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2011年5月29日 (日)

ボルネオ 3/5

はいお待たせしました、ボルネオの話です。今まで小出しで記事書いてましたが、長らく続けてきた形式でも書いていきます。なんだか最近書いててもむなしくなるときが多いですが、いい暇つぶし&生き物屋であることを忘れないためにもいいので、書きますね。現在フィールド屋廃業中ですが、夏休みには臨時開業する予定です。




さて、3/4の晩に羽田空港へ向かい、手続きやらをしているうちに日付は変わり、2時前に離陸。今回は羽田からのコタキナバル直行便なので楽ちんです。

周りのお客さんはキナバル山への登山をされるのであろう方が目立っておりました。



思いっきり寝る気だったが、2時半とか意味不明な時間に機内食(けっこう美味かったです。今日の弁当よりは確実に。)があったり、メインストリートのならず者聴けたり、夜行バスより狭かったりで、ほとんど寝れなかった・・・。




そんな感じで6時半にコタキナバル空港着。時差は1時間あるのでフライト時間は6時間ぐらいですかね。




滑走路わきにはアマサギがいた。飛行機から降りて空港建物に歩いていく途中でシロハラアナツバメらしきアナツバメ類を見て、ああ来たんだなあと実感。



今回雇った蝶のガイド氏(鳥はなしです・・)と無事合流して、両替したのち市内に朝飯を食いに行く。空港駐車場にすでにチョウショウバト、ヒメアマツバメ、シロハラアナツバメ、ミドリカラスモドキなどいてちょい興奮。北海道後で萎えてた気持ちはこの時点でどっかいってたと思う。にしてもチョウショウバトちっこくてかわいかった。超小鳩だわ。




初めてのナシゴレンを食べたのち、キナバル公園へ向け出発。




私が不覚にも長靴を忘れてしまったので(向こうではなかなか通じず、友人の現物を見せてわかってもらえた。ジャングルブーツと言っていた)、それを買うために途中、Tamparuliという田舎町に。長靴はなんとRM12(RM1大体30円。)でそこそこのが買えた。さすがゴムの木大国マレーシアです。



で、タンパルリにいたのが



P1370315 モリツバメ。



なんとまあこんなのが町の上空を飛んでるとは。私が「いや~日本ではすんげー珍しいんすよ」と言いながら撮ってるとやはりガイド氏は「マレーシアではべりーべりー普通種だね」とおっしゃってました。確かにそうだわな。




このタンパルリという町、なんだかすごい今でも印象に残ってます。トラックやTOYOTAのHILUXが通るたびに土煙が舞い、人々が店先で食事や休憩をしていて、犬や猫が好きなように休んでいる。小説や映画でしか知らなかった「アジアの町」を初めて体験したとこだったんですよね。なんだか体中がぞくぞくしていました。こういう感覚久々だった。





その後寝不足だったため、基本的には寝させてもらいましたが、途中猛禽が飛んでたので止まってもらった。



P1370325 ハチクマ♂。


前に同一個体載せました。今考えると日本産亜種♂成鳥でいいかと思います。キナバル山系の山々をバックに飛んでました。





道中電線にいろいろいましたが、幹線道路で80kmぐらいで飛ばしてるときに止まってもらうのもなんか申し訳ないので、ほとんど無視。




そうこうしてるうちに11時過ぎにはキナバル公園本部に到着。



同行者とともにその辺をうろつく予定だったが、あまりにも天気が良かったので同行者はガイド氏とともに公園外へチョウをキャッチしに行ってしまった。私はどちらかというと鳥屋なので、17時に落ち合うことにして予定通り公園内を散策。



事務所で準備してると




Eupterote_niassana_weberi Eupterote niassana weberi


うーん、オビガの仲間ですね。和名なしです。





さて、公園内の道を歩きます。トレイルも気になりますが、ひとまず車道沿いを攻めることに。



P1370342_2



さて、これはなんだ?コサメビタキに似てるけど、ひとまわりかそれ以上に小さく感じる。キクイタダキと同じくらい。なんだろ、ヒメアオヒタキ系の♀かなあと思うが、保留。巣材運びしてるので、付近に営巣してるんでしょうね。




P1370347 ミヤマタイヨウチョウ。


むむむ、厳しい写真ですが、なんとか証拠にはなりますかねえ。キゴシタイヨウチョウなんかも似てますが、分布的にも違うし、紅色の入り方も違いますね。キゴシは大雨覆までは紅は入らないはず。


今度行くときはもっとまともな写真をゲットしたいところです。



なんか綺麗な声で囀ってるが、よく見えない。なんか動いたとおもったら





Dscn1317 ハジロマユヒタキ♂。



おお、これが噂のはじろまゆゆですかい。ダメダメ画像ですが、今回はしょうがない。またいい写真いつか撮ります。


ここで気付いたが、さっきのちっちゃなコサメもどきはハジロマユヒタキの♀だったんですね。場所同じだし、大きさ同じだし。


見る前はキビタキぐらいの大きさだと思ってましたが、実際見ると小ささに驚いた。10cmですよ、10cm。きくちゃんと同じ大きさのヒタキとかヤヴァイ。。





すこしまた歩くと、zitzitというすんごく鋭いcallが。




P1370354 ボルネオノドアカハナドリ。



しかしまあ今度もちっこい。8cmだって。熱帯の鳥に対するイメージがどんどん変わっていきます。ヨウシュヤマゴボウちっくな実を食べてますね。やっとEndemic(固有種)きたー。





さて、川沿いのトレイルにでも入ることに。




ホイッスルを吹くような声がしたので見ると




Dscn1320 ボルネオルリチョウ。


なんともいえない感じの鳥ですね。ルリチョウっぽいというしかない。台湾にはルリチョウってのがいますよね。

これまたEndemicなんですよ。スィーみたいな声で鳴きます。その名もBornean Whistling-Thrush。固有種には足環が付けられてるみたい。ということは足環があればそこそこ珍しいんですね。




Dscn1322

なんじゃこれは?と思いましたが、足環が付いてますね。


前にも載せたBornean Forktailの幼鳥あるいは若鳥だと思います。成鳥は額が白いですが、若いとこういう感じで暗色らしい。尾羽も伸展中っぽい。エンビシキチョウからスプリットされたので和名はないですが、ボルネオエンビシキチョウとでも呼んでおけばOKな気がします。




時間が時間だけにジャングルを突き進む気にはなれず、はじろまゆポイントで休むことに。



P1370372 ハジロマユヒタキ。


ざらざらですが、腹側はこんな感じ。




気配を消して休んでるとなんか飛んできた。




P1370374 Dark Hawk-Cuckoo


これはレアそうな香りがするなあと思ってたら、そこそこ少なめらしく図鑑にはUncommonと書いてる。まああんまりこれは当てにできないですが。


和名はなく、オオジュウイチからスプリットされたらしく、マレー半島にもいるらしい。和名はマレージュウイチあたりが適当な気がするが、これを使うとMalaysian Hawk-Cuckooのほうが困りますね。まあ和名なんて海外にいるときはどうでもいいんですが。





P1370377

とんでも直翅。キリギリスの仲間だと思いますが、名前調べてません。動きが早かった。





またその辺をうろうろする。



Dscn1354_2 メジロミツリンヒタキ幼鳥。



この話は詳しくは前に書いた記事を見てください。図鑑には載ってないが、jizzを感じれば同定できたというはなし。ちょこまかしててかわいかった。





Dscn1375_2 シロハラカンムリヒヨドリ。


図鑑とだいぶ印象違いますが、おそらく本種。なんかたまたま発見できましたが、ほんとBulbulはとくに見落とし多かったと思います。チメドリもですが。




P1370430_2 ボルネオシラガオナガ。



クワってな感じで大きな声で鳴いてました。固有種。でも写真はやはりぼろぼろ。






Dscn1376

ボルネオルリチョウも頻繁に見かけます。





P1370434 キビタキ?



キビタキなのかなあと思いますが、結局よくわからず。キビタキは少ないながら越冬してるらしく、そうなのかなあと思いますが、留鳥として分布するヒタキ類の♀や幼鳥なんかを視野にいれるとよくわかんなくなります。むずい。





Dscn1381 リュウキュウツバメ。


こんなに高地ですが、いるんですね。亜種はH. t. javanica





さて、同行者と合流したら、ホステルに荷物置きに行く。最後にメジロミツリンヒタキ成鳥を見た。その後公園本部の門を出てすぐの坂の下の食堂に行く。リッチな人は公園内で食べてください。キナバル山来てまで、BGMでクラプトンのWonderful Tonightとか聴けますよ(笑)


安くてうまい飯を食べた後はライト持ちながら散策。





P1370439 シロハラアナツバメ。


寝込みを襲っちゃいました。夜はみんなで寝てます。





Metanastria_gemella Metanastria gemella?


うーむ、はたして本種なのかわかりませんが、カレハガ科ということは間違いないと思われます。♀ですかね。





P1370451


名前調べても出てきませんでした。調べ方が甘いと思うので、わかったら加筆ですかねえ。ウスバカミキリの類だとは思うのですが。かなりの美麗種。ホワイトチョコ。




Asota_plana ホシヒトリモドキ。


亜種が違うのか日本産とは斑紋が異なるが、本種でよさそう。





Limnonectes_kuhlii_2

なんとも言えない地味なカエルが池にいた。




Kuhls_creek_frog クールガエル/Limnonectes kuhlii


で良いと思うのだが。良く似た種もいるようだが、標高が高いし、水かきも割とありそうなので、クールガエルかと。間違ってる可能性ももちろんありますが。


にしても変な眼の付き方してますね。ナミエガエルに近縁らしいです。わからなくもない。

大きさはまだ若いのかトノサマの標準サイズぐらいだったような気がする。






P1370468


こちらはどうだろう?クールガエルかねえ。微妙に違うように見えますが、よくわかりません。





Dooabia_lunifera_transrufa_f Dooabia lunifera transrufa


アオシャクですね。和名はないですが、きれいですね。♀らしい。





P1370476



カラフルなヨコバイ。名前は調べたらわかりそうですが、やってません。




こんな感じで初日は終了。海外たのしいわー。最高。



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