだったので諦めた。






Dsc_3456_01 バンコロヒキガエル(Bufo bankorensis


なかなか見つかりませんでしたが、なんとか見つけた。体色はバリエーションがあり、もっとバフ色が強い個体が多かったが、この個体は赤味がかっている。



そこまで感動はないかも(笑)ヘリグロヒキガエルのほうが見てみたいかな。






Dsc_3473_01




ああ、マクロレンズと外部ストロボが欲しい・・・。でかいレンズ持って低い姿勢でこんなの撮ってると手首がおかしくなってしまう。





もう少し暗闇の中を突き進んでも良かったが、なんか気乗りしなかったし、明日の朝もあるのでやめといた。



意外に寒い・・・





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コメント

仰る通り、喉まで達する黄色味、背面と脇(?)の青色味、僅かだけど頭部後端付近まで達する眉斑・・・
キクチヒタキに一票!
もしアリサンなら、この羽衣でここまで下面の黄色味が強く(明るく)ない気がするけどどうでしょう。
でも確かに下尾筒のみならず下腹のあたりまで白いのは気になるね。

コメントありがとうございます!

やっぱりどっちに近いかと言われればキクチですよね~。持ってる図鑑にはキクチヒタキはえ?みたいな、色に違和感のある♂のイラストしか載っていなくて、種間識別の解説も♀成鳥の違いしか載ってないです。

アリサンの成鳥♀と思しき個体も撮影できましたが、やはりこの個体とはだいぶ違ってました。

撮影できてもこの手の若い個体は図鑑に載ってないことが多いので初めての土地では悩みますよね・・。キクチヒタキに一票とのことで安心しました。ありがとうございます(^^)

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