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2010年10月

2010年10月30日 (土)

北海道 8/15~古潭守神威

さて、知床での話。私にとってこの日の夜は特別。はやる気持ちを抑えながら、美味しい夕ご飯をいただく。貧乏旅行者には身に沁みます。。



この夜は小雨時々強く、微風といったところ。さほど問題はない。




20時からスタンバイ。すると間もなく舞い降りた。






P1290546 シマフクロウ(Ketupa blakistoni / Blakiston's Fish Owl )



国の天然記念物、絶滅危惧種ⅠA類。言うまでもなく希少で、世界的な分布域も狭く、日本以外では極東ロシアや樺太に生息するが、海外で見る方が逆に難しいだろう。



そんな10年ぐらい前までは生きてるうちに見れるんだろうか?と夢見ていた鳥が私の目の前に佇んでいる。アイヌの人々が神聖視したその生き物を生き物屋の視点で見るにはあまりに存在感がありすぎた。





P1290564 ヤマメ(サクラマス)を捕った。




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先ほどの個体は♀で、こちらは♂。左脚に足環が付いている。




Dive 狩りの瞬間。


見れただけでも私にとってはすごいことなのだが、人間欲深いもので形に残そうとしたがる。私も例に洩れず撮影に勤しんだが、私の愛機ではなかなか厳しいもので、こうやってぶれる。





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こういう姿を見ていると、鳥というよりも、なんだか獣みたいだ。それも何か霊的な力を持っているように見える。アイヌの人々がコタンクルカムイ(集落の守り神)と呼んだのもうなずける。





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♂の方がひょうきんな顔つきをしていて、これはまさにプーさんに出てくる物知りなオウルの顔みたい。




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大きさは日本最大級のフクロウ類ということで、やはり大きい。はじめ見たときは想像していたよりも少し小さいと感じたが、ずっと見ていると、普通の鳥の大きさではないことに気付かされる。





P1290733 ♂の得意そうな顔。




P1290759 ♂の様子を見に♀(奥)もやってきた。


♀のほうが、眼光鋭く、強そうであるが、その中に秘められた母性を感じた。





P1290770 ♀の前での狩り。失敗できない。




P1290782 表情を崩さない♀が好きだ。




私が訪れた時期はちょうどヒナが巣立つか巣立たないかの時期だったらしく、背後から「ピーピー」という鳴き声が時折聞こえた。親は餌を捕まえるとしばらく辺りをうかがうようにじっとしていたが、ヒナに見せて、巣立ちを促していたのかもしれない。




P1290785 ♂が飛び去ると、♀は自分の食事をすることに。爪が鋭い。




P1290892 狙いを定める。




P1290981 美しい・・・


垂れ下がった羽角もなかなか。撮影しているときに雨は大変だが、雨に濡れた生き物もまた艶やか。



P1290952 岩をがっしりと掴んでいる足指が生々しい。




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いろいろと感動したが、一つ意外だったのはさえずりも聴けたこと。年中さえずるらしいが、まさか聴けるとは思ってなかった。「ボーボー、ウー」というフレーズは実に印象的だった。「ボーボー(↗、↗)」が♂で、すかさず♀が「ウー(↘)」と続ける。






Dscn5372 デジスコには近すぎた。







撮影も長時間に及んで、そろそろかと思っていたが、思うような理想の画が撮れない。


ISOを1600に上げても荒れない一眼レフならSSを1/400あるいはそれ以上まで稼ぐことができるのであろうが、私の愛機ではISOは200までぐらいに止めておかないと酷く荒れてしまう。そうなると必然的にSSは1/20とか恐ろしいくらいの値になってしまう。数うちゃ当たるに頼るしかないのです。





チャンスは到来した。長い間餌と格闘する♀。





P1300001

初列風切の美しいことよ・・・



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Kamui1_2  


・・・・!!




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・・・・。




連写した数枚の中に確かな手ごたえを掴んだ。





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もう撤退する覚悟はできていたが、まだ一緒の空間に居させてくれるらしい。





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どうやら失敗したようだ。恨めしげな目つきさえも神々しく見える。




P1300021 最後の一撃。




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横顔。




P1300044_2 自分で食べようとはしない。




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お腹をすかせたヒナのもとへ帰って行った。。



私は今起きたことの余韻に浸りつつも、液晶を確認した後、安心し、眠りについた。


最後には周りで起きている人間は私一人となっていて、コタンクルカムイと文字通り一対一の貴重な時間を過ごした。




撮影時間5時間、撮影枚数600枚、舞い降りた回数9回。


間違いなく旅のピークだった。



知床の自然、シマフクロウ、同行者、現地の方々、愛機すべてに感謝。

2010年10月26日 (火)

宮古島~白露の渡り~9/20

学祭も終わり、気付いたらもう今年もあと二か月強で終わり。年内に遠出や目立った鳥見はなさそうですが、今年も振り返ってみれば去年と同じぐらい充実してました。


学祭はOB、OGの方やジークさんなど他大学の生き物屋さんにも来ていただき、盛況でした。みなさんありがとうございました。その中でもAさんにお会いできたのは本当に良かったです。変態的な方に変態と言われるほど嬉しいことはございません(笑)生き物屋さんの間でヘンタイは褒め言葉ですからね。







さてさて、北海道のクライマックスを書こうかと思ってましたが、ちょっと飽きてきたので南の島のことでも。



時は今年の春の八重山から帰ってるときに遡ります。






2010年3月30日。飛行機の給油の関係で初めて下りた宮古島空港。外に出たいが出れない悔しさと、今回の八重山の旅でもオオクイナを見ることができなかったという悔しさを噛みしめながらトイレで用を足していた。もうこのときには今年中に宮古島にまた来たいという意志は固まっていた。


当初はテストが終わった瞬間に行って、アジサシ類とオオクイナを拝もうかと目論んでいたが、テストの終わる日がわからないのでなかなか事が進まなかった。それに加えて、北海道の計画も難航し、勉強も加わって精一杯。



で、いつのまにかテストが始まり、予約などの関係で8月上旬あたりにいくことは困難になった。そこで閃いたのが、夏休み終了間近に行って、オオクイナとともに未見のアカハラダカをセットにして見に行けばいいではないかというプラン。しかもバースデー割引が使えるので格安で済む。



プランは決まったが、なぜか北海道に行く用意で忙しく、予約を渋っていた。で、北海道に旅立つ前日、JALのHPを見てみると、「バースデー割引、残り1席」。



もう迷いはなかった。






予約完了のクリックをしてから一ヶ月半後、私は台風を気にしながら宮古行きを待っていた。台風は予想よりも早く過ぎ去ってくれ、安心して羽田へ。




今回は、誘っても誰も来ないであろう&ブラインドの関係で一人の方がいい、ということで一人旅。何気に南西諸島の一人旅は初めてだった。





内心、北海道でかなり満足していたので、そこまで南に行くことに乗り気では無かったのだが、バースデー割引はまたなくなるし、行かなかったら今後後悔するだろうということで、飛行機に乗った。







しばらく寝てたが、急に明るくなってきたので外を見てみる。



Kikai 喜界島。



トカラは生きてるうちに絶対行きたいところ。まあいつか来れるだろう。




Okinoerabu 沖永良部島。


ダイビングには良いらしい。陸の生き物はわからない。




Yoron 与論島。

地平線が丸く見えるような気がしますが、窓ガラスの影響かな。それにしても巨大なリーフですね。




Yanbaru やんばる。


やはり雲が多いですね。




Ie 本部半島、瀬底島、水納島、伊江島。




Kerama 慶良間諸島。


左の方に那覇周辺が見えてますが、開発進んでますね~。





またしばらく寝てるとそのうちに到着。




って、周りアラサーのカップルしかいないんですけど(;;;´Д`)ゝ


男子大学生一人とか浮きすぎだね。たぶん向こうは大学生って認識してないだろうけど。この時点で石垣とかとはだいぶ雰囲気違うなあと思った。でも、後々考えるとこういう観光客がたまたま多かった時期に来たみたい。いや違うか?いずれにせよ嫌がらせに近いものを感じた。




レンタカー借りたのち、ひとまず大野山林へ。




P1320789 メボソムシクイ。


地鳴きがちょっと違うような気がしたが、まあメボソは確か。





P1320801 リュウキュウアカショウビン。


まだいましたが、さすがにまったく鳴き声は出さない。





そんなことしてたら日も暮れたので晩御飯を食べに行く。腹ごしらえしたら、また大野山林へ。




P1320809 ミヤコヒキガエル。


個体数は多い。誰でも発見できます。



P1320818 マダラコオロギ(左♂、右♀)


こちらもいっぱいぴょんぴょんしてました。





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こんなかしこまった様なポーズをよくします。やはりヒキガエルの中では一番可愛いですかね。





P1320837 背面。



この個体はさほど黄色味は強くなかったが、それでもアズマヒキガエルに見慣れていると、鮮やかに見えます。




P1320866 リュウキュウコノハズク。


南西諸島に来るとやはりこの鳥に癒されるわけで。





P1320874 ジャコウアゲハ宮古亜種♂。


幸先よく♂は見つけましたが、結局♀は撮影できず。タイミングが悪かったみたいです。





Kiirosuji キイロスジボタル。





こんなところで初日は終了。


一人旅ってこんなにさびしいのかと実感した。もうしばらくやりたくねえなと心から思いましたね(笑)


2010年10月23日 (土)

北海道 8/15~のさっぷ他

今日から3日間はうちの大学の学部祭なんすよ。私にとって実質最後の学祭。3年間早かった。ご存知の方は私のいそうなサークルのブースを覗いてくださると私がいるかもです。私が撮った写真も10枚ほど販売してます。売っていいのかわかんないのも含まれてますが(笑)





北海道も10日目となり、いよいよ鳥的にいいのが見れるかなって時です。






羅臼で目覚めた我々は、本日は私のわがままにより納沙布岬まで行くことに。虫屋君にとってはなんともかわいそうでしたが、お互い様なんでそこはなんとかなりました。



行きは眠い中もちろん私が運転。果てしなく長く感じます。。やっと風蓮湖か~って思ってもまだある。こんなに運転してアレ外したらほんとテンションガタ落ちだわってずっと思ってました。




で、8時前に本土最東端・納沙布岬到着!



Dscn5252



果てしなく霧・・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。歯舞諸島見えんよ。



まあでもこのぐらいなら確認ぐらいはできるだろうと見てみると





P1290300 ウミウ。


アンタかいっ。




ポイントが違うのかなあ?とその辺をぶらぶら。



P1290314 オオセグロカモメ。


抜ける~って思ってたが、ひん曲がってるだけかも?抜けるんなら左右の翼で換羽の進み方が違うことになるんだろうな。黒斑あるんで。





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キョウジョシギって昆布と昆布の上にかかったウの糞に擬態してるんですね( ・∀・)


本気でそう見えません?この仮説が正しければ京女のイメージが崩れ去るな(笑)


さて何羽いるでしょう?






目的の鳥が見れず、ふて腐れながらも巨大なモニュメントで遊んでみたりする。




で、もう一回見てみると



いたいたいた!!




で、私はデジスコ用のコンデジの電池が車にあることに気付いて、車に走る。車から戻って撮影しようとすると




飛んだ(´;ω;`)ウウ・・・




実は肩にFZぶら下がっていたことを気付いた時は自分が情けなくなった・・。なんでこいつで撮らなかった?(泣)





かなり悔しいが、この様子だとその辺の海上で遊んだり飯食ってて、疲れたら岩に戻ってくるんだろうと目論んでひたすら待つことに。このまま帰ったら証拠もないし、ブログのネタもなくなるしなあ。






で、寒い中待つこと一時間強、また戻ってきた!





P1290321 今度こそチシマウガラス!Phalacrocorax urile!Red-faced Cormorant!



やっとこさウコンプリートか。あ、シロハラコビトウはまだだった。





Dscn5258 さすがに繁殖が終わると成鳥はボロボロだが、それでも美しい。世界的にも珍しいし、魅力的な鳥です。




Dscn5261 ばたばた。


実はお土産屋さんの人によると2日前に巣立ったらしいんですよね。もう一羽の成鳥はさっきの撮影できなかった個体だったのかもしれないが、幼鳥は見なかった。どっか行ったのかな。いずれにせよ、見れるぎりぎりな日だった可能性が高い。ひゃー、無理して来て良かった。






Dscn5303 個人的にはチシマウのイメージといったらこんな姿勢だった。昔憧れたときに図鑑に載ってた写真がこんなのだったっけ?





Dscn5304 こんな感じでいらっしゃる。右の端。









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オオセグロおや:「遊んでらっしゃい(o・ω・)ノ))」

オオセグロあかんぼ:「やふーい」





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うがらす:「なんじゃおみゃーは(`Д´)」

あかんぼ:「ぎゃっヾ(.;.;゚Д゚)ノ」






P1290373

あかんぼ:「・・・( ゚д゚)」

うがらす:「・・・(`ε´)」




P1290374

あかんぼ:「(つд⊂)エーン」

おや:「からすだけあって器が小さいわね…ヽ(○´3`)ノ 」






ちょっと遊びすぎたか・・・(笑)



まあでも可愛さだったら断然オオセグロカモメ雛ですよ。虹彩暗色だし、頭ごまごまだし、体型が不格好だし。このままの姿で成熟すれば日本人にも人気出たでしょうね~。







Dscn5309_2 でもまあ主役はこのひとです。


ホント見れて良かった。初見のパターンはおそらく冬にヒメウの大群から見つけ出すんだろうなと思ってましたから。長い間憧れていた鳥が意外に早く見れると嬉しいですね。例によって我々だけで独り占めでしたし。虫屋くんにも十分レアってことを伝えときました。







で、まあ十分楽しんだので撤退。途中根室半島で鳥見たかったが、諸事情によりまた羅臼へ(汗)。エコとか若い生き物屋には関係ないのです。







羅臼に到着後私は一人で数時間のんびり。くじらの見える丘ってとこで休憩。




P1290419 おおせぐろのなく頃に






P1290432 オオセグロカモメ幼鳥。


幼羽全開です。





くじらは今日はゼロ。昨日はシャチとかマッコウクジラ(だっけ?)とか大量にいたらしいです。うーん残念。





でもこんなのいた。



P1290462 エゾシカ♂。




P1290470 やっぱ♂は立派ですね。まだ若そうですが。




P1290479 はむはむ





P1290481 ぺろ( ^ω^ )





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フキのでかい葉っぱって美味しいんだね。





久々に海のYeah!!聴いてたらテンション上がっちゃって変な記事になっちゃいました(汗)。にしてもサザンはやっぱいいですね。



次は夜に見た鳥。この旅のメイン。





2010年10月21日 (木)

北海道 8/14

最近日本酒が美味しいと感じるようになったひたきです。味覚の変化というのは突然訪れるもので、つい最近までは飲みたいとも思わなかったんですが。

先日の飲み会は2杯目まではまあ生中なんですが、それからはずっと八海山。周りは大学生らしくチューハイとか飲んで話が盛り上がってるんですが、私はのんびりと当たり障りのない話をしながら「くーっ( ̄ω ̄;) 」ってまったりしとりました。もうなんかおっさんですね(汗)場違いだわ( ^ω^)





まあお酒の話はおいといて、北海道の続き。ぼちぼち旅のクライマックスです。





大雪湖のほとりで目覚めた私は赤岳に登ってカラルリやギンザンのリベンジをするか、もうオホーツクまで抜けてしまおうか迷ったが、結局後者を選択。



大雪山はまたバキとかが新鮮な季節にいつか来たい。楽しみはとっとくもんです。





というわけで途中まで後輩くんに運転してもらって、小清水原生花園に到着。ここでの目的はただ一つ。





Dscn5162 ホオアカ♂(上)とオオジュリン?J(下)。


オオジュリンだと思うんだけどなあ。ホオアカってたぶんこんなんじゃないと。まあでも間違ってるかもです。





チチチチ・・・と聞き慣れない鳴き声。おそらくこれだろうということで探すがなかなか見つからない。で、結局後輩くんが見つけてくれました。




P1290208 カラフトキリギリス♂(褐色型)。



そうです、このすてきな虫を見にここにやってきました。大量の観光客に白い目で見られようが、どう思われようが知ったこっちゃないっす。



しかしすごい重厚感ですね。属からしてハネナガキリギリスとは違うことがぱっと見でわかる気がします。





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すみませんヤラセです。


でもでもよく見るとなんか愛嬌ありますよね。結構グロテスクなんですが、その中に秘められた美しさというか。複眼が褐色なのがポイントですね。



今まで見た直翅のなかで一番感動したかも。






一応鳥屋なので海でも見てみる。




Dscn5180 シロエリオオハム。


何気に夏羽は初めて。こんな時期にいるもんなんですね。さすがオホーツクです。




Dscn5183 そうかと思えば、冬羽もいたり。一番左なんかばっちり冬羽。ただ冬羽ではなく、1sとかかもしれませんが。海鳥の詳しい羽衣の遷移がいまいちよくわからない。





Dscn5184 遠すぎてよく見えませんでしたが、オオハムじゃなさそうですね。


他にはウトウなんかも。冬だったらもっと面白そう。






Dscn5191 ハマフウロ。ハナグモ科の一種?付き。




Dscn5195 アカスジカメムシ。






近くの濤沸湖に行く。ただなんも調べなかったのでどこからシギチを見ればいいのかわからず諦めた。




P1290238 オジロワシ。



Dscn5205 とまった。まあ幼鳥かな。




Dscn5209 おや。





この日の前後にやはりシギチがいたらしいですが、コアオ程度だったので良かった。ヘラシギとかが出てて気付かずにスルーとか痛すぎますが。





ここまで来たらもう知床に行くしかねえ!ってことでまたお車に乗る。気持よさそうだったので私が運転。






知床に入ると人の多さにびっくり。すごいなあ。完璧観光地のとこもありますね。




Dscn5217 羅臼岳。


なかなかかっこいい山で、感動。いつか登ってみたい。




そうこうしてるうちに羅臼に。ちょっと別行動で私はタンチョウでも見に一人で野付半島に行くことに。70kmなんてたいしたことないわって思ってたが、意外に距離あった。




野付に着くともうだいぶ日が傾いていた。わき見運転しまくりで探してると




Dscn5223

いたいた!タンチョウです。



遠いが、でかいのですぐわかる。結局この1羽だけ。




VCまで行くが、突端まで歩く気にはなれず、のんびり駐車場からゴマフアザラシでもいないかとスコープで探す。



私のやる気が足りないのか、いなかったのか分からないが確認できず。




しょうがないので帰り始める。



Dscn5230 メダイチドリとキアシシギ。


シギチが群れでいるが、暗いし、遠いしであまりよくわからない。




Dscn5248 トウネン。


よく見ればヨロネンとかいたのかもしれないが、そこまで粘れなかったので、諦める。まあヘラシギはいませんでした。




また羅臼まで戻って、残りのメンバーと合流。晩飯食って、いい感じのとこにテントはって寝る。北海道は野宿に適した場所が多すぎて困っちゃいます。職質もされないし。


学生らしい旅を満喫してました。明日はいよいよ山場。




2010年10月16日 (土)

北海道 8/13

  最近北海道ネタばかりで恐縮ですが、まあ我慢してください。



8/13は朝早く起きて旭岳へ向かう。8時前くらいに着いたが、あいにくの雨。世の中甘くないですね。


仕方ないので小雨のなか9時前のロープウェイで上に行く。視界は悪いし、寒い。




P1290012 シラタマノキかな。



ベンチでひたすら待つがシマリスの鳴き声ぐらいしか聞こえない。3時間ぐらい辛抱強く待ってるとやっと晴れてきた。




Iwabukuro イワブクロ。




P1290027 エルタテハ。




コヒオドシもいましたが撮影できず。





Wakiguro_2 ワキグロサツマノミダマシ♀か。


こんな山にもいるんですね。




Dscn5145 旭岳。やっと全貌が見えてきた。






で、13時半ごろやっとギンザンマシコJらしき鳥が2羽で飛んでいくのを見る。その後何度か見るが飛翔や遠くで採餌のみ。結局写真は撮れなかった。同定も消去法的にギンザンマシコなのできわめて後味悪い。翼帯見えたし、黄緑色っぽく、波型を描いて飛翔し、割と大型だったので間違いないとは思いますが。


いつか6月か7月にでもまた来たいですね。時期と天気が悪かった。




見ることはぎりぎりできたのでその辺を散策することに。立山みたく人は多い。






Dscn5148 ミヤマリンドウ。




Dscn5151 チングルマ。


果穂も美しいですね。稚児車。





Ezooyamarindou エゾオヤマリンドウ。旭岳をバックに。





鳥はノゴマ♀、ルリビタキ、カワラヒワ、ハシブトガラスぐらい。あとはシマリスとか。カラルリはいなかった。ポイントじゃないのかも。





帰りはせっかくなので徒歩で下山。




Takanetouuchisou タカネトウウチソウ。





エゾオオアカゲラっぽいのを見たり、ミヤマカケスが鳴いてたりするが、時間も時間なのでつまらない。




途中湿原があった。





Dscn5158 タチギボウシか。





P1290038 ミヤマアカネ。



木道にこんな感じであかとんぼがいっぱい。




P1290039 アキアカネかナツアカネかな。他にも混じってるかも。




P1290045 カオジロトンボ。


実は初めて見ました。だいぶ前にライチョウ見に立山行ったときに弥陀ヶ原で見たかったが、見れなかった種。





L エルタテハ。

裏はこんな感じで白いLがある。





C シータテハ。


こっちはC。




P1290056 表はこんな感じ。キタテハに似てます。


ミヤマアキノキリンソウが大人気ですね。





P1290061 エゾウメバチソウ?(左)


右はセリ科ってことぐらいしかわかりません。。ハクサンボウフウとか?






にしても、ここの登山道はひどい。木道は崩壊し放題。しかも雨降ってるので川と化していたので沢下りしてるみたいだった。これはまあ当たり前としても、木道はせめて整備してほしいが、たぶんずっとこのままなんだろう。RW会社の陰謀を垣間見た気がしました・・・。





P1290068_2 オニヤンマ。





16時半ごろ下山。結構疲れた。





旭川市街まで下って、夕飯でも買いにく。




途中、夕方なので




P1290083 キタキツネ。


朝夕はよくいますね。





P1290142 なんか哀愁をおびた横顔。





P1290173 右眼にダニが付いてるのが気になる。赤い。



今回やはりキタキツネは数多く見ましたが、良い表情が撮れなかった。難しい。




P1290187 ♂かな。




餌を期待してるのかどうか定かではなかったが、なんかあまりいきいきとしてなかった。そういう生き物を見るのはなんだかつらい。

重大な寄生虫の宿主であるだけにいろいろ考えさせられる。






この日は夜に銀泉台の麓で野宿。さむかった。




2010年10月10日 (日)

北海道 8/12

結局やはりこの3連休はおとなしくしてます。惰眠をむさぼるのもたまにはいいか。冬から春にかけて、あれも欲しいし、これも欲しい、あそこも行きたい、ここも行きたい状況なので、今は充電。T島であれが出ようと、H島でこれが出ようと今は我慢。B島の方が絶対楽しいはず!って言い聞かせてます。




2か月前の北海道。この日は湖に寄り道しながら苫小牧FTまで行かなくてはならない。人一人送り届けたらまた旭川のどっかで夜を明かすというなんともガソリン代と時間と体力の無駄遣いをしとったのです。




朝起きるとキタキバシリとかが寝床の近くに。写真は撮れなかった。



P1280789 コエゾゼミ。


ストロボ使ったので明け方に撮ったみたいですが、もうとっくに朝。





P1280843 オオアシトガリネズミ。



ネズミというよりモグラに近い。割と個体数はいる。(*生きてます)




P1280847


この写真に対する問い合わせその他は受け付けません( ´_ゝ`)





そうこうしてるうちに南へ向けて出発。







ちょうどこのときは北海道は豪雨で、そんななか運転しなければならない。北海道の道は凹凸が多いので雨水がたまりやすい上に、トラックが多いので、トラックとすれ違うと「ざっばーん」って1秒ぐらい視界が真っ白になる。






いつもより神経使いながらもなんとか目的地に到着。某キツツキはまあいないだろうけど、数パーセントの確率で見れるかなって感じで。



車で流してると、路肩に緑色のキツツキが。


ヤマゲラ!


ってわかったときには移動してしまって、写真撮れず。。。間違いないですが、写真なしというのは後味が悪い。






後輩君の仕事が終わるまで一時間適当に過ごす。すると前方に怪しい影・・・




P1280850 ( ^ω^)おっおっおっ





クリープ現象で徐々に近づく。






P1280881 むむっ、これは道央で写真撮れなかったエゾライチョウですね。





どうやらA♀1、J5の家族っぽい。家族が道端でお食事。





P1280903 エゾライチョウ。


成鳥♀だと思いますが、若鳥なんじゃないの?って言われたらどうしようもないです。。♂ではないでしょう。



P1280906 こちらはおそらく♂幼鳥。というかヒナに近い。




P1280908 顔。


黒褐色と白のコントラストの効いたメリハリのある顔なんで♂でしょう。羽も伸びきってないし、幼い感じなので幼鳥。





今思えば幼鳥全部撮っておけば良かったなあと思いますが、人間誰しもきれいとか完全なモノを追い求めちゃう。というわけで、撮影したのは成鳥♀らしき個体がほとんど。





P1280918 暗いよー。


脚の白い羽毛が見える。




P1280946


FZにしては暗い中頑張りました。


なかなか大きいし、魅力的な鳥ですね。出会えて、写真撮れて良かった。今年はライチョウ見れませんでしたが、エゾライチョウに会えたので良しとします。




P1280958 画像がきちゃないけど、幼鳥♀か?

さっきの♂幼鳥っぽい個体よりかは茶色が強い。





しばらくしたら森の中に消えて行きました。。素晴らしい出会いだった。久々に鳥見した気分。





P1280985 亜種エゾアカゲラ♂成鳥。


良い雰囲気ですが、ちっちゃいキツツキとおっきいキツツキがいない・・・。





にしてもここの環境は素晴らしい。今まで行ったところは鳥の気配すらしなかった所が多かったのにここは鳥が多い。ずっといたいぐらい。




P1280990 オオルリ幼鳥。




P1280991 コサメビタキ?幼鳥。


実はコサメ・サメのJの識別できません。。幼鳥大図鑑とか刊行してほしいですね、一般のあまり知識のない鳥屋としては。






P1280999 亜種シロハラゴジュウカラ。


なかなかいい写真撮れない。




P1290006 ベニマシコ幼鳥。



幼鳥だらけでした。


他にハイタカ、アカハラ、センダイムシクイ、アオジなど。




そろそろ南に向けて出発。運転はしてもらう。



P1290008 最北の料金所。


いったん道北とはお別れ。社会実験中で岩見沢あたり?までタダだった。いいっすね、まさにフリーウェイ。




この後苫小牧FTまで行って返却して、レンタカー屋のねえちゃんに白い目で見られながらまた新たに車を借りる。今度はSWIFT。いいじゃないですか、鳥屋には。


これからが私にとっては本番なわけで、明日から道東方面へ行くのです。明日は大雪山を攻めるので、また旭川に。



良い感じの公園でテント張って寝る。アオバズクが鳴いてました。





やっと鳥屋のブログっぽくなってきました?




2010年10月 8日 (金)

北海道 8/11

この日は朝から雨で午前中はずっと寝てたと思う。テントのなかで寝てるのは意外に気持ちいい。


昼ぐらいから稚内周辺へ。



P1280569 ツメナガセキレイ。


これだけはいつもいます。それ以外の夏鳥はあまり目に付かない。




大沼にも。


P1280587 オオハクチョウ。


コハク3、オオハク1で越夏中。もう一羽は、




P1280606 コクチョウ。


実は今回初めて見ました。気付いたら飛来してたそうで。自然飛来ならロマンがありますが、籠脱けですかねえ。でも、南半球から日本に来る鳥は結構いるから自然飛来しても良さそうな気もしますが。




ノシャップ岬に観光に行ってみる。



水族館のかわいいアザラシを外から見たり、記念写真撮ったり。



一応鳥もいました。



Dscn5118 キアシシギ。



Dscn5122 アオアシシギも。


アオアシは成鳥夏羽→冬羽かな。





あっという間に夜になって、今夜は美味いもん食った。コンビニばっかじゃ死んじゃいます。精神的に。まあ北海道の場合セイコーマートのレベルが高いので、そこまでじゃないですが。





今夜もいつものところに。



雨で小さな沼があふれていて、駐車場にエゾトミヨ?やらエゾホトケ♂♀やらいて楽しかった。




P1280634 エゾアカガエル。

まだまだこども。




P1280643 イブキヒメギス♀。


背中が緑のタイプ。きれいですね。




その後どこへ行ったのか忘れたが、その辺の林道とか回ってたような気がする。何もいなかったような気がするが。昨日はヤマシギの死体があったけど。むっちゃ換羽中だった。




寝て、起きたら自販機に来てた。




Shirojimashachihoko シロジマシャチホコ。

背景が自販機なんでアレですが、ガのほうはなかなかきれい。




P1280682 ヒトリガ。



はじめ見たときは感動しましたが、今まさに発生してるみたいで、数は多かったです。




P1280716 オニクワガタ。


北海道ではこんな平地にもいるんですねえ。




P1280739 もいっかいヒトリガ。


角度によっては後翅の紋が青く光ります。前翅も美しい。Tiger moth とはよく言ったものです。見つけるとついつい刺激してこうやってしまいますが。



明日は都合によりまた夕方までに苫小牧に行かないといけない。移動が多い。



2010年10月 4日 (月)

北海道 8/10

島の方では良い感じの鳥がいろいろと来てるようですが、この頃あまりやる気がないというか、なんというか。私自身大学入学後2年半で学生が休みのときに行けるとこは結構行ったし、ライフリストも高校のときよりかは短期間にかなり増えたので、一休みの時期なのかも。勉強もなかなか忙しいもんで。


ベストシーズンの沖縄・北海道は社会人になってから頑張って有休とって行くとして、行ったことない場所はあまりなくなっちゃったんでしょうね。あとは国内では冬の道東ですかね。2月に行く予定ですがわかりません。

んで、3年間の集大成として3月に行く海外で私の学生時代の鳥見はほぼ終わりかなって感じです。研究室に入っても、たまに大洗~苫小牧トンボ帰りぐらいはするでしょうけど、長期間はもう無理でしょうし、私自身もう十分です(笑)疲れました(´・ω・`)




とまあ、最近はこんな感じで金銭的にも、体力的にも、精神的にも休養期間に入ってるので、秋の離島は行かないと思います。たぶん。おそらく。結構行く気満々だったんですけど、南の島に行って以来こういう気持ちになっちゃって。人生の節目の時期かもしれませんね。







結構元気だった頃の北海道の話でも。



この日はシマアオジを見るってことで、早朝からサロベツに。


木道を歩いても何もいないし、囀ってないので、駐車場付近を攻めることに。



Dscn5021 オオジュリン。

♂幼鳥なのかなと思いますが、なかなかむずい。♀タイプという便利なくくり方の方が無難ですね。




そうこうするうちにヨシ原っぽいとこにいろんな小鳥が混じった混群みたいなのが騒いでて、よく見てみると2羽明らかに黄色いのが。

暗いし遠いし、なんとか双眼鏡で観察だけでもしようと見ていると、どっか行ってしまい、撮影はできず。。。



かなり体下面が黄色く、胸~脇に縦斑が目立ってたのでシマアオジ♀タイプで間違いないと思いますが、写真がないとなんと信頼性に欠けることか・・・。自分でも本当に見たのかわかんなくなっちゃいます。


まあ予想通りまだいましたが、渡りの準備をしてるような感じで、なかなか出てこない。成鳥♂をいつかベストシーズンに見たいなあと思ってましたが、ここのVC閉鎖されるらしいですね。来シーズンにはないそうで。理由は環境破壊とか。まあ鳥屋さんが関わっていそうなのは明らかですね。どんだけ荒らしたんだか(笑)





P1280409 ハシブトガラス。

そういえば礼文とか利尻とか行ってワタリガラスいるかどうか見てくんの忘れました。





朝ご飯食べたら、移動。今日はオホーツク側に行ってみることに。


クッチャロ湖に着く。


何もいない。


センターに入ってハクチョウのゲームするもだめだめ。ゲーマーの子は全クリしてました。





近くの林道っぽいとこに行っても相変わらずアブだらけ、鳥いないで退散。



P1280416 カラスシジミ。


ちょいぼろですが。




ベニヤ原生花園に着く。


ここは観光客少ないし、花はまだ咲いてるしで良い感じ。




Nokogiri ノコギリソウの仲間。


キタノコギリソウかノコギリソウだと思いますが、ちょっと断定しかねます。ただのノコギリソウだと思ってますが。




Ezokawaranadeshiko エゾカワラナデシコ。


ほかにはハマナスなども咲いていて、なかなかきれいでした。エゾニュウは立ち枯れていましたが。




海の方に行ってみると。


トウネンやメダイチドリっぽいのとか。マダラウミスズメらしき鳥も海面をあっという間に通過。たぶん合ってると思いますが、中途半端な羽衣でした。


ミユビシギやアカエリヒレアシシギもいたらしいですが、私は見ず。




意外だったのはこれ。



P1280449 トド。だろうと。


トドかオットセイのどちらかでしょうが、いつもフェリーの上から見るキタオットセイとは顔の雰囲気が違ったのでトドかなと。



浜辺に立って、海を眺めていたら、なんか流れてきて、とっさにラッコ!と叫んでしまった(ノ∀`) アチャー


オホーツク=ラッコみたいなイメージが頭の中にあったので、ラッコと言っちゃいましたが、まあアシカ科ですね。夏の記録は珍しいのかも。



他の写真では歯むき出しのおそろしい写真もありましたが、割愛。暇だったから北海道に遊びに来たんですかね。






Dscn5028 シマセンニュウ。


なんとまだ囀ってました。独り言みたいな感じで。





サロベツに帰る。途中林道にちょこっと入ってみたりもしますが大して成果なし。


Aokuchibuto アオクチブトカメムシ。

ツノアオに似てますが、本種でしょう。




P1280508 ヒゲナガカミキリ。


そのまんまですね。見たことなかったので、北海道だけかと思ってたら九州までいるらしい。写真撮りずらいのでこんなのしか。




サロベツに戻ってきた。



Dscn5031 ツバメとショウドウツバメ。


一番左のツバメは亜種アカハラツバメ?って思うほど腹が茶色いです。VCのトイレの上で繁殖してたのもこんなタイプだったそうで。


この辺の水は割と茶色いので、頻繁に水浴びしてたら染まりそうですが。。





一瞬???ってなったのがこれ。



Dscn5051


今でもはっきりとはわかんないんですが、ツメナガセキレイ幼鳥でいいんですかね。

イワミセキレイJ?とかツメナガ×ハクJ?って見てるときは思ってました。



Dscn5052 やけに頭側線が目立って、違和感あると思うんですが。ツメナガJってこんなのだっけ?


手元にある文献が少なすぎてよくわかりません。





Dscn5091 ツメナガセキレイ成鳥夏羽。


きれいです。夕方なんで色んな鳥が水浴びにくる。




Dscn5094 ノビタキ♂。




P1280516 ヒバリの砂浴び。


オオヒバリとかいても良さそうですが、この個体は大きさは特には気にならなかった。と思う。




晩御飯食べてまた来ることに。もういい加減飽きそうですが。



Ibukihimegisu イブキヒメギス♀。



Tenkuroatsuba テンクロアツバ。


道北ではこれが大発生してました。




P1280547 ハネナガキリギリス♂。かな。





P1280566 エゾアカガネオサムシ。



このほかにオオアシトガリネズミ?を観察。


とっさすぎて写真など無理だったが、大きさからしてオオアシかと。ちょこまかしててかわいかった。




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