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2010年8月

2010年8月31日 (火)

珍2種

いつのまにか8月も今日で終わりということで、この夏に見た珍鳥でも。北海道は例によって写真整理が面倒なので、もう少ししてからです。


7/22の話。一つ目の重い試験が終わって、図書館で翌日の試験勉強を仕方なくしてると、とんでもない魅力的なメールが!3分迷って、図書館出て、家に帰って、電車に。この手の鳥はいつ抜けるかわからない。週末になればカメラマン大量発生するだろうし。。


汗だくのなか現地に着くと、それらしいのがとまってる。あれか・・・。




P1260184 てなわけで、キョクアジサシ。英名もArctic Tern。しかも成鳥夏羽・・・

うーん、しかしありえない状況ですね。私が行った時点でもう数日滞在してるということでしたし、距離は近いし、ほぼ同じとこにいるし、テトラの上になんか止まっちゃてるし。。



Dscn4726 デジスコには近すぎます。

それにしても嘴と脚が短い。それでこの頭の形。すごい。




この鳥に関して多少の予備知識があるなら、ぜひ押さえておきたいのが飛翔なわけで。定期的に餌採りのために飛ぶので、チャンスはそこそこある。



P1260266 ちょっと遠いですが、翼下面。もう少しいいのは以前に載せたので割愛。


それにしても初列先端の黒線ってこんなにも潔いんですね。細く、シュッとしてて素晴らしい。実際見るとやはり感動します。


P1260284 内側初列だけでなく、外側初列も下から見ると透けて見えるというが・・・、これよりも上の写真の方がわかるかな。





P1260291 アオバトとキョクアジサシの奇跡の出会い。

このツーショットが撮れるのはかなり稀だろう。世界的に見ても。合成じゃないですよ(笑)




P1260297 こうやってとまってるときに翼下面を見ても、黒線があまりはっきりしないのは某図鑑でも確認できますね。

体下面はやはり若干濃い。



P1260329 大半の時間はこんな風にテトラポッドにパーチ。



P1260382 一応翼上面。

あまり水を弾いてなかったので、弱ってるっぽかったですが、無事旅立ったようで。多くの人に興奮を与えてくれた。



P1260406 尾端が翼端を超えていることも確認。



知っている野外識別点の全てを確認でき、心の底から満足。

飛ぶときはひらひらと華麗に飛んで、頭上(捕まえられそうなぐらいの高さ)を通過するので、見ていて飽きなかった。警戒心がもともとないのか、弱っていてそれどころじゃなかったのか、よくわかりませんがとにかく近かった。


情報をくださったHさん、ありがとうございましたm(_ _)m






 

   ところ変わって内陸の休耕田。北海道前の話。



Dscn4809 ツバメチドリ成鳥夏羽。


何気にとまっている夏羽を撮ったのは初めて。変な話だが、今まで飛んでるのばかりだった。


他には同じとこにヒバリシギやムナグロも。




で、ポイントに着くと。いました、いました。




Dscn4853 シベリアオオハシシギ幼鳥。

きれいですね~。前にいるのはコチドリ。



2008年の東京港のときはサークルの合宿が終わってから直行して、なんとか初見した記憶がありますが、そのときはまだ観察専門の鳥屋だったので写真はなかった。というわけでめでたい初撮り。



Dscn4854 翼上面。ボケてるし、不完全ですが。。



Dscn4884 翼下面。というより脇羽が目立ってる。。またまた中途半端になった。

ほとんど白色なのはわかるかと。横の2羽はキアシシギ。




Dscn4917 畔にて休憩。馬面な顔が実によい。



Dscn4963 晴れたり曇ったり忙しいですが、堪能できました。成鳥夏羽もいつか見てみたいもんです。




Dscn5003 アオアシシギが入ってきた。




Dscn5005 畔で休んでるとき以外はずっとこうして美味しそうに餌食べてばかりでした。


情報くださった方、お世話になった方々に感謝します(^ ^)




2010年8月30日 (月)

北海道’10 ~プロローグ~

数日前に北海道から無事帰ってきました。初めての北海道は体験したこと全てが新鮮で、刺激的でした。

今年の猛暑は記録的で、北海道も例外ではないですが、結果的には3週間もの間避暑にいっていたようなものだなと帰ってからは思ってます。北海道にしては異常なぐらい暑いといっても、本州に比べれば・・・。といっても、猛暑を皮切りに北の生態系に影響が出始めるとまずいので、来年以降の夏の気温がどうなるのか気になるところです。



鳥に関して言えば、見れた鳥も見れなかった鳥もいますが、おおむね満足です。時期を考慮するとまずまずの結果だったと思います。鳥屋としてかなーり怠けてた割には確認種数126種でしたのでぼちぼちな結果。頑張れば140は行けたような気がします。


鳥にハマる前にメインでやってた淡水魚に関しても、幼少時に憧れていた種を採集することができ、感激。虫や両爬、植物、哺乳も様々な出会いがありました。


3週間もの間に出会った生き物をこれから徐々にアップしていきますので、どうぞお楽しみに。



Kotankurukamui

2010年8月 5日 (木)

竹富 3/29

八重山最終回ということで北海道前に最後の更新。



ヤマザキヒタキにがっかりしながらも竹富島へ観光。3/26に宇良部で見た怪しいノビタキ系はヤマザキヒタキだったにちがいない。絶対そうだ。まあいまさら遅い。なんで俺は竹富に行くんだろう?(泣)


いろいろ考え事をしながらも上陸。初めての竹富島は観光客しかいない島だった。レンタサイクル借りて島内を回ることに。


異様にチョウが多いことに気づく。しかもシロオビアゲハがほとんど。



P1210332 シロオビアゲハ。


種数は少ないが個体数は多いという噂は本当だった。



P1210352 クロボシセセリ。



P1210376 オキナワコアオハナムグリ(アオヒメハナムグリ)。



P1210388 スジグロカバマダラ。


これも多い。天敵がいないから多いのだろうか?幸せそうにチョウたちが暮らす島である。



P1210394 飛翔。



P1210408 アオタテハモドキ♀。

青いタイプ。なかなかきれいです。




P1210433 タイワンクロボシシジミ。



P1210446 ♀をめぐる闘い。こんな光景があちこちで。



P1210456 観光客に擬態して高いところに登って撮りました。

テレビでよく見る風景。美しいといえば美しいが。




P1210477 ルリタテハ。

南のものは大型で迫力がある。



P1210496 シロオビアゲハ♀Ⅱ型。


通称ベニモン型。有毒のベニモンアゲハに擬態している。



P1210504 イシガケチョウ。


なんとも眠そうな目。。



P1210517 裏。


複雑で美しい模様です。



なかなか良い島であったが、怪しい男3人組が虫網やカメラをぶら下げながらチャリで爆走するのに適した島ではない。のんびりと恋人と一緒に来るのがいいだろう、こういうとこは。



じゃあそろそろ寝て、明日からは蝦夷地でフィールディングしてきます。当分更新はありません。あしからず。いっぱいネタ集めてきます。



2010年8月 2日 (月)

北アルプスの自然 PARTⅢ

翌日の7/29はやはり悪天候で、霧&雨。予定よりも1日早く下山することに。うーん、残念。タイミング悪いなあ。

朝ご飯を食べてから燕岳、北燕岳までを往復することに。ライチョウに期待しながら。



P1260941 タカネツメクサ。


かわいらしい白い花。



30分ぐらい歩くと頂上に。


P1260952

一応登頂しました。景色全然見えませんが。。


ライチョウを探すも全然見つからない。山荘の人によるとこの頃全然姿を現さないそうで。時期が悪いかな。やはり確実に見ようと思ったら6月20日あたりなんでしょうね。でもその時期は花も蝶も少ないんだよな。どっちかですね。



せっかくなので北燕岳の東斜面のお花畑へ。



P1260967 ハクサンシャクナゲ。

ほとんどのものが終わってましたが、標高をあげるとまだ残ってました。きれいです。



P1260974 ヨツバシオガマ。

まだ開ききってませんね。



P1260982 ミヤマクワガタ。


植物にもミヤマクワガタがあるということはだいぶ前から知ってましたが、見たのは初めて。なかなかきれい。



P1260985 シナノキンバイ。

だと思います。黄色い花も素敵。



P1260987 シロバナタカネグンナイフウロ。


手前の右にある赤紫のはシュロソウでしょう。後ろにはシナノキンバイ。お花畑って感じ。




P1270001 ハクサンイチゲ。

下のセリ科はハクサンボウフウかな?葉を撮ってないのであまりよくわかりませんが。



P1270004 チングルマ。


花は初めて。いつも果穂ばかりで。




P1270011 アオノツガザクラ。


昨日もっと撮りやすい株があったんですが、忘れていたのでやむなくこれを。上から撮っても良さが伝わりませんね。。




P1270013 イワカガミ。


小さいのでコイワカガミと言う方が妥当なのかもしれませんが。




P1270017 コバイケイソウ。


だと思います。花はあまりなかった。




P1270028 コケモモ。


こういう雰囲気って大好きです。高山植物のこのような趣が魅力的。




P1270029 コマクサ群落。


ひたすら霧と雨。厳しい環境です。




P1270035 ホシガラス。


なんかの芽?を食べてます。




結局5年ぶりのライチョウとの再会は叶いませんでしたが、今まで見たことのなかった動植物を見ることができ、満足です。ライチョウ、花、蝶のすべてを同時に見ることは難しいので今後も色んな時期に来たいと思いました。


まあ、蝶や花に関してはもっと楽なとこがあるので来年この時期に高山帯に行けるとしたら、違うとこですかね。燕岳はしばらくいいや。けっこう登りも、雨の中の下りもきつかったし。下りは苦行そのものでした(笑)

北アルプスの自然 PARTⅡ

登山口の標高は約1400m、燕山荘の標高が約2700m。それを4~6時間かけて登る。着いた時の達成感はあるし、疲労感もある。ただそれを上回るのは高山に来たという興奮である。大半のおっさんは旨そうに生中を呑んでるが、私はザックをほっぽり出してその辺散策。



P1260744 コマクサ。

高山植物の女王。馬(駒)の頭に花が似てることから。



P1260751 裏銀座をバックに。

有名な野口五郎岳はもうちょっと左にあるかな。



座り込んで休んでると背後を薄いオレンジ色のチョウが飛んだ。奴だ!!ってことで、人目を構わず追っかける。



P1260782 タカネヒカゲ。


おお、憧れの高山蝶が目の前に(*´ェ`*)


北アルプスと八ヶ岳しかいないうえに、2500m以上のとこしかいないので、苦労しないと見れない。興味ない人ははどうでもいいガとしか思わないだろうが、私は超感動。裏は地味だが、表は薄いオレンジ色。渋い色です。いつかダイセツタカネヒカゲも見に行こう。




P1260787 燕岳をバックにお得意のポーズをとるタカネヒカゲ。


風が吹いたりすると体をぺたっと横倒しにする。まさにこういう写真を撮りたかったんだあ。。



チョウは他にタカネキマダラセセリぽいのやミヤマモンキチョウぽいのやヒメシロチョウ?というのもいたが、いずれも撮影できず。来年はこういうチョウを狙って上高地、蝶ヶ岳、常念岳かな。




P1260817_2 おっ、イワヒバリも近い。


やはりカヤクグリに比べるとでかいですね。いい声で鳴きます。



P1260822 チシマギキョウ。

燕岳と裏銀座をバックに。



P1260844 槍ヶ岳バックのコマクサ。


立入禁止のとこに入って撮ってるわけではないのでご安心を。それなりにきつい体勢でしたが。




P1260865 キバナノコマノツメ。

タカネスミレだと思ってましたが、葉に光沢もないし、本種かと。


E君さまよりタカネスミレの亜種クモマスミレではないかとのご指摘をいただきました。ありがとうございます(2010.8.5.)




P1260869 白いコマクサ。

白い株はこれだけしか見ませんでした。白は白できれい。



P1260878 ミヤマダイコンソウ。

と思います。槍ヶ岳、表銀座をバックに。




P1260887 ホシガラス。

いっぱいいますが、かわいい。



さっきまで晴れてたのに曇ってきた。明日は残念ながら天気悪そうなので写真は今のうち撮っておく。



P1260899 手前の稜線が表銀座。大天井岳や常念岳へと続きます。奥のマッターホルンみたいなのが槍ヶ岳。その下の右のピークが子槍。アルペン踊りの「こやり」ですね。子槍と頂上の間のが孫槍。


稜線を境にきれいに霧が分かれている。だから東斜面はお花畑ができて、西斜面はあまり花はないのだろう。




P1260903 裏銀座バックのチシマギキョウ。

既出ですが、きれいなのでもう一枚。



P1260910 ヤマハハコ。



P1260912 ハクサンフウロ。


Mukagotoranoo ムカゴトラノオ。


だと思います。イブキトラノオと似てて初心者には難しいですが。



P1260916 テガタチドリ。


ハクサンチドリもありましたが、写真撮らず。写真忘れてた花結構あるなあ。ちょっとショック。



もうそろそろ暗くなってきて、寒くなってきた。夏なのにやはり2700mあるとふつうに寒い。


暗いので近くにやってきた。


P1260930 ホシガラス。


こっち向いてるのはピント外してた。。



今日はこんな感じで。明日は天気やばそうだな・・・。まあ、今日良かったから良しとしよう。




<追加>


P1260865


クモマスミレ拡大画像。



2010年8月 1日 (日)

北アルプスの自然 PARTⅠ

今一時的に奈良に帰省中。もうすぐ北海道です。


7/27晩~7/29昼まで信州に行ってました。今回は北アルプスは燕岳に登ることに。北アルプス三大急登と言われるだけあって、軟弱でありがちな生き物屋は皆無。鳥見の世界と同じで登山者は中高年が多い。そんな中カメラをぶら下げた怪しい大学生が三脚や望遠鏡担いで登ってきましたよ。後に後悔することに。縦走もしないのに70Lはいらないし、日ごろ運動しない体に15kgはきつかった。



登山前夜は試験開けとだけあって、サーロインステーキに安曇野ワインと豪華な夕食。夕食後、散歩がてら外灯めぐり。




明るい看板があったのでその辺で探してみる。



Usuiroginmonshachihoko ウスイロギンモンシャチホコ。

横にいるカゲロウとトビケラは未同定。あまり興味なす。




Usuirokagiba ウスイロカギバ。

カギバはいつ見てもいいですね。




Usuobihimeedashaku ウスオビヒメエダシャク。


今夜は薄いの多いですね。




Kurokamikiri クロカミキリ。


なんだこいつ?と思って帰って調べてみるとまさかカミキリの仲間。こんなのいるんだ。



Hosokubitsuyumushi ホソクビツユムシ。


山地性の直翅。特徴的な声を出します。ここは多かった。




P1260465 ゴマフボクトウ。


おっとりしててよい。



P1260475 アカスジシロコケガ。

いわゆるイチゴパフェ。



P1260492 ツノアオカメムシ。

普通にいるけどきれいなカメムシです。



P1260502 カブトムシ。




P1260533 シモフリスズメ。





今夜はこんなところで。




翌朝は晴れて登山日和。本格的な登山は初めてなので気合を入れて6時20分から登り始める。



途中、青系のゼフ(オオミドリとかかな?)が飛んでるのを見るも撮影できず。基本は不毛な感じのどこにでもありそうな登山道。



P1260553_2 ヒメキマダラヒカゲ。


一番多いチョウ。



P1260560 クロヒカゲ。




Ookushihigebiroudomushi オオクシヒゲビロウドムシ?

アカハネムシの類だとは思うんですが、詳しくはわからない。この辺は擬態が多くて。



P1260606 ギンリョウソウ。

ひっそりと佇む姿がいいですね。




こんな感じでいろいろ見てるとそのうち植生が変わってくる。



P1260627 ゴゼンタチバナ。



P1260632 小鳥の巣。

ルリビタキかな?「ルリビタキだよ♪」とあちこちで囀っていたので。サルオガセで作ったお椀形のかわいらしい巣です。手前の斑点がはいった体羽がなんだかわからない。その後ろの先っちょが白くて、他は黒いのは大きさ的にイワヒバリの雨覆だと思いますが。




P1260673 アキアカネ。

いっぱい避暑に来てます。



P1260681 モミジカラマツ。




合戦小屋を超えると視界も開ける。


P1260684 ウソ♂。

鳥って遠いね。



Shirafuhigenagakamikiri シラフヒゲナガカミキリ。


と思います。



Matsushitahimehanakamikiri マツシタヒメハナカミキリ♂?


ピドニアは難しい。B紋はない気がするから本種かな?



P1260709 ウサギギク。



P1260710 まだ1.3kもあるのか・・・



しばらく歩くとやっと目的の燕山荘が見えた。




P1260718 すげー、よくあんな高いとこに建てたなあ。




もういっちょかと思ってると視界に黄色いチョウ。おお!?ミヤマモンキか?


P1260719

残念ただのモンキチョウ。


恥ずかしながら帰るまでミヤマモンキチョウじゃね?って思っていたが、全然違う。


明らかにミヤマモンキっぽいのは山頂付近で後に見ましたが、写真なし・・・。




そうこうするちに燕山荘前に到着!!長かった。目の前はすごいパノラマ。


P1260728 燕岳の山頂を望む。向こうは裏銀座の山々。


これはほんの一部で、実際はもっとすごい景色。私はふだん景色にはあまり感動せずに生き物しか見ない偏った人間だが、このときばかりは心の底から感動した。これが北アルプスか!ってな感じで。



山を絡めた写真は次回。すぐに更新します。

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