与那国 3/27
相変わらず試験勉強な日々。今日もまた徹夜してしまった。徹夜すると私の場合、大体はぁ~っとテンション下がるのだが、今朝は梅雨明け直後とあってきれいな青空。
夏休みが始まる前に八重山も終わらせないといけないので、更新と。
3/27はやっと晴れて、気合い十分。 ミサゴ。
ミト池上空でホバリング。尾羽ボロボロ。
でかめの猛禽が飛んできた。
最初オオノスリか?と思ってましたが、写真見返すとなんかオオノスリっぽくない。ノスリなのかな~。なんか釈然としない。 上面。
これだけ見るとオオノスリっぽいといえばぽいですが。でもノスリなんだろうな、たぶん。よくわかりません。。まあButeo sp.で。
なんか与那国のオオノスリに関してはいろいろ噂を聞きますが、私にはさっぱり。趣味程度の鳥見では限界があります。 シマアジ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、コガモってとこかな。
やはりあまり鳥がいないので、トンボでも見る。昨年は与那国ならではのトンボを見忘れていたので。 コフキヒメイトトンボ♂。
本州とかにもいます。大きさは1円玉よりちょい大きいくらいで、ちっさい。ヒメイトトンボと似てますが、眼後斑がより大きく目立ち、尾部付属器の下付属器が上付属器よりも長い。 アオナガイトトンボ♂。
これこそ日本では与那国のみに分布。海外では広く分布。水色がきれい。 アカスジベッコウトンボ。
これも国内では与那国ぐらいしかいない。2006年から確認後、定着。今年は西表島でも見つかったようで、分布が北上しそうな気がします。 リュウキュウベニイトトンボ。
本州のベニイトトンボに似てますがちょっと大きい。 アカナガイトトンボ♀(おそらく)。
アオナガイトトンボと同じとこにいましたが、大きかったので本種かと。
見れるトンボは大体見れたので移動。 アオジ。
頭頂部が褐色で、顔もなんか亜種アオジとは違う雰囲気。亜種アオジの♂1sとか換羽中とかなのかもしれないが、亜種カラアオジの可能性も。よくわかりません・・
もうなんか鳥って他の生き物とは違った難しさがある。それを突き詰めることを面白いと思うか、めんどくさいと思うかは人それぞれであろうが、私はどちらかというと後者。捕まえて遺伝子調べないとやはり断定は。 ヨナグニサン♀の最期。
まだ死んでませんが、産卵も終えてあとは土にかえるだけ。 クロアゲハ(無尾型)。
どの程度のものを無尾というのかあまりよくわかりませんが、これはOKっぽい。撮ってるときは気付きませんでした。。何気に初めて。
宇良部岳山頂へ。 ヨツモンミゾアシノミハムシ。
長い名前・・ オオミドリサルハムシ。
ちょーメタリックはむし。
シロミスジはいたが、写真撮れず。。
なんだこの細かい縦斑のあるジョウビタキは!?と思いましたが、たぶん水浴び後なんでしょうね。近くに川とかないですが。
でもなんかやけに黒っぽいのでクロジョウビタキ♀かも。上面が写ってないし、見れませんでしたが、そんな気がしてきました。うーん、もっとよく見ておけば良かった。
鳥って難しいし、珍鳥いないし、同行者が臭蛇見たらしいのでそっちへ。
満田原をうろつくこと数十分、同行者が「おった、おった!」と。 ヨナグニシュウダ。
やったー、これで与那国で見たかった生き物大半見れた~。鳥以外は(# ̄З ̄)
ミヤラヒメヘビは最初から諦めていたのだが、帰ってから探し方を知ったのでちょっと後悔。また次の機会ですね。
なぜだか皮膚がごわごわしていて、あの素晴らしいオリーブ色の鱗と白い模様が全然ない。脱皮前なのか寄生虫かなんかに侵されているのか?あまりヘビの健康状態に詳しくないのでなんとも。
同行者が午前中にきれいな個体を見ていたので少々惜しいですが、まあ出会えただけでも良しとします。
ヘビの撮影って難しい。私には無理だ。で、無理するから・・ いってーー(汗)
調子乗りすぎて噛まれました(;´д`)。まあ、無毒なのを知っていて至近距離で撮ってたのが悪いんですが。シャッターを押す人差し指をガブリと(笑)
結構流血していて同行者をビビらせちゃいましたが、あまり痛くはない。針で刺すようなもんですから。大型犬に甘噛みされた時の方がよっぽど痛かった。
怒らせてごめんよ。
悪意に満ちた眼差し。。と蛇嫌いの人は思うでしょうが、私はこの顔をなんとしてでも見たかった。だって、眼窩上隆起的な(正式な名称知りませんが)ものが発達していて、吻が突き出ていてなんだか猛禽類、特にワシに似てません?
かなり疲れさせてしまったので撮影は切り上げる。シュウダには申し訳なかったが、噛まれた後、視覚以外に痛覚も味わい、なんだかテンションが上がってしまった。触れ合ったわけではないが、同じような感覚の充実感。嬉しくてH大の蝶屋さんに噛まれた指を自慢してしまった(^ ^; 相当の変人ですね。。
またいつかきれいな個体に遭遇してみたい。 ヨナグニモリバッタ。
小浜島や波照間島にもいるようですが、やはり与那国で見ないと。
日が暮れるまでちょくちょく移動する。 カラムクドリ(上が♂、下が♀)
どなんの風景。北牧場突端から空港方面を望む。
トンボを見たとこへまた行ってみる。 タメトモハゼ。
日本で2番目くらいに大きいハゼ。この個体でたぶん25cmはありました。
でかかったのでホシマダラハゼかなと思いましたが、第二背鰭の縁が白いのと、胸鰭の基部が黄色だったのでタメトモハゼでしょう。なんかゴシキタメトモハゼとか同属の別種も記録されてるようなので断定できないのかもしれませんが。
この日は相変わらず鳥はいなかったが、他の生き物をよく見れたので満足。鳥屋的には面白くない島も見方を変えれば、素晴らしい生き物が息づく独特な島。
鳥以外も知っていて良かったと実感した一日だった。
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