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2010年11月15日 (月)

宮古島~白露の渡り~9/21前編

相変わらず鳥見らしい鳥見はしてませんが、今日シメとツグミをやっと見れました。気分転換に宮古のことでも。



9月21日。少し早く目覚めた。台風が過ぎ去って、晴れている。さっそく大野山林へ。




P1320892 アカハラダカ。たぶん。



歩き出して数分で遠くの枝にとまるAccipiterを発見。スコープでちゃんと見ないままに飛んでしまっていたので、はっきりとは確認できなかったが、リュウキュウツミではなくアカハラダカだろう。まだまだ暗い。



例の水場に行く途中の林内でもアカハラダカと思しき猛禽が飛びたって逃げていく。相当数が入ってるようだ。写真は無理。




水場に到着して、しばらく待ってみたが、目的の鳥は現れない。腹が減ってきたので車に戻って朝ご飯でも食べに行くことに。






林から開けた場所に出て、上空を見上げてみると・・・



おお、もう飛んでんじゃん!






P1320911 アカハラダカ(Chinese Goshawk/Accipiter soloensis)。



このときレンズが汚れてて、発色がいつもに増して変ですが、ばっちりアカハラダカ。ついに拝めましたよ。





P1320937 成鳥。♂かな?



それにしても美しい。すごいなあ、黒い初列風切に真っ白な翼下面。




P1320943 ♂成鳥。


顔が見えた!それにしても近い。



実は入江まで行って見るつもりでしたが、ここでも見れるんですね。写真を狙うならここからの朝の飛び立ちが最適でしょう。入江は確かにカウントはしやすいと思う。







音もなくどんどん林から飛び立って、Accipiterっぽい羽ばたきで、空に向かって上昇していく。森からの上昇気流をとらえているんだろう。




P1320955


高度を一定な所まで上げたら、少し離れたとこにできた鷹柱まで流れて行って、またそこでらせん状に上昇していく。上昇しきったら入江のある南西方向へ流れていく。この繰り返し。




P1320965





秋晴れのなか、何年も繰り返されてきたであろうこの光景。宮古島に秋の訪れを告げる、アカハラダカの白露の渡り。私は一人でこの自然の営みを口をぽかんと開けたままひたすら眺めていた。ただただ感動・・・。






P1320976 アカハラダカ幼鳥。


しばらくしたら幼鳥の比率が高くなってきた。成鳥が流れに乗っていく様をじっと梢から見ていたのだろう。





そうこうするうちに頭上でも鷹柱ができた。





P1320990



来る前はこの程度の写真しか撮れないだろうと思っていた。場所とタイミングが良かったのだろう。



蚊柱の300倍嬉しい鷹柱。何度見てもいい光景だ。秋を実感する。今年はそれがアカハラダカと来たもんだ。もう最高。






P1330011 幼鳥。



かなりトリミングしてるが、それでも近い。これを本州で記録するためにわりと勉強していたが、結局使わなかった。



特徴を列挙すると


・成鳥と同じくfingersは驚異の4枚。

・翼の先端がサシバ並みに尖っている。

・下雨覆が驚異の無斑で、薄い褐色。




翼動はツミとほぼ変わらないように感じた。この程度の写真が撮れれば、問題なくツミと区別できるだろうが、伊良湖でツミに混じってたら目視でわかるか?と訊かれたら微妙と答えてしまうだろう。。




P1330012 目が合いました。


ド順光で少し色飛びしてますが、これでもかと見せつけられた下雨覆がまぶしい。



長旅頑張れよ!って声をかけたくなる。




P1330022

なんとも美しい飛翔姿。FZでよく頑張ったと思うが、一眼ならなあと思うと少し悔しい。明日の目標は♀成鳥の撮影!!




あとで聞いた話によると、この日は島全体で15000羽近くカウントされたそうです。数日前の対馬が当たりだったからまあ予想通りだったのですが、運が良かったみたいです。私が見たのは15000のうちのほんの100羽ほど。でもいい初見でした。来た甲斐があったというもんです。








朝ご飯が一時間ほど遅くなったが、まあ全然大丈夫。むしろタイミングずれなくて良かった。駐車場に戻ろうとすると





うぎゃー





P1330040 ミフウズラ(Barred Buttonquail/Turnix suscitator)♀成鳥。



もしや?と思って近づいてみるとやっぱりこの方。サトウキビ畑が隣にあるからいかにもいそうだなあと思っていた矢先です。道路の真ん中にボテっと落ちてました。




Closeup アップで。


まあ、誰が見ても車にはねられて脳震蘯を起こしてくたばってる状況です。いくら近づいても逃げない。




P1330046

うう、もう死ぬのかな。。


ミフウズラは一妻多夫なので♀の方がきれい。♂は喉が黒くない。





P1330054



まだ生きてるが、このまま放置したら轢かれてDORになるだろうということで、よいしょっとどかすことにする。

両手で持とうとすると、


ばたばたばた・・・




飛んで行ってしまいましたとさ。まあ良かった。今生きてるかどうかわかんないけど。結局手に羽がすこし触れただけ。持てなかった。




なんかこの一件があって、サトウキビ畑を朝や夕方に流してミフウズラを撮影しようという気が無くなってしまった。もうこれ以上近くで撮れないだろうということで。まあ生態写真っぽくはないですが。

とにもかくにもガソリンをけちることに成功した。





でまあ、朝ご飯をのんびり食べるには時間がもったいなくなってきたので、水場で食べることに。おにぎりと飲み物持って戻る。






P1330065 キンバト(Emerald Dove/Chalcophaps indica)。



宮古島はキンバトが大量にいることは前々から知っていたが、本当だった。まあ、ここが見やすいというだけだと思いますが。個体数は知らない。





台風が来たからか、地面に実などがいっぱい落ちてるらしく、餌取りに夢中。



P1330086 ぽてぽて。


こりゃかわいい。ちっこいし、綺麗だし、天然記念物だし、EN。与那国で初見したときは嬉しかったなあ。




P1330094 もう少しいい機材があればねえ。またいつか来よう。でも十分きれいに撮れてるか。


ここは撮影のチャンスが半端なく多い。暗いですが、一眼なら余裕でしょう。リンク先のタロさんが夏に行ったときはすぐ逃げたということだったので、時期的なものかもしれませんが。





P1330098 見返りキンバト。


こんなに大サービスしてくれるのに鳥屋私一人だけなんておかしいね。みんな白樺峠とかで忙しいのかな。この記事がきっかけで来年秋に鳥屋増えたらすみません。ま、この時期は渡り鳥はまだ大したことないけど。





P1330154 別個体。


若いのか、換羽してるのかわかりませんが、あまり色艶がよろしくない。




キンバトトラップにまんまとひっかかってしまって、水場到着が遅れた。水場は次回。

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