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2010年5月 1日 (土)

駒鳥

コマドリ(Japanese Robin/Erithacus akahige akahige



誰しも美しい記憶というものを持っていると思う。誰にも侵されたくない過去の記憶。



私も様々なそういった記憶を持っているが、鳥に関しての一番のものはコマドリだ。




私とコマドリとの出会いは

6年前(15歳)―家族旅行で訪れたGWの信州で朝の陽光に輝きながら針葉樹のてっぺんで囀るコマドリを初めて見る

5年前(16歳)―GWの舳倉島で餌付けされた♀を見る

4年前(17歳)―受験生のため見ず

3年前(18歳)―また受験生

2年前(19歳)―大学入学するも見ず

1年前(20歳)―GWの三宅島で亜種タネコマドリを見る





このなかで美しい記憶というのは当然一番昔の記憶。最高の初見だった。鳥屋や撮屋なんてだれもいない山の中で、川を挟んで向こう岸の針葉樹のてっぺんで長時間にわたって♂のコマドリが囀っていた。買ったばかりのスコープでじっくりその美しい姿を目に焼き付けた。彼の囀りは谷に響き渡り、私を魅了した。鳥を見て心の底から感動した最初の瞬間だった。




私は初見のパターンやシチュエーションを大切にしたいと思っている。QOL(“Quality Of Lifer”)とでも言おうか。人それぞれであろうが、私はいい初見というのは以下のような条件だと思う。

・自分で見つけたとき

・自分一人あるいは本当に信頼でき腹を割って話ができるような人と一緒に見たとき

・周りの環境が良好なとき

・じっくり見れたとき





はっきり言って情報を頼りに見に行って、お目当ての鳥が見られても安堵感しかない。“QOL”は0に等しい。ただ、私も鳥屋なのでそういった情報を無視するわけにはいかない。わかっていながら見る。





そういう葛藤や諦めの多い最近の鳥見の中で久しぶりにいい鳥見をしてきた。鳥を見て心の底から癒されたのは本当に久々である。






昨日の朝、6年前と同じ場所、同じ時期、同じ時間に同じ鳥に再会してきた。同じ個体とまではいかないだろうが、6年前よりもいい条件で見ることができた。その様子が上の動画。あまり質は高くないが、雰囲気はわかると思う。


嬉しかったのは6年前と環境がほぼ変わってなかったところ。これからもずっとこのままでいてほしい。

Dscn3467

静止画。今の時期は姿が見やすい。

Dscn3466

囀り。

またいつかいい機材をそろえて再会し、綺麗に撮影したい。

癒しの鳥見はこれまで。数日後からは真剣に鳥屋として鳥を見つけよう。

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